太田述正コラム#15253(2025.10.16)
<皆さんとディスカッション(続x6408)/映画評論457:きみがぼくを見つけた日>
<y/ky8v1.>(「たった一人の反乱(非難j子)」より)
米軍が日本から完全撤退したら、中共は日本に攻めてきますか?
⇒szywcpcUクンと同じ人物なんだろうが、前回、731部隊についての自身の長年のわだかまりを解消しようと思い立ってきちんと答えたけれど、過去太田コラムを全く読んでないことが明らかなこういった質問には、時間が惜しいので、原則に戻って、答えない。(太田)
<太田>
安倍問題/防衛費増。↓
<立憲に留まり続けている野田さん、全く持って見損なったよ。↓>
「野党3党首 基本政策折り合わず 立憲・維新・国民 協議継続へ・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/d3d786e72386843b34f1600d7ba8784fbfdf77e5
「・・・ここ1年で党員数などは増えたが国政選挙での議席増につながらず、存在感を示せないでいた。衆院選と参院選では、原発の新増設・再稼働に否定的で安全保障法制について違憲部分を廃止するスタンスを取って戦った。今回、国民民主が政策的に相容れないと指摘するのがこの原発と安全保障に関する点で、党内最大勢力「サンクチュアリ」などが主張する部分に重なるとされる。「サンクチュアリは衆参で40〜50人ほどのグループです。自治労や日教組などの組織内議員を中心として結成されたリベラル色が強い人たちの集まりで、過去にも代表候補を支援するか否かについて原発再稼働や集団的自衛権の行使容認などに否定的であるかを判断ポイントにしていました。表向きにはそこまでラディカルではないというスタンスを取っていますが、“自分たちの主張を受け入れるなら支持する”といった形で代表選をはじめ党内に影響力を行使してきた集団です」(同)
野党共闘の障壁に
自分たちの主張を受け入れるかどうかで支持を決めるかどうかは通常の政治行動だろうが、今回、野党共闘の障壁となっているのがサンクチュアリの考え方だとされる。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e56f6f42d87c80e181a53f33322b8a725c1057bc
<野田さんといい、高市女史といい、松下政経塾出身。結局のところ、この塾って、製品販売のノウハウを政治家商品の販売に応用した手法を教えるだけのくっだらない塾だったようで・・。↓>
「・・・高市氏が挑んだ最初の選挙は92年の参院選。自民党の奈良選挙区では、服部安司参議院議員(当時)の三男、服部三男雄氏も出馬を目指していた。どちらも後に引かず、後腐れなく公認候補を決めるため、当時珍しかった予備選挙が行われることに。その時“県連の拡大役員会メンバーで決しよう”と裁いたのは、県連会長に就いていた奥野元法相だった。
「予備選に臨むにあたって、奥野先生は『負けた方は参院選には立候補しない』ことを求め、さらに『敗者は本選挙で協力する』と二人に確約させました。結局、予備選は服部氏の圧勝でした」(石崎氏)
しかし高市氏はその結果に納得しなかった。
「県連事務局は選挙事務の運営に瑕疵(かし)がないよう、細心の気を配っていましたが、彼女は、不在者投票や有権者名簿の扱いなどが『アンフェアだった』とクレームをつけたのです。結局、高市氏は約束をほごにして無所属で立候補。奥野先生は本選の応援演説で高市氏のことを『不義の人』と批判しました」(同)
96年10月、初めて小選挙区制の下で行われた衆院選では公明党が一翼を担っていた新進党公認で出馬し、奥野元法相の元秘書・森岡正宏氏を破って2選。
「ところが当選後半月で高市氏は手のひらを返し、新進党を離党。自民党に移ったのです。そのため選挙で全面協力していた公明党・創価学会、特に婦人部から大不興を買いました」
石崎氏はそう語る。
「新進党離党の表向きの理由は小沢一郎氏の『大減税』案への不信感からだと説明していましたが、信じる関係者は誰もいません。元々自民党に入りたかったのでしょう。この時の因縁が、今日に至る公明党・創価学会の高市不信につながっているのです」(同)
件の選挙で高市氏と戦った森岡氏もこう話す。
「新進党は公明党と一緒にやっていましたが、高市さんはそこから自民党に移ったわけでしょう。公明党にしてみれば、いい気持ちはしてなかったと思いますね」
「不義」によって公明党を怒らせたわけだが、「高市も表ではいい顔しといて、裏では公明党や学会のことをボロクソに言っていた」(高市事務所関係者)
その因果が巡ってくるのが、2003年の衆院選。選挙区で民主党の馬淵澄夫氏に惨敗、比例復活もかなわず落選の憂き目を見たのだ。
「奥野先生の後援会、公明党・創価学会などが反発したことが敗因でした。高市氏の行動を振り返ると、自らの目的を遂げるためには、世話になった人の恩を顧みない。『マキャベリスト』と言ってよいかもしれません。・・・」
https://news.livedoor.com/article/detail/29781296/
<維新も滅びつつある政党の一つであるところ、その晩節を汚しそうね。↓>
「維新・吉村代表「連立含め総理指名への協力の打診あり政策協議開始を申し上げた」自民・高市総裁との会談内容明かす「『副首都構想・社会保障改革』が二本の柱 賛意示していただけたと思う」・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/af1052c98f26cb1f46962bff4ca0ee5859092dcf
<ドンマイドンマイ。↓>
「「二枚舌みたいで残念」 国民・玉木氏、自民と合意の維新に恨み節・・・」
https://mainichi.jp/articles/20251016/k00/00m/010/019000c
ウクライナ問題/ガザ戦争。↓
<確かに・・。↓>
「・・・トマホークの供与が実現すれば、おそらくアメリカ軍の持つ目標情報が、日本やイギリスなどと同様、ウクライナへも提供されることになると思います。
ロシアのウラジミール・プーチン大統領や同国の有力議員らは、アメリカのJ・D・バンス副大統領がウクライナへのトマホーク供与を検討していると述べてから、神経を尖らせて、トマホーク供与案を批判する発言を連発しています。
アメリカとウクライナは現在、同盟国ではありませんが、ウクライナへのトマホークの供与は、情報面でアメリカがウクライナを同盟国に準ずる扱いにすることにほかなりません。
