太田述正コラム#11573(2020.10.4)
<皆さんとディスカッション(続x4581)>

<太田>(ツイッターより)

 「…ヒトヘルペスウイルス6の遺伝子がうつ病の原因となるたんぱく質・・疲労やストレスで増え、うつ病患者の8割が影響を受けてい<る>・・を作っている…」
https://news.livedoor.com/article/detail/18996848/
 これスゴイ発見かも。
 うつ病の予防/治療法が発見される日もそう遠くない?躁うつ病の原因も早く突き止めて欲しい。

<x4zirHJo>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

≫一、アトリー政権の英国がインド亜大陸を慌てて手放す決断を下した原因が先の大戦における英国の疲弊とだけ言及されていて、それだけだと経済的疲弊としか受け取られず、亜大陸原住民達の独立意識の急速な高まりの背景にあったところの≪(コラム#11573。太田)

 以前ネットでインパール作戦の議論をした時、上述の視点から作戦やらなくても、また独立機運に関しても既にあったわけだから、遅れて独立出来ていただろうし、作戦は無駄という方が多くいました。

<太田>

その「以前」の時にも、これ↓の全部または一部が引用されたんじゃないかと思う。

 「・・・イギリス首相としてインドの独立を承認したクレメント・アトリーは、1956年にインドのカルカッタを訪問し、その当時の西ベンガル州知事P.B.チャクラボーティ判事と会談を行った。チャクラボーティ判事は、「1942年に国民会議によって開始された 『Quit India』(インドから出ていけ) 運動は完全に潰され、1944年までには完全に消滅していたのに、英国はなぜ戦後、あれほどの焦りの中でインドを離れたのか?」と質問したところ、アトリーは「それはスバス・ボースのINA(インド国民軍)と、それが英国インド軍で引き起こした反乱のせいだ」と答えた。続けて判事が「インド独立の承認においてマハトマ・ガンジーの『インドから出ていけ』運動はどのような役割を果たしたのでしょうか?」と鋭く質問した。判事によれば、アトリーは皮肉な笑みを浮かべながら「ほとんど何も無かった」と明言したという。
 歴史家のエリック・ホブズボームは、「インドの独立は、ガンジーやネルーが率いた国民会議派が展開した非暴力の独立運動によるというよりも、日本軍とチャンドラ・ボースが率いるインド国民軍(INA)が協同して、ビルマ(現ミャンマー)を経由し、インドへ進攻したインパール作戦に依ってもたらされた」としている・・・
 2016年には英国の機密文書から、インド国民軍の存在がイギリスのインドから撤退した理由で、インド独立を生んでいたことが判明した。・・・」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E5%9B%BD%E6%B0%91%E8%BB%8D
 一応、全部、もっともらしい典拠付きだ。
 なお、英語ウィキペディア等まで参照はしていない。
 この全部の典拠群の信憑性を否定できれば、インパール作戦は無駄だったことになるな。
 頑張ってやってみてちょうだい。

<E0a8Y3oC>

 菅のオヤジに皇位を勧めたらホンマになろうとするかもね。
 だって皇室断絶するし、憲法に規範性ないんでしょ、目指せ治天の君!!
 道<鏡>や義満が果たせなかった夢がついに叶う。かもね^_^

<太田>

 コロナウィルス問題。↓

 <頑張れ日本!↓>
 「・・・死者1598人(+6人)・・・」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55811680Z10C20A2I00000/

