太田述正コラム#12737(2022.5.8)
<皆さんとディスカッション(続x5163)>

<文雄>

≫<そんな同盟あんの?↓>
「スピードを上げる米日半導体同盟、韓国の戦略とは何なのか≪(コラム#12735。太田)

おそらく口約束の類いも無いでしょうね。
ただ、外交音痴の米国が近視眼的に日本の半導体生産を敵視した結果、工場が台湾や韓国という地政学的危険地帯に出て行かざるを得なくなり、中共と対立状態となった今に成って慌てている、というのは各種報道から窺えます。
ですから、米国は現在の円安にも文句を言って来ていません。半導体サプライチェーンの再構築に資するからです。

<太田>

ウクライナ問題。↓

<ウクライナ軍は快進撃中。↓>
・・・U.S. think tank the Institute for the Study of War (ISW) said Friday that over the previous 24 hours, Ukrainian forces had captured several settlements north east of Ukraine’s second largest city in an operation which has developed into a “successful, broader counteroffensive.”
It said that Ukrainian forces are “notably retaking territory along a broad arc around Kharkiv rather than focusing on a narrow thrust” and this showed they were able to launch larger-scale offensive operations than they have been previously able to.
Ukraine’s forces “may successfully push Russian forces out of artillery range of Kharkiv in the coming days,” the ISW said, adding they may be able to “relieve Russian pressure on Kharkiv and possibly threaten to make further advances to the Russian border.”・・・
<a href=’https://www.newsweek.com/ukraine-russia-mariupol-isw-kharkiv-1704506′>https://www.newsweek.com/ukraine-russia-mariupol-isw-kharkiv-1704506</a>
Russian Pullback Seen Near Kharkiv, Despite Victory Day Push for Gains・・・
<a href=’https://www.nytimes.com/2022/05/07/world/europe/russia-ukraine-kharkiv-victory-day.html’>https://www.nytimes.com/2022/05/07/world/europe/russia-ukraine-kharkiv-victory-day.html</a>
<ロシアが占領したスネーク等にもウクライナ軍「反攻」。↓
A Ukrainian drone strike reportedly hit Russian positions on Snake Island, 186 miles (300km) west of Crimea, on Friday.
<a href=’https://www.theguardian.com/world/live/2022/may/07/russia-ukraine-war-us-package-takes-ukraine-military-aid-to-38bn-un-statement-omits-words-war-and-invasion-live’>https://www.theguardian.com/world/live/2022/may/07/russia-ukraine-war-us-package-takes-ukraine-military-aid-to-38bn-un-statement-omits-words-war-and-invasion-live</a> 05:07:11:06 GMT
<その折に(?)露軍の上陸用艦船を撃沈。↓>
The ministry of defence claimed that Ukrainian Bayraktar TB2 had hit the landing craft・・・
