太田述正コラム#11058(2020.1.21)
<皆さんとディスカッション(続x4324)>

名古屋オフ会 2020年3月14日(土)(名古屋駅前)の申し込みは下掲から!↓
https://www.ohtan.net/meeting/
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<太田>(ツイッターより)

 「…中国で働く台湾人の数<は>5年連続で減少…経済面で進んだ香港・台湾と、遅れた中国は…補完関係にあったが、中国が経済発展したために<その>関係が崩れ…<たため。
 ∴商工業者が親中の国民党から逃げ、同党が>総統選挙<に敗北した>…」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54408270V10C20A1I00000/
 自由貿易からの逃走説だな。

<Y0gbYg6V>

≫権力者は人身売買と知ってたから奴隷という考え方にシフト?≪(コラム#11050。tGPkQSy8)

 そうですね、権力側が人身売買と自覚して誤魔化しに関わっていたと書かれているので、pdfに書かれていた事をまとめると以下のようになるかと。

・江戸時代には一般的な年季奉公と身売的年季奉公があった
・権力側は常に人身売買的要素を払拭しようとしており江戸時代では年季奉公化政策によって払拭を試みた
・年季奉公化政策は想像以上の成功で人身売買の内情はそのままでも庶民は「奉公へ出す」という意識を共有するようになった

 一般的に奴隷が居たかどうかは「人身売買のシステムがあったかどうか、それが合法かどうか」であるかと思います。
 Wikipediaの奴隷の項目に娘の身売りが但し書き無しで記載されている事や、娘の身売りが人身売買であったと明言されているのは提供されたpdfやWikipediaの他にも散見される事から、この状態で身売りが人身売買ではなかったというのは無理筋ではないでしょうか。
 とはいっても存在しなかったらしいので、その無理筋を通すべく「当時の人の主観」から弁護を試みても覆されてしまった、といった感じですね。

>権力者側の貧農民対策は既に資料提供しましたし、まるで幕府が宣伝して遊女を増やしたと言ったもんですよ。陰謀論ですか?そもそも幕府は増える田舎からの人口移動に元いた藩迄送り返してますよ。

特別に増やす目的ではなくて一般的な年季奉公と同じように感じさせるのが目的だと思います
ですので貧農民対策の実施とは矛盾はしないかと思います

≫んなばかな。当時傾城屋が嫌われものかつ身分も低い扱われたのは有名ですし誑かされる何てあり得ません≪(同上)

 pdfによると“人身売買の内実はなんら変わっていないが・・・庶民もまた「奉公へ出す」という意識を共有するようになったのである。”とあるので、権力側の年季奉公化政策は想像以上に成功して人身売買の誤魔化しが出来たようですけど、博士論文との記載もあるので、いい加減な事が記載されているとは思えないので。

≫からゆきさんは出稼ぎ、性接待含めた出稼ぎ、売春、移民、慰安婦等々ありどうやって人身売買といえるのでしょう?≪(同上)

 お金の為に海外へ行った人全般を表す言葉なので色々な契約があると思います。
 pdfにも“森崎が「からゆきさんを身近に知る人は、売られたとも自分でとびこんだともはっきりわけられない、という」との言葉は、まさにその両義性を表しているといえる”とあるので、出稼ぎか人身売買か曖昧な部分もあるかと思います。
 ですが曖昧な部分があるとはいっても、その曖昧な部分のある年季奉公が当時の価値観で人身売買と非難されてしまっていては、全てではないにしても奴隷契約が存在していたという事ではないですか?
 国内においても”津田と同様に司法卿の江藤新平や大蔵大輔井上馨も日本国内の娼妓奉公が人身売買同然であるという認識を共有していた””公権力は娼妓たちが人身売買的待遇にいることをじゅうぶんに認識していた・・・「地獄売女」にすべしという内容からも明らかである”とあるので明治期に入って人身売買とみなさないというのは無理があるかと思います。

≫まさしく慰安婦の考え方、米国や韓国の主張そのものですよ。二度目ですが慰安婦の過去コラム検索してください≪(同上)

