太田述正コラム#9934(2018.7.9)
<皆さんとディスカッション(続x3763)>

<太田>(ツイッターより)

 タイの洞窟から2人救出されたんだね。<(昨夜(太田))>
https://www.bbc.com/news/live/44755093
 よかったよかった。
 でも<・・・>ダイバー<で>救出作戦従事中なのは18人で、うち5人がタイ人、後は外国人だが、その中に中共人は入っているが日本人はいなさそうなのは残念だねえ。
 (上掲及び)https://edition.cnn.com/2018/07/07/asia/thai-cave-rescue-intl/index.html
 全員の救出を期待。

⇒アップした原文、まるで低酸素症に陥った人の文章みたいだったね。失礼。(太田)

 4人救出して新たな酸素ボンベ搬入のために最低10時間作業が中断されているが、少年にはレギュレータじゃなくフルフェイスマスクを付けさせ、前後に人を付け、先頭の人が少年用の酸素ボンベを携行する、という方式なんだね。
https://www.bbc.com/news/world-asia-44757804
 成程、これなら、最低限の潜水訓練で大丈夫そうだわ。

<豊丘時竹>(2018.7.8)http://d.hatena.ne.jp/toyotoki11/20180708

 –非核化の意思は最初からなし–

 ・・・太田さんのこの説を知っていれば、一般の評論家さんたちの、トランプの勝ちだとか金正恩の勝ち勝ちだとかいうお話は、無意味だと分かるが、政府やマスコミは、この事実をどうやって周知していくのだろうか。
URL;https://www.ohtan.net/blog/archives/10915

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 私以外にも気づいたヒトが・・。↓

 「北朝鮮、実は日本に興味津々…金正恩氏のホンネはどこに・・・」

http://news.livedoor.com/article/detail/14980735/

 降伏するってこーゆーことなのよ。↓

 「金正恩氏にも会えず「強盗」呼ばわりされたポンペオ長官–米国側の非核化工程要求に北朝鮮「遺憾」–米兵遺骨返還・ミサイル発射場の閉鎖も進展なし–実務協議の追加開催のみ合意・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/07/08/2018070802367.html
 <「朝鮮半島の非核化」とは、全球的非核化、すなわち、米国自身の非核化を意味するが、それでも北朝鮮との「交渉」は継続すべきだ、なぜならば、北朝鮮は長距離ミサイル開発は止めるだろうから、という(まことにもって論理的な(太田))トーンの記事をワシントンポストが掲げた。↓>
https://www.washingtonpost.com/world/asia_pacific/north-korea-may-have-offered-its-clearest-view-yet-of-denuclearization/2018/07/08/4129e386-8246-11e8-9200-b4dee4fb4e28_story.html?utm_term=.2ab9162c848b

 日本の大雨洪水を各国の主要メディアも大きく取り上げてるだ。↓

 ‘Battle Against Time’: Rains in Japan Leave Dozens Seeking Rescue From Rooftops・・・
https://www.nytimes.com/2018/07/08/world/asia/japan-rains-flooding-landslides-evacuations.html?rref=collection%2Fsectioncollection%2Fworld&action=click&contentCollection=world&region=rank&module=package&version=highlights&contentPlacement=1&pgtype=sectionfront

 我らの宗主国の醜悪さを直視せよ。
 そして、こういう報道をやらない我らの主要メディアを嘲笑せよ。↓

 <母乳を勧めるWHO決議に米国が反対工作。↓>
 U.S. Opposition to Breast-Feeding Resolution Stuns World Health Officials・・・
 ・・・the United States delegation, embracing the interests of infant formula manufacturers, upended the deliberations.・・・
 <提案国エクアドルを脅迫。↓>
 The Americans were blunt: If Ecuador refused to drop the resolution, Washington would unleash punishing trade measures and withdraw crucial military aid. The Ecuadorean government quickly acquiesced.・・・
 Health advocates scrambled to find another sponsor for the resolution, but at least a dozen countries, most of them poor nations in Africa and Latin America, backed off, citing fears of retaliation・・・
 <最終的にロシアが提案国を引き受けて一件落着。↓>
 In the end, the Americans’ efforts were mostly unsuccessful. It was the Russians who ultimately stepped in to introduce the measure — and the Americans did not threaten them.・・・
https://www.nytimes.com/2018/07/08/health/world-health-breastfeeding-ecuador-trump.html?rref=collection%2Fsectioncollection%2Fworld&action=click&contentCollection=world&region=rank&module=package&version=highlights&contentPlacement=13&pgtype=sectionfront