<a href=’https://www.theguardian.com/world/live/2022/may/07/russia-ukraine-war-us-package-takes-ukraine-military-aid-to-38bn-un-statement-omits-words-war-and-invasion-live’>https://www.theguardian.com/world/live/2022/may/07/russia-ukraine-war-us-package-takes-ukraine-military-aid-to-38bn-un-statement-omits-words-war-and-invasion-live</a> 05:07:12:33 GMT
<露軍のダメさ以上に致命的だったのは、東部ですら、露側になびく人が殆ど出なかったこと。↓>
・・・The Kremlin entered the war expecting a quick and painless victory, predicting that the government of President Volodymyr Zelensky would fracture and that leading officials in the largely Russian-speaking eastern region would gladly switch sides. That has not happened.
The political myopia was most significant in the country’s east・・・
<a href=’https://www.nytimes.com/2022/05/07/world/europe/russia-putin-ukraine-politicians.html’>https://www.nytimes.com/2022/05/07/world/europe/russia-putin-ukraine-politicians.html</a>
<というわけで、プーチンの選択肢はどういう形で負けるかだけ、らしい。↓>
Putin now faces only different kinds of defeat・・・
<a href=’https://www.bbc.com/news/world-europe-61348287′>https://www.bbc.com/news/world-europe-61348287</a>
<もっとも、ウクライナ/英米側だっていかなる勝利を選ぶかは悩ましいが・・。↓>
As war grinds on, the definition of victory remains murky・・・
<a href=’https://www.washingtonpost.com/national-security/2022/05/07/ukraine-russia-war-victory-loss/?itid=hp-top-table-main’>https://www.washingtonpost.com/national-security/2022/05/07/ukraine-russia-war-victory-loss/?itid=hp-top-table-main</a>
<そんなん、多かれ少なかれ、東欧諸国や、ソ連構成諸国、の全てにあてはまるじゃん。↓>
「・・・ウクライナは1991年にソビエト連邦の崩壊にともなって、独立を果たします。つまり、長きにわたる独立運動の末に勝ち取ったものではありません。言わば、ソ連の崩壊により「棚ぼた式」に国家として独立することになりました。
――「ウクライナは独立を勝ち取ったわけではない」ということが、なぜ今回のロシアによる侵攻につながるのでしょうか。
<そのことと、「国家としてのまとまりがな」い、こととは別の話やん。↓>
本村:国家としてのまとまりがなく、周辺国からすればつけ入る隙が大きいということです。独立時、ウクライナの上層部には旧ソ連の共産党幹部が横滑りしました。「ウクライナ共和国」として看板をすげ替えたに過ぎず、国としてまとまってはいなかったのです。・・・
しかも、ウクライナは地政学的にも魅力的な場所にあります。南側は穀物が豊かで、また黒海に面しているために、地中海に出ることでもできます。ロシアからすれば攻める理由が十分にあるといえるでしょう。
<現代人が生まれたのはアフリカですみたいな話だわね。↓>
さらに、世界で初めて馬が家畜化されたのがウクライナです。紀元前4000年くらいと推定されているデレイフカ遺跡から、野生の馬ではなくて、人間が飼いならした馬の遺体が発掘されています。遊牧民族のスキタイ族が生まれたのもこの地域です。日露戦争のときにはロシア領でしたから、騎乗技術に長けたコサック兵には、日本も手を焼きました。