 今の性的な自由の話をしたのであって数十年前ではないのですけど。
 検索してみても今の性的な自由の話を覆すようなコラムは見つかりませんでした。
 米軍の調べで、ただの売春婦だったというのも「嘘偽りのない募集に応じて売春をしていた」ということを意味しているのだと推測します。
 当時はこれを「本人の自由意志」とできたのかもしれませんが、これが今でも問題とされないのならシングルマザーの記事が出てくることはないのではないですか?
 「福祉が行き届かない事で嫌なのにデリヘルをさせられているのに自由が脅かされていないというのはあり得ない」が今の価値観ではないですか?
 兵士と一緒に遊ぶこともあったというような一般労働者の様な扱いも同じだと思います。
 たとえ本人に売春への否定的な感情が無かったとしても、それが本当の自由意思によるものなのかはわかりません。
 この当時の世界に発達障害を認知して配慮することを求めるのは間違っているとも思うので「本人がそう言っているのだから」はやむを得ないと思います。
 ですけど今は違うのではないですか?
 だから発達障害者や知的障害者を食い物にしていると記事は問題視しているのではないですか?
 前に書いた事と重複しますが、今の世界で肯定される売春というのは「家庭環境に問題がなく、元々裕福であったり十分な福祉を享受して売春を強要されない状態にある上で売春をしたいと思った成人」という場合ではないですか?

<太田>

 主張を述べる際には、定義、典拠、を常に明らかにし、簡潔にお願いします。

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 だそうです。↓

 Studio Ghibli: Netflix buys rights to iconic animated films・・・
https://www.bbc.com/news/newsbeat-51178158

 進次郎問題。↓

 <「働いていた」のが事実かどうか、カネは何処から出てたのか、本当に本人が書いたのか、を、調べるのが先決だろ。↓>
 「進次郎が米国時代に書いた「慰安婦、日米、対中」観–将来の宰相候補の外交スタンスを米国時代から探る・・・
 小泉は2006年からワシントンD.C.に本部があるCSISで働いていた。「働いていた」というのがどういう意味なのかはわからないが、彼自身がスピーチで「働いていた」と述べているから、働いていたのだろう。・・・」
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/59049?utm_source=editor&utm_medium=mail&utm_campaign=link&utm_content=list
 <しつこいぞー。↓>
 Paternity leave: Why taking Japan is talking about Shinjiro Koizumi・・・
https://www.bbc.com/news/av/world-asia-51132384/paternity-leave-why-taking-japan-is-talking-about-shinjiro-koizumi

 ま、こういうオリエンタリズムはいっか。↓

 A uniquely Japanese take on nostalgia・・・
http://www.bbc.com/travel/story/20200119-a-uniquely-japanese-take-on-nostalgia

 御親切なこって。↓

 Visiting Tokyo? Here’s how to ride the train like a local.・・・
https://www.washingtonpost.com/travel/tips/visiting-tokyo-heres-how-ride-train-like-local/

 以下、3連続辛口。↓

 記事の中身読むとその逆じゃん。
 一体どうなってんの?↓

 「買われる側の同意を得ない敵対的なTOB(株式公開買い付け)が日本企業のグループ再編の重要な選択肢となってきた。・・・」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54608240Q0A120C2EA2000/

 よくもまあ、こんな、中身のないコラム書けるもんだし、載せられるもんだわ。↓

 「【歴史の転換点から】信長をめぐる女たち(3)脳科学者・中野信子さんに聞く(上)時代を席巻する「利と血の論理」・・・」
https://www.sankei.com/life/news/200120/lif2001200003-n1.html

 何だか使いまわし記事っぽいなあ。↓

 「薩長同盟「それほどじゃなかった」説 単なる提携? きょうは「ライバルが手を結ぶ日」・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e8%96%a9%e9%95%b7%e5%90%8c%e7%9b%9f%e3%80%8c%e3%81%9d%e3%82%8c%e3%81%bb%e3%81%a9%e3%81%98%e3%82%83%e3%81%aa%e3%81%8b%e3%81%a3%e3%81%9f%e3%80%8d%e8%aa%ac-%e5%8d%98%e3%81%aa%e3%82%8b%e6%8f%90%e6%90%ba%ef%bc%9f-%e3%81%8d%e3%82%87%e3%81%86%e3%81%af%e3%80%8c%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%90%e3%83%ab%e3%81%8c%e6%89%8b%e3%82%92%e7%b5%90%e3%81%b6%e6%97%a5%e3%80%8d/ar-BBZ9Fcy?ocid=UE03DHP

