太田述正コラム#10310(2019.1.13)
<皆さんとディスカッション(続x3951)>

<太田>(ツイッターより)

 「…JOCの竹田会長が…フランスで起訴(mise en examen)され<たのは、>…東京オリンピック招致の際、国際陸連ディアック<前>会長への贈賄の嫌疑でしょう。…
 「mise en examen」というのは、重大事件に際して、検事は裁判所の予審判事(juge d’instruction)に犯罪捜査に相当する予審を請求する事が出来るというもので…正式な裁判を開くかどうかを決めます<が、そ>…の期間は最大2年です。…
 「mise en examenになった大臣は辞任。例外無し。」というルール<が、仏>…政界には…あります。…
 <このように、>フランスには、一定条件の下、民間団体間であっても贈収賄が成立します…。」
https://blogos.com/article/350706/
 ようやく、法的背景がかなり見えてきた。
 ま、スタンフォード大日本同窓会での1月末の講演すらキャンセルするような慌てぶりじゃあ、東京五輪開催の一翼を担う重責を果たすのは困難だと言わざるをえないな。
 贈賄ロンダリング失敗の責任を取って、ここは身を引かれたらいかが。

<太田>

 まだ分からないのは、ディアックの国籍がセネガルとしか出てこない
https://en.wikipedia.org/wiki/Lamine_Diack
ことだ。
 むろん、ゴーン同様、彼がフランス国籍も持っている可能性はあるが・・。
 つまり、どうして、仏当局が彼を刑事捜査の対象にできるのかという疑問だ。
 「フランスではスポーツ関係の不正に特化した刑罰規定もあります。」(上掲)というのだから、その刑罰規定を見なきゃ分からないな。
 後、フランス、政治家には厳しいくせに、なんで、ゴーンには甘いんだ、と。
 関連記事だ。↓

 <こんなじゃ、仕事にならんわな。↓>
 「IOC、竹田会長から聴取・・・」
https://www.yomiuri.co.jp/olympic/2020/20190112-OYT1T50090.html?from=ytop_ylist
 「IOC倫理委が竹田氏から事情聴く 「難しい判断迫られる」と関係者・・・」
https://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20190112/k00/00m/050/177000c
 <ワシントンポストまでお取り上げに。↓>
 French prosecutors pursuing corruption charges against head of Japan’s Olympic committee・・・
https://www.washingtonpost.com/sports/2019/01/11/french-prosecutors-pursuing-corruption-charges-against-head-japans-olympic-committee/?utm_term=.5e24ccef1f37

<太田>

≫三、12改め5を4に位置を変更してください。≪(コラム#10308。太田)

 USさん、このスライドについて、
天皇
治天の君

の左に、

天皇
摂政・関白

最高権力者
藤原道長
藤原頼通

を、同じようなレイアウト、色、で挿入してください。

<太田>

 皆さん、下掲について、ご意見を乞う。

             記

[スライド(10改め)3]

