太田述正コラム#9774(2018.4.20)
<皆さんとディスカッション(続x3683)>

<太田>(ツイッターより)

 死の直後に自分の名前が付けられることになる症候群を1944年に発見した、アスペルガー博士・・ナチスへの協力を拒否したためゲシュタポに逮捕されたと証言していた・・が、戦時中にナチスに協力し、自分の患者の児童達をウィーンの安楽死施設に送り込んでいたことが分かった。
http://www.bbc.com/news/world-europe-43820794

<3DURyT5P>

 太田さん、最近日本の「独立」諦めかけてません?
 最初の頃よりも元気が、、、、
 属国が今後どのように衰退して行くかをコメディを見るような感じで楽しみながら見ていた方がいいってことかな、何の力も持たない平民は。

<太田>

 習ちゃん率いる中共当局、という、頼もしーい、志を同じくする助っ人がいることに気付いた頃から、かなり気が楽になったことは確かかも。
 彼らにさえできなけりゃ、私ができなかったとしても当然だってね。
 まさに、後は、あなたを含む日本国民の自覚にかかっているんですがねえ。

<山本>

 Topと掲示板だけssl保護されない理由がわからない。
https://gigazine.net/news/20180418-google-chrome-66/
https://www.ohtan.net/
https://www.ohtan.net/board/bbs/

<豊丘時竹>(2018.4.19)http://d.hatena.ne.jp/toyotoki11/20180419

 –属国は頭から腐る–

 ・・・国民も腐ってるから、頭が腐ってることが分からないということなのだろうか。
 分かっていてあきらめてるのだろうか。
URL;https://www.ohtan.net/blog/archives/10336

<Toshi>(同上)

 太田さんの同門の米山さんは先輩の真意を汲み取れるだけのインテリジェンスをお持ちでしょうかねえ。
 あ、米山さんは理IIIだから厳密に言えば同門じゃないんですね(笑)。

<太田>(同上)

 インテリジェンス云々以前の話ですが、彼は正直な人間であって、経産省の柳瀬君や財務省の福田君のように、明白な嘘を笑みを浮かべながらつき続ける人間の屑達に比べれば、遥かに遥かにまともでしょうね。

<Toshi>(同上)

 御意。
 「米山隆一の10年先のために(http://www.election.ne.jp/10840/ )」を通読して自分の浅薄さを反省。
 件の橋下、松井、石平各氏とのやり取りを再検証すると、あの豪胆なルックスとは裏腹の理路整然とした論調。今回の件、公職としては多少脇が甘い気もしますが、これで「失脚」するのは惜しい気がします。

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 まず、福田君関係。↓

 「テレ朝が明らかにした福田次官セクハラの「全貌」 それでも否定を貫く・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/14600837/
 「セクハラ「福田次官」辞任 直撃取材「一問一答」を全公開・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/14602401/
 <有料記事で、カンジンな部分が読めないが・・。↓>
 「財務次官辞任 発言、福田氏再度否定 識者「地金出た」・・・」
https://mainichi.jp/articles/20180419/dde/041/010/037000c
 <今回の事件の本筋とはほぼ無関係な二つのことが書かれている・・彼のマルチタスク能力と上から目線・・が、どちらも、その通りだ。↓>
 「能力が高すぎた福田事務次官の“悲劇・・・」
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/174784/041900140/?n_cid=nbpnbo_ml

 福田君関係から派生したハナシ。↓

 「テレビ朝日“セクハラ”財務省に抗議文提出・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/14603329/
 「最強官庁の傲慢と「女」使うマスコミの時代錯誤・・・」
http://blogos.com/article/291595/
 「セクハラ醜聞が暴いた「不健全な取材」の実態 高官取材へのメディアの姿勢も問われている・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E3%82%BB%E3%82%AF%E3%83%8F%E3%83%A9%E9%86%9C%E8%81%9E%E3%81%8C%E6%9A%B4%E3%81%84%E3%81%9F%EF%BD%A2%E4%B8%8D%E5%81%A5%E5%85%A8%E3%81%AA%E5%8F%96%E6%9D%90%EF%BD%A3%E3%81%AE%E5%AE%9F%E6%85%8B-%E9%AB%98%E5%AE%98%E5%8F%96%E6%9D%90%E3%81%B8%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%81%AE%E5%A7%BF%E5%8B%A2%E3%82%82%E5%95%8F%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B/ar-AAw2K5J?li=BBfTvMA&ocid=ientp#page=2
 「テレ朝記者のハニートラップ臆測に玉川徹氏が猛反論・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/14605140/
 「財務省「10年立ち直れぬ」…往生際悪いの声も・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20180419-OYT1T50135.html?from=ytop_main2
 <同じ姿勢を、安倍チャンや麻生副総理に対してもやんなよ。↓>
 「福田次官vs.産経新聞 スクープ、否定、更迭までの「攻防」を熟読する ~異例の展開と、産経「怒りの正論」・・・」
http://blogos.com/article/291790/