 それでは、その他の記事の紹介です。

 日本学術会議問題。↓

 <とにかく、説明責任があるで。↓>
 「・・・1983年に国会で、当時の中曽根康弘首相が「実態は各学会が推薦権を握っている。政府の行為は形式的行為と考えれば、学問の自主独立はあくまで保障される」と、首相の任命拒否権を事実上否定する答弁をした・・・」
https://mainichi.jp/articles/20201003/k00/00m/010/099000c
 <その時、どうして日本学術会議側は問題化しなかったんだよー。逆に、菅おじさんはどうして2016年の時のようなやり方をしなかったんだよー。↓>
 「・・・2016年の補充人事の際に首相官邸側が候補者の任命に選考初期段階で難色を示していたことも判明。正式な候補推薦には至らず、欠員が生じたままになっていた。・・・」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/59528
 <手続き上の慣行無視なんだから、内容なんて論じるまでもないわ。↓>
 「・・・今回会員任命拒否となった6名は必ずしも安倍政権や現菅政権に批判的な学者ではないということです。
 例えば、・・・宇野重規・・・先生は『保守主義とは何か 反フランス革命から現代日本まで』のような我が国の保守主義の在り方を解説・啓蒙する本なども執筆されており、いわゆる日本のリベラルなジャーナリズムとはまたちょっと違う方向性を持っておられる人物でもあります。
 一方で、今回の任命にあたっては、宇野先生や加藤先生が除外されている割に、鳩山内閣の内閣官房参与として所信表明演説の草稿を共同執筆した劇作家・平田オリザはスルーになっております。
 平田オリザさんが許されるのに、ここで言う6名が認められないというのはある意味で「ガースー的判断において、お前らの学術的価値は平田オリザ未満」と言い放ったも同然で、さすがにそれはどうなのよとみんなビックリするわけであります。・・・」
https://blogos.com/article/488611/
 <本件に関しては、こういう論議はイレレバントだ。↓>
 「・・・「学問の自由」を保障する憲法23条は、明治憲法時代に起きた滝川事件<(1933年)>や天皇機関説事件<(1935年)>など、学説が国家権力に侵害された歴史を踏まえて作られた。自由を守る手段として、研究者の人事が大学の自主的な判断に基づいて行われることが大切だと、最高裁の判例は明快に語っている。
 今回の任命拒否で問われているのは、この自主的な判断への介入の当否である。・・・」
https://www.asahi.com/articles/ASNB27V60NB2UTIL04Q.html?iref=comtop_ThemeLeftS_0

 もう諦めた方が・・。↓

 「[スキャナー]防衛装備庁5年 やっと初輸出 防衛産業育成 道半ば・・・」
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20201003-OYT1T50293/

 日・文カルト問題。↓

 <引き続き、韓国の勝利。↓>
 「・・・死者は前日から1人増え、計421人となった。・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20201004000400882?section=society-culture/index
 <なんで、どこでも、ハルキはこんなにモテるんだ?↓>
 「「手抜かりがない村上春樹、翻訳家にとっては最もラッキーな作家」–春樹ブームの発端『世界の終りと…』、28年ぶりに再び翻訳したキム・ナンジュ・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/09/29/2020092980182.html
 <脳死日本の官僚だって、政治家への忖度の塊になっちまってんで、おんなじだよ。↓>
 「北への配慮で銃殺公務員の遺体捜査もでたらめに行った韓国海警・海軍・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/10/04/2020100480008.html

 トランプ・コロナ問題。↓
 
 <さあてねえ。↓>
 「コロナ感染で一層厳しくなったトランプ氏の再選・・・」
https://blogos.com/article/488724/
 <そらそうやろな。↓>
 Republicans Sad and Worried, Democrats Happy and Indifferent Over Donald Trump’s COVID Diagnosis: Poll・・・
https://www.newsweek.com/republicans-sad-worried-democrats-happy-indifferent-over-donald-trumps-covid-diagnosis-poll-1536114
 <ジャジャジャジャーン。↓>
 「トランプ氏、2日に酸素吸入か 「今後48時間が重要」・・・」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64594550U0A001C2000000/

