太田述正コラム#9758(2018.4.12)
<皆さんとディスカッション(続x3675)>

<太田>(ツイッターより)

 「女性記者に 財務省トップがセクハラ発言…」
http://news.livedoor.com/article/detail/14564113/
 「カジノで106億円熔かして服役、大王製紙前会長のオーナー経営者論…」
http://www.msn.com/ja-jp/news/money/%E3%82%AB%E3%82%B8%E3%83%8E%E3%81%A7106%E5%84%84%E5%86%86%E7%86%94%E3%81%8B%E3%81%97%E3%81%A6%E6%9C%8D%E5%BD%B9%E3%80%81%E5%A4%A7%E7%8E%8B%E8%A3%BD%E7%B4%99%E5%89%8D%E4%BC%9A%E9%95%B7%E3%81%AE%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BC%E7%B5%8C%E5%96%B6%E8%80%85%E8%AB%96/ar-AAvGZ5F?ocid=ientp#page=2
 6年次(年齢は5年次?)違いで、成績は恐らくピンとキリなんだろうが、どっちも、東大法卒で、ぶっ飛び破廉恥武勇伝の主となる。

<WlQZj872>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

 「ハリル解任、背景に本田圭佑ら5人からの「直訴メール」・・・」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180411-00540640-shincho-socc
 これが、所謂、太田コラムでいう「下克上」というやつですかな。

<FKK>

 40年以上記憶から消えていたスタンフォード留学時代のある事を思い出したので、メールしました。
 普段あまり映画を見ないのですが、映画好きの妻から私が知っている時代の映画だからと言われて、「ペンタゴン・ペーパーズ」を見てきました。
 スティーブン・スピルバーグ監督、メリル・ストりープとトム・ハンクスが主演。
 中身はまったく知らなかったのですが、これが1971年にニクソン政権とアメリカ政府の対ベトナム方針を揺るがした「エルズバーグ機密漏洩事件」の映画なんですね。
 ニクソン大統領は私がスタンフォードに着いてから数か月後に弾劾裁判必至(ウォーターゲイト事件)となって辞任しましたが、その数年前のこの事件も大きなものでした。
 映画はニクソンとワシントンポストの息詰まる攻防で2時間があっという間に過ぎます。
 (ところで、今はトランプ大統領の弾劾もささやかれています。)
 で、スタンフォードの話。エルズバーグが機密文書を持ち出したランド・コーポレーションはアメリカの国防のみならず重要な分野を研究する大シンクタンクですが、ここの総裁だったハリー・ローエンは責任を取ってランドを去ります。
 で、その後でスタンフォード大学のビジネススクールの教授で迎えられました。
 ちょうど私たちがビジネススクールにいたころです。
 アメリカ一流の知性で、しかもマスコミにその数年前に大きく取り上げられたローエン教授でも、実学重視のビジネススクールの学生はあまり関心を持ちません。
 この教授に関心を持ったのが太田さん。
 私は太田さんから、この教授の講義は面白いと聞いて、受講して単位を取ることにしました。
 でも、クラスは二桁にやっと行くかどうかの人数でした。
 講義はビジネススクールの技術を覚えるものではないかも知れないけど、大きなキャリアーを目指す人に役に立つものでしたよ。
 試験問題で、当時進行中だった米ソ戦略核兵器制限交渉について、「大統領に対するアドバイスをA4一枚に書け」というのがあったかな。
 ローエン教授は、数少ない受講生をアサートン(多分)の自宅に招いて、パーティをやってくれました。
 色々なチーズが出てワインを楽しむ、というものでした。
 私はその頃、ガロン単位の安ワインしか知りませんでしたが、ここのワインとチーズはいかにも上品そうでした。
 太田さん、覚えていますか。

<太田>

 当時の日本の官界で一世を風靡していた科学的予算編成方式を米国防省で始めた、ローエンやエントーベンがスタンフォード・ビジネスの教授になっていたことを知り、両者の授業をとったことは覚えていますが、それ以外は、全て忘れています。
 ローエン宅でのパーティ、私も参加してました?

