太田述正コラム#3273(2009.5.14)
<皆さんとディスカッション(続x486)>
<MS>
皆様、
6月6日のオフ会のプログラムの案を作りました。
今回は、「7.題名のない音楽会」のコーナーを新たに
作りました。
参加者一人一人のこだわりの一曲を皆で味わうコーナーです。
(参加者ごとにCDを持参、または、youtubeに接続。
 パソコン&スピーカー等は幹事が用意する。)
バラエティあふれる太田コラム読者のおすすめならではの、
さまざまなジャンル、年代の音楽にふれながら、
曲への思い入れや、評論、分析、うんちく、などなど、
語り合う場にしたいと思っています。
このコーナーの案も、あくまでたたき台ですので、
改善点などありましたら、ご意見の程よろしくお願いいたします。
その他、読者の講演希望、新企画の提案等も、お待ちしております。

オフ会一次会プログラム(Ver.1)
1. 9:30 オフ会開始の挨拶(MS)
2. 9:35 – 10:35 太田さんの講演
3. 10:35 – 11:30 講師との自由な質疑応答
(10分休憩)
4. 11:40 – 12:00 参加者自己紹介
5. 12:00 – 13:00 昼ご飯
(できればこの時間帯で参加費の支払いを願いします。)
6. 13:00 – 13:20 太田コラム・マニアッククイズコーナー(KT, 景品有)
(10分休憩)
7. 13:30 – 14:30 題名のない音楽会
(10分休憩)
8. 14:30 – 16:20 フリーの議論
9. 16:20 一次会終了 & 二次会場へ移動
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太田述正オフ会(一次会)
日時:6月6日(土)
   9時30分~16時30分(昼休憩12時~13時)
場所:大井第三地域センター
(http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/hp/menu000007300/hpg000007215.htm) 
会費:500円
注:
一、途中参加大歓迎。
二、2次会を午後五時頃から品川駅(仮)付近で行う予定。
  1次会の都合の合わない方は2次会のみの参加も大歓迎。

6月6日太田述正オフ会の申込はこちら↓
http://www.ohtan.net/meeting/
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<太田>
 記事の紹介です。
 田中秀征のコラムは、岡田の評価も、民主党代表選の読みもことごとく、呆れかえるほどのピンボケでしたねえ。
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090513/152110/?ml
 他方、花岡信昭のコラムは、小沢院政論で終始している
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090513/152257/?ml
けど、私は小沢は死に体だと思うな。
 それにしても、何で岡田が人気があって鳩山が人気がないのか分からないねえ。
 いずれにせよ、民主党議員、民主党地方組織、世論と並べると、後に行くほど岡田の人気が上がり、鳩山の人気が下がるよね。
 それぞれとの直接接触の度合いが少なくなればなれほど、人物の真価が分からなくなる、という典型だね。
 次に「一人日曜美術館」関連から。
 紀元前約33,000年のものと考えられる人類最古の塑像(裸婦像)が南ドイツで発見されました。
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20090514-OYT1T00042.htm?from=navlp
 これは、オーストリアで1908年に発見された、紀元前24,000~22,000年のものと考えられているヴィレンドルフのビーナス(Venus of Willendorf)と
http://witcombe.sbc.edu/willendorf/willendorfdiscovery.html
うり二つと言ってよい巨乳・妊婦腹の裸婦像であり、初期の現代人類にとってどんな女性が理想視されていたか、改めて確認されたと言ってよいでしょう。
http://www.nytimes.com/2009/05/14/science/14venus.html?hpw=&pagewanted=print
 どうやら、コラム#3265で深雪さんが紹介したルシアン・フロイドの裸婦像は、最も正統的な裸婦像であると言えそうですね。
 むしろ、ミロのビーナスから始まるギリシャ/ローマ、欧州両文明における裸婦像(のうち、私が理想型と考える小美乳を伴ったもの)の出現の方が不思議なのかもしれませんよ。
 ちなみに日本は、そもそも女性の乳房に対する関心がほとんど見られないという不思議な文明です。
 縄文時代の土偶
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20090509-OYT1T00614.htm
を見ると、妊婦腹ではあっても乳房は無視されているか、申し訳程度についているだけであることがお分かりですか。
 ずっと時代を下って、私が言うところの縄文モードの江戸時代の浮世絵の枕絵を見ても、超一流作家の作品を見る限り、性器は詳細に描いても乳房は全く描いていないものが大部分です。
 典型的なのが、葛飾北斎(1760?~1849年)の枕絵↓です。
http://www1.ocn.ne.jp/~matikado/TOKU-6.html
 かろうじて乳房を描いているものでもこの程度です↓。貧乳ここに極まれりって感じですね。歌川国貞(1786~1864年)の作品です。
http://homepage3.nifty.com/itoti/toku-kunisada.html
 更に、「一人題名のない音楽会」関連からです。
 全欧歌謡コンテストの決勝ラウンドが16日にモスクワで行われますが、そこにイスラエルから、ユダヤ人とアラブ系イスラエル人の女性の2人組が出場することが話題になっています。
 パレスティナ和平を祈念する内容の歌詞が英語、ヘブライ語、アラビア語で歌われます。
 絶対に聴き逃せないとても素敵な歌ですよ。↓にはこの歌のビデオ、及びこのアラブ系イスラエル人女性へのインタビュー(音のみ)が掲げられています。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/8047442.stm
 最初、このビデオを見た時、左側の女性がアラブ系だと思っちゃいましたが、右側の女性がそうです。彼女は、パレスティナ人の父親とブルガリア人の母親の間に生まれました。
 彼女、美人だし英語もうまいですね。
 この二人が出場するに至った顛末が↓に載っています。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/in_depth/7948494.stm
 それ以外の記事です。
 パキスタンのNWFPとFATAの38%しか、完全にパキスタン政府の支配が及んでいない、とBBCが報じました。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/south_asia/8047504.stm
