太田述正コラム#9908(2018.6.26)
<皆さんとディスカッション(続x3750)>

<太田>(ツイッターより)

 「…高野山<で>唐密復興へ修行積む留学生…今春、新たに4人の中国人留学生を受け入れた。これで中国人は12人。…」
https://digital.asahi.com/articles/ASL645KP5L64PTIL02F.html?_requesturl=articles%2FASL645KP5L64PTIL02F.html&rm=497
 習ちゃん、日蓮宗の研究を終え、今や、鎌倉仏教のルーツの研究に邁進中・・てのはさすがに深読みし過ぎかもしれんが、何せ、宗教は当局の完全統制下だからね。

 ドゥテルテ比大統領、聖書の神が人間を創造してから原罪を犯させたことを、アホじゃないの、とこき下ろす。人権概念、米国、国連、に続いて、今度は国内のカトリック勢力にまで真っ向勝負。
http://time.com/5321153/rodrigo-duterte-god-stupid/
 それでいて、天皇は尊敬し習ちゃんは大好きなんだから、彼は斉彬の生まれ変わりかも。

<FN>(昨日)

 一昨日は有難うございました。
 杉山元帥の件は興味深いというか愉快な話しですね。
 今朝から玉稿を改めて熟読しております。
 一言お礼まで。 

<太田>

 一人気を吐く共産党。
 「細胞」の存在は、法務省か財務省か。↓

 「「法務省に何度も巻き」共産が新文書 佐川氏刑事処分で・・・」
https://www.asahi.com/articles/ASL6T4D4CL6TUTFK00F.html?iref=comtop_8_01

 また、見落としちゃった。↓

 「藤井七段、竜王戦本戦の1回戦突破 今年度9戦9勝、「前期より上に」と意欲・・・」
http://www.sankei.com/west/news/180625/wst1806250138-n1.html
 <アユム氏解説:藤井聡太七段vs都成竜馬五段。↓>
https://www.youtube.com/watch?v=hMFx9OC5s0g

 日本国内で報道されていたようないなかったような。↓

 Live out your Mario Kart dreams on the streets of Tokyo・・・
https://edition.cnn.com/travel/article/maricar-tokyo/index.html

 トランプが笛吹けど踊らぬ米国諸企業。↓

 「米ハーレー、欧州向け生産を米国外に移転へ トランプ氏は批判・・・」
http://blogos.com/article/306823/

 明治維新期を彷彿とさせるな。↓

 「W杯敗退危機の韓国、母国紙が“日韓格差”に言及 「韓国はお金と安定、日本は夢と経験」・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/14919496/

