太田述正コラム#13212006.6.27

<ご報告>

1 職住分離環境の構築へ

 本日事務所にでかけ、帰りに練馬区役所に立ち寄って転出届を出してきました。

 実は仙台防衛施設局勤務時代に仙台に自宅から住民登録を移し、2001年に選挙に出た時点で、自宅に住民登録を戻さず、事務所(中古マンションを購入して人に貸していたがたまたまその人が退去して空き室になっていたた状態だったのを選挙事務所にしたもの)に住民登録を移していたのです。7月1日から、正式に再び自宅のある大田区の住民となる運びです。

 また、事務所では選挙が終わってからプロバイダーとの契約を打ち切っていたのですが、最近事務所のマンションに光ファイバーが敷設されたこともあり、もう一度インターネット環境を構築することし、本日申し込みを行いました。電話もIT電話に変えます。ただし、事務所の電話番号(03-3992-3342)は変わりませんし、私の事務所不在時には私の携帯に電話が転送されることもそのままです。

 このようないわば私事を申し上げたのは、これがコラム有料化のおかげだからです。

 コラム有料化によって、若干の資金的余裕ができたため、職住分離環境構築に乗り出せた、ということです。何と言っても事務所には私の蔵書と資料があるので、仕事場としては自宅より適しています。残念ながら自宅から事務所まで電車を二回乗り換えて1時間20分ほどかかりますが、老眼鏡を買えば、この「通勤」時間で読書ができるので丸々この時間が無駄にはなりません。

 今後、子供の手が離れるに従って、事務所を活用する割合が増えていくことになるでしょう。

2 例の裁判の話

 本日、久しぶりに事務所に行って、例の裁判の話でびっくりしたことが2点ありました。

 本日昼過ぎ、東京地裁で第一回口頭弁論が開かれたのですが、次回の期日指定だけが行われる、との話だったので、私は出席しませんでした。

 ところが、その呼び出し状が事務所に届いたものの、受取人不在のために郵便局預かりになり、更に東京地裁に返送されていたのです。その後、地裁が簡裁に問い合わせて、(私が郵便物配送先を自宅に変更する手続きをとっていたことを知って)私の自宅宛に呼び出し状を再送付していたことが分かりました。

 裁判所といえども、結構手続き面で大らかなことがこれで分かりますね。

 もう一つ、5月9日の簡裁での裁判を傍聴した私のコラムの一読者から、私宛に裁判を傍聴したいとの手紙が4月末に届いていたことを発見したのです。

 この読者の会社の名前しか封筒には書いてなかったので、ダイレクトメールかと勘違いし、読んでいなかったのです。

 その後、この読者の方から再度声をかけていただいたのでことなきを得たことになりますが、その折には当方から何の連絡も差し上げず、大変申し訳ないことをしました。

 この裁判の成り行きに関心をもっておられる方々が多数おられるようなので、この裁判に係るコラムは、無料購読者にもすべてオープンにする予定です。

3 その他

 その後、更に有料講読申し込み者数が増え、現在84名と、次の目標85名は目前です。

 85人目の方には、何か記念品を差し上げたいところです。拙著「防衛庁再生宣言」(サイン入り)を差し上げたいのは山々ですが、定価1,400円の本なので、送料のことを考えると、躊躇してしまいます。それでもよい、送料はこちらで持つから宅急便で送ってくれ、とおっしゃるのなら、そうさせていただきます。なお、送料は変わらないでしょうから、よろしければ、2冊お送りします。

 なお、有料化にともない、私のホームページのメーリングリスト登録ページ

http://www.ohtan.net/mail/index.html)が大幅に変わりましたので、ご覧下さい。