太田述正コラム#15251(2025.10.15)
<皆さんとディスカッション(続x6407)/映画評論456:フライトプラン>
<太田>
安倍問題/防衛費増。↓
<そうなんだろうなあ。公明党も自民党も、全然異なった理由によってだが、凋落するのも一緒だった、というわけだ。↓>
「・・・公明党は他党(特に新興政党)に比して、明らかにSNSの活用戦略で劣っているとの指摘もある。今、それら個々のファクターについて深掘りをしていくことは避けるが、つまり「公明党の地力」は現在、明らかに弱まっているのである。ところが、現場層の創価学会員たちを訪ね歩くと、彼らはそれとはまた別の話をすることが多いのだ。それは何かと言うと、「最近の公明党は、自民党の不祥事(旧統一教会問題や裏金問題)のとばっちりを受けていて、それで票が伸びなくなっている」という主張である。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e34d2a5fb9726d7c32c4620a163371919dfa1d4
<逃れられないウソ付き早苗。↓>
「高市早苗氏 旧統一教会関連メディアに5回登場、価値観通じる発言するも「教義知らない」の矛盾・・・」
https://news.livedoor.com/article/detail/29776548/
ウクライナ問題/ガザ戦争。↓
<ほくそ笑むネタニヤフ。↓>
Trump says Hamas will be forced to disarm or ‘we will disarm them’–US president says it should take place in a ‘reasonable period of time’ amid questions over group’s status・・・
https://www.theguardian.com/us-news/2025/oct/14/trump-says-hamas-will-be-forced-to-disarm-or-we-will-disarm-them
妄想瘋癲老人米国。↓
<トラの「善行」続く。↓>
U.S. kills 6 alleged drug smugglers in new strike off Venezuela, Trump says–The operation follows Senate Republicans’ narrow defeat of a measure that aimed to prevent the administration’s actions on legal grounds.・・・
https://www.washingtonpost.com/national-security/2025/10/14/trump-drug-boat-venezuela/
それでは、その他の国内記事の紹介です。↓
「一歩一歩」やねえ。↓
「ついにやった!日本代表 ブラジルに歴史的初勝利 前半0ー2から後半3発で大逆転・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e793523d5b1d030b2783423a2ab9b6232d555a3a
いいこっちゃ。↓
「・・・大相撲34年ぶりのロンドン開催・・・」
https://news.livedoor.com/article/detail/29779013/
あらゆる意味で頼りは移民。↓
Japan’s imported baby boom spotlights a political and demographic timebomb・・・
https://www.theguardian.com/world/2025/oct/15/japans-imported-baby-boom-spotlights-a-political-and-demographic-timebomb
日・文カルト問題。↓
<日本を引き合いに出すな。↓>
「韓国の25年成長率見通し0.9%に引き上げ 日本も1.1%に=IMF・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20251014002600882?section=economy/index
<重ね重ね、ご愛顧に感謝。↓>
「アニメ映画「チェンソーマン」 韓国で興行1位=主題歌も異例のヒット・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20251014000800882?section=japan-relationship/index
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<邦語媒体より。
ガンバレ習ちゃん、と、杉山元らが言っとります。↓>
「「中国、ついに米国へ報復フルスロットル!」米船に入港税導入&大豆輸入停止で“二重の圧力”・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/money/other/%E4%B8%AD%E5%9B%BD-%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%AB%E7%B1%B3%E5%9B%BD%E3%81%B8%E5%A0%B1%E5%BE%A9%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AB-%E7%B1%B3%E8%88%B9%E3%81%AB%E5%85%A5%E6%B8%AF%E7%A8%8E%E5%B0%8E%E5%85%A5-%E5%A4%A7%E8%B1%86%E8%BC%B8%E5%85%A5%E5%81%9C%E6%AD%A2%E3%81%A7-%E4%BA%8C%E9%87%8D%E3%81%AE%E5%9C%A7%E5%8A%9B/ar-AA1OpKdP?ocid=msedgntp&cvid=68ee090cc6b8447ea22086adccf7454a&ei=15
<ここからは、レコードチャイナより。
片面的日中交流人士モノ。↓>
「<サッカー>日本がブラジルに大逆転勝利!・・・
中国のネットユーザーからは「日本がブラジルに勝った!」「うらやましい(涙)」「これが実力というもの」「日本はもうなんか漫画みたい」「キャプテン翼だ!」「すごいとしか言いようがない」「これはもう恐れ入るしかない!」「日本はもう世界の強豪と言っていい」といった絶賛が相次いだ。
また、「試合見てたけど、日本のメンタルには本当に感服。これがもし中国代表ならどれだけ良かったか。日本こそ、夢を現実にできる国だ」「日本の方がブラジルかと錯覚するような戦いぶりだった」「韓国はブラジルに0-5で敗れた。日本の偉大さは、あらゆる分野で黄色人種が他の人種に劣らないことを証明し続けているところにある」「アジアには2種類しかない。日本と、それ以外だ」「来年のW杯に期待だな」「日本のW杯優勝もあるかもしれない」など、手放しの称賛が寄せられている。」