 前回、インド文明のところで説明したように、人間は、誰しも、本来的には人間主義者である可能性が大であるものの、内外の非人間主義者達からの脅威に抗して、人間主義者が多数を占める社会を維持していくことは、容易ではないわけです。
 ところが、日本列島では・・後で申し述べるように、日本列島と朝鮮半島南部、とするのが正しいのですが・・、防衛メカニズムを備えた人間主義文明が成立するのです。
 そんな、いわば、人類史上の奇跡が起こったのは、そもそも、縄文社会が、狩猟採集を主とする定住社会であって、しかも、それが、世界で他に例を見ないのではないかと思いますが、実に1万年超にもわたって続いた、ユニークなものであって、一般に、平和であると考えられているところの、狩猟採集社会の特性を、これまた、一般に、農業社会の特徴とされているところの、定住社会においても、例外的に維持し続けていた、ということが第一の理由です。
 第二の理由は、そんな縄文社会に、水田稲作文化を携えて、紀元前10世紀頃から渡来してきて、日本列島を弥生時代へ<と>移行させたところの、中国の江南地方出身の弥生人が、彼らが、農業社会人である以上、余剰作物から集積されるところの富を巡る武力紛争に対処する軍事のプロでもあったはずなのに、そんな縄文社会に住んでいた原住民の縄文人達の平和性に武力で付け込むことをせず、自分達の水田稲作技術を縄文人達に平和裏に継受させつつ、自然にその支配層へと奉られて行った、と想像されることです。
 もとより、弥生人達相互においては武力紛争を免れることはできなかったと考えられてはいますが、やがて、最終的には比較的平和裏に、弥生人達の間で、祭祀を主、政治・軍事を従とする首長家が成立します。
 その姿を、彷彿とさせるのが、邪馬台国の、女性である卑弥呼が神事を司り、実際の政治・軍事は男性である弟が行う
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%82%AA%E9%A6%AC%E5%8F%B0%E5%9B%BD
ところの、権威と権力の分離、及び、統治の重層性、を属性とする政治形態です。
 (卑弥呼は、日本社会の女性優位性もまた、示唆しています。)
 これが、いわゆる天皇制の原型である、と私は考えています。
 単純化して申し上げれば、この、縄文性と弥生性と天皇制の三点セットが日本文明の中核的特徴なのです。
 この日本文明は、独特のモード転換的な歴史を、日本列島において展開させていきます。
 それは、平和な時代においては縄文性が表に出ているモードが続くのだけれど、内生的ないし外生的な脅威に直面すると、弥生性が顕在化したモードへと転換し、やがて、脅威が薄れると、再び、縄文性が表に出ているモードへと転換(復帰)する、という循環的な歴史です。
 天皇は、このような日本列島史を貫く、縄文性と弥生性の、すなわち、文と武、ないしは、権威と権力、の二つながらの象徴であり、源泉であり続けてきました。
 それと同時に、天皇は、モード転換の示唆者という役割も担ってきたのです。
 こうした背景の下、中国の秦による統一に触発されたと私が見ているところの、日本列島における統一天皇制国家(ヤマト王権)の成立、によって始まった、古墳時代、飛鳥時代、奈良時代を、私は、拡大弥生時代と呼んでいます。
 その後、日本は平和な平安時代に入りますが、私見では、これが第一次縄文モードの時代です。
 そして、世の中が乱れる鎌倉時代、室町時代、安土桃山時代が、私見では、第一次弥生モードの時代です。
 更に、再び訪れた平和な江戸時代が、私見では、第二次縄文モードの時代です。
 もう、想像がつくでしょうが、内乱から始まり、対外戦争が続いたところの、明治時代、大正時代、昭和時代(戦前期)は、私見では、第二次弥生モードの時代です。
 当然、昭和時代(戦後期)、平成時代は、私見では、第三次縄文モードの時代です。
 これは、世界史上、初めて、日本文明が、他文明によって総体継受を試みられるようになった時代でもありました。
 さて、ポスト平成時代を目前にしている現在、日本は、再びモード転換を迫られています。
 しかし、今度は、従来通り弥生モードに転換すべきなのか、モード転換史自体を止揚すべきなのか、悩ましいところです。

<globalyst>

>後で申し述べるように、日本列島と朝鮮半島南部、とするのが正しいのですが・・」

 朝鮮半島南部に関連して、この後に何ら述べられていないのですが、これは、今回送付された分よりも更に後に出てくると理解してよいのでしょうか?

⇒そうです。朝鮮論のところに出てきます。(太田)

>「ポスト平成時代を目前にしている現在、日本は、再びモード転換を迫られています。

 モード転換を迫っている内生的ないし外生的な脅威は何なんでしょうか?
 イスラム教徒を中心としたテロの脅威、米国の後退とシナの進展といった世界情勢、或いは、温暖化のような地球環境の変化のようなものでしょうか?

