太田述正コラム#12009(2021.5.10)
<皆さんとディスカッション(続x4799)>

<山本>

 IQ world map これは足の速い人種の逆指標に使える。
https://www.worlddata.info/iq-by-country.php
 足の遅い劣等アジア人種を雇用してはいけません。
https://www.youtube.com/results?search_query=100m+world+record
 アジア人種の足が遅いのはウンコ座り Asian Squat できるから。
http://kana-adam.blog.jp/archives/1077536402.html
https://ameblo.jp/love-bises/entry-12579143549.html
https://www.youtube.com/watch?v=IZB02698A7k

<太田>

 コロナウィルス「問題」。↓

 <頑張ってるなあ。↓>
 「・・・死者は61人増えて計1万907人となった。・・・」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODL250V00V21C20A1000000/

 それでは、その他の記事の紹介です。

 山のような状況証拠。↓

 「・・・岡庭由征(よしゆき)容疑者(26)(埼玉県三郷市)が事件前に・・・熊よけなどに使う・・・唐辛子成分を含むスプレーを購入していた・・・」
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210509-OYT1T50148/

 一応紹介。↓

 「政府のコロナ対応「評価」最低23%、内閣支持43%・不支持46%・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e6%94%bf%e5%ba%9c%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%ad%e3%83%8a%e5%af%be%e5%bf%9c-%e8%a9%95%e4%be%a1-%e6%9c%80%e4%bd%8e%ef%bc%92%ef%bc%93-%e5%86%85%e9%96%a3%e6%94%af%e6%8c%81%ef%bc%94%ef%bc%93-%e4%b8%8d%e6%94%af%e6%8c%81%ef%bc%94%ef%bc%96-%e8%aa%ad%e5%a3%b2%e4%b8%96%e8%ab%96%e8%aa%bf%e6%9f%bb/ar-BB1gx23K?ocid=hplocalnews

 だってさ。↓

 Speak, Okinawa review – a struggle to unearth a denied self–Elizabeth Miki Brina’s memoir about coming to terms with her Japanese-American heritage is warm and affecting・・・
https://www.theguardian.com/books/2021/may/09/speak-okinawa-review-a-struggle-to-unearth-a-denied-self

 当時、既に鬼籍に入っていた島津斉彬こそ、全てを見通しつつ、早い時点から、この慶喜を将軍に就けようと画策していたわけだ。↓

 「・・・将軍後見職に就いた慶喜は、この国の行く末について、自分の思いをようやく明らかにする。
 「世界万国が天地の公道に基づいて互いに交誼を図っている今日、わが国だけが鎖国の旧習を守るべきではない」・・・
 「今日の条約は外国から見れば政府と政府の間で取り交わされた約束である。アメリカを恐れて調印したからといって、破棄しようという議論は、国内では通用しても、外国には、とうてい承服されがたいであろう」・・・
 思いをぶつけた相手は、越前国福井藩16代藩主で、政事総裁職を務める松平慶永(春嶽)である。・・・
 「朝廷に向かって弓引くことあるべからず。これは義公以来の家訓なり。ゆめゆめ忘るることなかれ」
 義公とは、水戸藩第2代藩主、徳川光圀のこと。そうでなくても、慶喜は母から朝廷の血を受け継いでいる。朝廷から攘夷要請を受けると、慶喜は拒否できずに同調。・・・
 肝心なときに、腰が定まらない慶喜に、慶永は深く失望したらしい。「決断力がなく弱弱しい(不決断柔弱)」と激しく非難している。同じく一橋家を支援してきた前土佐藩主の山内豊信もあからさまに落胆した。
 「英主と思いしが、違いたり(優れた君主と思ったが違った)」・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/money/career/%e8%81%a1%e6%98%8e%e3%82%86%e3%81%88%e8%bf%b7%e8%b5%b0%ef%bc%9f%e6%89%b9%e5%88%a4%e5%a4%9a%e3%81%84%ef%bd%a2%e5%be%b3%e5%b7%9d%e6%85%b6%e5%96%9c%ef%bd%a3%e4%b8%8d%e6%86%ab%e3%81%aa%e5%a2%83%e9%81%87-%e6%9c%9d%e5%bb%b7%e3%81%a8%e5%be%b3%e5%b7%9d%e3%81%ae%e8%a1%80%e3%82%92%e5%bc%95%e3%81%8f%e5%bc%b7%e3%81%bf%e3%81%a8%e5%bc%b1%e3%81%bf%e3%82%92%e4%b8%80%e6%8c%99%e3%81%ab%e9%9c%b2%e5%91%88/ar-BB1gwNqJ?ocid=UE03DHP