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <サーチナもサッカーの話題で持ち切り。
 余も満足じゃ。↓>
 「・・・中国メディアの快資訊は・・・アジアの出場国のうち、日本は第2戦目までに唯一、負けていない国だと伝えつつ、もはや、日本の快進撃は「運」では片付けられないと伝えている。
 日本代表にとっての初戦のコロンビア戦は確かに「幸運」だった。試合開始早々に相手が1人退場し、日本は数的有利のまま試合を進めることができたためだ。だが、セネガル戦では身体能力に勝る選手たちを相手に、日本代表は2度リードされながらも、最終的に追いついて引き分けに持ち込んだことは中国でも驚きをもって受け止める人が多かったようだ。
 記事は、日本とセネガルのパス本数とパス成功率はいずれも日本代表がセネガルを上回ったと伝えたほか、ポゼッションでも日本が56&とセネガルを上回ったと強調。また、日本は得点のチャンス3回は作ったが、セネガルは2回に止まったと論じたほか、日本代表が2回も追いつくことができたのは「精神的に頑強さと全選手が団結して戦ったからだ」と伝え、もはや、日本の快進撃は「運」では片付けられないことがわかると論じた。
 さらに、日本代表がH組で1勝1分の勝ち点4と、アジアからの出場した5カ国のなかでまだ1回も負けていないことを強調し、日本代表の決勝トーナメント進出が現実のものとなりつつあると伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1662020?page=1
 <数字がてんこもり。↓>
 「中国メディア・東方網は・・・「日本人がどれだけサッカーを愛しているか、この数字が物語っている」とする記事を掲載した。
 記事は、「先日の日本が2-1でコロンビアに勝利した試合で、前半終了時のハーフタイムに東京都内では水の使用量が24%増加したという。水道関係者の話によれば、試合を観戦していた多くの人が同時にトイレに入ったことが理由とのことで、水道局では事前にハーフタイム中の水道使用量急増を見越して給水量の調整を行っていたそうだ」と紹介した。
 そして、東京の人口は23区だけでも2016年現在で926万人、市町村を加えた東京都全体では約1300万人に上ると指摘。「これだけ人口の多い東京において、W杯の試合途中に水道使用量が激増したということは、日本人がどれほどサッカーというスポーツを愛しているかが分かるのだ」と説明している。
 また、人口約1億2700万人の日本においてサッカー人口は480万人おり、その数はスペインやアルゼンチンを上回り、フランスやイタリアなどに匹敵すると紹介。「サッカー人口の数だけ見れば、日本はすでに欧米の強豪の基準に到達しているのだ」とした。
 一方で、中国のサッカー人口は2600万人と言われているものの、協会に登録している人数はわずか71万人で日本の約100万人よりも少ないことを紹介し「中国が日本に比べてサッカーの普及レベルではるかに後れを取っていることが分かる」と伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1661940?page=1
 <朝鮮日報の論旨と同期してるね。↓>
 「中国メディアの快資訊は・・・「中国代表はもはや韓国代表を恐れる必要はなく、日本に畏敬の念を持ち、日本に学ぶべきだ」と論じる記事を掲載した。
 記事は、中国のサッカーファンの手記として「日本ーコロンビア戦を観戦し、中国代表が学ぶべき相手は日本であることを改めて認識した」と伝え、韓国代表にも欧州でプレーする選手がいるが、多くはアジアレベルに止まっていると主張。
 一方、日本代表はその大半が欧州でプレーする選手たちであり、高い報酬を目当てに中国のクラブチームに移籍するようなこともしないと伝え、「中国のクラブチームに移籍すれば、今より高い年棒を手にできるであろうに、日本人選手たちは、より上手くなるために欧州でのプレーを選んでいるのだ」と論じた。
 続けて、中国代表はこれまで韓国代表と対戦する際には萎縮してしまい、韓国に勝てないというケースが相次いでいて、これは「恐韓症」と呼ばれていることを指摘する一方、韓国代表がW杯ロシア大会で思うような結果を出せていないためか、「中国人はもう韓国を恐れる必要はなく、むしろ、日本に畏敬の念を持って、日本を研究し、日本から多くを学ぶべきである」と主張した。」
http://news.searchina.net/id/1661950?page=1
 <チョイ褒められ過ぎでは?↓>
 「・・・今日頭条・・・記事は現地時間・・・のセネガル戦について、「日本は本当に素晴らしかった。組織力、足元の技術、ゴール前のフィニッシュいずれも出色の出来栄えで、前半のセネガルの猛攻を受けても終始乱れなかった。ディフェンスの位置取りが悪かった韓国とは大きな差を感じた」とした。
 また、「同じアジアでも、日本のサッカーはすでに他国の先を行っている。整ったユース育成体制を持ち、フィジカルでは優位に立てないような選手たちがどんどん欧州リーグで主力として活躍している。特に今回のW杯の日本のチームワークは目を見張るものがある」というネットユーザーの感想を紹介している。
 さらに、中国ネットユーザーが感銘を覚えた点として、試合後に本田圭佑がインタビューの中で自身のゴールについて「味方のパスが素晴らしかった」とし、自分のプレーではなく味方選手のプレーを賞賛したことを挙げた。