<FKK>

 ローエン教授の自宅はアサートンの手前のメンロパークだったのかも知れません。
 チーズとワインのパーティは鮮明に記憶にありますが、太田さんが一緒だったかどうか。私は太田さんから聞いて受講したので、もしかしたら太田さんより一学期遅い別のクラスの講義だったのかも知れません。
 エントーベンも名前を思い出しました。
 こちらは講義を取っていません。
 ローエン教授の講義は、遊び呆けていた私がまじめに出席した数少ない講義でした。
 映画では、ワシントンポストの記者がランド総裁のハリー・ローエンに電話してエルスバーグに迫っていくところがあり、そこから全く忘れていたローエン教授の記憶がよみがえってきたものです。

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 羽生竜王と佐藤名人の名人戦第一局中継を見ているのですが、(この前藤井六段が勝った対局もそうでしたが、)解説者が参照する将棋ソフトに比べれば、両対局者とも、アマチュアに見えてしまい、無残なことよ、なおかつ、生業としてそんな自分達の姿を晒し続けるのも無慙なことよ、と思い続けています。
http://live2.nicovideo.jp/watch/lv312083642
 <羽生竜王の棋士生命が延びたのも藤井六段が若くして台頭したのも、将棋ソフトで勉強したおかげであるわけだが・・。↓>
 「羽生善治二冠&藤井聡太六段、2人の天才が「将棋の常識を変える!」・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/taishu_58800/

 安部チャンよりもバッカモンの政治家がいるんだな。↓

 「亀井静香氏、加計問題に「国民は興味持ってない」 「首相案件」報道をバッサリ・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/14563501/
 <どんなにげんなりさせられても興味持たざるをえんわさ。↓>
 「首相秘書官が夫人付職員に電話 森友問題、首相認める・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e9%a6%96%e7%9b%b8%e7%a7%98%e6%9b%b8%e5%ae%98%e3%81%8c%e5%a4%ab%e4%ba%ba%e4%bb%98%e8%81%b7%e5%93%a1%e3%81%ab%e9%9b%bb%e8%a9%b1-%e6%a3%ae%e5%8f%8b%e5%95%8f%e9%a1%8c%e3%80%81%e9%a6%96%e7%9b%b8%e8%aa%8d%e3%82%81%e3%82%8b/ar-AAvKZb3?ocid=iehp
 「加計問題への関与を否定、安倍首相「相談や依頼一切ない」・・・」
http://blogos.com/article/289770/
 「安倍政権がはまった「公文書疑獄」の底なし沼 「天網恢恢疎にして漏らさず」との声も ・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e5%ae%89%e5%80%8d%e6%94%bf%e6%a8%a9%e3%81%8c%e3%81%af%e3%81%be%e3%81%a3%e3%81%9f%ef%bd%a2%e5%85%ac%e6%96%87%e6%9b%b8%e7%96%91%e7%8d%84%ef%bd%a3%e3%81%ae%e5%ba%95%e3%81%aa%e3%81%97%e6%b2%bc-%ef%bd%a2%e5%a4%a9%e7%b6%b2%e6%81%a2%e6%81%a2%e7%96%8e%e3%81%ab%e3%81%97%e3%81%a6%e6%bc%8f%e3%82%89%e3%81%95%e3%81%9a%ef%bd%a3%e3%81%a8%e3%81%ae%e5%a3%b0%e3%82%82/ar-AAvMAZF?ocid=iehp#page=2
 「石破氏「友達で便宜なら、行政に信頼置けない」・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20180411-OYT1T50114.html?from=ytop_ylist
 「小泉<進次郎>氏「注釈なし、会ってないと言い切れない」・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20180411-OYT1T50106.html?from=ytop_ylist

 CSM、トチ狂ったか、反原発の菅元首相を大きく取り上げただー。↓

 How Fukushima turned a nuclear advocate into an antinuclear champion・・・
https://www.csmonitor.com/World/Europe/2018/0411/How-Fukushima-turned-a-nuclear-advocate-into-an-antinuclear-champion