 ゴーン問題。↓
 
 <日経の子会社FT、日本の法相の「投稿」を掲載。↓>
 Carlos Ghosn in Tokyo last year. –In Japan, investigation and interrogation to decide whether or not to indict a person is a precise process yielding accurate results・・・
https://www.ft.com/content/9b4c5ee4-3aae-11ea-b232-000f4477fbca
 <だから、ゴーンもその限りじゃ、レバノンにいても、まあ大丈夫だろ。↓>
 Lebanon Protesters May Topple the Government, but Not the Regime・・・
https://www.haaretz.com/middle-east-news/iraq/.premium-lebanon-protesters-may-topple-the-government-but-not-the-regime-1.8414876?=&ts=_1579571960774

 日・文カルト問題。↓

 <そんなん、関係ないっての。↓>
 「安倍首相「韓国と基本的価値を共有」…施政方針演説で6年ぶりに言及・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/01/21/2020012180003.html
 <余計なこと書くなって。↓>
 「日本、大きく華やかに飾った「独島は日本領土」展示館再オープン・・・
 領土・主権展示館」の拡張・再開館は、安倍政権が独島をはじめと領有権問題にさらに強硬な施政で臨むという「挑発宣言」とも言える。安倍政権は日本の右翼の主張をそのまま受け入れて独島をはじめとする領土問題に積極的な姿勢を見せている。特に独島は歴史的、法的に韓国領土であることが立証されているのにもかかわらず、無理な主張を展開してきた。・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/01/21/2020012180007.html
 <同じく。↓>
 「「韓国、素材・部品・装備の猛スピードで『脱日本』実現」=日本メディア・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/261716
 <日本のどこが泥沼だっちゅうのよ。↓>
 「韓国経済「日本化の泥沼」に陥っている・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/261704
 <日本に対してもこうありたいね。↓>
 「ハリス大使は言うべきことを言った・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/261714
 「米国が考えるハリスたたきの理由・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/261705

 ちゃうちゃう。↓

 How I became a China sceptic–At home and abroad, Xi’s hardline approach is having negative effects・・・
https://www.ft.com/content/cecbc5c8-3ab5-11ea-b232-000f4477fbca
 
 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <人民網より。
 日本へ行けキャンペーンに依然必死の習ちゃん。↓>
 「歴史や城好きにオススメ!行っておきたい日本の城・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2020/0120/c206603-9650355.html
 <ここからは、サーチナより。
 これも学ぶ気?↓>
 「何でもきれいに並べるのが好きな日本人に、「異変」が起きている!?・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1686148?page=1
 <こんなことまでご心配いただき・・。↓>
 「陰りが見えてきた? 日本の女子バドミントン・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1686151?page=1
 <定番。↓>
 「「日本人は拾ったお金ですらネコババしない」・・・一体なぜなのか・・・中国メディアの上観・・・
 東京では住民などによって落とし物として届けられたスマートフォンが88%であったのに対し、ニューヨークでは6%だったと紹介。財布が届けられた割合は、東京では80%、ニューヨークでは10%しかなかったというが、中国の場合、財布が届けられる割合は限りなく0に近いのではないだろうか。・・・」
http://news.searchina.net/id/1686152?page=1
 <同じく。↓>
 「固定概念が覆される日本・・・日本には驚きがいっぱい・・・中国メディアの捜狐・・・」
http://news.searchina.net/id/1686169?page=1
 <これもそう。↓>
 「「生鮮市場」ですら、清潔な日本、野菜は「洗わずに食べられるレベル」・・・中国メディアの新浪・・・」
http://news.searchina.net/id/1686172?page=1
 <概ね定番。↓>
 「知っていたか? 日本の農業はこんなにも洗練されていた・・・中国メディアの騰訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1686153?page=1
 <日本へのエールでやんすね。↓>
 「5Gの恩恵すら受けていないのに! 日本や中国では「6G」に向けた競争はがもうスタート・・・<どこの記事?(太田)>・・・
 6Gでは宇宙空間も含めた「全世界が通信で結ばれる」ことになると伝え、地上における通信網と宇宙空間における衛星がセットになってこそ6Gという通信規格が完成すると紹介。5Gでは米中による規格争いが続いているが、将来的に訪れる6Gの時代に向けても、すでに競争は始まっていると伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1686168?page=1
 <へー。↓>
 「中国メディアの新浪は・・・中国式の辛い火鍋を提供する飲食店が日本でも増えていて、徐々にポピュラーな存在になりつつあり、中国の火鍋が日本人の胃袋を掴みはじめていると主張する記事を掲載した。・・・」
http://news.searchina.net/id/1686171?page=1
 <クスクス。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本人がうらやむ中国の6つのこと」と題する記事を掲載した。
 記事によると、日本人が中国のことをうらやんでいることには「住民税がないこと」、「固定資産税がないこと」、「車を購入しやすいこと」、「ごみ捨てが楽なこと」、「野菜や果物が安いこと」、「職場環境が気楽なこと」の6つがあるという。・・・」
http://news.searchina.net/id/1686180?page=1
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<太田>