ウクライナはつけ入りやすいうえに、攻め落とすことができれば、豊かな穀物、軍事的にも貿易的にもメリットの大きい黒海、そして、かつては洗練された騎乗技術を手に入れることができた。ロシアがウクライナにこだわる根本的な理由は、そこにあると考えています。・・・」
<a href=’https://www.msn.com/ja-jp/money/career/%e3%80%90%e6%9d%b1%e5%a4%a7%e5%90%8d%e8%aa%89%e6%95%99%e6%8e%88%e3%81%8c%e6%95%99%e3%81%88%e3%82%8b%e3%80%91%e3%81%aa%e3%81%9c%e3%83%ad%e3%82%b7%e3%82%a2%e3%81%af%e3%81%93%e3%82%8c%e3%81%bb%e3%81%a9%e3%82%a6%e3%82%af%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%8a%e3%81%ab%e3%81%93%e3%81%a0%e3%82%8f%e3%82%8b%e3%81%ae%e3%81%8b%ef%bc%9f/ar-AAX1UGW’>https://www.msn.com/ja-jp/money/career/%e3%80%90%e6%9d%b1%e5%a4%a7%e5%90%8d%e8%aa%89%e6%95%99%e6%8e%88%e3%81%8c%e6%95%99%e3%81%88%e3%82%8b%e3%80%91%e3%81%aa%e3%81%9c%e3%83%ad%e3%82%b7%e3%82%a2%e3%81%af%e3%81%93%e3%82%8c%e3%81%bb%e3%81%a9%e3%82%a6%e3%82%af%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%8a%e3%81%ab%e3%81%93%e3%81%a0%e3%82%8f%e3%82%8b%e3%81%ae%e3%81%8b%ef%bc%9f/ar-AAX1UGW</a>
<ほうほう。↓>
「・・・「マイア・サンドゥ大統領は、現在49歳。2010年にアメリカ・ハーバード大で修士号を取得し、2年間ワシントンの世界銀行で勤務。その後、2012年に教育大臣に就任しました。民主主義的な価値を譲らず、妥協しない姿勢から『鉄の女』とも呼ばれます」・・・
「モルドバの政治家は今までも一応『民主主義』や『なんちゃって欧米路線』のようなものをずっと掲げてはいたのです」「しかし実は腐敗しきっていて巨額の資産を自分の懐に入れてしまうような体制がずっと続いていたのです」「彼女はそういうことに終止符を打って、腐敗体質を完全に根絶するということをちゃんと実践しようとした人なのです」・・・
「モルドバはもともとエネルギー源として天然ガスの輸入も100%ロシアに依存していて、去年は総選挙で親欧米派が勝ったあとから、ロシア国営ガス大手『ガスプロム』が供給量を減らし、緊急事態宣言まで出す騒ぎになっている。ロシアに圧をかけられて日常的に揺さぶられている国柄であるのは間違いないですね」
「さらにトランスニストリアの存在です。これ元々は盛んな工業地帯で、この地域だけで実はモルドバのGDPの40%を担ってるんです。さらにダムや発電所、製鉄所、地場産業のコニャックの製造所がたくさんあり、経済の源になっている地域でもあるのです」・・・」
<a href=’https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e3%83%ad%e3%82%b7%e3%82%a2%e3%81%ae%e6%ac%a1%e3%81%ae%e6%a8%99%e7%9a%84%ef%bc%9f%e3%83%a2%e3%83%ab%e3%83%89%e3%83%90%e3%81%ae%e3%80%8e%e9%89%84%e3%81%ae%e5%a5%b3%e3%80%8f%e3%82%b5%e3%83%b3%e3%83%89%e3%82%a5%e5%a4%a7%e7%b5%b1%e9%a0%98%e3%81%ae%e7%b4%a0%e9%a1%94%e3%81%a8%e3%81%af/ar-AAWZGRR’>https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e3%83%ad%e3%82%b7%e3%82%a2%e3%81%ae%e6%ac%a1%e3%81%ae%e6%a8%99%e7%9a%84%ef%bc%9f%e3%83%a2%e3%83%ab%e3%83%89%e3%83%90%e3%81%ae%e3%80%8e%e9%89%84%e3%81%ae%e5%a5%b3%e3%80%8f%e3%82%b5%e3%83%b3%e3%83%89%e3%82%a5%e5%a4%a7%e7%b5%b1%e9%a0%98%e3%81%ae%e7%b4%a0%e9%a1%94%e3%81%a8%e3%81%af/ar-AAWZGRR</a>