 日本人男性の敵であるところの、日本についても欧米についても無知蒙昧な典型的日本人男系文系学者(元学者?)の文章。↓

 <日本で、個人に対置される「世間」など存在しない。基本的に人間主義に立脚したところの、人間関係のネットワークが存在するのみ。↓>
 「・・・「世間」は『万葉集』以来1000年以上の歴史があり、日本人は伝統的な「世間のルール」を律儀に守ってきた。なぜなら、「世間を離れては生きてゆけない」と信じており、ルールを守らないと「世間」から排除されると考えるからだ。
 <同様、個人に対置される「身分」など、日本には存在しない。一つの「身分」だけでもいいから、その徴表を一つでも挙げられるかってハナシだよ。↓>
 そのルールのなかに「身分制のルール」がある。年上・年下、目上・目下、先輩・後輩、格上・格下、男性・女性などの上下の序列である。
 日本人はこの「身分制」に縛られており、そこに上下の序列があるために、これが差別の温床となっている。
 現在の欧米社会には、日本のような「世間」はない。この違いは言葉の問題を考えると分かりやすい。
 <突然、「欧米社会」が「英語<社会>」に変異しちまってるぞー。それに、この筆者、欧米が二つ、数えようによっては三つの文明からなることに無知。なお、英語でも、YOUが使えない場合があるで。例えば、Your Excellency、Your Highness、を使わなきゃいけない場合が・・。↓>
 英語では一人称の「I」と二人称の「YOU」は1種類しかない。つまり対話の相手が、友だちだろうが大統領だろうが、タメ口でよい。
 <日本語も英語もジェンダーフリーじゃあないが、一般的に言えば、名詞に性別がある英語・・というか、欧米諸語・・に比べて日本語は、はるかに中性的よ。↓>
 ところが日本語では、「I」も「YOU」も、「オレ、私、僕、あなた、お前、君…」など山のようにある。
 <上下関係だけじゃなく、あらゆる人間関係に応じて適切な言葉を選ばなければならないのは、日本が(欧米よりも更に文明的である)人間主義社会だからこそ。↓>
 日本語でこれほど一人称・二人称の使い分けが必要なのは、あらゆる場面でその都度、対話の相手との上下関係、つまり「身分」を考えて、言葉を選ばなければならないからだ。
 <日本とは違って、英語圏にこそ、「個人」と対置されるところの「世間」(社会/国家)があるし、やはり、日本とは違って、英語圏にこそ、「身分」(出自/生活様式)ごとに全く異なるイントネーション等を伴う「方言」が用いられている。イギリスで言えば庶民の英語は標準英語とは全く異なるし、米国で言えば黒人の英語は甚だしく訛っている。↓>
 英語圏には「世間」はないため、日本のような「身分制」が存在せず、人間関係は基本的に「法の下の平等」のもとにあるから、相手が誰であろうがタメ口でよい。
 <だから、こんな文章はナンセンス極まる。↓>
 「身分制のルール」は合理的な理由がない、いわば「謎ルール」なのだが、「世間」には後輩の先輩への絶対的服従など、この種の「謎ルール」がてんこ盛りにある。
 <そもそも、逆で男性差別なんだから、何をかいわんやだ。↓>
 女性差別もその一つで、「世間」の「身分制のルール」のなかに構造的に埋め込まれている。・・・
 <「ねじれ」などないし、現在の日本の男性差別は「表面的なもの」では決してない。↓>
 <また、>夫婦関係と社会関係において一種の「ねじれ」があり、夫婦関係では、男性より女性のほうが一見「強い」ようにみえる。しかし、この「ねじれ」は表面的なものにすぎない。
 たとえば昨年6月、お笑い芸人の渡部建さんの不倫問題が起きたときに、妻で女優の佐々木希さんがインスタグラムで、「この度は、主人の無自覚な行動により多くの方々を不快な気持ちにさせてしまい、大変申し訳ございません」と、「世間」に謝罪したことは記憶に新しい。
 <先進国で女性優位(男性差別)社会は日本だけなんだから、当然、日本特有の現象ではある。↓>
 じつは、夫の不祥事を妻が「世間」に謝罪しなければならないのは日本特有の現象なのだが、「世間」が謝罪を要求するのは、夫に対して妻は母親としての「監督責任」があると考えるからだ。
 <「母子関係」を「上下関係」と書き直せば、その通り。↓>
 つまりここにある夫婦関係は、相互に独立した個人としての男女関係ではなく、非対称の依存関係としての「母子関係」である。
 <ここは断定は避けたいが、上位者たる妻が浮気をすることは許されても下位者たる夫が浮気をすることは許されないってことでは?↓>
 この点で・・・日本のDV加害者の男性の特徴について、・・・北米の男性の場合、妻への嫉妬がDVの引き金になっている例が多いのに対して、日本では妻が他の男性に惹(ひ)かれることなど考えもしない例が多いという。
 ようするに、「日本の男性は妻を女性としてではなく、『自分を分かってくれる存在=母』としてとらえている」ことがDVの根底にあるのではないか、というのだ。・・・
 夫婦関係では女性は男性より「強い」ように表面上見えるが、ここにあるのは、一方的に「母親の役割」を強制されるいびつな女性差別の構造なのだ。
 <当たぼうだろ。極めて分かり易い、男性差別構造だっちゅうのに、その逆だと言われたってなあ。↓>
 とくに男性にとって、この差別的構造はきわめて自覚しにくい。・・・」
https://diamond.jp/articles/-/270380?utm_source=daily_dol&utm_medium=email&utm_campaign=20210510

