太田述正コラム#11983(2021.4.27)
<皆さんとディスカッション(続x4786)>

<太田>

 コロナウィルス「問題」。↓

 <胸をなでおろしたわー。↓>
 「・・・死者は35人増えて計1万12人となった。・・・」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODL250V00V21C20A1000000/
 <インド政府が無能だから、という印象しか受けないな。↓>
 「インドの医療用酸素不足、ここまで深刻化した理由・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e7%84%a6%e7%82%b9-%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%89%e3%81%ae%e5%8c%bb%e7%99%82%e7%94%a8%e9%85%b8%e7%b4%a0%e4%b8%8d%e8%b6%b3-%e3%81%93%e3%81%93%e3%81%be%e3%81%a7%e6%b7%b1%e5%88%bb%e5%8c%96%e3%81%97%e3%81%9f%e7%90%86%e7%94%b1/ar-BB1g3lvv?ocid=UE03DHP
 <全くもって世話がやけるインドだわ。↓>
 Amid Second Virus Wave, the World Responds to India’s Distress Call–Countries, companies and powerful members of the diaspora have all pledged to pitch in, but it likely won’t be enough to stop the unfolding catastrophe.・・・
https://www.nytimes.com/2021/04/26/world/asia/india-covid-vaccine-world-response.html

 それでは、その他の記事の紹介です。

 処理水放出「問題」。↓

 <中国国民党は日中共同の敵。↓>
 「東京電力福島第1原発の処理水を日本政府が海洋放出する方針を決定したことは、台湾にも大きな波紋を広げている。
 野党、中国国民党と一部の環境保護団体が猛反発する中、台湾の駐日大使に当たる台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表が、自らのフェイスブックで「台湾の原発も放射性廃水を排出している」などと書き込んだことが国民党関係者の逆鱗に触れたようだ。立法院(国会に相当)での謝氏の証人喚問を求めるとともに「偽情報」を流したとして謝氏を刑事告発した。・・・」
https://www.sankei.com/world/news/210427/wor2104270001-n1.html
 <いやなに、「真剣」なのは韓国だけよ。↓>
 「中国と韓国は「処理水海洋放出反対」で日本を包囲する。韓国が選んだ「三不政策」の重み・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/businessinsider_isnews_233818/?tpgnr=world

 筆者、「頼朝・・・途方に暮れる」なんて、見てきたようなウソをつき。↓

 「平家追討の檄文、伊豆の源頼朝・・・途方に暮れる・・・
 <以下は、典拠が何かは知らんが、初耳。↓>
 安達盛長・・・は、いまや頼朝に付き従う唯一の家人である。もともと頼朝には、頼もしい武者たちが何人も付き従っていた。しかし、流人の身で多くの家人を養う余裕はない。佐々木兄弟(定綱・経高・盛綱・高綱)など、いまでは相模の有力武士である渋谷氏に、契約社員のような立場で仕えている。一人残った盛長は、気のよく回る働き者ではあったが、武勇の士ではない。・・・」
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/64544?utm_source=editor&utm_medium=mail&utm_campaign=link&utm_content=list

 日・文カルト問題。↓

 <お見事。↓>
 「・・・死者は前日から3人増えて計1820人となった・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20210427001400882?section=society-culture/index
 <見出しを含め、客観報道に徹しよう!↓>
 「オリンピックまで3カ月切っているのに患者は1日5000人…東京に3度目の緊急事態宣言・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/04/27/2021042780001.html
 <同じく。↓>
 「真っ暗な日本…3回目の緊急事態宣言で4兆円の損失懸念・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/278065
 <これは、結構、ムツカシイ問題だな。↓>
 「韓国のハンセン病患者家族62人、日本政府に補償請求書提出・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/278075
 <但し、余計なこと言っちゃアカンぞな。↓>
 「韓国のハンセン病患者家族が会見 「慰安婦問題も解決を」・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/04/26/2021042680216.html
 <蠢動する使徒達。↓>
 「慰安婦被害者支援団体 大統領府高官と29日面談=韓国・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/04/26/2021042680215.html
 <踊らされる信徒達。↓>
 「李舜臣公園に船200隻が集まった…日本の放流に怒り「第2の閑山島海戦」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/278059
 <おおげさな。↓>
 「菅政権、外交青書通じて「独島領有権」ごり押し主張を踏襲・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/278072
 <ドンキホーテ教祖は新たな敵(風車)に向かって突進を開始。↓>
 「韓米首脳会談控えて…文大統領「ワクチン開発した国、自国優先主義」批判・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/278058
 <味方は中共だけ、と決め打ちする教祖。↓>
 「「クアッド要請ない」と中国を安心させる韓国政府、THAAD「3No」デジャビュ・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/278063
 <アイゴー。↓>
 「「クアッド同盟」インドを支援するため…米大統領・副大統領・国防長官も動いた–インドで1日の感染者数が30万人の非常事態…米国がワクチン原料の輸出に乗り出す–中国によるインド支援の表明に対抗し米国は治療薬などの大々的な支援に・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/04/27/2021042780071.html