それでは、その他の記事の紹介です。

日本が憲法の政府解釈を変更して集団的自衛権行使可能にならない限り、絵に描いた餅。↓

「120年前のロシアけん制再び…復活する英日同盟・・・
・・・英国のボリス・ジョンソン首相と日本の岸田文雄首相は5日(現地時間)にロンドンで首脳会談を行い、両国の「円滑化協定(RAA)」締結に向け大枠で合意した。これには両国の防衛関係者が入国する際にビザを免除し、兵器や弾薬を即座に搬入できるとする内容が含まれている。RAAは事実上の軍事同盟に準ずるとも評価されている。これによって両国は共同軍事訓練をさらに増やし、円滑に行うためいつでも大規模部隊が相手国に入国できるという。日本がこの協定で合意するのは今年1月のオーストラリアに次いで英国が2カ国目だ。英日間の軍事面での接近はここ6-7年で一気に進展した。2015年から外務・防衛担当閣僚会合(2プラス2)が4回開催され、昨年9月には英国の最新鋭空母クイーン・エリザベスが日本に初めて寄港した。・・・
<また、今回の日英首脳>会談で両首脳は福島産のポップコーンを共に食べ、会談直後に英国はサプライズを発表した。英国が福島産食品23品目に対する放射能物質検査を廃止したのだ。英国は2011年の東日本大震災からこれまでこの検査を義務づけてきた。韓国などが今も福島産農産物を厳しく規制している状況で「異例の対応」という評価も出ている。・・・
。今回もロシアと中国の膨張を阻止するため両国の利害関係が一致した。ブレグジット(英国による欧州連合からの離脱)以来、アジアにおける影響力強化と大英帝国の繁栄復活を望む英国の「グレート・ブリテン戦略」とも軌を一にしている。
英日による軍事協力の次の段階としては日本のオーカス(AUKUS)参加が予想されている。AUKUSは米国、英国、オーストラリアの3カ国による安全保障同盟で、原子力潜水艦技術の共有を目指すものだが、日本がこれに参加し「JAUKUS」になるとの見方も浮上している。ジョンソン首相はこの日「(AUKUSへの日本参加について)英国は前向きであり、排他的ではない」と発言した。・・・」
<a href=’http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/05/07/2022050783372.html’>http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/05/07/2022050783372.html</a>

北朝鮮帰還事業といい、このあたりの話は、私の日本史再構築作業には収まり切れない。
もっと、光が当てられるといいのだが・・。↓

「・・・第85回臨時議会において、天皇が勅書で朝鮮人の国政参加を促すと、その要望を行ってきた各地の朝鮮人代表が東京に集い、「朝鮮人の処遇改善」への感謝として同会を結成したのである。そして天皇への奉仕事業として、埼玉県入間郡日高の高麗神社近くに「地下航空機工場」建設を計画、同胞より募金を集めたのだった。  金斗鎔の『朝鮮近代社会史話』には中央協和会の「みたみ新聞」からの引用記事が紹介されている。それによると、 「地下航空機工場建設連絡委員二十余名は帝国ホテルに連絡事務所を設け、連日寝食をわすれて連絡協議をとげたのである。その結果ここに全国に類例のない『地下工場建設一心会』が結成されるにいたった。これは軍需省、厚生省、警視庁、中央興生会など各関係官庁との円満なる理解と後援によってなされたが、特にその間軍需省局の後援支持はまことに大きいものがあった」
約12億円を朝連の懐に
この建設工事を受注したのは、日本の軍飛行場建設を請け負ってきた梅田組社長の孫海奎(梅田重夫)である。孫は戦時中、数千人の人夫を雇って軍施設の建設工事に当たり、また防空壕も作って、軍部からも朝鮮人人夫からも、人望を集めた人物だった。  この地下航空機工場の着工からわずか5カ月で終戦を迎えたことで、一心会には巨額の建設資金が残されることになった。  田駿は、その金額を具体的にこう記している。 「一心会地下飛行場建設を計画し、在日韓人の『赤誠』を表示したということで、約五百万円目標募金を行い、募金額は約三百五十万円に達した。これは工事費供託金として百五十万円が支出され、約五十万円が経費で支出され、結局百五十万円の残金があった」(『朝総連研究』)  金斗鎔はこの金に目を付けた。 「これを奪取しこの奪取を合法化するために、朝連結成中央準備委員会に一心会幹部たちが参加したことを、黙って見ていた。そして朝連結成大会が終わった段階で、すなわち結成大会第二日に彼ら一心会幹部をはじめとする親日派粛清に全力を注いだということだ。これにより朝連は一心会の財政を合法的に引き受けたことになった」(同前)  当時の150万円は現在の金額に換算すると、800倍の約12億円である。金斗鎔はその金額を組織ごと、朝連の懐に入れてしまったのだ。・・・
9月2日に帝国政府が降伏文書に調印してから、日本の統治権は連合国軍総司令官に移り、これら預金封鎖の特例の適用は、占領軍と在日本朝鮮人連盟とその関係先に限られていた。大蔵省がGHQの政治的圧力に屈し、戦後の庶民の生活を苦しめた預金封鎖から朝連や各種朝鮮人団体を適用除外にした<可能性がある。>・・・」
<a href=’https://news.yahoo.co.jp/articles/14c510c5741caabcd7942281e329c45a5a8a222f’>https://news.yahoo.co.jp/articles/14c510c5741caabcd7942281e329c45a5a8a222f</a>

