太田述正コラム#2342(2008.2.3)
<皆さんとディスカッション(続x56)>
<ちんみ>
<「東大法学部群像」シリーズ(コラム#1277~82)を読みました。>
 ( ゚Д゚)ポカーン
 目から目糞、もとい鱗。
>何もしないと検察は世論からバッシングを受けますから、よくやっていると世論を納得させる必要がある。守屋らの立件はいわば国民向けの一種のショーなのです。(コラム#2340)
 ↑法務省最上位にドーンと位置する検察。あいも変わらずの国民向けショーで、いいかげん国民も気がついてきているのではないでしょうかね。
 それにつけても、官の鉄の掟を破る者は容赦なしですね~三井環さん、原田さん・・。
 事件なんぞ恣意的につくられ、そして邪魔者は葬り去られる・・。
 官僚組織の強烈極まる”みせしめ”をもって、謀反を起こそうとする輩など出なくなるようなシステムですね。たての社会~。 はて、ヤクザと何処が違うのでしょうか?
 それを充分判ったうえでの太田さん。
 「連中はタカをくっている~」なんぞとは本音ではないでしょうが、ホント心配です。 出る杭は打たれるが、出過ぎた杭は打たれない・・という位置ですかね・・物証も豊富そうだし~相手も怖いワ~これ・・。
 ハニートラップにかかるような太田さんでは無いでしょうが、本人は覚悟の上であっても、御家族の心労たるや・・この辺は、官僚たちよりも千葉ちゃん始め当局の連中は充分承知していることだろうし狡猾だろうーし・・。
 しかしながら所詮世間知らずの公僕で、弱点はあるある。 
 で、本丸まで影響が出そうな雲行きになると、組織故の悲しい性?、すぐ切り捨てられる運命なのは自覚している筈です。
 政官業の鉄のトライアングルを崩壊させるのが、覚醒日本のはじめの一歩ですね。
<わ>
>日本大衆のこの両者への羨望を秘めた反発、差別意識には重なり合う部分がある、と言えるかもしれませんね。(コラム#2339)
 両者は日本の主流からみて、征服した「敗者」なんです。前回も言いましたように敗者を寛容に受け入れるのが日本における勝者の作法。
 ところが、日本全体が地盤沈下を起こす局面では勝者の余裕を維持し得なくなってしまう。関東大震災は敗者との信頼関係を充分構築する前に突発的におこってしまった非常時において余裕をなくした結果の悲劇。
 よって私としましては、日本がなんらかの要因で再び勢いを取り戻すか、あるいは逆に日本が敗者の位置に甘んずる結果になってしまうと、意外とすんなり排外的意識なんてなくなるのではと思ったりしています。
<MS>
 皮革を扱った部落民、特別永住者という移民、自衛隊、そして核兵器。昔から日本人は必要なものの存在を認めないですね。
<よしだ>
 1923年の関東大震災の際の在日朝鮮人虐殺は故なく引き起こされたのではなく、こうした雰囲気の中で起こったと思います。
http://naver.uwakina-honeypie.com/index.php?%CE%F2%BB%CB%BB%F1%CE%C1%BD%B8%2F%B4%D8%C5%EC%C2%E7%BF%CC%BA%D2
http://naver.uwakina-honeypie.com/index.php?%CE%F2%BB%CB%BB%F1%CE%C1%BD%B8%2F%C2%B3%A1%A6%B4%D8%C5%EC%C2%E7%BF%CC%BA%D2
http://ameblo.jp/nob1966/entry-10046491167.html
http://ameblo.jp/nob1966/entry-10046491302.html
 戦前の移民は、朝鮮半島等を併合して「身内」にしたからにすぎません。莫大な国家予算を投じての半島近代化も「身内」ゆえの大甘な政策です。その「身内(鮮人も皆是れ陛下の赤子)」と考えていた者たちが大震災の混乱に乗じて不逞を働いたのです。
 先日の書き込みについては、確たる文献は特定できなく、現在まで読んできたさまざまの日本人論を私なりにまとめて大雑把に書き込んでしまいました。太田さんのおっしゃる村上氏らの日本社会論に近いかもしれません。
 「身内」にするというのは「日本化」するとでも言い換えてみてもいいかもしれませんが、仏教を導入したときもそのままの概念を移入したのではなく、異物としての思想を自分たちに都合のいいようにアレンジして導入したのだと思います。そのアレンジの仕方が「身内」にするということで、それは本来の異物とは似て異なるものになっています。
グローバリズムの賛否はどうあれ、異物を異物のまま受け入れると陥穽に落ち、異物を一旦アレンジしてそれを日本化して「身内」に取り込むと、日本社会はうまく機能していくと思います。
<太田>
 関東大震災当時の新聞記事を多数ご紹介いただき、ありがとうございました。
 しかし、「不逞鮮人」的記事の多くは、流言飛語を記事にしただけではないか、これら記事が朝鮮人虐殺を煽ったのではないか、という印象を持ちます。
<コバ>
 太田総理で、民主党もダメじゃねーか、と言われて、ダメでもいいんだよ!と切り返した太田さんはインパクトありましたよ(笑) 。
 民主党も自民党に引き落としを食らわされるのでなく、年金や福祉、天下り問題など自分たちの得意なフィールドで国民に繰り返し訴えて欲しいものですが・・。
 道路特定財源の件で、自民党伊吹氏と民主党(元自由党?)議員が握手して共闘してるんじゃ、なんじゃこりゃ、と思ってしまいます。自民党打倒、未だ難しです。
<読者SK>
 もうご存知かも知れませんが、靖国神社内で中国人によると思われる暴漢に国旗を奪われるという事件が起こりました。
 詳しくは以下を参照下さい。映像付きです。
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-284.html
 マスコミ・政府はこの情報を握りつぶした為、このページを見るまでは詳細は分かりませんでした。
 ある意味「毒入餃子」より大事です。
 議論の流れとは関係ありませんが、日本はこのような状態です。
 これも属国のための主体性の喪失が原因でしょう。
 中国になめられているのです。日本の精神が犯されているのです。
 これ以外の原因は考えられないでしょう。
 いつこのような辛い目に遭わないように出来るのでしょうか?