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <ま、こんなところか。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「どのように日本人と中国人を見分けるか」とする記事を掲載した。
 記事は、「同じアジアに住む日本人と中国人では、肌の色や髪の毛の色など似ている点が結構ある。しばしば、すれ違った日本人を中国人だと見間違うこともある。しかし、よくよくその言動や所作を観察していれば、その人が日本人か中国人かを判別することができるのだ」とした。
 そのうえで、「まず、それぞれ国の言語では、発音上の特徴が異なる。たとえ日本人が中国語を学び、流暢に話せるようになったとしても、どうしたって生かじりな部分が残るものであり、われわれネイティブのように自然に話すことは難しいのである」とし、発音や言語表現上でのポイントを挙げた。
 また、「日本人は完璧主義者の代表で、いかなる場合でも規律を重んじ、秩序を守らなければ恥と見なされる」、「日本人は清潔を愛し、どこに行っても周囲の環境に気を付ける」、「日本人のグルメの追求は精緻さにあり、ひたすら美味を求める中国人とは異なる」、「日本人の足にはO脚が多い」などといった日本人の特徴を紹介し、これらが日本人と中国人を識別する大きな手掛かりになるとしている。
 そして、「中国人も日本人も同じような背丈だが、その顔立ちやプロポーション、着る物のセンスなどは異なる。それに加えて、話し方や行動、習慣を注意深く観察していけば、識別するのはとても簡単なのである」と結んだ。」
http://news.searchina.net/id/1662785?page=1
 <これもだ。↓>
 「中国メディアの快資訊・・・記事は・・・多くの日本人が英語を話せないのは「英語を必死で勉強する必要性に乏しいため」であるとし、日本経済は世界第3位の規模であり、日本文化の世界への影響力も大きいと強調し、「日本人は英語を必死に勉強し、必死に海外に自分たちを売り込んだり、他国の文化を学んだりする必要性がないのだ」と論じた。
 また、海外では日本語を必死で勉強する外国人がいて、こうした外国人とは日本語でコミュニケーションが取れるということも、日本人の英語能力の向上を阻害しているのではないかと主張した。」
http://news.searchina.net/id/1662793?page=1
 <これもまたそうだ。↓>
 「中国メディア・東方網は・・・「中国の男性観光客はどうして日本に行きたがるのに、ロシアに行きたがらないのか」とする記事を掲載した。
 記事は、「ロシアは美女が多いことで有名だということはみんな知っているはずだ。近年、多くのロシア人女性が中国に結婚しにやってくるというが、結婚した中国の男子たちがとても羨ましい。しかし、中国の男子がロシア人女性を好むのとは裏腹に、あまりロシアを旅行したがらない。それはなぜか」とした。
 そのうえで、「ロシアの人は中国人観光客に対してあまり友好的ではないという。そして、ロシアの街には酔っ払いがウロウロしていて、言われもないのにトラブルに巻き込まれる可能性もある」とその理由を説明。「もちろん全員がそうだというわけではなく、ロシア人にも友好的な人はいるのだが」と補足している。
 また、ロシアの中国との食習慣の違いについても指摘。「ロシアの食べ物は、中国人からしてみるとなかなか適応できない。観光客たちは、ロシアに行く時には現地の食べ物は食べずに、カップ麺を食べると言っている」と伝えた。さらに「気温も問題だ。ロシアの大部分は気温が非常に低い。みんなバカンスに行くならやはり温暖な場所がいいと考えており、北上するよりも南下する人のほうが多いのだ」とした。」
http://news.searchina.net/id/1662808?page=1
 <参考にするんだよー。↓>
 「日本のぶどうはなぜ「中国の農家の目標」になるほど美味しいのか・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1662786?page=1
 <同じく。↓>
 「中国人<にとって、>・・・総合的に上海よりも満足度の高い東京ディズニーランド。・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1662788?page=1