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <人民網より。
 人民を、習ちゃん、ご指導。↓>
 「エサをやり終えたら無くなったことをアピール!奈良のシカ「指南」・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0411/c94689-9448088.html
 <日中交流人士モノ。↓>
 「東京で「四川フェス2018」が開催 「麻辣旋風」巻き起こす・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0411/c94689-9448089.html
 「福田康夫元首相「中国が開放すればするほど、世界に利益をもたらす」・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0411/c94474-9448054.html
 <ここからは、サーチナより。
 トイレ大作戦、まだ継続中。↓>
 「日本人が使用済みのトイレットペーパーを「ゴミ箱に入れない理由」がわかった・・・」
http://news.searchina.net/id/1657103?page=1
 <今日頭条記事の引用かどうか不明だが、やや目新しい材料。↓>
 「・・・記事は、日本と中国で根本的に違うのは「日本は勉強だけが唯一の道ではない」ということであり、勉強が苦手な子どもでも日本には他に成功の道が存在し、努力次第で豊かな暮らしができる環境があることだと指摘。勉強が得意であることに越したことはないが、日本では仮に勉強が苦手でも人並みの生活が保障されているという点が中国との違いであるとし、こうした保障がない中国では自然と競争が熾烈になってしまうことを強調した。」
http://news.searchina.net/id/1657158?page=1
 <今後、爆発的に増えるかもよ。↓>
 「・・・今日頭条は・・・高校から日本に留学することの5つの利点を紹介する記事を掲載した。
 記事がまず挙げているのが「入学が容易なこと」だ。卒業証明書の提示も日本語能力も問われないことが多いため入りやすいという。2つ目は全寮制の高校を選べば管理が行き届いているので「安全」であること。3つ目は高校を出てから日本に来るよりも「日本語の上達が早いこと」だ。完全に日本語の環境になるのが留学の強みと言えるだろう。そのうえ、日本の高校では英語も必須なので、日本語も英語も学べるとした。
 残りの2つは、欧米と比べて有利な点を指摘。日本の場合、高校から留学すれば「大学進学」できる可能性が欧米と比べて高いという。留学生が日本語を学びながら大学進学を目指せるように指導している学校もあると紹介した。最後の点は、「経済的で近い」ことを指摘。欧米と比べると約半分の資金で留学が可能で、ビザの取得も容易なうえに地理的にも近いので、子どもに気軽に会いに行けると魅力を紹介した。
 記事は最後に、日本の高校に入りたい中国の若者とその親に対して、まずは中国の高校に進学してから1年以上日本語を学んでおき、日本の高校に入りなおすのがお薦めだとした。」
http://news.searchina.net/id/1657169?page=1
 <師の師に大敬意。対日歴史認識転換の含意も。↓>
 「・・・今日頭条は・・・この新幹線の生みの親、十河信二氏を紹介する記事を掲載した。日本で最高の鉄道を作り、国のために尽力したのに、日本国民に罵られた人として紹介している。
 記事は、国の発展には新幹線がどうしても必要だという信念を貫いた同氏に感心しているようだ。まずは当時、新幹線がいかに先進的な交通機関だったかを伝えた。開業当時の営業最高速度は時速210キロだったが、中国は1997年の時点で最も速い鉄道が時速140キロ台に過ぎなかったという。
 しかも、日本が新幹線を建設したのは戦後十数年しか経っていないころだったことも指摘。十河氏は中国とも関連があり、かつての満州で鉄道を担当していたという。鉄道の速度は時速40キロ前後が普通だった当時の中国で、時速130キロで走る中国東北地方初の鉄道を作る計画や、鉄道というのはサービス業であるとの理念から車内にロシア人の接客係を用意し、さらには、東京ー北京間の線路の建設まで構想するほど、先進的だったと称賛した。