 そう。
 だから、日本の憲法「学者」達が、自分達が自由・民主・平和の旗手だと思い込んでることが、いかにキチガイじみた倒錯か、ということだよ。↓

 ・・・she<(著者)> upends the familiar version of history at every turn. Out goes the myth that constitutions were the product of democratic aspirations or revolution – rather they arose from the ashes of war or the threat of invasion. ・・・
 The Gun, the Ship and the Pen begins its journey, not where one might expect – in the America of the founding fathers or in revolutionary France – but in Corsica in 1755 where a former soldier, Pasquale Paoli, drew up a 10-page constitution for the island. Such military men crop up throughout the book as unlikely draftsmen of political order. In a series of vivid portraits we come across Toussaint Louverture in Haiti, Napoleon Bonaparte in France and Simón Bolívar in South America. This preponderance of the soldier-legislator provides Colley with one of her main themes: the combination of sword and pen – might and right – in the making of constitutions.・・・
 Countries needed constitutions not to free the people, but to defend them from aggression from without, and disunion from within.・・・
 Granting political rights went alongside conscription. Armed forces were almost exclusively a male preserve, so in most countries women were not formally part of the constitution until they became a cog in the fighting machine. ・・・
 Focusing on warfare also explains why so many political systems of the new world – for example, California, Australia and eventually New Zealand – made exclusions on the basis of race. Settler constitutions followed in the wake of land-grabs and wars with indigenous peoples, creating white polities and practices that would take decades to undo. ・・・
https://www.theguardian.com/books/2021/apr/24/the-gun-the-ship-and-the-pen-by-linda-colley-review-how-the-modern-world-was-made

 よーし。↓

 「男性がコーヒーを1杯飲むごとに「前立腺がん」のリスクが1%減る・・・」
https://gigazine.net/news/20210425-drinking-coffee-prostate-cancer/

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <邦字媒体より。
 そうひどい扱いでもないじゃん。↓>
 「・・・党中央委員会関係者が趙氏の邸宅に住んでいる・・・<故>趙紫陽・・・氏の長女、王雁南さん夫妻に対して、この邸宅から退去するよう求めたという。
 王さん夫妻は「転居先が決まっていないため、すぐには引っ越しすることはできないが、7月ごろまでには出ていくようにしたい」と答えた。
 趙氏は1989年6月に失脚するまで、党政府要人の邸宅が集中する中南海に居住していたが、失脚後、警察などによる24時間、365日の監視付き現在の富強胡同の邸宅に移されていた。そのような監視生活は趙氏が死去するまで続いた。
 趙氏が亡くなった後、その遺骨は党・政府要人が埋葬される「八宝山革命公墓(墓地)」には納められず、娘夫妻はこの自宅に保管。遺族は趙氏の生誕100年を迎えた2019年秋、北京市昌平区の民間墓地「天寿園」に趙氏と趙氏の妻の遺骨を合わせて埋葬していた。
 これについて、ネット上では「天安門事件のきっかけとなった改革派指導者、胡耀邦元総書記は国家が葬式を挙行し、胡氏だけを祀った広大な墓苑に葬られたが、同じ改革派の趙氏だけが、民間の墓地に葬られるなど、肩身の狭い思いをしているのは不合理だ」などとの声が上がっている。」
https://news.infoseek.co.jp/article/postseven_1654708/?tpgnr=world
 <次に人民網より。
 見出し、偽造に近いで。習ちゃんは本件でも抑制的だよー。↓>
 「専門家「中国と周辺国は日本の汚染水を提訴すべき」 外交部がコメント・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2021/0426/c94474-9843463.html
 <ここからは、サーチナより。
 定番。↓>
 「中国人が日本の教育こそ「アジア随一」だと称賛する理由・・・中国メディアの網易・・・」
http://news.searchina.net/id/1698685?page=1
 <概ね定番。↓>
 「日本の国花は? 首都は? 来てみてわかった日本の良さ・・・中国メディア百度・・・」
http://news.searchina.net/id/1698709?page=1
 <間歇的定番。↓>
 「中国が困っている時、・・・ODA<で>・・・手を差し伸べてくれた国こそ「日本だった」・・・中国の動画サイト・西瓜視頻・・・」
http://news.searchina.net/id/1698678?page=1
 <つい最近の記事のほぼ使い回し。↓>
 「日本人が「集団になると龍になる」のは、日本語の「曖昧さ」から見て取れる・・・香港メディアの鳳凰網・・・」
http://news.searchina.net/id/1698694?page=1
 <だから?↓>
 「中国ネット騒然! 日本の護衛艦までもが中国空母と「並走」していた・・・中国メディアの騰訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1698682?page=1
 <新しい。↓>
 「・・・中国の動画サイト西瓜視頻・・・動画ではまず、日本は地方自治体が財政状況など様々な要素を考慮したうえで自らの判断で公用車を決めることができると紹介した。この点で中国は、法律によって基準が定められているという違いがある。
 続けて、例えば東京都知事が使用している公用車は「ミニバン」でトヨタのアルフォードだと紹介した。中国では日本の知事に当たる省長の公用車と言えば高級セダンであるため、日本では知事が「ミニバン」に乗ることを不思議に思うようだ。この理由について、「SPが一緒に乗れる」、「車内で会議ができる」、「災害発生時に移動式の対策センターになる」などの利点があると説明した。このため、多くの都道府県でミニバンを採用しているという。
 そして、動画の中では兵庫県が公用車としてセンチュリーを購入したところ県民から批判が出た件に言及し、「法律で厳格に定められているわけではないが、不適切な公用車に対しては県民の監視の目があり、批判や反対の声が出る」と中国との違いを強調した。
 この動画に対し、中国のネットユーザーからは「これが日本だ。不公平なことは公然と批判できるのだ」といったコメントが寄せられた。しかし「国情が違うから公用車の使い方が違うのも仕方がない」との意見もあった。」
http://news.searchina.net/id/1698683?page=1
 <同じく。↓>
 「見るだけではない! 日本人は桜の花をグルメとしても珍重している・・・中国のポータルサイト・新浪・・・」
http://news.searchina.net/id/1698692?page=1
 <ささやかなガス抜き記事。↓>
 「中国メディア・観察者網は・・・新型コロナウイルスの感染拡大により中国人をはじめとする外国人観光客の客足が途絶えた日本の観光地について「環境は改善したか、いや、していない」と報じた。・・・」
http://news.searchina.net/id/1698695?page=1
 <同じく。↓>
 「せっかく日本国籍を取得したのに、中国に戻りたがる人がいる理由・・・中国メディアの網易・・・」
http://news.searchina.net/id/1698701?page=1
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<太田>