 今度は、柳瀬君関係。↓

 「愛媛県職員らの官邸訪問、伝達メール存在 ・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E6%84%9B%E5%AA%9B%E8%81%B7%E5%93%A1%E3%82%89%E3%81%AE%E5%AE%98%E9%82%B8%E8%A8%AA%E5%95%8F%E3%82%92%E4%BA%8B%E5%89%8D%E9%80%A3%E7%B5%A1-%E6%96%87%E7%A7%91%E7%9C%81%E3%80%81%E5%86%85%E9%96%A3%E5%BA%9C%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB%E7%A2%BA%E8%AA%8D/ar-AAw3Gtk?li=BBfTvMA&ocid=ientp

 次に、安倍チャン関係。↓

 <米中のせめぎ合いの中で、双方から日本が熱烈ラブコールを送られてるからこその安倍チャンの選出なんだろが、その日本の代表が彼であることの恥ずかしさよ。↓>
 「米誌タイムは19日、毎年恒例の「世界で最も影響力のある100人」を発表し、・・・日本からは安倍晋三首相とソフトバンクグループの孫正義会長兼社長が入った。・・・」http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E7%B1%B3%E8%AA%8C%E3%80%81%E5%BD%B1%E9%9F%BF%E5%8A%9B%E3%81%82%E3%82%8B100%E4%BA%BA%E9%81%B8%E5%87%BA-%E9%8A%83%E8%A6%8F%E5%88%B6%E4%B8%BB%E5%BC%B5%E3%81%AE%E9%AB%98%E6%A0%A1%E7%94%9F%E3%82%89%E3%80%81%E5%AE%89%E5%80%8D%E6%B0%8F%E3%82%82/ar-AAw3Y1Z?li=BBfTvMA&ocid=ientp
 <あんまりにもオソマツで・・。↓>
 「首相の訪米団に安倍昭恵夫人の監視役 自由行動一切ない・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/postseven_668177/
 「自民・船田氏–「首相3選、赤信号に」・・・」
https://mainichi.jp/articles/20180420/k00/00m/010/143000c

 ガツカリ。↓

 「愛子さま学習院内部進学へ 東大説囁かれるも受験クラス入らず・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/joseijishin_d34047/

 FTが渡辺直美のインタビュー記事を掲げた。
 FTが日経傘下じゃなきゃ、もっと拍手するんだが・・。↓
https://www.ft.com/content/bb0e1234-4246-11e8-93cf-67ac3a6482fd

 ウソ。↓

 「文大統領「北朝鮮が完全な非核化の意志を表明した・・・在韓米軍の撤収など、米国が受け入れられない条件は提示もしていない」・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/04/20/2018042000867.html
 <むろん、求めらあ。↓>
 「【社説】北は在韓米軍撤収を求めるのか、求めないのか・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/04/20/2018042000848.html

 文大統領が財閥潰しに乗り出したってことだろ。↓

 「紙コップ一つで…大韓航空への家宅捜索に「やり過ぎ」の声–「会議中の水かけ」 大韓航空専務パワハラ騒動で本社に家宅捜索–「ドルイドキングの捜査は適当なのに…」・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/04/19/2018041903195.html?ent_rank_news

 聖書に関連するこういったディープな歴史に関心のある人向き。↓

 How Mice May Have Saved Jerusalem 2,700 Years Ago From the Terrifying Assyrians・・・
https://www.haaretz.com/archaeology/.premium.MAGAZINE-how-mice-may-have-saved-jerusalem-2-700-years-ago-from-the-assyrians-1.6011735