https://www.recordchina.co.jp/b962094-s25-c50-d0052.html
<総体継受、進捗中。↓>
「シンガポール華字紙・聯合早報は・・・、「中国人科学者はまたしてもノーベル賞に無縁、中国の世論はどう見ているのか?」との評論記事を掲載した。・・・
中国のネット上では「日本政府が狂言(狂った発言)、50年で30個のノーベル賞を取ると宣言」と題された中国官製メディアによる古い記事が掘り起こされたと紹介。この古い記事は、2001年3月に日本政府が閣議決定した「科学技術基本計画」で上記の目標が示されたことを批判的に報じるものだったとした。
また、同時にもう一つの古い記事も拡散されており、こちらは13年に掲載されたもので、中国科学院の院士が大学入学のスピーチで「10年後には中国人のノーベル賞受賞が日常茶飯事になる」と述べたことを伝えるものだったと紹介。SNS上ではこの発言を皮肉る投稿が相次いでいるとした。
同評論記事は、こうした声がある一方で、「ノーベル賞を取れないのは中国の科学者や研究・教育に問題があるからではなく、ノーベル賞そのものが西側の賞であり、偏見に満ちている」との見方も少なくないと説明。医療系の著名ブロガーは「欧米にひざまずけばノーベル賞などいくらでももらえる」と皮肉り、通信業界の評論家は「ノーベル賞は欧州人が作った賞なのだから、『自分たち』に授けるのは自然なこと」と語ったことを伝えた。さらに、「ノーベル賞にはタイムラグがあるため、今から10年後に中国の科学者の受賞ラッシュが始まる」との意見もあると紹介した。
その上で、「中国人はノーベル賞コンプレックスを抱えている。『ノーベル賞など気にしない』という声が上がるが、本当に気にしていないのであればなぜ毎年、激しい議論が巻き起こるのか」と疑問を呈しつつ、中国のジャーナリスト・明金維(ミン・ジンウェイ)氏の見立てとして「1895年にノーベル賞が創設された時、中国はちょうど日清戦争の惨敗を経験したばかりだった。この130年間で中国人のノーベル賞受賞者は数えるほどしかおらず、それが多くの中国人にとって心の痛みとなっている」と伝えた。
また、「中国は昔からノーベル賞を重視してきたが、受賞事例の中には、必ずしも国家の期待にそぐわないものもあった」と言及。「1980年代以降、ノーベル賞は中国の公式言説の中で“名誉の象徴”として位置づけられ、“ノーベル症候群”とも言える現象があった」としつつ、「しかし2000年に飛び込んできたのは、フランスに亡命していた中国系作家・高行健氏がノーベル文学賞を受賞したというニュースだった」とした。
このほか、1989年と2010年に、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ氏と中国の人権活動家・劉暁波(リウ・シアオボー)氏がそれぞれノーベル平和賞を受賞した時にも、中国は強い不満と戸惑いを示したと指摘。「これは中国が国際的承認を求めつつも、西側が評価する賞に対して警戒心を抱く理由の一端を示しているのかもしれない」と論じた。
同評論記事は、ノーベル化学賞委員会で初の中国系女性審査員となった鄒暁冬氏が「ノーベル賞は中国にますます近づいている」としつつも、「中国の科学者には重要な研究分野でありながらまだ空白である分野を発見する能力が必要。論文数などに振り回されることなく、『ゼロからイチを生み出す』真のイノベーションに力を注ぐべき」「中国では内向きの競争(内巻)が激しいが、国際会議では中国の学者があまりにも少ない。外に出て、国際的な舞台で競争すべき」「研究の出発点は決して“受賞するため”であってはならない」などと語ったことを紹介した。
そして、「中国におけるノーベル賞への複雑な感情は、発展途上の社会が『承認』と『自信』を模索する姿を映し出している。人々の関心が『賞』から『科学そのもの』へと移った時こそ、真に成熟した自信の表れと言えるのかもしれない」と結んだ。」
https://www.recordchina.co.jp/b962023-s25-c30-d0052.html
–ピアノ–
ショパンコンクールで、Shigeru Kawaiのグランドピアノを弾く人が散見されたので、ちょっと調べてみた。↓
「【徹底解剖】国産ピアノShigeru Kawaiシリーズ最高峰のSK-EXの音の秘密・・・」
https://www.youtube.com/watch?v=EISfT93wOCs
ヤマハじゃなくカワイの時代になっていたとは!
–映画評論456:フライトプラン–
今回の「『フライトプラン』(Flightplan)は、2005年に製作された<米>サスペンス映画で<、>監督は・・・ロベルト・シュヴェンケ<、>主演はジョディ・フォスター」https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%B3
で面白かった。
ご存じフォスター(Jodie Foster。1962年~)は、エール大(米文学)を優等卒業した米女優、監督、制作者で、フランス語を流暢に話せ、2度アカデミー主演女優賞を受賞している才媛にして美女だ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC
が、この映画でも、超かっこいいこと夥しい役を演じている。
そんな彼女が同性婚をしている(上掲)とは、全く知らなかった。
シュヴェンケ(Robert Schwentke。1968年~)は、ドイツ人監督、脚本家で、’ studied philosophy and comparative literature for four semesters at the Eberhard-Karls-University of Tübingen in Germany before deciding to change his field and place of study. He went on to study film production at Columbia College Hollywood, graduating cum laude with a Bachelor of Fine Arts.・・・He then studied directing at the American Film Institute in Los Angeles, earning a Master of Fine Arts’
https://en.wikipedia.org/wiki/Robert_Schwentke
という「高学歴」者だ。
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太田述正コラム#15252(2025.10.15)
<Morris, Marc『The Anglo-Saxons: A History of the Beginnings of England』を読む(その1)>
→非公開