薩摩藩において、久光を含む多数派、よりも、西郷や大久原の少数派、よりも、島津斉彬一人、が偉大だったからこそ、そして、そのことについてはほぼコンセンサスがあった、からこそ倒幕・維新はなったのさ。↓

「・・・薩摩藩内において「幕府を打ち倒すべきだ」とした大久保や西郷らは、むしろ少数派だった。藩の実権を握る国父、島津久光の後ろ盾を得ながら、門閥層や上級藩士たちは出兵に反対。多くの薩摩藩士は「幕府と戦っても勝ち目はない」と倒幕には否定的だった。そのため、倒幕派の西郷は藩内で命を狙われてさえいたのである。
だからこそ、こうして倒幕が果たされた今、戊辰戦争で戦功をあげた薩摩藩兵は、得意満面である。藩庁の指示に従わないばかりか、無銭飲食を働く無法者までいたという。
著しく風紀が乱れるなかで、藩主の島津忠義は困りはてた。そこで頼りにされたのが、やはり西郷である。西郷ならば、倒幕派の薩摩藩兵も従うに違いない。請われて西郷は藩政に復帰。下級藩士を束ねながら、藩政と島津の家政を分離したうえで、上級武士中心の知行割を平等にするなど、藩政改革に着手している。・・・」
<a href=’https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e6%98%8e%e6%b2%bb%e7%b6%ad%e6%96%b0%e3%81%a7%ef%bd%a2%e5%a4%a7%e4%b9%85%e4%bf%9d%e5%88%a9%e9%80%9a%e3%82%92%e6%9c%80%e3%82%82%e5%9b%b0%e3%82%89%e3%81%9b%e3%81%9f%ef%bd%a3%e6%84%8f%e5%a4%96%e3%81%aa%e8%97%a9-%e7%89%88%e7%b1%8d%e5%a5%89%e9%82%84%e3%81%a8%e5%bb%83%e8%97%a9%e7%bd%ae%e7%9c%8c%e3%82%92%e9%80%b2%e3%82%81%e3%82%8b%e3%81%ab%e3%81%82%e3%81%9f%e3%81%a3%e3%81%a6%e8%91%9b%e8%97%a4/ar-AAX1QVd’>https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e6%98%8e%e6%b2%bb%e7%b6%ad%e6%96%b0%e3%81%a7%ef%bd%a2%e5%a4%a7%e4%b9%85%e4%bf%9d%e5%88%a9%e9%80%9a%e3%82%92%e6%9c%80%e3%82%82%e5%9b%b0%e3%82%89%e3%81%9b%e3%81%9f%ef%bd%a3%e6%84%8f%e5%a4%96%e3%81%aa%e8%97%a9-%e7%89%88%e7%b1%8d%e5%a5%89%e9%82%84%e3%81%a8%e5%bb%83%e8%97%a9%e7%bd%ae%e7%9c%8c%e3%82%92%e9%80%b2%e3%82%81%e3%82%8b%e3%81%ab%e3%81%82%e3%81%9f%e3%81%a3%e3%81%a6%e8%91%9b%e8%97%a4/ar-AAX1QVd</a>