 この報道は、以下↓のような詳細な調査に基づくものです。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/south_asia/8046577.stm
 パキスタンの政府も軍部も、この調査結果は実態を現していないと批判していますが、BBCの調査力、恐るべし。
 女性は女性を主としてパワハラの対象にしている、という調査結果が米国で出ました。
 困ったことです。
 女性はもっと団結しなくっちゃ。
 とりわけ、日本のような構造的女性差別社会では・・。
 ・・・60 percent of bullies at work are men, but they don’t tend to discriminate which gender they bully. On the other hand, 70 percent of the victims of women bullies are women・・・
 Why do women attack their counterparts? ・・・it is probably because the target women are “less likely to respond to aggression with aggression.” Another possible reason would be a corporate environment that is harsher toward women. ・・・women feel it is unproductive to help female colleagues at work.  
 Some argue that women are taught to compete against each other, much like sisters competing with each other to attract attention from their father or brothers, or girls competing for their teacher’s attention. ・・・Instead of building each other up and showcasing each other, we’re constantly tearing each other down.・・・
http://english.chosun.com/site/data/html_dir/2009/05/14/2009051400317.html
(ニューヨークタイムス記事の紹介)
 現在のイランのアイデンティティーを確立した、サファヴィー朝(Safavid dynasty)のアッバス1世(1587~1629年)に注目した本が出ました。
 Shah Abbas 1, the fifth Saf¬av¬id ruler, came to power in 1587. Under his rule Iran became a great polit¬ical power, transforming international trade and diplomacy. His legacy, however, goes beyond political ambition and culminates in a clear and decisive vision for cultural and artistic expression and development.
 Shah Abbas created a distinctive national identity by blending the ancient Iranian cultural identity with Shiism. (Intriguingly, this paralleled early nation-state developments in western Europe.) Today Shah Abbas occupies a special place in the national consciousness, as many look upon him as the founder of the modern state. His efforts to position Iran as a commercial and artistic centre between east and west have been inspirational for modern politicians who find in him a sense of national pride.・・・
 Abbas remained crucial to later Muslim scholars. Sayyid Jamal al-Din Asadabadi Aghani, an Iranian and Shia scholar, pioneered Islamic modernism. He discussed justice and the rule of law in the context of the state’s tendency to colonialism and authoritarianism. Muhammad Abduh, a Sunni scholar, and a pioneer of Islamic reform in Egypt, met Afghani in Cairo, and together they made an enormous contribution to modern Islamic thinking.・・・
http://www.guardian.co.uk/commentisfree/2009/may/13/iran-islam-shah
 生命誕生の秘密・・RNAの形成過程・・を解き明かす、画期的な仮説が提示されました。
 An English chemist・・・has solved a problem that for 20 years has thwarted researchers trying to understand the origin of life ? how the building blocks of RNA, called nucleotides, could have spontaneously assembled themselves in the conditions of the primitive earth. ・・・
http://www.nytimes.com/2009/05/14/science/14rna.html?_r=1&hpw=&pagewanted=print
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太田述正コラム#3274(2009.5.14)
<日進月歩の人間科学(続x4)(その2)>
→非公開