 –またファイルが過去時点に–

 表記が久しぶりにまた起こり、事態はより重症に。
 日記ファイルを閉じてからExplorerをチェックしたら、13:30頃のファイルに戻ってしまっており、ショートカットで同ファイルを起動しても、13:30のファイルが起動してしまう状態です。
 Acronisもやはり、同じ時間のものをバックアップしていました。(22:33のもの)
 なお、Acronisのバックアップ内のフォルダを開くのにものすごく時間がかかりますね。

⇒厳密に言うと異なりますが、圧縮されたファイルを解凍せずに特定のファイルを閲覧しようとする操作に近いので、太田さんの環境だけでなく、一般的に時間が掛かる操作です。(K.K)

 ところで、従来のケースでは、ショートカットのリンク先がOneDriveに変更されていたのですが、そちらに変更し得ない状況ですね。
 というのも、OneDrive内では日記ファイルが2019年11月のものまでしか表示されていませんでしたから。
 というわけで、元々、示唆いただいていたように、日記ファイルを最終的に閉じる前に、新wordファイルにコピペする、という方法を今後は採ることにします。

⇒[ドキュメント]フォルダ内に、[日記]という名前のフォルダを作成して、このフォルダに、[名前を付けて保存]で、例えば今日の15時に保存するのであれば、[日記2020-01-21-1500]という名前で保存、次に今日の21時に保存するのであれば、[日記2020-01-21-2300]という名前で保存するのがベターだと思います。
 [日記]フォルダ内に、大量の日記ファイルが存在するようになりますが、月末等に整理すれば良いと思います。(K.K)

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追記:
 たった今、試しにやってみた、本日で一番サイズのでかい17:33のバックアップファイルを開くことができたのですが、15:00頃の時点のものに「延長」されていました。
 このファイルを名前を単なる「日記」と名づけてデスクトップに保管しておきました。
 (念のため、その直後の19:34時点のものをチェックしてみましたが、13:30頃のファイルに「戻って」ましたね。)

⇒文面から推測しますと、
I.[ドキュメント]フォルダに保存されるはずのファイルが何らかの要因で[OneDrive]に保存されてしまう(AcronisTrue ImageもBunBackupも[ドキュメント]フォルダをバックアップする設定なので、当然バックアップされない)
 ↓
II.BunBackupによる[ドキュメント]フォルダの[OneDrive]への保存で、Iで保存されたファイルは削除されてしまう(←BunBackupの動作としては正しい動作です)
という現象が起こっているのではないかと思います。
 まず、Iに対してですが、Wordの規定の保存場所が、デフォルトでは[OneDrive]であって、ローカルに変更していないと思いますので、下記の手順でローカルに変更してください。これでIの現象が起こらなくなるとは言い切れませんが、やらないよりはマシだと思います。
1.Wordを起動させてください。
2.ウィンドウ左下の方にある[オプション]をクリックしてください。
 <URL省略(太田)>
3-1.ウィンドウ左で、[保存]タブをクリックしてください。
3-2.[規定でコンピュータに保存する]チェックボックスにチェックを入れてください。
3-3.[規定のローカル ファイル保存場所]が、[D:\Users\Nobumasa Ohta\Documents\]であることを確認してください。異なっていた場合は、[参照]ボタンをクリックして、変更してください。(K.K)
 <URL省略(太田)>
⇒⇒よく趣旨が分かっていませんが、やっておきました。(太田)
⇒次に、IIに関してですが、現在のBunBackupの設定では、[ドキュメント]→[OneDrive]の保存が行われた時にも、世代管理フォルダに変更が保存される設定になっています。つまり、Iの現象が起こってしまって、IIの操作でファイルが削除された場合、世代管理フォルダに削除されたフォルダが残っているはずです。
 [E:\BunBackup世代管理\世代2020-01-20\Users\Documents]フォルダではなく、[E:\BunBackup世代管理\世代2020-01-20\Users\OneDrive\ドキュメント]フォルダに昨日保存したはずなのに失われてしまった日記ファイルが存在しないか、確認してみてください。
 存在していた場合は、IとIIの現象が起こっているということでほぼ間違いないと思います。存在しなかった場合は、推測とは別の現象が起こっているということになります。(K.K)
⇒⇒そもそも、Eドライヴに「\BunBackup・・・」フォルダが一切存在しません。(太田)
⇒⇒⇒[E:\BunBackup世代管理]フォルダが存在しないということは、恐らくBunBackupは動作してないと思います。
 画面右下の方の[∧]をクリックして、BunBackupのフォルダのようなアイコンが存在するかどうか確認してください。(K.K)
⇒⇒⇒⇒存在しています。(太田)
⇒⇒⇒⇒⇒下記の
[E:\Users\Nobumasa Ohta\Documents]
というフォルダは存在していますよね。
 そして、
[D:\Users\Nobumasa Ohta\Documents]
に変更が加えられた場合(日記ファイルやコラムファイルを変更した場合)、
BunBackupによって、
[E:\Users\Nobumasa Ohta\Documents]
にコピーされて、変更があったファイル(日記ファイルやコラムファイル)に関しては、コピーされる前の状態のファイルが、
[E:\BunBackup世代管理\世代2020-mm-dd\Users\Nobumasa Ohta\Documents]
に保存されるはずです。
 夕方ぐらいに
[E:\BunBackup世代管理\世代2020-01-21\Users\Nobumasa Ohta\Documents]
フォルダが存在するようになっているかどうか、確認してみてください。(K.K)

