太田述正コラム#10484(2019.4.10)
<皆さんとディスカッション(続x4038)>

<太田>(ツイッターより)

 「中国メディアの新浪網は2…記事で、「数社の大企業が国家を牛耳ることは、どれだけ恐ろしいのか?」と題する記事を掲載し、韓国の経済体質を批判的に紹介した。…」
https://news.infoseek.co.jp/article/recordchina_RC_701289/
 戦後の日本の財閥解体を評価しているのはご愛敬だが、中共当局の自国の(日本型)経済体制への自信の表れ。

<0dK5yLtI>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

 太田さん共々、返しをいただきありがとうございます。
 つまらない質問で、スペースや時間を割かせてはいけないと思い、控えていましたが、わかった気にならずに、素直に尋ねることも大事かと思いました。
 シンプルに言うなら
弥生性=戦闘性
縄文性=協調性
くらいに思っていましたが、郷中教育の話まで出てきて、とても興味深く読ませて頂きました。
 以前、ドワンゴの川上量生氏が、何故、日本でアマゾンやグーグル、アップルといった企業が現れないのか?という問題提起がよくみられるが、それらの企業の出現とアメリカが圧倒的な軍事力を背景にして世界の警察たる覇権国になっていることとは、無縁でない、よって日本にそれらを求めるのは筋違いだ、みたいなことを述べていたのですが、太田さんの縄文モードは自足性が強いの論から言えば、それなりに的を射たコメントも言えますね。

⇒質問等を提起するのに憚ることなかれ。
 私のためにもなるのだから・・。(太田)

<E6H.71Fw>(同上)

 「自衛隊F35A戦闘機 レーダーから機影消え連絡途絶 青森沖・・・
 9日夜、青森県三沢市沖の太平洋上で航空自衛隊の最新鋭の戦闘機「F35A」1機の機影が消えたことを受けて、防衛省は三沢基地に配備されている同型の残りの12機について、当面、飛行を見合わせることにしました。・・・」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190409/k10011878581000.html

 ロッキード製だっけか。

⇒軍用機の場合は、非軍用機一般とは事情が異なり、機体の問題だけが原因で事故が起きることは殆どない。
 軍用機は、とりわけ、戦闘機の場合、非軍用機一般とは違って、非軍用機なら飛ばないような悪天候の場合も飛ぶことがあるし、非軍用機なら許されない「ニアミス」も失速も急旋回も急上昇/降下も、やらなければならないからだ。(太田)

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 世界向けということなんだろうが、こんな無内容な会見なら、時間もあったことだし、せめて(英語じゃなく)日本語でやったらどうだっての。↓

