太田述正コラム#11010(2019.12.28)
<皆さんとディスカッション(続x4300)>

<太田>(ツイッターより)

 「…ロシア<の>…極東地域は国土の4割だが、人口は90年から2割以上減った。…
 極東発展に関する会議で地元首長の一人が…「極東は必要なのか」。…」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53830830W9A221C1SHA000/
 中共自身も人口減を防止できるという条件付きだが、温暖化したロシア極東がアジア人のもとに復帰する運びになりそうだな。

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 本件は、この記事の見出しに尽きてるな。↓

 Japan to Deploy Destroyer to Middle East–The rare overseas mission follows an attack on a Japanese oil tanker and increased American pressure to play a more active role in the region.・・・
https://www.nytimes.com/2019/12/26/world/asia/japan-iran-military-patrol.html

 家族ではない医療関係者等に診療等を依頼しなかったのが誤りの一つだな。↓

 「・・・ 元農水次官の公判・・・」
https://news.livedoor.com/article/detail/17592349/

 それはそれは。↓

 「・・・今日本のゲームが世界のゲームアワードを席巻している・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/itmedia_nlab_20191227111/

 ・・・。↓

 「藤井聡太七段、王位戦挑戦者決定リーグ入り「目標達成できた」・・・」
https://www.sankei.com/life/news/191227/lif1912270034-n1.html

 コラム中の諸挿話の真偽を確かめる労をとるほどの話じゃないな。↓

 「東条英機の逆鱗 政敵・中野正剛は割腹自殺した・・・」
https://special.sankei.com/f/society/article/20191228/0001.html

 かまびすしい女性天皇/女系天皇の話、と関係ありそななさそな。↓

 「・・・光明皇后は、聖武天皇が皇太子だった霊亀2(716)年に妃となり、即位(724年)の5年後に皇后に立てられた。皇后は皇族であることが原則とされており、臣下からの立后は極めて異例のことだった。・・・」
https://www.sankei.com/premium/news/191227/prm1912270005-n1.html

 日・文カルト問題。

 <そういう見方以前に、政治問題について自己抑制的な司法というのは一つの見識ではあるものの、それなら、どんな時でもそうあるべきだよ。↓
 「韓国憲法裁、訴え却下も日韓合意の履行義務を骨抜きに・・・」
https://www.sankei.com/world/news/191227/wor1912270021-n1.html
 <何一つ越えてやせんで。↓>
 「慰安婦合意の違憲訴え却下…韓日外交、もう1つの峠越えた・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/260974
 <と、元慰安婦の方々も仰ッとるわ。↓>
 「韓国憲法裁の「慰安婦合意」却下に…「もどかしい」旧日本軍慰安婦被害者が涙・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/260975
 <そんなのニュースかよ。↓>
 「菅官房長官、韓国憲法裁の判決控え「慰安婦問題は完全に解決」主張・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/260965
 <こういうことだけ書いてりゃいいのよ。↓>
 「「慰安婦合意」憲法訴訟却下、外交合意を巡る議論は慎重でなければ・・・」
http://www.donga.com/jp/home/article/all/20191228/1938226/1/%E3%80%8C%E6%85%B0%E5%AE%89%E5%A9%A6%E5%90%88%E6%84%8F%E3%80%8D%E6%86%B2%E6%B3%95%E8%A8%B4%E8%A8%9F%E5%8D%B4%E4%B8%8B%E3%80%81%E5%A4%96%E4%BA%A4%E5%90%88%E6%84%8F%E3%82%92%E5%B7%A1%E3%82%8B%E8%AD%B0%E8%AB%96%E3%81%AF%E6%85%8E%E9%87%8D%E3%81%A7%E3%81%AA%E3%81%91%E3%82%8C%E3%81%B0
 <うるさいの。↓>
 「「北朝鮮ミサイル誤報」のNHKに…米専門家「誤報で戦争が起きる」批判・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/260948
 <自分の国の方だけ心配しなさい!↓>
 「国内政治で追い込まれた文大統領と安倍首相の「同病相憐」…韓日関係は?・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/260929
 <安倍チャン、褒め殺しに出たか。↓>
 「安倍首相「文大統領は物腰が柔らかい紳士…頻繁に会うことを期待」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/260979
 <ニュース価値なし。↓>
 「「文喜相案」に立場表明の安倍首相「韓国は国家として正しい判断を」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/260976
 <アイゴー。↓>
 「韓国人の半数が「患者」あるいは「病気の疑い」–昨年54%が「患者」あるいは「病気の疑い」–10人中4人が肥満…毎年増加傾向・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/12/27/2019122780048.html
 「トヨタ労組「人事評価に応じて賃金もらう」…韓国の自動車業界とは大違い–5段階の個別人事評価により賃金引き上げ幅に差つける–韓国GM・ルノーサムスンはスト実施…現代自動車は労使がWi-Fiめぐり神経戦・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/12/28/2019122880003.html
 「・・・出国者は2016年2238万3190人で、2017年2649万6447人だった。2016年から2018年まで3年間、年に200万人余りずつ計630万人が増加した。しかし、今年だけ昨年とほぼ同じ水準だ。・・・
 <また、>韓国に入国した外国人は2017年から毎年100ドル以上、前年より少なく使っている・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/260951?sectcode=120&servcode=100 