 まずは情報まで。
<太田>
 購読している「台湾の声」で何度も取り上げられており、承知しています。
 お気持ちは分かりますが、
 
>中国になめられているのです。日本の精神が犯されているのです。
ととらえるべきでしょうか。
 これまで何度も申し上げてきていることですが、中国共産党は、抗日戦争「勝利」なる神話をその支那支配権維持の必要条件としており、いまだに旧日本軍の暴虐さをプレイアップする政策を撤回していません。撤回できないと言うべきかもしれません。
 しかし、幸か不幸か、この政策にもかかわらず、中共国民の全般的な親日感情には確固たるものがあります。
 それもそのはずです。例えば、中共の青少年層は日本のマンガ/アニメの圧倒的影響下にある(
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20080128/145530/ 
。1月30日アクセス)からです。
 他方、中国共産党の支那支配権維持の十分条件は経済成長です。
 そのためには、日本と良い関係を維持することは、中共政府にとって至上命題なのです。
 この二つは二律背反であるわけですが、いずれにせよ、今回のような事件は、中共政府として、「毒入り餃子」事件同様、起こって欲しくなかった点では違いはないのではないでしょうか。
 どこの国にも悪い人、非常識な人はいるのであって、それをもって「中国になめられている」ということには必ずしもならないということです。
 私は、むしろ、日本人が引き起こしたところの、日本教職員組合(日教組)の教育研究全国集会へのグランドプリンスホテル新高輪(東京都港区)による会場の使用拒否の方が気になります。
 東京地裁、高裁の命令(仮処分)を完全に無視したということは、日本の一大企業による日本の法秩序への真っ向からの挑戦であり、日本の大企業の劣化を象徴するゆゆしい事件だと思います。
 (以上、
http://www.asahi.com/national/update/0201/TKY200802010351.html
(2月2日アクセス)による。)
                   
<読者KN>
 太田さんの印象が変わってきました。
ミーハーになってきたのかお茶目なのかわかりませんが、天下りをしないとの信念で選挙に出られたころと同じ思いなのでしょうか。
テレビは魔物。橋下徹が知事になり、淫行疑いなど素行に問題のあるそのまんま東が知事として人気者。もうわけわからん世の中です
太田さんもわけわからん世界に進むのですか。
<太田>
 今一つ何をおっしゃりたいのかよく分かりませんが、何度も申し上げているように、私が今後選挙に立候補することはありえません。
<Yoshu>
 「マクナマラの悔恨」シリーズ(コラム#122、123、213)と昨日、読んだ2006年12月末のコラム番号を忘れたのですが、やはり、キューバ危機のことを扱ったコラムで、映画13デイズ(題が少々不安。)を思い出しました。キューバ危機が、アメリカそれも、ケネディ自身の判断ミスからもだったとは・・。総て、物事は的確に判断されるかで、決定されるのですね。このように、昔の太田さんのコラムを読むのは、勉強になります。これからも、ワクワクします。
<太田>
 「キューバ危機のことを扱ったコラム」って思い浮かばないのですがね。
 キューバ危機に触れているコラム#213もコラム#329もぴったり来ません。
 なお、「13デイズ」で正しいはずです。同名のノンフィクションをスタンフォード・ビジネススクールの教材として読まされた記憶があります。
—————————————————————–
太田述正コラム#2343(2008.2.3)
<米市民権運動の起源>
→非公開