大隈らはアクターに過ぎないのであって、その背後に、傑出したスクリプトライター(達)がいたからよ。↓

「・・・幕末明治は、国家的危機に際して・・・大隈重信<のような、>・・・有為な人材が澎湃(ほうはい)として登場したという意味で稀有(けう)な時代だった・・・」
<a href=’https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E6%9C%AC%E3%83%8A%E3%83%93-%EF%BC%91-%E4%BD%9C%E5%AE%B6-%E6%B1%9F%E4%B8%8A%E5%89%9B-%E5%A8%81%E9%A2%A8%E5%A0%82%E3%80%85-%E4%B8%8A%E4%B8%8B-%E5%B9%95%E6%9C%AB%E6%98%8E%E6%B2%BB%E9%A7%86%E3%81%91%E6%8A%9C%E3%81%91%E3%81%9F%E5%B7%A8%E4%BA%BA/ar-AAX0cSh?ocid=msedgntp&cvid=a91715a6c5e044318be71b8204a693dd’>https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E6%9C%AC%E3%83%8A%E3%83%93-%EF%BC%91-%E4%BD%9C%E5%AE%B6-%E6%B1%9F%E4%B8%8A%E5%89%9B-%E5%A8%81%E9%A2%A8%E5%A0%82%E3%80%85-%E4%B8%8A%E4%B8%8B-%E5%B9%95%E6%9C%AB%E6%98%8E%E6%B2%BB%E9%A7%86%E3%81%91%E6%8A%9C%E3%81%91%E3%81%9F%E5%B7%A8%E4%BA%BA/ar-AAX0cSh?ocid=msedgntp&cvid=a91715a6c5e044318be71b8204a693dd</a>

裏面史はあくまでも裏面史に過ぎない。↓

「源氏と平氏が互いに呪術合戦|鎌倉殿の時代の知られざる裏面史・・・」
<a href=’https://news.yahoo.co.jp/articles/fe243d4ed99b193d438bf16425459ad9848e4c5b’>https://news.yahoo.co.jp/articles/fe243d4ed99b193d438bf16425459ad9848e4c5b</a>

高齢者の鬱による自殺もそうなのかなあ。↓

「・・・東京慈恵会医科大学ウイルス学講座教授の近藤一博氏<は、>・・・ほとんど全ての人に潜伏感染している「ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)」の遺伝子「SITH-1(シスワン)」を発見し、これがストレスレジリエンス(ストレスを跳ね返す力)を低下させることで、うつ病を発症させることを見いだし<、>
・「うつ病は心の弱さや性格が原因」という説は間違いであることを明らかにした
・SITH-1を持っている人がうつ病を発症する確率は持っていない人の12.2倍、患者5人中4人はSITH-1を持っていることを明らかにし<まし>た・・・
<ところが、いまだに>欧米で<は、>うつ病になりやすい職業を調べると、教師、弁護士、医師、警察官、軍人、消防士<であることから>、これらの仕事の人がうつ病になるのは、『死体を見るトラウマ』だというのが定説<のまま>です。・・・
<また、>アメリカで『あなたは今、疲れていますか』というアンケートを取ったところ、『YES』と答えた人は10%にも満たなかったそうです。日本では、56%が同じ質問に対して『はい』と答えています。
これはアメリカ人のほうが元気だからではありません。おそらく欧米では、疲れをためる前に休むのが当たり前という文化があるからでしょう。我慢して勤勉に働き続けることが美徳とされる日本と違って『働き過ぎて死ぬ』なんていう概念もないので、『過労死』という言葉も存在しない。疲労は日本人の国民病なのです・・・」
<a href=’https://diamond.jp/articles/-/293526?utm_source=wknd_dol01&utm_medium=email&utm_campaign=2022gw’>https://diamond.jp/articles/-/293526?utm_source=wknd_dol01&utm_medium=email&utm_campaign=2022gw</a>