 この点だけについては、ドイツ国民、実に見識が高い。↓

 「「世界平和を脅かす人物」2位に金正恩、1位は?・・・トランプ・・・ドイツ世論調査・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/260932?sectcode=500&servcode=500

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <邦字媒体より。
 中共当局、せちがらすぎでは?↓>
 「・・・上海の名門大、復旦大で、同校の運営方針を定めた規約が改正され「思想の自由」などをうたった部分が削られた。代わりに「中国共産党の指導を堅持する」ことなどが盛り込まれ、大学では学生らによる抗議集会が18日以降、断続的に開催されている。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E8%A6%8F%E7%B4%84%E3%81%8B%E3%82%89%E3%80%8C%E6%80%9D%E6%83%B3%E3%81%AE%E8%87%AA%E7%94%B1%E3%80%8D%E5%89%8A%E9%99%A4%E3%81%AB%E6%8A%97%E8%AD%B0-%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%AE%E5%90%8D%E9%96%80%E3%83%BB%E5%BE%A9%E6%97%A6%E5%A4%A7%E3%81%A7%E7%95%B0%E4%BE%8B%E3%81%AE%E9%9B%86%E4%BC%9A/ar-BBYpcK2?ocid=spartanntp
 <ここからは、人民網より。
 続く狂瀾怒濤の日中韓提携戦略記事。↓>
 「中日韓企業が協力の新たな可能性を切り開く・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2019/1226/c94476-9644157.html
 「中日韓サミットで提起された「中日韓プラスX」協力とは?・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2019/1226/c94476-9644156.html
 <ここからは、サーチナより。
 色々ご教示いただき忝い。↓>
 「天ぷらは、日本料理のなかで最も偉大な発明かもしれない・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1685562?page=1
 <定番。↓>
 「日本がどれだけ豊かかって? 「農村部を見れば良く分かる」・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1685573?page=1
 <同じく。(ちょっとしたガス抜き。)↓>
 「日本人の民度は本当に高いのか? 日本在住の中国人の見解は・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1685585?page=1
 <概ね定番。↓>
 「・・・日本の犯罪件数の低さは「世に広く知られている」とし、刑法犯総数に対する殺人事件の割合も米国の10分の1以下だと紹介。しかし、日本の犯罪件数が毎年減少している一方で、東京都は「世界最大規模の警察チーム」を有しているうえに、日本の警察官の人数は十数年前に比べて増加していると指摘した。
 警察官の人数がこれほど多いうえに犯罪が減少しているという状況のもと、「犯罪が少ない日本では、警察官は暇なのではないか」と疑問を投げかける一方で、日本の警察は自転車の盗難、シートベルト違反・信号無視の取り締まりなど事件の大小を問わずに職務を果たしていると説明した。
 この記事を読んだ中国ネットユーザーからは、「日本の社会福祉は非常に手厚いので、人びとは罪を犯す必要がないのだろう」というコメントが投稿され、最も多くの支持が集まっていた。・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1685563?page=1
 <同じく。↓>
 「中国の中古車市場、どうしてこんなに日系車が多いのか・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1685575?page=1
 <これもそう。↓>
 「外国人の目には「理解し難い」と映る、日本独特の習慣とは・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1685583?page=1
 <これもまたそう。↓>
 「日本に好感を持てない中国人でも納得せざるを得ない「日本が持つ世界一」とは・・・<王室と平均寿命の長さ、に、犯罪率の低さ>・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1685586?page=1
 <当たり前では?↓>
 「・・・<日本で>学校や企業などが不祥事で実施する謝罪について、どのような形の謝罪が最も説得力があり、受け入れられるかを研究したと紹介した。
 そして、調査の結果、謝罪と同時に損失の補償を申し出たり、トラブルの発生原因を真剣に調査することを約束したりした場合に、誠意を感じた時に反応する大脳の一部の動きがより活発になることが分かったとしている。    
 そして、研究者がこの結果について「組織にしろ個人にしろ、誠意をストレートに表現できなければ、謝罪の効果は弱まってしまう」と説明したことを伝えた。・・・人民網・・・」
http://news.searchina.net/id/1685564?page=1
 <日本車であるホンダを買えキャンペーン。↓>
 「中国でホンダが販売数を伸ばし、成長を続けている理由・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1685569?page=1
 <なるほど。↓>
 「新幹線が「巻き返しを狙っている」のに! なぜ中国は「焦らない」のか・・・
 中国メディアの同花順財経・・・記事は・・・中国鉄道部の前部長である傅志寰氏はなぜ「中国高速鉄道が現時点で営業運転で時速500キロを出すのは不可能」と述べたのかと問いかけ、これは中国高速鉄道に「低コスト」という競争力があるためだと主張。新幹線が営業速度を引き上げることができたとしても、建設費などのコスト面で中国高速鉄道に追いつくのは「相当困難」であり、輸出競争における中国優位は変わらないからではないかと主張した。」
http://news.searchina.net/id/1685584?page=1
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 一人題名のない音楽会です。
 今回は、フェイク・クラシック小特集です。