 「ゴーン容疑者の“再逮捕前”ビデオメッセージを弁護人が公開「今起きていることは陰謀」・・・」 
http://news.livedoor.com/article/detail/16289698/
 <このBBCだけじゃなく、FTも記事にしてるな。BBCのはゴーンを突き放している。↓>
 Carlos Ghosn says ‘backstabbing’ behind his arrest・・・
https://www.bbc.com/news/business-47862627
 <ほら、やっぱし、来ないだろ。↓>
 「・・・キャロル氏(ラジオ取材の音声)「(特捜部の要請があれば)もちろん日本に行きます。でも、夫を助けるためにこちらでやることがあります」・・・
 <フランス政府も持て余し気味。↓>
 また、キャロル氏は、「フランスは、偉大な人権の国であるにもかかわらず、何ら異議を申し立てていない」などと、フランス政府の対応に不満を示している。・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/16287758/
 <捜査妨害じゃん。↓>
 「ゴーン被告の妻に弘中氏「出頭しなくてよい」 ・・・」
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190409-OYT1T50125/
 <内政干渉じゃん。↓>
 「・・・ゴーン前会長を巡っては、経営トップを務めていた仏ルノーが内部調査を進めていたところ、オマーンの販売代理店への支払いに不審な部分が見つかり、仏検察当局に通報したと発表している。これが今回の逮捕とも連動しているのではないかと、郷原弁護士はみている。ルノーは経営面で日産と「いつまでも対立しているわけにはいかない」とした上で、「ルノーが日産に頼まれたからではないか」と推測する。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%B3%E5%89%8D%E4%BC%9A%E9%95%B74%E5%9B%9E%E7%9B%AE%E9%80%AE%E6%8D%95%E3%81%AF%E2%80%9C%E5%8F%A3%E5%B0%81%E3%81%98%E2%80%9D%EF%BC%9F-%E8%83%8C%E6%99%AF%E3%81%AB%E6%97%A5%E7%94%A3%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%83%BC%E9%80%A3%E5%90%88%E3%81%AE%E5%BD%B1/ar-BBVMqFN?li=BBfTvMA&ocid=spartanntp
 <・・・。↓>
 「・・・<日産の>取締役会議長<に>・・・榊原定征・東レ特別顧問(日本経済団体連合会前会長)を据える人事案が浮上しているのだが、・・・「自動車各社はライバル意識が強いから、このままだと日産と手を組んだと見られて日産以外の営業に影響が出かねない」と心配の目を向ける。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/money/%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%B3%E8%BF%BD%E6%94%BE%E3%81%A7%E3%82%82%E6%B0%97%E3%81%8C%E6%8A%9C%E3%81%91%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%81%E6%97%A5%E7%94%A3%E9%A6%96%E8%84%B3%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E3%81%AE%E3%80%8C%E6%96%B0%E3%81%9F%E3%81%AA%E7%81%AB%E7%A8%AE%E3%80%8D/ar-BBVKXMD?li=BBfTvMA&ocid=spartanntp#page=2
 <だってさ、GFI=ゴーンなんだぜ。ジュファリに送金したカネの一部がゴーンのポケットに入った、という外形だけで、特別背任だろ。↓>
 「・・・中東湾岸諸国に住んでいる居住者の圧倒的多数はインドやフィリピンからの出稼ぎ労働者で、彼らは車を買わない。車を買うのは少数のアラブ人富裕層に限られている。だから、テレビコマーシャルもさしたる効果がない。中東での自動車販売は、日本のようにキャンペーンやチラシを配ったりしてチマチマやるのではなくて、有力者のところにまとめてお金を落とすというやり方をする。アラビア半島は部族国家なので、部族を押さえれば車は必ず売れる。それがアラブの正義なのである。
 サウジアラビア・ルートのファリド・ジュファリ氏に対する約16億円の販売促進費も同様であるが、オマーンで年間6億円程度の販売促進費はまことに正常で、むしろ安いくらいと考えるべきであろう。大手メディアは、これらの販売促進費がCEO予備費から支払われたことをもって、CEO予備費が不正の温床と断罪するが、それは、むしろアラブに対する販売促進費の支払手法として機動性と柔軟性に優れていたと評価することもできる。・・・
 レバノンにある投資会社「グッド・フェイス・インベストメンツ」(GFI)・・・の決算書には、「ビューティー・ヨット」に対する貸付金と「ショーグン・インベストメンツ」に対する出資金が500万ドルとして資産計上されているはずで、さらにSBAの決算書には、GFIに対する貸付金が500ドルとして資産計上されているに違いない。すなわち、還流資金の500万ドルには損失が発生しておらず、ここには日産の損害が認定できない。これでは、公判で弁護側がGFI及びSBAの決算書を証拠提出して会計上の損害がないことを立証すれば、検察官に勝ち目はない。本件オマーン・ルートは、1500万ドルの流出資金に背任性はなく、還流資金に損害は認定できない。こんなものが特別背任になることなどあり得ない。・・・」
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/56043?utm_source=editor&utm_medium=mail&utm_campaign=link&utm_content=top
 <これに尽きる。↓>
 「・・・「(スヘイル・)バウワン氏は、中東で自動車を販売するルートを持っている実力者の一人。彼を通さないと、各国とも、中東での自動車販売ができないほど。そのバウワン氏の会社を通じて、カネを自分に還流させている。
 まさにその『還流スキーム』こそが、マネロンだ。国内に収まる事件ではなく、こんな事件は日本の裁判所も検察も、弁護士も扱ったことがないはずだ。だから、マネロンが何かをわかっていない。・・・」
https://blogos.com/article/369852/

 極端な書き方しちゃダメだよ、朝日。↓

 「文系の博士課程「進むと破滅」 ある女性研究者の自死・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/16293138/

 ウェルダン。↓

 「八戸市が「新元号」フィーバーに沸く理由 「令和」の字、分解してみると・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/16288668/

 そりゃそうだ。↓

 The blossom worth billions for Japan・・・
https://www.bbc.com/news/av/world-asia-47870691/how-cherry-blossom-season-boosts-japan-s-economy

