太田述正コラム#14836(2025.3.22)
<2025.3.22東京オフ会次第>(2025.6.17公開)

1 始めに

 私と5人の出席者、1人のSkype参加者、による総計7人の東京オフ会でした。
 このところ、出席者/参加者が固定化しています。
 にもかかわらず、ビールが(私が費消した1缶以外に)前回は0缶であったところ、今回は(非持ち込み分で)2缶も費消されました!
 次回の東京オフ会は、6月14日(土)です。

2 TSYさん作成のメモ

●常識ではわからない Euler’s formula 1748年

 <ここに書き連ねられた数式群は省略させてもらった(太田)>
 <このように、>=<(等号)>を使って、変形していくと、隠れた秘密がみえる。
 <このやり方で、太田思想の隠れた秘密を解き明かしてみよう。>

●怪しい常識

 人類にとって最高に貴重な知恵は、欧米の思想、またはインドの神秘思想にあって、ともかく日本にはない。
 人類にとって軍事は汚点で、そんな汚点に近づかなくても歴史もわかるし、科学技術もわかる。

●怪しい常識ではわからないことを発見するのが太田思想

 人-間主義と、軍事的サバイバル戦略(聖徳太子、島津斉彬、杉山元)が日本文明の二大柱(=二大秘密)
 怪しい常識から離れて、この秘密を発見するには(=を使った変形に相当する作業とは)?
・文字史料からの脱却(口伝(くでん)体験。重要なことは書かれない)
・重要事項は系図に沿って伝播する(親子関係(家庭内教育)、婚姻関係の重視)
・葬式お墓の重視(お寺は思想の表明)
・GDP、死傷者数、平均寿命、心理学・社会学的アンケート、(集団を対象とする数値の重視、議論明晰化)
・すべてを軍事的サバイバル戦略と関係づけて考える(冠位。源氏物語)
 {一流英字新聞の情報収集(劣化する日本語報道)。書評の利用。典拠}

●先端技術を使った思想

 インターネットがなくてはwikipediaはなく、wikipediaがなければ太田思想は今の形では難しい。
 (類例は、印刷技術の百科全書派の思想との関係)

⇒中らずと雖も遠からず、といったところですね。
 言われてみると、笑っちゃいそうになります。
 なお、「人-間主義」と「軍事的サバイバル戦略」って、要するに「縄文性」と「弥生性」ですね。
 ところで、英字新聞の書評の利用は止めちゃって久しいですが、段々しんどくなってきたのが原因であるような・・。(太田)