日・文カルト問題。↓

<文カルト誕生の背景がかなりの説得力でもって説明されている。
支那じゃ、法家的伝統と儒家(君子が超法規的統治を行うべきと主張)的伝統とが拮抗していたけれど、朝鮮半島じゃ、儒家一点張りになっちまったってことね。↓>
「・・・壬辰倭乱(文禄・慶長の役)の後、朝鮮王朝滅亡までおよそ300年にわたる朝鮮王朝後期の両班(朝鮮王朝時代の貴族階級)社会の統治理念は『徳治』だった。義と礼を追求する君子が、自分だけの利益を追う小人を教化し、支配するのが徳治だ。1990年代初めの文人政権(金泳三〈キム・ヨンサム〉政権)発足でひそかによみがえった『徳治』の亡霊が、21世紀の韓国進歩陣営を徘徊している<。>・・・
子どもを名門大学に入学させるための入試不正や市民団体の会計不正は、市民社会の根幹である信頼を崩壊させる、深刻な犯罪行為だ。ところが二人の支持者らは『正しく』生きてきたチョ・グク、尹美香の犯罪行為を認めない。彼らにとって『正しい』社会とは、道徳的に優れた人々が統治する両班社会であって、法治に基づいた近代市民社会ではない・・・
文在寅政権が5年間繰り広げてきた『親日清算』<もそう>だ。両班社会の統治理念である性理学の義理論から見ると、道徳的価値は命よりも重要で、植民地時代において『親日協力』は許されない裏切りだ。586運動圏は同一の論理で、自分の利益、すなわち出世のために生きた親日附逆(反逆)者らを処断し、正義の独立運動家らを韓国社会の中心へと復権させようとしている<。>・・・
朴大統領は『株式会社韓国』(Korea, Inc.)の創業者にしてCEO(最高経営責任者)だった。彼は、無能で怠惰な両班の理念で自由な経済活動を妨害してきた儒教文化を払いのけた<のだが・・。>・・・」
<a href=’http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/05/06/2022050684719.html’>http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/05/06/2022050684719.html</a>

印パ間のカシミール紛争も自然消滅へ?↓

More than a respite? A year of peace sparks hope along Kashmir border.・・・
<a href=’https://www.csmonitor.com/World/Asia-South-Central/2022/0505/More-than-a-respite-A-year-of-peace-sparks-hope-along-Kashmir-border’>https://www.csmonitor.com/World/Asia-South-Central/2022/0505/More-than-a-respite-A-year-of-peace-sparks-hope-along-Kashmir-border</a>

タリバン当局のおっしゃる通り。
だから、イスラム教は(単なる生活慣習化は不可能なので)廃棄するしかないのよ。↓

Taliban orders head-to-toe coverings for Afghan women in public・・・
“This is not a restriction on women but an order of the Quran,” said Akif Muhajir, a spokesman for the Ministry of Virtue and Prevention of Vice, referring to the Taliban’s strict interpretation of Islamic law. “It is the order of Allah and the prophet Muhammad.”・・・
<a href=’https://www.washingtonpost.com/world/2022/05/07/taliban-orders-head-toe-coverings-afghan-women-public/’>https://www.washingtonpost.com/world/2022/05/07/taliban-orders-head-toe-coverings-afghan-women-public/</a>

中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

<客観記事。↓>
「止まらない日本の物価上昇、値上げの春から値上げの夏に・・・日本華僑報網・・・」
<a href=’https://www.recordchina.co.jp/b893708-s25-c30-d0193.html’>https://www.recordchina.co.jp/b893708-s25-c30-d0193.html</a>
<これも客観記事だが、ちょっと驚く。饅頭怖い、かしら?↓>
「東南アジアで外交攻勢を仕掛ける岸田首相・・・参考消息<が>・・・香港メディアのアジア・タイムズ・オンラインが3日に発表した「岸田文雄首相が東南アジアで強力な魅力攻勢を展開している」とする文章を紹介・・・」
<a href=’https://www.recordchina.co.jp/b893712-s25-c100-d0193.html’>https://www.recordchina.co.jp/b893712-s25-c100-d0193.html</a>

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太田述正コラム#12738(2022.5.8)
<永井和『西園寺公望–政党政治の元老』を読む(その10)>

→非公開