 <愚にもつかないぜよ。↓>
 「日本人はどうして中華街に行くのに、本場中国には行きたがらないのか・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1662784?page=1
 <意図的なんだろうが出来悪いなあ。
 征服するのが目的じゃなかったからに決まってんだろ。
 いずれにせよ、蒋介石政権は事実上「打ち負かせ」たで。↓>
 「・・・中国メディア・東方網は・・・「どうして日本は14年かけても中国を打ち負かせなかったのか」とする記事を掲載した。14年というのは、1931年の満州事変から45年の終戦までの期間を指す。
 記事は、「近代において、清国を破りロシアを屈服させるなど強さを誇った日本が、中国との持久戦では全く勝ち目がなく、どんな策略をもってしても最終的に中国を手に入れることができなかったのはなぜか。そこには、4つの原因があった」として、それぞれの原因について論じている。
 1点めは、中国人の強い団結力を挙げた。「中国は膨大な人口を持つ国。古代より数の多さに加えて、団結力も強かった。どの時代においても、外敵が侵入してくれば最終的には団結して抗うことができるのだ」とした。
 2点めは、中国の国土の広さを挙げている。記事曰く、「当時の日本は中国の一部分を陥落させたに過ぎず、それ以外の多くの場所にはとても手が回らなかった。そして、中国人はある場所が陥落すると、すぐさま別の場所に拠点を移して体制を整え、敵を疲弊させていった。国土の広さが持つメリットは、当時統治階級が超腐敗していたにもかかわらず、8カ国連合軍が中国を徹底的に壊滅させることができなかった点からも証明できる」と説明した。
 3点めに指摘したのは、日本人のモラルだ。「近代史において日本は強国ではあったが、実際は成り上がりの心理を持ち、勝利のためには手段を選ばなかった。外国人から見て伺える、日本の自意識過剰ぶりや虚勢が、戦いを中国に有利なほうに導いた」と論じている。
 そして、4点めには日本の実力を挙げ「表面的には強国だったが、国の資源は底を突き、経済的にも厳しい状態だった。それで広大かつ資源が豊かな中国に勝つべく14年も戦ったというのは、冗談のような話である」とした。」
http://news.searchina.net/id/1662783?page=1
 <これもだ。↓>
 「・・・中国メディアの快資訊・・・記事はまず、日本人サポーターが日本代表の試合後に会場のゴミ拾いを自主的に行ったことを紹介。しかも、ベルギー戦で敗退した後にも同じように行動ができるというのは、日本人の民度が非常に高い証であると称賛した。また、日本代表の選手やスタッフも会場を後にする前に、自分達が使用したロッカールームを掃除しており、世界各国で「日本の礼儀、マナーの勝利」と報道されたことを紹介した。
 一方で記事は、日本人の民度が高い理由は「日本人は他人の評価を気にする国民性」であることが大きいとし、日本人は他人から悪く言われることを恐れていると主張。また、日本人は自分より強いものに逆らわない傾向があると分析し、「それにもかかわらず、日中戦争の勝者である中国が日本から尊重されていないのはどういうことなのか」と疑問を投げかけ、納得できないと主張した。」
http://news.searchina.net/id/1662815?page=1
 <何が言いたい?↓>
 「中国人は日本で発生した地震に「どう反応すべきか」・・・中国メディアの快資訊・・・
 <は>中国人の見せる反応は2つに分かれると紹介し、「日本の不幸を喜ぶ声と、博愛の精神から祈りを捧げる声がある」と指摘し・・・様々な考え方が中国に存在するのは当然のことだとし、個々の中国人がどんな意見を持っていようと、大切なのは理性的な対応をすることだと訴えた。」
http://news.searchina.net/id/1662820?page=1
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太田述正コラム#9935(2018.7.9)
<松本直樹『神話で読みとく古代日本–古事記・日本書紀・風土記』を読む(その20)>

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