一 米アカデミー賞

 このコラム↓が気になったので一言。

 「「韓国に大差つけられた日本映画界」低迷の真因 なぜ邦画は「アカデミー賞」に選ばれないのか?・・・
 足りないのは「国によるサポート」・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/money/other/%ef%bd%a2%e9%9f%93%e5%9b%bd%e3%81%ab%e5%a4%a7%e5%b7%ae%e3%81%a4%e3%81%91%e3%82%89%e3%82%8c%e3%81%9f%e6%97%a5%e6%9c%ac%e6%98%a0%e7%94%bb%e7%95%8c%ef%bd%a3%e4%bd%8e%e8%bf%b7%e3%81%ae%e7%9c%9f%e5%9b%a0-%e3%81%aa%e3%81%9c%e9%82%a6%e7%94%bb%e3%81%af%ef%bd%a2%e3%82%a2%e3%82%ab%e3%83%87%e3%83%9f%e3%83%bc%e8%b3%9e%ef%bd%a3%e3%81%ab%e9%81%b8%e3%81%b0%e3%82%8c%e3%81%aa%e3%81%84%e3%81%ae%e3%81%8b%ef%bc%9f/ar-BB1g3CtC?ocid=UE03DHP
 <さっそく、鬼の首でも取ったかのように、中央日報が咆哮したのはご愛敬。↓>
 「日本メディア、女優ユン・ヨジョンの受賞に「韓国映画に大差つけられた」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/278060