⇒いや、習ちゃんからの要請です。
 じゃ、習ちゃんは、一体何を考えているのか?
 それは、中国論のところで。(太田)

<山本>

 私も外科手術になると医師資格を持ってないブラックジャック以外お断りしたい。
 医者は世界基準で通用するから議論の余地はあるけど、弁護士、会計士、税理士は日本国内でしか通用しないし業務内容もかぶるので、免許廃止して自由化すれば死人が出る。
http://d.hatena.ne.jp/isoyant/20131205/1386237285
http://kabumatome.doorblog.jp/archives/65766476.html
http://kabumatome.doorblog.jp/archives/65774020.html

<太田>

 AI化でこういう議論自体、無意味化しそうですね。
 (もともと、日本では存在根拠が実質存在しない公認会計士は置いといて、)E-TAXソフトの充実により税理士がいらなくなりつつある、との体感的指摘は既に行っていますが、次に来るのは、診断ソフトの充実による内科医の無用化、手術ロボットの充実による外科医の無用化、であることも示唆済みです。
 薬局も、大都会じゃ、ネット直販だけになって消えるでしょうね。
 (薬剤師がどうなるのか、までは控えますが・・。)

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 ゴーンと日本の司法と、どっちが前近代的なんじゃい?↓

 「カルロス・ゴーン氏弁護団会見で露わになった、日本の司法の前近代的システムに海外メディアが驚愕・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%B3%E6%B0%8F%E5%BC%81%E8%AD%B7%E5%9B%A3%E4%BC%9A%E8%A6%8B%E3%81%A7%E9%9C%B2%E3%82%8F%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%80%81%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%8F%B8%E6%B3%95%E3%81%AE%E5%89%8D%E8%BF%91%E4%BB%A3%E7%9A%84%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0%E3%81%AB%E6%B5%B7%E5%A4%96%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%81%8C%E9%A9%9A%E6%84%95/ar-BBS7XXR?li=BBfTvMA&ocid=spartanntp#page=2
 「ゴーン被告、UAEなどにも支出 「奨励金」名目で・・・3カ国への資金提供が注目されないよう「カムフラージュに使われた可能性もある・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%B3%E8%A2%AB%E5%91%8A%E3%80%81uae%E3%81%AA%E3%81%A9%E3%81%AB%E3%82%82%E6%94%AF%E5%87%BA-%E3%80%8C%E5%A5%A8%E5%8A%B1%E9%87%91%E3%80%8D%E5%90%8D%E7%9B%AE%E3%81%A7/ar-BBS8wah?li=BBfTvMA&ocid=spartanntp
 <とにかく、映画化を!↓>
 「【暗闘 ゴーン事件】(下)仏政府乗っ取り防ぐ「国策」・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E3%80%90%E6%9A%97%E9%97%98-%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%B3%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E3%80%91%ef%bc%88%E4%B8%8B%ef%bc%89%E4%BB%8F%E6%94%BF%E5%BA%9C%E4%B9%97%E3%81%A3%E5%8F%96%E3%82%8A%E9%98%B2%E3%81%90%E3%80%8C%E5%9B%BD%E7%AD%96%E3%80%8D/ar-BBS8T6m#page=2

 キャーワイーである。
 ホンモノの署長さんも女性なのね。↓

 「囲碁最年少プロ入りの仲邑菫さんが一日署長・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%9B%B2%E7%A2%81%E6%9C%80%E5%B9%B4%E5%B0%91%E3%83%97%E3%83%AD%E5%85%A5%E3%82%8A%E3%81%AE%E4%BB%B2%E9%82%91%E8%8F%AB%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%8C%E4%B8%80%E6%97%A5%E7%BD%B2%E9%95%B7/ar-BBS87r0?li=AA4ZnI&ocid=spartanntp#page=2

 記事のタイトルはともかく、中身は、東大男子学生は他校の女子学生にモテる、への違和感なんだが、その違和感は正しい。
 有名人男性は、女性一般にモテる、は正しい。↓

 「僕は頭がいいけれど…東大生が抱く「彼女は頭が悪いから」への違和感・・・」
https://book.asahi.com/article/12057302?cid=asadigi_culture_book