 中国のネットユーザーからはこのほか「日本はアジア最強。その敢闘精神は学ぶ価値がある」、「やはりわれわれは韓国ではなく日本に学ばなければ」、「日本人はアジアにいながら西洋的思考をもっていて、すでにアジアを超越している」、「何しろ野蛮なファウルがないのが学ぶべき点」、「いろいろあるけれど、やはり日本人に対してリスペクトを持つ必要はあると思う」といった感想が出ている。
 また、中には「ずっと日本が嫌いだったけれど、昨日のセネガル戦は心から日本ガンバレと思った」とするユーザーもいた。」
http://news.searchina.net/id/1661983?page=1
 <同じく。しかし、紹介されている人民の声はまさにその通り。↓>
 「・・・今日頭条は・・・貴重なゴールを挙げた本田圭佑選手の「プロ意識」についてたたえる記事を掲載した。
 記事は、2-1で勝利したコロンビア戦、2-2と引き分けた24日のセネガル戦の2試合でキーマンになったのは、32歳の本田圭佑選手に他ならないと紹介。2戦とも途中から出場し、コロンビア戦では大迫勇也選手のゴールをアシストし、セネガル戦では自ら同点ゴールを決める活躍を見せたことを「間違いなく、日本最強のストライカーになった」と評している。
 また、「大会前の親善試合ではコンディションが今一つだったため、大会に入って香川真司の控えというポジションに回った。しかし、今大会でのプレーは、彼がなおも日本、アジアを代表するビッグスターであることを世の人びとに知らしめた」とした。
 そのうえで、「2017年7月、本田はなおも欧州トップリーグなどで高額契約を十分に得られる実力を残しながら、金銭面で期待のできないメキシコのクラブに移籍した。彼は、欧州のトップリーグで主力として試合に出られないなら、Jリーグよりもレベルが高く、コンディションを維持したままW杯に向けて準備できるメキシコリーグに行こうと考えたのだ。これこそお金ではなくサッカーの事を考えるプロ選手としての矜持ではないか。欧州の下部リーグに移籍するも結果が出ず、すぐに大してレベルも高くないのに高額の報酬が得られる国内リーグに戻ってきてしまう中国人選手は、考えるべき点がまだまだ多い」と伝えた。
 中国のネットユーザーは「中国代表はお金のためにボールを蹴っている。これでは永遠にダメだ」、「サッカーだけでなく、社会全体がお金のことばかり考えているわれわれの社会が問題だ」、「サッカーという競技を見るだけで、民族の団結力と戦闘力が垣間見える」といったコメントを残している。」
http://news.searchina.net/id/1661986?page=1
 <これもほぼ同じく。↓>
 「セネガルに2度追いついた日本代表に「絶対に諦めない強固な信念」を見た・・・中国メディアの中国新聞社・・・」
http://news.searchina.net/id/1661984?page=1
 <定番。↓>
 「このような日本ならば積極的に学びたい! W杯で見せた日本人の模範的行動<、ゴミ拾い>・・・中国メディアの快資訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1662003?page=1
 <同工異曲。↓>
 「試合も価値あるドロー、そしてまた日本サポーターはゴミ拾いで世界沸かせる・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1662012?page=1
 <以下、サッカー以外の話題。
 日本人の中共認識って、宗主国サマ国民による認識とおんなじくらいのレベルだな。↓>
 「中国メディア・東方網は・・・「日本に行ってみて、日本の一般市民は実は中国人についてあまりたくさんの事を知らないということに気づいた。また同時に、中国人に対して偏見も持っていなかった。一方で彼らは、現在世界の中で急速に経済が発展している国の1つが中国であること、今の中国は『何しろ人が多いから発展が難しい』と言われていた頃とは一線を画すほど強く大きくなったということを認識している」と伝えた。・・・」
http://news.searchina.net/id/1661956?page=1
 <当たらずと雖も・・。↓>
 「・・・中国メディアの快資訊は・・・日本ではごみを拾う人がほとんどいない・・・理由について分析する記事を掲載した。主な理由は、法律で罰せられるからだとしている。
 記事はまず、日本のごみの分別について、「完ぺきな制度だ」と紹介。ルールを守らないと罰金が科され、隣人からも嫌われてしまうため、皆ルールを守っているとした。古紙やアルミなどは売却できるため、ごみ拾いをする人にとってはごみ置き場から持ち去ればお金になるので魅力的だが、日本では、ごみは処分される前は個人の持ち物であるため勝手に持ち去ることはできないと紹介。ごみの収集は、決められた清掃員が収集すると日本の仕組みを紹介した。
 リサイクルできるごみは、市町村の財源になっているものがあるため、各市町村は勝手な持ち去りを禁止している。記事はこのことを言っているのだろう。」
http://news.searchina.net/id/1661992?page=1
 <聞いてないぞー。↓>
 「大阪の地震で崩れた家の壁の中から中国の古典書籍が出てくる、中国ネットも驚き・・・中国メディア・海外網・・・」
http://news.searchina.net/id/1662018?page=1
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太田述正コラム#9909(2018.6.26)
<松本直樹『神話で読みとく古代日本–古事記・日本書紀・風土記』を読む(その7)>

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