 これだと、ファッションデザイナーの高田賢三は日仏二重国籍者だと読めるが、ホントにそうなんだろうか。↓

 Legendary Japanese-French designer Kenzo Takada just celebrated his 80th birthday in grand Parisian style March 1 at the Pavillon Ledoyen, one of the oldest restaurants in the City of Lights. ・・・
https://www.newsweek.com/kenzo-takada-fashion-1386654

 とにかく、痛い思いだけは願い下げだわ。↓

 「がん10年生存56.3%…最低は膵臓5.4%・・・」
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190409-OYT1T50148/

 何だあ。↓

 「Microsoftが「ハードウェアの安全な取り外し」を行わなくてもUSBを取り外してOKと認める・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/16288483/

 近代イスラムなんての背理じゃん。バカなこと書くなって。
 ブルネイ首長が「正しい」のよ。↓

 Brunei’s Stoning Law Is Out of Touch With Modern Islam Brunei’s Stoning Law Is Out of Touch With Modern Islam・・・
https://www.nytimes.com/2019/04/09/opinion/bruneis-stoning-law-is-out-of-touch-with-modern-islam.html

 とかなんとか言っちゃってー。↓

 「渋沢栄一の新1万円札採用を批判 韓国メディア「収奪の主役」・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E6%B8%8B%E6%B2%A2%E6%A0%84%E4%B8%80%E3%81%AE%E6%96%B01%E4%B8%87%E5%86%86%E6%9C%AD%E6%8E%A1%E7%94%A8%E3%82%92%E6%89%B9%E5%88%A4-%E9%9F%93%E5%9B%BD%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%80%8C%E5%8F%8E%E5%A5%AA%E3%81%AE%E4%B8%BB%E5%BD%B9%E3%80%8D/ar-BBVL1pN?li=BBfTvMA&ocid=spartanntphttps://news.infoseek.co.jp/article/20190409hochi116/
 「渋沢栄一の新紙幣肖像に「韓国に対する配慮が欠けているのでは」聯合ニュース報じる・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/20190409hochi116/
 <朝鮮日報よ、お前もか。↓>
 「日本の新1万円札に渋沢栄一、植民地時代の韓国経済収奪を主導・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/04/09/2019040980264.html
 <ホントのところは、この通り。↓>
 「なぜ渋沢栄一の顔が、韓国紙幣に印刷されているのか。井上さんはこう話す。
「最初は、渋沢が頭取をつとめていた第一国立銀行が韓国に支店を出しまして、そのタイミングで紙幣を発行したんです。
 渋沢は韓国で金融基盤を整えたうえ、京釜(けいふ)鉄道敷設にも携わるなど、次々にインフラを整備していきました。あまり知られていませんが、当時の韓国の王から渋沢は感謝状をもらっているんです。
 当時韓国で流通していた1円札、5円札、10円札すべてに渋沢の顔が印刷されています。

 間違いじゃないが、見出しとしちゃあ、雰囲気だった→雰囲気、だろが。↓

 「「日本は韓国製品の不買運動でも起きそうな雰囲気だった」・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/04/10/2019041080004.html

 そんなことあるワケないだろが。↓

 「1937年の「南京事件」をめぐって、中国の姿勢がブレている。昨年12月の追悼式典では、習近平国家主席が参加を見送り、「日中関係に配慮した」といわれている。一方、地元の南京市は、例年通りの強硬姿勢を崩さない。中国法研究者の高橋孝治氏は「中央の意図を読み違えた地方の迷走がある」と指摘する――。・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/president_28273/

 ここにも人間主義が・・。↓

 「中国から日本の介護施設に見学者が殺到している理由・・・」
 これらの企業の多くは介護に関して全くの素人であり、どのように事業を展開していったらよいのか、わからない。ゆえに、20年前に高齢社会になり、介護保険のような社会保障制度もある日本で学ぼうと考えているのだ。いわば介護の世界では、日本は中国の「先輩」のような存在だ。あわよくば、日本で事業のパートナーを探そうとの考え方もある。・・・
 認知症ケアに関しては、日本は「個別ケア」を提唱し、一人ひとりの高齢者のこれまでの人生の歩みや、性格、嗜好などを把握する。介護というよりは「その人の生活を支える」という姿勢である。なので、本人にはある程度の「選択の自由」もある。・・・」
https://diamond.jp/articles/-/199094?utm_campaign=doleditor_02&utm_medium=email&utm_source=daily