 記事によると、戦後に国鉄総裁となった十河氏の新幹線建設構想はあまりに先進的で、日本国内で受け入れられなかったという。主な理由は、戦後の日本も米国同様、鉄道は斜陽産業と見なされていたこと、自動車が普及し始めていたこと、新幹線の建設には膨大な予算が必要だったことがあるというが、同氏は建設費用を少なめに見積もって国会審議を通し、その後不足分を追加の予算で賄い、「世界銀行までだまして」予算を獲得したと説明した。
 しかし、建設予算超過のため国鉄総裁の再任とならなかった十河氏は、新幹線の開業に立ち会うこともできなかったと記事は紹介。日本経済に貢献しながらも、新幹線の開業に立ち会えなかったことに疑問を呈し、もし新幹線がなかったら日本は今どうなっているだろうかと問いかけて結んだ。」
http://news.searchina.net/id/1657175?page=1
 <使いまわし記事。↓>
 「日本の中華料理には驚かされる! 「中国のとは結構違う」・・・」
http://news.searchina.net/id/1657145?page=1
 <ここからは、今日頭条記事以外の引用。
 ここまで褒めてくれるとは・・。↓>
 「中国メディア・東方網は・・・「中国サッカー・スーパーリーグで最も歓迎された日本人監督が指導者人生を終えた」とする記事を掲載した。紹介されたのは、中国の杭州緑城で監督を務めたことがある、元日本代表監督の岡田武史氏だ。
 記事は、「中国スーパーリーグの土壌に日本人の選手やコーチはほとんど見られない。しかし、多くの中国サッカーファンに深い印象を残した日本人監督がいる。それは、杭州緑城の元監督である岡田氏だ。彼を知らないという人はおそらくいないだろう。プロ意識を持った外国人監督だった」とした。
 そして、岡田氏の中国サッカーに対する貢献ぶりについて触れ、2011年末に杭州緑城の監督となり、2シーズン監督を務めた後、杭州緑城のユース育成事業を担当したと紹介。「緑城にやって来た当初、自ら減給や罰金を申し出た。そして、試合中にある選手がピッチ上で仰向けになって時間稼ぎをしているのを見て、試合後にこの選手を叱りつけたのだ」としている。
 さらに、「杭州緑城のサポーターたちは岡田先生がユース育成において残した素晴らしい貢献を永遠に忘れない。ユース体系のしっかりとした基礎を作ったのだ」としたうえで、岡田氏が以前に「自分にとって、チームの規律は家の基礎を作るようなもの。しっかりした基礎ができていなければ、上の部分がどんなにきれいでも最終的には崩れてしまう」と語ったことを伝えた。
 記事は最後に、「彼は、日本人の優れた点をすべて体現してくれた。そして、時としてドイツ人よりも高いプロ意識と厳しささえ見せてくれたのだ」と結んでいる。」
http://news.searchina.net/id/1657093?page=1
 <スゴイ! 習ちゃん、日本型政治システム継受、本格再開へ?↓>
 「中国メディア・東方網は・・・「国産アニメと日本アニメの間にある、本当の差はどこにあるのか」とする記事を掲載した。
 記事は、中国アニメと日本アニメの間にある差について、3つの点を挙げて論じた。まず1つ目として、「中国人の多くが、補助金を目当てにアニメに従事しており、プロ精神やアニメに対する愛情が不足している点」を挙げている。
 2つ目は、思想の問題だ。「中国はこれまで保守的な思想を守り続けてきた。この思想は必然的に限界性や思考上の盲点を作ることになる」と指摘し、この保守的思想を改めるには、今から全力で変えようとしても100年、200年はかかるのではないかとした。
 そして3つ目は、政治に関するテーマを自由に扱えない点である。「国の神経を刺激するようないかなるテーマも、われわれは根本的に作品の中で表現することができない。社会を風刺することなど、なおのことできないのである」と論じた。さらに、「アニメ作品はさておき、ネット上のコメントですら特定の言葉が遮断されるのだから、救いようがない」とまで指弾している。
 記事は、「上述した3つの点は、実際は中国のアニメ産業だけの問題ではなく、中国のソフトパワー全体のボトルネックになっている。わが国が唯一得意なのは古代文化しかなく、それゆえアニメ産業もみんな仙人だの妖怪だの武侠などばかり。武侠小説や西遊記を何度も何度も繰り返して題材にするのは、本当につまらないと思わないか」と結んだ。」