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <人民網より。
 日中交流人士モノ。韓国を入れたのが新しい。↓>
 「中日韓三国協力国際フォーラムが東京で開催・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0419/c94474-9451412.html
 <日本讃嘆モノ。↓>
 「日本の研究チーム開発の香りを可視化する「かおりカメラ」・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0419/c94689-9451432.html
 <日本に倣えモノ。↓>
 「ロボットが介護 高齢化の日本にはやむを得ない選択・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0419/c94476-9451430.html
 <広義の日本へ行けキャンペーンモノ。↓>
 「沖縄県ではしかが流行、旅行キャンセル相次ぐ・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0418/c94475-9451139.html
 <ここからは、サーチナより。
 日中交流人士たる一人の日本人礼賛。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本の女性芸術家が中国の切り紙を10年学び、日本に帰って自分の境地を作り上げた」とする記事を掲載した。
 記事は、「中国には多くの伝統文化がある。それは漢字を始め、われわれの生活文化のさまざまな部分に及ぶものだ。切り紙もそのうちの1つであり、そこには中国の歴史文化の遺伝子が組み込まれている」としたうえで、1人の日本人が中国で切り絵を学びにやって来て、そこから新たな切り絵の芸術スタイルを生み出したのだとした。
 そのうえで、日本のある女性芸術家による切り絵作品を写真で紹介。「この日本人の女性切り紙芸術家は、中国で10年間かけて各地の民間切り紙芸術家を尋ね、彼らが持つ様々な技巧を学んだ。しかし彼女は、その技巧をそっくりそのまま真似ようとしたのではなく、自らの作品の中で大きなアレンジを施したのである」と説明した。
 紹介された作品の数々は、通常の切り絵に比べるといずれも非常に線が細く、緻密さと繊細さが伝わってくる。記事は「彼女の作品の多くは彫刻刀を用いており、ハサミを使うことは少ない。そうすることで細かい部分をよりうまく処理することができるのだという。そして、作品には彼女自身のアイデアが表されており、もはや中国の伝統的なものという要素は見当たらないのである。使う材料も多くが白い紙であり、中国の切り紙に特徴的な赤い紙を使うことは少ない。ここも中国伝統の切り紙との違いが出ている」としている。
 記事は「その精緻さゆえに、1つの作品を完成させるのにかなりの時間がかかるという。最も細かい隙間ではたった1ミリメートルだという。彼女の技巧に敬服しないわけにはいけない」と評している。」
http://news.searchina.net/id/1657792?page=1
 <使いまわし記事。↓>
 「中国と違って「日本のマンホールの蓋は危険どころか、こんなに美しい」・・・中国メディアの虎嗅・・・」
http://news.searchina.net/id/1657696?page=1
 <定番。↓>
 「これが文明国なのか・・・日本で「文明国とは如何なる存在かを知る」・・・香港メディアの鳳凰網・・・」
http://news.searchina.net/id/1657704?page=1
 <「客観」記事。↓>
 「中国メディア・環球時報は・・・日本に存在するユニークな法律や条例について紹介する記事を掲載した。記事は「法律は、社会のメンバー全体に対する拘束力を持つものであり、各民族や国の文化的、歴史的背景を帯びている。各国のユニークな法律からは、現地人の価値観をうかがい知ることができるのだ」としたうえで、日本の事例を紹介している。
 まずは、ゴミの処理に関するルールだ。神奈川県横浜市では生活ゴミが10種類にも分けられており、市民はゴミの分類によって責任感が試されているとした。「市は市民に対して27ページからなるマニュアルを配布し、ゴミの正しい分別方法を指導している。例えば、鍋やフライパンは直径が一定サイズを超えると粗大ゴミ扱いになる、靴下は片一方なら燃えるゴミ、両方揃っているものは古着として扱う、ネクタイも古着扱いだが、捨てる前に必ず洗って干すといった内容だ」と伝えている。
 続いては、日本で刑法によって賭博が禁止されている一方で、「一時的な娯楽のために提供される品物は賭博に入らない。即ち、すぐに消費できる食べ物やタバコと言った物は賭博品から除かれる。そして、他人に食事をおごるのも賭博にならない」と規定されていることを紹介した。
 さらに、岐阜県では毎月第3日曜日に家族と一緒に過ごす「家庭の日」条例が、長野県などでは屋外の投光機の角度や時間などについて規定した景観条例が、岡山県井原市では「美しい星空を守るための光害防止条例」が、米どころの新潟県南魚沼市では「朝食にコシヒカリ米を食べる条例」が、京都市では乾杯のさいに日本酒を飲む「清酒の普及の促進に関する条例」がそれぞれ制定されているとした。
 そして最後に、福岡県大木町で制定されている「大木町職員倫理条例」についても言及。条例のなかで「公務による会議では、主催者は簡素な食事のみを提供することができる」と規定されていると紹介する一方で、何をもって「簡素」とするかについては明確な基準がないと伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1657791?page=1
————————————————————-

太田述正コラム#9775(2018.4.20)
<眞壁仁『徳川後期の学問と政治』を読む(その43)>

→非公開