太田述正コラム#3019(2009.1.7)
<皆さんとディスカッション(続x360)>
<NT>
 YSさん、そうですか(コラム#3003)、”盛イクド”読売に出ていた人、多分間違い無いと思います。
 まだ生きているのですね!情報有難うございました。
 (昨月28日から10日間メールみていませんでした。いま整理しています。)
<おさ>
≫イスラエル兵にできるだけ損害を与えるということもさることながら、ハマスはガザ市等の人口密集地で、しかも一般市民に紛れ込んでおり、イスラエル兵を誘い込んでできるだけ一般市民(特に女性や子供)を戦闘に巻き込むことで、国際世論の「ヒューマニズム」に訴える、という戦い方なのです。≪(コラム#3017。太田)
 おぞましい話ですね。戦争は人間の醜い部分を、増幅するだけのものなのでしょうか?
 パレスチナ人が、紛争による解決以外の道を、考え始めてくれるようになるのを、期待するしかないのでしょうね。
<SF>
 –イスラエル国防軍のVLOGによる広報–
 J-CASTニュースの記事で、イスラエル国防軍のSpokesperson’s unitがyoutubeで広報を行っていることを知りました。
J-CASTの当該記事
http://www.j-cast.com/2009/01/06033231.html
IDF Spokesperson’s Unitのチャンネル
http://jp.youtube.com/user/idfnadesk
 既にご存知の方も多いと思いますが、まずは取り急ぎお知らせまで。
<太田>
 BBCがこのyoutubeのことを報じていました。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/7809371.stm
(1月7日アクセス)
 上空から、爆撃の標的の「正当性」を見極めることがいかに困難かが分かります。
<コバ>
≫こういう場合は、「竹中や八代など強者の論理」の典拠をつけましょう!≪(同上)
 すみません、1月2日の植草一秀氏サイトの論考をベースにした株式日記さんサイト(
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/1e893912f89a449c1c537e8ef0bb58fa
)を典拠としてお願いします。
 年明け早々から思い込み、偏向が激しいワーキングプアでした…orz
<宇留嶋瑞郎>(2008.5.28)(http://pullman.blog117.fc2.com/blog-entry-91.html
 –第2次太田述正裁判判決–
 元警視庁東村山警察署副署長の千葉英司氏がブログの記事によって名誉を毀損されたとして元仙台防衛施設局長で評論家の太田述正氏を提訴していた裁判で、平成20年5月27日、東京地裁(河野清孝裁判長)は千葉氏の請求を棄却する判決を言い渡した。
・・・
 東京地裁は、「新記事」は独立した記事とはみなせないから新たな名誉毀損はなく、独立して損害賠償を命じるのは相当ではないと判断したということである。
 余談だが、太田氏のブログのバックナンバーには数年にわたり「東村山市議殺人事件--千葉英司」なるタイトルのコラムがあったが最近、中身は変わらないものの、タイトルだけは「東村山市議転落死事件――千葉英司」に変わっていた。
千葉英司氏の話
「『新記事』の違法性が認められなかったのは残念だが、『訂正記事』についても再び裁判所が名誉毀損性を認定した点は評価できる。独自の裏付け調査をいっさいし ないままデマを鵜呑みにし、『訂正記事』でも同じ過ちを繰り返した太田氏の事実認識のデタラメさがより明らかになったものと考える」
<太田>
 千葉さん、判決文に「社会的評価を低下させるに足りる内容を有す」と書いてあるからといって、私の『訂正記事』(コラム#1184)について東京地裁が名誉毀損性を認定したことにはなりませんよ。
 それより千葉さん。『東村山の闇』(本)そのものの名誉毀損性が認定された判決はいまだに存在しないんじゃないですか。
 仮に名誉毀損性が認定されないということで判決が確定した場合、私が、千葉さん他1名を創価学会員であると上記の本を誤読してコラム#195で紹介した点だけで、このコラムに名誉毀損性が依然存在する、と裁判所は認定するのでしょうかね。
 あなたご自身はどう思います?
 
 さて、記事の紹介です。
 日本の教育制度をベタぼめした香港の新聞記事を人民網が転載していました。
http://j.peopledaily.com.cn/94709/6567450.html
(1月6日アクセス)
 もちろん日本人読者向けのプロパガンダですが、こういうプロパガンダは大いにやって欲しいですねえ。
 「・・・オバマ次期政権側も民主党の安保政策に関心を寄せており、菅直人代表代行や鳩山由紀夫幹事長ら同党幹部が昨年12月19日、米民主党の国防関係者らと都内で会談した際、ジョセフ・ナイ元国防次官補から「日米地位協定や普天間飛行場の移転見直しに動いたら反米と受け止める」とクギを刺された経緯がある。このため、同党は日米同盟にマイナスにならない範囲で軟着陸を図るべく米側と慎重に調整する方針だ。・・・」
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090106/stt0901060137002-n1.htm
(1月6日アクセス。以下同じ)
 そうそう。まことにつらことではあるけれど、属国である間は、対米関係は慎重を期さなくっちゃ。
 フランスのダティ法相の出産について、女性の筆者が記事を書いていました。
http://mainichi.jp/life/love/jijou/index.html
 ダティ法相と筆者の女性の二人に乾杯!
 憲章08についてのその後の中共での動きが紹介されています。
 とりあげているのがクリスチャンサイエンスモニターだけじゃ、憲章08のインパクトが広がっていると言われてもにわかに信じがたいですね。
http://www.csmonitor.com/2009/0107/p06s01-woap.html
(1月7日アクセス)
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太田述正コラム#3020(2009.1.7)
<イスラエルのガザ攻撃(続x6)>
→非公開