http://news.searchina.net/id/1657137?page=1
 <対日歴史認識転換にも積極的に乗り出した?↓>
 「中国共産党青年団中央の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウントは・・・日本人女性が江蘇省南京市で市民に道を尋ねたらどうなるかを実験した動画を紹介した。
 動画では、日本人だという1人の女性が、片言の中国語でさまざまな人に道を尋ねている。紹介された市民はみな快く道を教えてくれた。そして、女性がある中年男性に、「私は1人で日本から来たのですが、南京では誰も助けてくれないと思っていました」と話すと、この男性は「あなたが日本人だからといって、南京大虐殺があったからといって、今の南京人のほとんどは日本人だから助けないなんて考えは持っていないよ」と答えている。
 また、別の中年女性は、「南京人はとても友好的。日本人だからといって、危険な目に合わせるようなことはしない」と回答。「すごく嫌いでもないし、すごく好きでもない」という人もいたが、「恨んでいる」、「憎んでいる」と答えた人は動画の中ではいなかった。
 動画に出てくる高齢者たちは、「日本人も中国人もみんな友好的。市民はみんな友好的なのだ」、「悪いのは、一部の人たちだ」、「われわれは歴史を追究したりしない。でも、歴史を忘れることはない」と語っている。
 この動画を見た中国のネットユーザーは「なぜか見てると涙が出てきた」、「歴史を忘れないということは、永遠に恨むことではない!」、「南京人は日本人を仇のようには思っていない」など、市民の態度を称賛する意見が数多く寄せられた。しかし一方で、「このような実験に意味があるのか」との懐疑的な見方をするユーザーも少なからず見られた。」
http://news.searchina.net/id/1657138?page=1
 <習ちゃん、年齢意識転換を促す。↓>
 「中国メディア・捜狐は・・・日本人が考える「高齢者」の年齢が60歳を大きく上回っていたことが明らかになったと報じた。
 記事は、「中華人民共和国高齢者権益保障法」によれば、中国では一般的に満60歳以上の人を高齢者と称することになっていると紹介。そのうえで、日本の研究機関が昨年10月に行った「何歳からが高齢者か」についてのアンケート調査で、平均で64.2歳という結果になったと伝えた。・・・」
http://news.searchina.net/id/1657141?page=1
 <定番だがよくまとまっている。↓>
 「・・・中国メディアの教育信息化はこのほど、日本は地震が頻発する国だけあって、国民に対する災害に関する危機意識と防災の知識の周知徹底が行われていると紹介し、そこには中国が学ぶべきことも多いことを伝えている。
 記事は、自然災害の多い日本では災害対策基本法をはじめとする法律の整備や防災の日の制定、防災に関する知識の周知徹底など、長年にわたって国民が災害から身を守るための教育や防災文化の醸成が行われていると紹介したうえで、日本では「災害発生時は自分の身は自分で守る」ことが基礎的な考えとして存在するがゆえに、知識の周知が重要なのだと論じた。
 続けて、日本で地震発生時に見ることができるのは「慌てずに秩序を保ちつつ、避難する人びと」の姿であり、混乱して逃げまどう集団は見られないと指摘。日本人は災害発生時にすべきことを知っているから混乱することがないのだとの見方を示したうえで、こうした知識の周知徹底に大きな役割を果たしているのが学校であり、日本では小学校のころから避難訓練や防災訓練が行われていることを紹介。それゆえ、日本では子どもの時点で一定の防災意識が形成されており、教師の一声で机の下に潜るなど、冷静に行動することができるのだと強調した。」
http://news.searchina.net/id/1657177?page=1
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太田述正コラム#9759(2018.4.12)
<眞壁仁『徳川後期の学問と政治』を読む(その35)>

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