太田述正コラム#10402(2019.2.28)
<皆さんとディスカッション(続x3997)>

<太田>(ツイッターより)

 カシミール上空で印パ両軍が空戦、パは、印2機を撃墜し、うち1機はパ側に墜落し複数の乗員を拘束、うち1名(負傷)の様子の動画を放映したが印は一機も撃墜されていないと反論。
https://www.bbc.com/news/live/world-asia-47383889
 どうもパの言い分の方が正しそうだが、40人の警官達を殺された上、これじゃ、印、自制できず?

<FCIivyGc>

≫私の次に、日本以外で中共当局の戦略を理解する人物はユダヤ人の中から出る可能性が高いと私は思っている・・・≪(コラム#10400。太田)

 ドミニク・モイジというユダヤ人が、「感情」の地政学、という本の中で中共の和諧社会を絶賛しているのですが、同時にその和諧社会で目指しているところの日本の事をボロ糞に貶していました。
 欧米の知識層に於ける日本に対する無知というのは想像以上で、それが中共当局の戦略に気付くのを阻む壁にも成っているだと思います。

<太田>

≫FTはアカウント作らなくても読む裏技があります。私はいつもこの方法で見てます。≪(コラム#10398。qN/YH8N2)

 成功しました。
 但し、検索して出てくるところの、「・・・Financial Times」の方じゃダメで、「・・・Financial Revies」の方で成功しました。
 あんまり、こういう話を書くと、FTの方で、読めなくなるように「対処」しちゃうかもしれませんけどねえ。
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 色んなモノをしまい忘れてしまうって話を少し前に書いたけれど、信じられない場所で新品の「ツイストモジュラケーブル(10m)」なるものを発見。
 12mはあるLANケーブル、両端とも爪がなくなってしまっていて時々どっちかが外れて、STBとルーターの間が切断されてしまうということが起こっていたので、これに取り換えてみたところ、機能しませんでした。
 端子は装着できたのですが、モジュラーケーブルとLANケーブルって(当然ながら)似て非なるものなんでしょうね。
 ガックリです。

<豊丘時竹>(2019.2.27)http://toyotoki11.hatenablog.com/entry/2019/02/27/144733

 –朝鮮>日本>支那–

 ・・・国民の平均的知力で朝鮮より劣っているというのは残念至極であるが、太田さんがそう述べているのでそうなのだろう。
 私は世界1の知力の国はイスラエルかと思っていた。
URL;https://www.ohtan.net/blog/archives/12482

<YA>

 ・・・机でコラム作成やネット記事チェックを長時間していると、疲労が蓄積してくると思います。
 適度に休憩を入れて自愛しつつ、今後もコラム配信や講演を頑張ってください。

<太田>

 お気遣いありがとうございます。

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 カタキのように、お言葉中の一番大事な件の箇所の紹介をしない日本のマスコミ。↓

 「天皇皇后両陛下 「最後のおことば」奇跡の10秒間の秘話・・・」
https://blogos.com/article/360867/

 あーらそうなの。↓

 「日本の大学生のバイト収入が過去最高額に・・・
 <ただし、>不景気であることなどが影響し、大学生が返済の不安から奨学金の借り入れをためらう傾向もあり、「バイトが学生の収入を支える構造が進んだ」・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2019/0227/c94475-9550518.html

 3年前の入院中、大部屋で同じこと・・プライバシーの欠如・・を感じた(コラム#省略)な。↓

 「外国人が日本の病院に通いたくないワケ・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E3%80%90%E5%A4%96%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E3%81%8C%E8%A6%8B%E3%82%8B%E3%83%8B%E3%83%83%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%80%91%E5%A4%96%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E3%81%8C%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E7%97%85%E9%99%A2%E3%81%AB%E9%80%9A%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%81%84%E3%83%AF%E3%82%B1/ar-BBU8Jfc?li=BBfTvMA&ocid=spartanntp#page=2

 だそうです、好事家の諸君。↓

 2 Brand New Pokémon Games Are Coming to Nintendo Switch Later This Year・・・
http://time.com/5540157/pokemon-shield-sword-switch/

 また、アメ製ゴジラ映画ができるんか。↓

 ‘Godzilla: King of the Monsters’ Has Classic Ghidorah Attack, But New Titans Aren’t Toho・・・
https://www.newsweek.com/godzilla-king-monsters-monsters-ghidorah-titans-toho-rodan-mothra-1346520

