太田述正コラム#9737(2018.4.1)
<岸・安倍家三代の凋落記(その5)/私の現在の事情(続X113)>(2018.7.16公開)

   –岸・安倍家三代の凋落記(その5)–

 その後の、晋太郎のキャリアは、次の通りです。↓

 晋太郎は、「1951年(昭和26年)、・・・洋子と結婚し、1956年(昭和31年)、岸が石橋湛山内閣の外相として入閣したのを機に毎日新聞を退職し、外務大臣秘書官となって岸に仕えた。岸内閣が成立すると、内閣総理大臣秘書官に就任。外相秘書官になった頃から、総選挙に出馬を考えていたが、岸も岸の実弟の佐藤栄作も時期尚早と反対する中、「岸に迷惑がかかるなら、妻を離縁してでも」と決意し、1958年(昭和33年)の第28回衆議院議員総選挙に、郷里の旧山口1区から自民党公認も得て出馬、2位で初当選する(この時の総選挙では竹下登、金丸信が初当選しており、新人時代からの盟友関係が後の「安竹同盟」まで繋がった)。
 1963年(昭和38年)の第30回衆議院議員総選挙では落選し、支持母体流動化など選挙区の情勢から政界への復帰が危ぶまれていたが、二回連続落選しては復活の目途が立たなくなるため、義父である岸信介元首相および叔父である佐藤栄作首相二人から異例の仲介が為され、同選挙区選出議員で地盤も重なる、吉田茂直系の大物議員周東英雄の後援会長を務めていた山口県水産業会の重鎮、藤本万次郎を後援会長に迎えることによって1967年(昭和42年)の第31回衆議院議員総選挙で衆議院議員に返り咲いた。このため、周東が政界引退する遠因となった。以降、安倍は死去するまで連続当選を続け、地盤は次男の安倍晋三へと引き継がれた。」(*)

 「岸も・・・佐藤栄作も時期尚早と反対」したのが本当だったとして、この時、晋太郎は、実父の寛が総選挙に初立候補・・但し落選・・した年齢とほぼ同じ(*、※)ですし、また、寛とほぼ同じ選挙区から立候補する以上、寛の死後時間が立てば立つほど寛の記憶が薄れて不利になっていくわけですから、そんな理屈は成り立ちえません。(注6)

 (注6)「政治家としては長男の晋太郎が後継者ということにはなるが、晋太郎が国政の場に立ったのは、寛の死後12年経ってからのことである。」(※)

 要は、晋太郎は、自分達のような、いわゆる官僚派でも、また、寛のような、いわゆる党人派
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%9A%E4%BA%BA%E6%B4%BE
でもないことから、政治家としての展望が開けない、と見て、岸としては、息子に辿らせたような「堅実」な道を晋太郎にも用意したいと思っていたのに何を言い出すのか、といった気持ちであったことでしょう。
 案の定と言うべきか、晋太郎の政治家としてのキャリアは、道半ばで絶たれかけ、岸と佐藤は、禁じ手まで使って、晋太郎の救済に奔走させられる羽目になるわけです。

(続く)
——————————————————————————-

–私の現在の事情(続X113)–

東京ガスからのお知らせを受けて、T-STATION という機器を申し込み、本日届きました。
 形はタブレットなんですが、できることが極めて限定的、という代物ではあるけれど、私は、新しいガジェット類には、何であれ関心があるものですから、無償提供され、かつ、Tポイントもたまるということもあり、すぐに申し込んだのです。
 で、届いて、すぐ設定を始めたところ、てこずりまくって、気が付いたら午後4時頃になっていました。
 届いた時間を忘れてしまったのですが、2時間超かかった気がします。
 Wi-Fiの設定は大して手間取らなかったのですが、その後、Yahooにログオンしなければならず、ID入力は何とかうまくいったものの、パスワード入力でとん挫。
 一つは、画面上にキーボードが出現するところ、携帯電話タイプのそれは使い慣れていないことと、明らかにキーによって利きが悪いものがあって、うまく入力ができず、パソコンタイプのキーボードに切り替えてはみたものの、大文字への変換方法が分からず、やむなく「Tステーションサポートセンター」に電話をかけたら、留守電で、本日が日曜であることを思い出させられたり、とさんざんな目に遭いました。
 そのうち、私がロボフォームに登録してあるYahooのパスワードがそもそも間違っているのではないか、という気がし始め、一旦、本日中に設定を完了させるのは諦めようと思ったのですが、気を取り直し、パソコン上で、パスワードの再設定を行い・・その際、今度は、アルファベットの大文字が入っていないパスワードにした・・、再度チャレンジして、ついに設定を完了することができた次第です。
 これを何に使うかですが、ガスの使用量なんてのは見てもしょうがありませんが、主としてカレンダー機能に着目して、大広間に置いておくことにしました。
 (このほか、時刻はもちろんですが、地域の天気、地域のおトク情報・エンタメ情報、を表示させることができます。
 電源をオンにしたままにしておくことが推奨されています。)
 オフ会の時、次回の日にちを決める際、3か月先のカレンダーだって表示させられるってのがミソです。
 みずほ銀行から送られてくる小ぶりのカレンダーをピアノ部屋にかけてあり、食品の株主優待品目当てで株を買ったJTから送られてくる大ぶりのカレンダーをパソコン部屋にかけてあるのですが、これで、生活空間には、全てカレンダーが備わったことになります。
 役所を辞め、更に、一人暮らしになってからというもの、カレンダーを自分で買わなければならない日々が長く続いたけれど、ようやく、それが名実ともに過去のものになった、というわけです。

政治ブログランキング政治ブログ村ランキングコメント→防衛省OB掲示板