 最初のは、ベートーベンが死後に残した断片を踏まえて、ベートーベンの10番目の交響曲の第1楽章を「創作」した作品です。
 この作品のCDは既に持っているのですが、10数年ぶりにYoutubeで聴いてみたところ、CDで聴いた当時よりもいい出来だと思いました。
 加齢に伴って、音楽の好みも少しは変る、ということかもしれませんね。

Ludwig van Beethoven Symphony no. 10 I. Andante – Allegro – Andante realized and completed by B. Cooper(注) 指揮:Wyn Morris オケ:London Symphony Orchestra
https://www.youtube.com/watch?v=wuzORnb05IY

(注)「1988年、ベートーヴェンの研究者のバリー・クーパーは、交響曲第10番変ホ長調を発表した。作曲されたのは1楽章のみで、350小節相当におよぶベートーヴェンのオリジナルスケッチが検討の対象とされた。ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団によって初演された。バリー・クーパーはその後さらに資料収集と検討を重ねて第2稿を発表した。第2稿はウィン・モリス指揮ロンドン交響楽団によって初演された。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2%E7%AC%AC10%E7%95%AA_(%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%B3)

 次のは、David Copeが、同じベートーベンの交響曲を、ベートーベンらしさを教え込んだEmmyと名づけたAIに作曲させたものです。
 その第2楽章の途中までです。
 悪くない出来だと思います。↓

Beethoven 2 beg David Cope(注) Emmy
https://www.youtube.com/watch?v=CgG1HipAayU

(注)1941年~。サンフランシスコ生まれでカリフォルニア大サンタクルズ校音楽教授。
https://en.wikipedia.org/wiki/David_Cope

 最後のは、やはり、David Copeが、今度は、ショパンらしさを教え込んだEmmyにノクターンっぽい曲を作曲させたものです。
 その途中までです。
 これも悪くありません。↓

Chopin style Nocturne Beginning David Cope Emmy
https://www.youtube.com/watch?v=t6WeiyvAiYQ

 もう、AIが生身の人間の最高のプロ作曲家のレベルを凌駕するのも時間の問題です。
 そうなれば、誰も人間の作曲家に作曲依頼する人はいなくなるでしょうね。
 プロの音楽演奏家・・歌手を含む・・がいなくなるのとどっちが先か、は分かりませんが・・。
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<太田>

 昨日、ネット広告で、ユニクロがセールをしていて、1万円以上買えば、小ブランケットがもらえることを知り、日・文カルト問題がらみで、ユニクロがヒートテックをエサに、日本ボイコットに痛撃を与えたというので、パソコン部屋のエアコンだけでは、厳寒期にはいつも寒い思いをしていたので、「ディスカッション」のアップが終わった後、ヒートテックの下着を買いに、自転車で大森駅ビルのユニクロに出かけた。
 昨日までは、この駅ビルにユニクロが入っていることさえ気づかなかった私だが・・。
 (ところで、ネットでユニクロを捜していた時に、洋服の青山も、割と近くにあることを発見。今まで、都心に出る時に五反田の洋服の青山に立ち寄っていたのは何だったのか、と自分自身に呆れた。
 更に更に、これまた今まで気が付かなかったのだが、大森駅ビルに東急ストアが入っていることも「発見」した。
 近傍の東急ストアがなくなってからというもの、東急カードを使う機会がなくなり、カード返納をするつもりだったのだが、当面、そのままにすることにした。)
 で、目出度く、下着上下4着ややはりヒートテックの靴下4足・・前者は最高スペック、後者は最低スペックの、どちらもセール品)を買い、ブランケットもゲットして帰還した。
 レジに並んでいる時に、駅ビルのカード(JREカード)とユニクロ・アプリをご用意ください、という張り紙が目に入ったので、前のは、やはり捨てかけていたものを本日使えるかもしれないと持参していたが、後のは知らなかったので、その場でスマホに同アプリをインストールした。(インストール後、初回に限り、500ポイントゲットだったか500円引きになるんだったか、記憶が定かではない。)
 本日、さっそく、ヒートテック3点セットで決めているが、率直に言って、靴下は強いて言えば温かい気もするが、下着の方は着ている感じが全くフツーの下着と変わらなくって拍子抜け・・と着用後2時間経過した時点で書いたところ、その後、上の下着の背中の下のあたりが強いて言えば温かくなっている気がしてきた。
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太田述正コラム#11011(2019.12.28)
<映画評論64:わたしは、ダニエル・ブレイク(その1)>

→非公開