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <対日対台兼用攻勢。↓>
 「福原愛さんが第2子となる長男を出産 ネットユーザー「これで家族で卓球の全種目に出場できる!」・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2019/0409/c206603-9564933.html
 <ほう、そうかい。↓>
 「中国の産業用水中ドローンが日本市場に初進出・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2019/0409/c94476-9565051.html
 <ここからは、サーチナより。
 そうだぞー。↓>
 「日本に馬鹿にされているぞ! 中国のマラソン大会で「近道」や「自転車」さらには「替え玉」まで・・・中国メディアの新浪・・・」
http://news.searchina.net/id/1677653?page=1
 <銭湯まで狩り出して、日本へ行けキャンペーン。↓>
 「日本の銭湯、最初はとても不慣れだが慣れてしまうと天国だった!・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1677657?page=1
 <キンキまで狩り出して・・以下、同文。↓>
 「ふぐ・あんこうに並ぶ日本の高級魚、その味はまさに海の宝石級だった・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1677670?page=1
 <目の付け所が・・・。↓>
 「チャーハン1つ作るにも垣間見える、日本人の清潔好き・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1677692?page=1
 <ハハハ。↓>
 「え? 日本人は着物を着て花見をしないって? 失望する中国人も・・・中国メディアの快資迅・・・」
http://news.searchina.net/id/1677685?page=1
 <阿Q性がチラホラ。↓>
 「日本の民泊は「儲かるぞ」、特に京都の古民家への投資がおすすめ・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1677700?page=1
 <いや、ご立派。↓>
 「中国メディア・東方網・・・記事は、古くより公務員という職業は非常に厳粛で、庶民に畏怖の念を抱かせる存在だったと紹介。中国ではその傾向がいまだに強く、特に税関や税務局、出入国管理所、計画生育当局といった機関に用事があって赴く際には、「まるで宮廷に参内して皇帝の謁見を賜るような心持ち」になるとした。
 そのうえで、現在の日本ではその「真逆」の状況になっていると指摘。日本の役所や役場の職員はみなにこやかに市民へのサービスを行い、手続きに10分ほどの時間しかかからなかったとしても「お待たせしてすみません」と謝る様子が見られとし、「これこそが真の、市民の公僕ではないか」と評している。
 記事は、市民に対しての礼節を持った公務員の姿勢は個々の職業道徳の高さを示すものであるとする一方で、その職業道徳の高さは個人のモラルでなはく行政に対する監督の厳しさによるものであるとの見方を示した。
 そして、日本では公務員の汚職や不正、職務怠慢、職権乱用といった行為に対して市民がクレームをつける方法は非常に簡単であり、電話1本入れるだけで効果が出ると説明。それだけに日本の公務員は市民による自身へのイメージに対して非常に敏感であり、横柄な態度を取らないばかりか、市民から好印象を持たれるような取り組みを進めるのだと伝えた。
 最後に記事は、「公務員のサービス態度は、その国の文明を測る尺度になる。特に、市民が直接感じるのは、末端の公務員の態度だ」と説明。偉そうな公務員に対して市民が種々の「お願い」をすることがなくなり、公務員が良い意味で平凡に仕事をするようになってこそ、社会は進歩したと言えるのだとの持論を展開した。」
http://news.searchina.net/id/1677671?page=1
 <最近定番化。↓>
 「日本には「中国人が目指すべき農業」がある・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1677674?page=1
 <殆ど定番化しつつあるガス抜き記事。↓>
 「街中で酔いつぶれて寝てしまう日本人、「ストレスの大きさが分かる」・・・中国メディアの捜狐・・・」
http://news.searchina.net/id/1677672?page=1
 <余裕のご声援。↓>
 「卓球アジア杯、日本人最高の成績を残したのは「中国人が嫌いになれない2人」だった・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1677677?page=1
 <いやなに、習ちゃんは、「慣れさせない」ような、絶妙の間隔を置くはずだよ。↓>
 「宮古海峡を通過する中国軍艦、常態化させて「日本を慣れさせよ」・・・中国メディアの捜狐・・・」
http://news.searchina.net/id/1677654?page=1
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太田述正コラム#10485(2019.4.10)
<ディビット・バーガミニ『天皇の陰謀』を読む(その28)>

→非公開

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