<太田>

 以上を行う前に、とりあえず報告を。
 前信で「たった今、試しにやってみた、本日で一番サイズのでかい17:33のバックアップファイルを開くことができたのですが、15:00頃の時点のものに「延長」されていました。」と書きましたが、昨20ではなく、一昨日の19日の15:00の時点のものでした!
 ところで、何だかもやもやしているのが、以下の3点です。
 Eドライヴの中の、特定の時間の「Data Hourly Backup ・・・」を開くと、
一、その時間を「挟んだ」時間帯の「無数の」ファイルが表示され・・どちらも従来通りなのかもしれませんが、「無数の」の方は何だかヘンな気がします・・、
二、で、そのうちの一つをクリックすると「Dドライヴ」だけが表示され、「Users」、「Nobumasa Ohta」→「Documents」→・・・、という段階ごとに著しく時間を要しますがこんな記憶はかつてなかったことです。
 (ちなみに、以上は、16:34のものでやってみたのですが、やっぱり、日記ファイル、一昨日の15:00に「戻って」いました。)

⇒Windowsのエクスプローラを起動させて、閲覧していると思いますが、Acronis True Imageをアンインストールすると、Windowsのエクスプローラで、バックアップファイルの中身を見ることは不可能になります。
 つまり、通常のフォルダの階層を辿る場合とは異なって、Windowsのエクスプローラで閲覧できるようにAcronis True Imageがバックアップファイルを変換して表示させてくれているわけです。詳しくは私も分かりませんが、閲覧しようとするフォルダ/ファイルを含むバックアップファイルが、完全/差分/増分等で、表示させられるようにするのに掛かる時間は異なるだろうと思います。
 データのリカバリも、システムのリカバリと同じように、Acronis True Imageを起動させて、Acronis True Imageのウィンドウから復元するのが本来のやり方です。
 エクスプローラで、フォルダを辿って、コピー&ペーストでデータを復元させる方法は、少しイレギュラーな方法ですので、この方法に関する点を気にしても仕方ないように思います。(K.K)

三、確か16日に、Eドライヴがまた満杯に近くなっていて、15日のFullのものだけを残して他を全て削除しています。

⇒以前も述べましたが、Data Hourly Backupの設定の、バックアップ対象はドキュメントフォルダ、保存期間は14日間、というのは、2年前から同じで、今まではData Hourly BackupがEドライブの容量を圧迫するということはありませんでした。
 ここへ来てData Hourly BackupがEドライブの容量を圧迫するようになったとして、私の方ではちょっと原因は思い当たらないです。(K.K)

 と、ここで、昨日18:42のFullのを「発見」。こちらを開くのは、上述の差分のに比べると極めて速いですね。
 こちらの日記ファイルは、昨日の14:30頃のものでした。
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太田述正コラム#11059(2020.1.21)
<丸山眞男『福沢諭吉の哲学 他六篇』を読む(その32)>

→非公開