 まだまだだねえ。↓

 「・・・のちに三月事件と呼ばれる、<1931年の>クーデター計画の顛末(てんまつ)はこうである。
 <肝心かなめの陸軍次官、杉山元、が抜けてるぞー。↓>
 中心となったのは、参謀本部ロシア班長の橋本欣五郎らが結成した秘密結社「桜会」のメンバーだ。政党政治が堕落していると考えた橋本ら中堅将校は、参謀次長、軍務局長、参謀本部第2部長らの賛同を得て、国家改造に向けた謀略を企てた。・・・
 <これは、ある意味、正しいが・・。↓>
 戦前に大海軍記者といわれた伊藤正徳は、戦後の著書にこう書いている。
 「(三月事件は)日本の輝かしい歴史を暗黒の方向に変針させた第一歩として、張作霖爆死事件よりも深刻な意味を持つであろう。(中略)軍人の政治関与と暴力直接行動のスタートを切り、五・一五以下の相次ぐ乱行の教科書を書きおろしたからである」・・・」
https://www.sankei.com/premium/news/190113/prm1901130003-n1.html
 
 有料記事だが、日本を褒めてるね。↓

 How Aging Japan Defied Demographics and Revived Its Economy・・・
https://www.wsj.com/articles/how-aging-japan-defied-demographics-and-turned-around-its-economy-11547222490

 一心不乱の朝鮮日報。
 (太田コラムの習ちゃん対日攻勢を、自分の取材で記事にした方が、もっと効果的だと思うけどねえ。)↓

 「米海軍横須賀基地の日本人エンジニア・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/01/11/2019011180108.html