 要するに、まだ、解明できてないんだな。↓

 Why Do Women Live Longer Than Men?・・・
http://time.com/5538099/why-do-women-live-longer-than-men/

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <人民網より。
 ディズニーランドを持ち出して日本へ行けキャンペーン。↓>
 「東京ディズニーリゾート必見!話題集めるコミカルなパフォーマンスとは?・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2019/0227/c94689-9550378.html
 <我田引水?↓>
 「ホンダが英国工場を閉鎖したのはなぜか・・・中手メーカーのホンダは自動車産業の電動化と自動運転という発展の方向性をしっかり見据え、車載電池の製造コストが安価な中国に目を向けている。25年には中国工場でハイブリッドカーとEVの20車種以上の生産を開始する計画だ。八郷社長は記者会見で、「未来のホンダは中国と日本から欧州にEVを輸出し、欧州市場でホンダブランドをしっかり打ち出していく」と述べた。」
http://j.people.com.cn/n3/2019/0227/c94476-9550365.html
 <「最後に」以下が習ちゃん、言いたかったのね。↓>
 「日本のロボット産業はなぜ世界のトップクラスか?・・・
 最後に言及しなければならないのは、政策による支援が日本のロボット産業の発展に極めて重要な役割を果たしてきたことだ。ロボットの普及と応用を促進するために、日本政府は企業のロボット使用に一連の優遇政策を打ち出し、たとえば特別償却、減税、融資の優遇措置などがある。今後は人工知能(AI)技術の普及にともない、ロボットの使用範囲がさらに拡大し、ロボット製品も多様な発展を遂げることが予想される。」
http://j.people.com.cn/n3/2019/0227/c94476-9550366.html
 <ここからは、サーチナより。
 概ね定番。↓>
 「これが習慣の違いなのか! 日本では「ごみを捨てるにも予約が必要」らしい・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1676123?page=1
 <これもだ。そもそも、テーマも同じ。↓>
 「日本では、ごみ捨てはまさに「生きるための技能」だった!・・・人民日報・・・」
http://news.searchina.net/id/1676141?page=1
 <これもまたそう。↓>
 「日本のいちご栽培は凄すぎる! 栽培や包装にこだわり、等級も細かい・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1676127?page=1
 <これもまたまたそう。↓>
 「え? 日本では観光名所でも「無料で入場できるって本当?」・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1676142?page=1
 <これもまたX3そう。↓>
 「中国メディアが紹介する「日本に行って、より日本人らしく日本料理を食べる」方法とは・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1676144?page=1
 <定番化する予感が。但し、北海道に注力。↓>
 「ハネムーンはタイかベトナムか・・・いや、やはり日本に行くべき!・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1676139?page=1
 <同じく。↓>
 「「第三の腕」に「3Dビジョン」・・・日本のロボット産業はなぜ世界トップレベルなのか?・・・中国メディアの経済日報・・・」
http://news.searchina.net/id/1676140?page=1
 <お、新材料か。↓>
 「・・・今日頭条・・・記事が・・・日本のキッチン<が>・・・「狭いのに片付いている」<理由として>・・・指摘している1つ目は「シンクまわり」にうまく収納スペースを作っていることだ。中国ではシンクの周りはデッドスペースになっていることが多いが、日本人は突っ張り棒や木の板などで棚を自作する人が多いと紹介している。2つ目は「窓のスペース」を上手に使うことだ。キッチンには窓があることが多いが、日本ではその狭いスペースに棚を作り、調味料や植物、調理器具などを並べ、見せる収納にしていると感心している。
 3つ目は「冷蔵庫まわり」だ。両側に簡単な棚を置くことで使い勝手がぐっと良くなっている。そして最後に「コンロまわり」の違いを指摘した。コンロまわりに調味料などを置ける棚を手作りで設置しているので、さっと取り出せて効率的に作業できると紹介。さらに、コンロの壁には防火板を設置しているとも伝えている」
http://news.searchina.net/id/1676151?page=1