 日・文カルト問題。↓

 <拍手、拍手!↓>
 「・・・死者は前日から1人増えて計1875人となった。・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20210510001100882?section=society-culture/index
 <客観報道。↓>
 「・・・日本でコミック売り上げ歴代最高6126億円・・・
 特異な点は、過去19年間減少傾向にあった紙媒体のコミックの売り上げ規模も反騰したということ。・・・
 背景として、コロナパンデミックと漫画『鬼滅の刃』効果・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/05/07/2021050780093.html
 <同じく。↓>
 「焦る日本「1日100万人接種」掲げるが…ワクチン予約サイト「ダウン」、電話もつながりにくく・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/278481
 <これもそう。↓>
 「・・・日本「いじめ保険」まで出た・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/278470
 <これもまたそう。↓>
 「日本メディア「文大統領任期中の日韓関係改善は難しい」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/278488
 <これ、皮肉?↓>
 「日本メディア「韓日米情報機関トップが来週日本で会談…バイデン就任後初めて」・・・
 国家情報院は9日、TBSの報道に対して「情報機関トップの日程は公開できない」と回答を控えた。・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/278472
 <ロシア人も意気地ないねえ。↓>
 「ロシア勝戦記念日に登場した旭日旗に似た旗…批判の声に撤去・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/278490
 「【写真】ウラジオストクに設置された旭日旗に似た旗・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/278491

 フレーフレー。(無責任な、一スタージョン・ファン。)↓

 Scotland’s pro-independence leader promises another bid to break from U.K. after election boost・・・
https://www.washingtonpost.com/world/europe/scottish-election-independence-snp/2021/05/08/83103928-a8f2-11eb-a8a7-5f45ddcdf364_story.html

 米軍撤退後のアフガニスタンの全面タリバン化の前兆。↓

 The Taliban is targeting areas around key provincial capitals, looking for weak spots as foreign troops withdraw・・・
https://www.washingtonpost.com/world/2021/05/08/afghanistan-taliban-attacks/
 Bombing Outside Afghan School Kills at Least 50, With Girls as Targets–The attack, which came at the end of a particularly violent week, underlined growing concerns about the American troop withdrawal.・・・
https://www.nytimes.com/2021/05/08/world/asia/bombing-school-afghanistan.html

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <人民網より。
 どうやって視聴してるか、知りたいね。↓>
 「ここのところ、有名人の離婚ニュースがしばしば大きな話題となっているが、日本では「3人の元夫」をめぐるドラマが大ヒット放送中だ。ドラマのタイトルは「大豆田とわ子と三人の元夫」。主演は松たか子で、中国のコミュニティサイト・豆瓣でもレビューが9.1ポイントと、好評を博している。・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2021/0508/c206603-9847569.html
 <日中交流人士モノ。↓>
 「笹川杯 本を味わい日本を知る作文コンクール2021・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/05/07/2021050780093.html
 <ここからは、サーチナより。
 新しい。↓>
 「中国侵略を進めた当時の日本、なぜ福建は占領しなかった?・・・中国のポータルサイト・騰訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1698998?page=1
 <同じく。妄想するのは勝手。↓>
 「中国人が「自画自賛」、日本人も中国を羨んでいるに違いない・・・「中国がスマホ社会」・・・「能力重視の会社」、「高齢者を大切にする」、「シェアエコノミーが発展している」・・・中国メディアの網易・・・」
http://news.searchina.net/id/1698995?page=1
 <結構、新しい部分がある。↓>
 「日本の中小企業は凄すぎる! 中国人が「学びたい」と願う理由・・・
 変化に適応すること・・・広く情報を収集すること・・・完成予想図をしっかりと描くこと・・・危機をチャンスに変えること・・・リーダーシップを発揮すること・・・変化は徐々に行うこと・・・変化すべきこととすべきでないことを明確にすること・・・中国メディアの騰訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1699010?page=1
 <EUを入れた点では新しい。↓>
 「日米欧の25年間の経済成長を比較して見えてくること・・・「・・・米国経済がかなり成長した」こと、「EUと日本、特に日本の経済的地位が落ち込んだ」ことがはっきり分かる・・・中国メディアの網易・・・」
http://news.searchina.net/id/1698996?page=1
 <新しいかも。↓>
 「走破性を求めるなら日系車だ! 中国で日系クロスカントリー車が人気の理由・・・中国メディアの快資訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1698993?page=1
 <概ね定番。↓>
 「公共の場所で「喫煙者」の姿がない日本、首をかしげる中国人・・・中国メディアの捜狐・・・」
http://news.searchina.net/id/1698994?page=1
 <同じく。↓>
 「日本車から伝わる・・・保守的<な>・・・「日本人の価値観」、だから日本車は支持される・・・中国メディアの網易・・・」
http://news.searchina.net/id/1698999?page=1
 <定番。↓>
 「中国企業にできないことをやっている! 日本が「製造強国」であるのは当然だった・・・中国メディアの騰訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1699003?page=1
——————————————————-

太田述正コラム#12010(2021.5.10)
<藤井譲治『天皇と天下人』を読む(その11)>

→非公開