 まず、作品賞と監督賞を受賞したのが、中共人と言っても良いクロエ・ジャオであった↓ことも併せて考えれば、そもそも、表題のような問題設定自体がおかしいと言えよう。↓

 「アカデミー賞で中国出身のクロエ・ジャオ監督が白人以外の女性で初めて監督賞を受賞した<。>・・・
 ジャオ監督は14歳まで北京で育ち、英国を経て米国の高校を卒業した。今年2月にアカデミー賞の前哨戦であるゴールデン・グローブ賞(監督賞など)を受賞して評価が高まるジャオ監督を、中国メディアも「中国の誇りだ」(人民日報系の環球時報・電子版)と褒めたたえていた。しかし過去の雑誌取材で、自らが育った中国について「うそがあふれていた」などと語っていたことがインターネットユーザーに掘り起こされたことで風向きが一変。米ワシントン・ポスト紙によると、中国共産党の宣伝部門は3月末までに、ジャオ監督の受賞が有望視されたアカデミー賞授賞式の中継をしないよう中国国営中央テレビ(CCTV)などに指示していた。
 26日午後のCCTVは北部・内モンゴル自治区の砂嵐などのニュースを流す一方、アカデミー賞授賞式について報じていない。受賞作「ノマドランド」の中国語訳「無依之地」のハッシュタグを付けた微博のページは「法と政策に基づき表示できない」として見られなくなっている。作品は中国国内でも23日から封切られる予定だったが、26日現在、オンラインでチケットが購入できない状況だ。
 一方、一部の映画専門サイトには中国のファンによる祝福の声も寄せられた。特にジャオ監督が受賞スピーチで、中国の伝統的な学習書「三字経」に書かれた「人の生まれながらの本質は善である」との文言を引用し、「世界中どこでも人々の中に善良さを見つけてきた」と語ったことに称賛が集まり、「彼女は我々と同じ中国人だ」「偉大な才能をたたえよう」と書き込みが相次いだ。」
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e3%82%a2%e3%82%ab%e3%83%87%e3%83%9f%e3%83%bc%e8%b3%9e%e3%81%a7%e5%bf%ab%e6%8c%99%e3%81%ae%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%82%aa%e7%9b%a3%e7%9d%a3-%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%81%a7%e5%a0%b1%e9%81%93%e3%81%9b%e3%81%9a%e3%80%81%e3%83%8d%e3%83%83%e3%83%88%e3%81%af%e6%a4%9c%e9%96%b2%e3%81%8b/ar-BB1g3zCF?ocid=UE03DHP
https://www.asahi.com/articles/ASP4V3HKBP4VUHBI002.html?iref=comtop_Culture_04 ←作品賞
 「アカデミー賞でアジア系女性が存在感・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/entertainment/%e3%82%a2%e3%82%ab%e3%83%87%e3%83%9f%e3%83%bc%e8%b3%9e%e3%81%a7%e3%82%a2%e3%82%b8%e3%82%a2%e7%b3%bb%e5%a5%b3%e6%80%a7%e3%81%8c%e5%ad%98%e5%9c%a8%e6%84%9f-%e3%83%8e%e3%83%9e%e3%83%89%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%89-%e3%81%8c3%e5%86%a0/ar-BB1g4rDE?ocid=UE03DHP

 で、私が前から指摘しているように、黄色人(東アジア人)は世界で最も知的に秀でていて、かつ世界で最も数が多い、のだから、その生活水準(と体格)が欧米に既にほぼ追い付き、追い越しの機会を伺いつつある昨今、あらゆる分野で、東アジア人が欧米人を押しのけて活躍し始めるのは当然だろう。
 また、そんな背景の下で、映画を含め、国際的に活躍する東アジア人の中で日本人の占めるウエートが下がって行くのも、また自然の摂理と言うべきだろう。
 その上で、映画の話だが、映画でも、日本人の、アニメに比べて実写の方の東アジア人に占めるウエートの低下度がより甚だしいように見えるところ、その理由は、これも前から私が指摘していることだが、人間主義社会である日本では社会が静謐で日本人は言動が控えめであり、これが全球的標準に照らした、日本人の(映画や演劇の)ストーリー性の「乏しさ」と日本人の演技力の「低さ」をもたらしている、と、思うのだ。
 これも何度か指摘していることだが、黒沢映画は、シェークスピア的、ないしは、欧米ヒューマニズム迎合的、なストーリー、に、全球的標準のド派手な演技が身上の三船敏郎的な俳優・・今ならさしずめ渡辺謙・・の組み合わせ、という非日本的作品が多く、だからこそ、欧米で評価されたのだが、私自身は、こういう黒沢映画の不自然さに、いつも辟易させられたものだ。
 これは、日本国内であたった映画であっても、基本的に(欧米を中心とした)国際的にはウケない、ということを意味する。
 このようなハンデは、日本人以外の東アジア人の映画人や演劇人には基本的にはない。
 他方、アニメは、生身の日本社会も日本人も登場しないから、どんな劇的なストーリーやド派手なキャラクターが登場しても、相手が日本人だろうが外国人だろうが、ウケる映画はウケる、ということにあいなるわけで、実写に比べれば相対的にというだけだが、日本のアニメは比較優位性を維持できる、ということだ。

二 iOS

 さっそく、(パソコン上のiTunesを使わずに)iPhone12でiOsのアップデートを行い、X299パソコンにバックアップをしておいた。↓

 「Apple、iOS14.5をリリース・・・」
https://news.livedoor.com/article/detail/20096721/
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太田述正コラム#11984(2021.4.27)
<福島克彦『明智光秀–織田政権の司令塔』を読む(その16)>

→非公開