 <同じく。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本でEVの普及率が低い理由の1つとして、「軽自動車が広い支持を得ている」ことを挙げた。軽自動車は早い時期から「低コストかつ低燃費」な便利な乗り物として、日本人の需要に応えてきたと指摘、それゆえ日本人の自家用車として今でも強い支持を受けていると説明した。また、「日本の企業はEVよりハイブリッド車の開発に力を向けており、選択できる車種が多いこと」、また「EVの技術はまだ成熟しておらず、価格も高い」といった理由も、日本でEVの普及率が低い理由だと論じた。」
http://news.searchina.net/id/1676160?page=1
 <こりゃ、新材料。↓>
 「・・・中国メディアの捜狐は・・・「日本人のリアルな生活の姿を目の当たりにして、日本に対して抱いていたイメージは大きく覆された」と告白する記事を掲載した。
 中国の経済成長に伴って中国人の生活は大きく変化し、考え方にも変化が生じている。特に都市部で生活する中国人は経済的に豊かになる反面、生活のリズムが速くなってストレスも増大しているという。それゆえ日本を訪れる中国人旅行客の目的は、買い物から徐々に「精神的な充実」を求める方向へと変化している。
 記事は、「中国人が日本について知っていることは富士山や桜などで、インターネットを通じて調べられる情報も表面的なものに過ぎない」と指摘。深い理解がないままに日本を訪れた中国人旅行客は「日本人のリアルな生活の姿を目の当たりにすると衝撃を受ける」と伝えた。
 さらに、北京や上海などの大都市の生活を知らない中国人は、「東京の生活リズムの速さを見て震撼させられる」という。昼間は忙しそうに行き交う会社員が、夜になるとお酒を飲んで公共の場所で酔いつぶれている姿を見ると、「酒を飲んで忘れてしまいたいほどのストレスを抱えているに違いない」と伝え、その生活に恐ろしさを感じると主張。そして翌日には何事もなかったかのように仕事に向かう姿は、日本人社会に恐ろしいほどの規律が存在することを匂わせると論じた。
 他にも記事は、日本では「高齢者が生活のために働いている姿」も中国人にとっては衝撃であると強調。日本は経済的に豊かな国であるはずが、「老後も働き続けなければならないのか」と衝撃を受けると伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1676164?page=1
 <そう、東北アジアの戦間・戦中史は、近い将来、日中が共に研究する価値があるのよ。↓>
 「日本にある「満蒙開拓平和祈念館」を訪れてみた・・・中国メディア・新華網・・・
 記事は、記念館の事務局長が「開拓団の悲惨な歴史は、戦争の被害者である中国と、加害者である日本がともに研究する価値がある。戦争の痛みは双方が担わなければならない」と語ったことを紹介。日本国内における関心も高く、決して交通の便が良い場所にないにもかかわらず、2013年4月の開館以降すでに来場者数が15万人を超えていると紹介した。」
http://news.searchina.net/id/1676126?page=1
 <新材料が盛り込まれているわけではないが、日本文明へのレスペクトの塊のような記事。↓>
 「中国メディアの捜狐・・・記事の中国人筆者はこれまで何度か日本を旅行で訪れたことがあるようで、「日本は訪れるたびに文明レベルの高さに震撼させられる国だ」と主張。たとえば日本では誰かに道を尋ねれば「誰もが責任を持って案内してくれる」と伝えたほか、飲食店に入れば子ども用の椅子があると紹介し、「些細なニーズでも満足させてくれる配慮がある国が日本である」と論じた。
 さらに、日本人の日常には「日本の文明レベル」を示す事例が数多くあると伝え、スーパーで生鮮食品を購入する際は産地や消費期限が明確に記されていて、トレーサビリティーで生産者や農薬の使用量などを確認することができると紹介。また、日本では水道水を直接飲むこともできるとし、水道水は一度煮沸しなければならない中国とは大きな違いがあると指摘したほか、日本は治安が良いため中国のように自宅に防犯扉を設置したり、窓に鉄の柵を設置したりする必要はないと指摘した。
 また、新幹線や地下鉄、バスなどの公共交通機関は「時刻表どおり」に運行がなされていて、誤差は「秒単位」であるとしたほか、車内では大声で騒ぐ人や携帯電話で通話する人もいないと紹介。鉄道の駅構内には案内図があり、外国人でも迷うことなく移動ができるとした。
 そのほか記事は、日本国内では中国ではあまり見られない社会的弱者とされる人々への配慮が随所に見られると伝え、こうした配慮はまさに日本の文明レベルの高さを示すものであると主張している。」
http://news.searchina.net/id/1676143?page=1
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太田述正コラム#10403(2019.2.28)
<ディビット・バーガミニ『天皇の陰謀』を読む(その1)>

→非公開