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <いま、日本文明は、日本で滅び、支那で勃興中。今後、支那でどうなるかは知らない。↓>
 「今日頭条はこのほど、日本人と中国人それぞれに「欠けているもの」について分析する記事を掲載した。
 まず記事は、中国人に欠けている点として「高い基準と正確性」を挙げた。何をするにも「適当」で正確さに乏しく、高い品質のものを作る能力はあるのに、コストなどを考えて低い基準で満足してしまうのが中国人だという。この点、日本人は高い基準を固守しているので日本製品は品質が高く、サービスの質も高いと論じた。
 中国人に欠けているさらに別の点は「団結力」だという。中国人にとって会社の同僚は「チームメイト」ではなく「敵」であり、この点、チームの団結を重視する日本とは大きく異なると指摘している。これは、人口の多い中国は競争が激しいことと、みんなが「社長」になりたがる傾向が関係しているようだ。
 一方、日本人に欠けている点として記事は「責任感」だと分析。「日本病」ともいえる「責任逃れ」は日本人最大の弱点となっており、そのため日本企業は硬直化し、保守・内向の傾向になっているという。これは、日本企業をだんだん弱くしていると指摘した。
 また、「若者の力」も日本には欠けていると記事は指摘。「低欲望社会」に代表されるように、若者に活力がないのだという。その原因として、「バブル経済崩壊後に活力が失われた時代背景」のほか、「年功序列」のため若者には昇進の機会が少ないためだとしている。
 それで記事は、「日本人の思想は封鎖の境地」になっており、外国に興味がなく国際的な視野がどんどん失われていると説明。このため封鎖された社会が形成されていると主張した。しかし、中国人は「負けず嫌いの精神と広い視野」を持っていると記事は主張した。」
http://news.searchina.net/id/1693175?page=1
 <定番。↓>
 「日本経済は今なお強い・・・決して「過去の栄光を食いつぶしている」わけじゃない・・・中国のQ&Aサイトの知乎・・・」
http://news.searchina.net/id/1693180?page=1
 <概ね定番。↓>
 「日本のお年寄りを見て感じる「優雅に歳を取る」ことのすばらしさ・・・中国のポータルサイト・百度・・・」
http://news.searchina.net/id/1693176?page=1
 <同じく。↓>
 「我が国は「築30年で建物が崩壊することもあるのに!」 なぜ日本の建築物は崩壊しないのか・・・中国メディアの騰訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1693178?page=1
 <これもそう。↓>
 「その精神性が欲しい! 日本人はなぜ「1つのことに一心不乱に取り組み続けられるのか」・・・中国のQ&Aサイトの知乎・・・」
http://news.searchina.net/id/1693181?page=1
 <へいへい。↓>
 「そろそろはっきりさせよう、中国高速鉄道は「新幹線のパクリ」ではない!・・・中国メディアの知乎専欄・・・」
http://news.searchina.net/id/1693177?page=1
—————————————————————————————–

<太田>

 私のiPhone7にWidgetsmithアプリ
https://www.msn.com/ja-jp/lifestyle/beauty/iphone%e3%83%9b%e3%83%bc%e3%83%a0%e7%94%bb%e9%9d%a2%e3%82%ab%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%9e%e3%82%a4%e3%82%ba%e3%81%ae%e3%82%84%e3%82%8a%e6%96%b9%e3%82%92%e3%82%8f%e3%81%8b%e3%82%8a%e3%82%84%e3%81%99%e3%81%8f%e7%b4%b9%e4%bb%8b-%e3%82%84%e3%82%8a%e6%96%b9%e3%82%92%e5%be%b9%e5%ba%95%e8%a7%a3%e8%aa%ac%e3%81%97%e3%81%a1%e3%82%83%e3%81%84%e3%81%be%e3%81%99/ar-BB19EWb6?ocid=UE03DHP
をダウンロード/インストールしようとしたら、iOS14にアップデートせよというお達しが出たので、パソコンとつないでアップデートしようとしたらエラー表示がパソコンのiTunes上で出て断念。
 アップルのサポートに電話して、強制アップデートの方法を教わり、言われていた通りに、まず、X299パソコンのwindows10を最新バージョンにアップデートした上でとりかかったが、iPhoneの左右2か所のボタンを長押ししても所定の画面に切り替わらなかったので再び断念。
 夜は、電話できず、翌日以降に電話を返してもらうスタイルなので、本日10:15に予約を入れて、サポートを受けたところ、最初から、iPhoneをパソコンとケーブルで繋いでいなかったという単純ミスを指摘され、繋いでからやったところ、アップデートを始めることができたことから、アップデート途中で電話を切った。
 で、殆ど一時間かかってようやくアップデート終了。Widgetsmithをインストールし、ウイジェットのサイズ選択までしたところで、パソコンとicloudにiPhoneのバックアップをとった。
———————————————————–

太田述正コラム#11574(2020.10.4)
<大津透『律令国家と隋唐文明』を読む(その28)>

→非公開