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <よく調べたね。↓>
 「中国メディア・東方網・・・記事は「今や科学技術が発展しているにも拘らず、ますます多くの人ががんに罹っている。しかも、中国はがんになる人の割合が日本人より高いのだ。その最大の原因は、日本人とは異なる食習慣にある。さらに、普段の食生活に対する意識の低さ、健康診断を受ける機会が少ないことも要因になっている」とした。
 そのうえで、中国人の食習慣で特にがんを誘引する要素が、中国ハムやソーセージ、塩漬けの魚などの塩蔵製品を好んで食べる点にあると指摘。「日本人の味付けは薄めだが、中国では多くの人が濃い味付けを好む。塩分を取り過ぎると体内の塩分が過剰になり、がんを引き起こすリスクが高まるのだ」と説明している。
 日本の料理は薄味と中国のメディアではしばしば紹介されるが、実際は味付けの濃い食べ物が多い。また、日本人の中にも漬物や魚の干物など塩分が多い食べ物を好む人は多い。記事は、日本人は塩分が多い食品を食べる一方で、普段から牛乳やヨーグルトなど、体内の塩分を外に出すとされる乳製品もよく食べていると紹介。また、主食が塩分を含むパンなどではなく、白米であることも、塩分摂取を減らす要因になっているとした。
 さらに、日本では新鮮な果物や野菜、海藻をはじめ、塩分を排出する作用を持つミネラルや食物繊維を持つ食品が多く食べられていると指摘したほか、ジョギングなどの適度な運動も、汗をかくことによって体から余計な塩分を外に出すのに一役買っているのだと伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1674557?page=1
 <まだまだでやんす。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本で感心するのはトイレだけではないと紹介する記事を掲載した。
 この中国人筆者は特に、日本では社会的弱者や少数派でも等しく「尊厳ある生活ができる」と自身の観察を述べた。例えば、エレベーターには中にミラーがあるのが一般的だが、これにより車いす利用者が方向を変えることなく後方を確認しながら、スムーズに降りることができる。また、エレベーターには車いす利用者用のボタンが低い位置にあり、しかも目立つため一目で見つけることができ、障がい者も「尊厳を持って外出」できると感心している。
 さらに、日本ではバスも障がい者が不自由なく乗り降りできるようになっていることや、障がい者用のトイレも、車いす利用者の目線から設計しているので、鏡も斜めになっていることに気が付いたと紹介。さらに、中国では途中で途切れたり、障害物があったりということがよくある点字ブロックも、日本では「途切れることがない」と感心している。そのため、日本の視覚障がい者は歩くのが早いと感じたそうだ。工事で点字ブロックがやむなく途切れていた部分もあったが、そこには臨時の点字ブロックが敷かれていたのを見た時は、感動して「正直言葉が出てこなかった」と伝えている。
 記事は結論として、日本では障がい者など社会的弱者を非常に高く尊重していて、障がいがあってもなくても「同じだけの尊厳を与えられている」と感動を伝えている。また、これは一時的なスローガンでもキャンペーンでもなく、国民一人ひとりの意識が高く、社会にすっかり浸透していると伝えている。
 これは、設備の問題というより意識の問題と言えるだろう。この記事に対する反響は大きく、「うちの子どもは重い障害があり、車いす利用者だが車もなくバスも乗れないので外出できない」と日本を羨むコメントや、中国の点字ブロックについて「歩道が電動自転車や店先のものであふれているので使えない」、「障がい者がバスに乗ると白い目で見られる」など中国の現状に対する不満の声も多かった。」
http://news.searchina.net/id/1674558?page=1
 <新観点を加えている。↓>
 「・・・中国メディア・東方網・・・記事は、現在日本でよく売れるスマートフォンのブランドについて、アップル、ソニー、シャープであると紹介する一方、アップルのiPhoneが約半数のシェアを持っているという状況にあることを指摘。「どうして日本のメーカーは、カメラや部品を作るのは得意なのに、いPhoneを凌ぐような端末を作れないのか」との疑問を提起した。
 そのうえで、「理由はとてもシンプルだ」として3つの点を挙げている。まずは「固執」というキーワードを示し、日本の製品はある部分についてとことん極致まで突き詰める傾向にあり、スマートフォン分野においても「ある道が正しいと思ったら、その道ばかりに固執するようになる」と説明。こだわりは固執に変わり、固執は消費者を遠ざけるとしている。
 次に掲げたのは品種の少なさだ。記事は、中国メーカーのスマホが現地で人気を集めている理由として「非常に多くのハードウェアが集まり、それぞれ異なる優位性を持っていること」を挙げ、日本の各ブランドが出す機種のバリエーションの少なさを指摘した。
 そして、最後は「位置づけ」とした。日本製スマホは位置づけが不明瞭であるとし、その点中国のブランドはローエンド、ミドルレンジ、ハイエンドそれぞれを明確に分けたうえで各製品を打ち出していると伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1674559?page=1
 <だそうで・・。↓>
 「処方薬のはずが・・・日本の気管支拡張テープ薬、中国で「神がかりの万能咳止め薬」として拡散中・・・中国メディア・楚天都市報・・・」
http://news.searchina.net/id/1674560?page=1
 <定番。↓>
 「これをやると日本人に嫌われるぞ! 気をつけるべき「日本の公共交通機関マナー」・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1674561?page=1
 <これもだ。↓>
 「日本人はこんなに綺麗好き、「本や部屋の退居」を見ればわかるはず・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1674563?page=1
 <分かるわー。↓>
 「中国メディア・東方網は・・・「日本で作られ、売られているものは買う人をガッカリさせることが少ない。彼らは商品の使い勝手という部分において他の国の人よりももっと深く研究しており、消費者のお金を使う心理、物を使う心理に一層寄り添っているのだ」と日本製品の魅力を簡単に説明した。
 記事はまた「中国人だって勤勉だ。しかし、物事を進める時には総じて『差不多』(まあこんなものでいいか)という3文字に取りつかれてしまうのだ」と中国人の国民性に言及。一方で、中国人には「質の高いものには喜んでお金を出す」という性質も備わっているとし<た。>」
http://news.searchina.net/id/1674562?page=1
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太田述正コラム#10311(2019.1.13)
<學士會報より(その1)>

→非公開