プーチン大統領やロシアの高官が神経を尖らせているのは、兵器としてのトマホークを恐れているからではなく、トマホークの供与が国際政治上の「ゲームチェンジャー」となる可能性を秘めているからなのではないかと筆者は思います。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%81%AA%E3%81%9C%E6%81%90%E3%82%8C%E3%82%8B-%E7%B1%B3-%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB-%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E4%BE%9B%E4%B8%8E%E3%81%AE%E9%87%8D%E3%81%9F%E3%81%84-%E6%84%8F%E5%91%B3-%E3%82%88%E3%81%8F%E9%A3%9B%E3%81%B6%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%81%AF%E3%81%99%E3%81%A7%E3%81%AB%E3%81%82%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%AB/ar-AA1Oteba?ocid=msedgntp&cvid=68f01b1d2d184140b43a78e1ec35ecf7&ei=16
妄想瘋癲老人米国。↓
なし。
それでは、その他の国内記事の紹介です。↓
相撲のロンドン巡業に入れ込むイギリス。↓
Sumo stars balance power, intricacy and spectacle at London showcase–An enraptured crowd soaked up the atmosphere at the first official sumo tournament held outside Japan in 34 years・・・
https://www.theguardian.com/sport/2025/oct/15/sumo-stars-balance-power-intricacy-and-spectacle-at-london-showcase
More rice, bigger chairs and reinforced toilets: sumo wrestling comes to London・・・
https://www.theguardian.com/sport/2025/oct/15/grand-sumo-wrestling-tournament-london-royal-albert-hall
山本投手をワシントンポスト・サマがお取り上げ。↓
The Dodgers’ other Japanese star had an incredible night in the NLCS–After Yoshinobu Yamamoto pitched a rare complete game Tuesday, Los Angeles has a 2-0 series lead even as Shohei Ohtani’s struggles at the plate continue.・・・
https://www.washingtonpost.com/sports/2025/10/15/yoshinobu-yamamoto-dodgers-brewers-game-2/
さすが、杉山元ら。
(九州大学生体解剖事件
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%9D%E5%B7%9E%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E7%94%9F%E4%BD%93%E8%A7%A3%E5%89%96%E4%BA%8B%E4%BB%B6
は、捕虜殺害が当然視されていた支那戦線での感覚が米兵に対しても適応されちまったケース。そのあたりのことは米国も分かってて、結局、誰も戦後処刑されなかった。)↓
「・・・苛酷な戦場で「鬼」に変わっていく父や祖父の姿を通し、国策によって彼らを変えた国家の罪責も問う。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/01f68f91807655c33f466b74130e179a7a266848
判断を保留したい。↓
「・・・渡来人集団を配下にもつ蘇我氏には、国際情勢に関する情報も多く寄せられていたことだろう。開明的な稲目・馬子の心底には、「いつまでもローカルな国神を信じていたのでは、先進国である百済や新羅と伍していくことはできない」という思いが渦巻いていたのではないだろうか。 事実、朝鮮諸国は仏教を通して中国との交流を深め、国力を高めてきた。仏教の受容が、中国を中心とする東アジア世界へ参画するために必要な政治課題であると、馬子たちはとらえていたのだろう。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/6cba2eaa125c9a6d0bcb2aba2dc6525a9e9f895c
日・文カルト問題。↓
<日本と競わない競わない! 競うのなら、せめて台湾とどーぞ。↓>
「サッカー:ブラジル相手に日本が大金星、強豪パラグアイ戦勝利にも複雑な韓国ファン・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2025/10/15/2025101580015.html
<こういう調子で・・。↓>
「GDP成長率予想5.3%の台湾、1%の韓国をさらに引き離す・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2025/10/15/2025101580157.html
<こういう韓国系人に対するストーカー記事も止めよう!↓>
「孫正義氏 韓国財界トップらを米に招待=「スターゲート」協議か・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20251015003500882?section=economy/index
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<読んでもゼンゼン、フクザツじゃあないが?↓>
「中国と日本のノーベル賞受賞数に大きな差、真相は想像よりはるかに複雑・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b962133-s25-c30-d0192.html
<総体継受、進捗中。↓>
「「日本旅行は余韻がすごい」との投稿が話題=中国ネット「秩序と清潔さは衝撃」「ほぼ全員モラル高い」・・・中国のSNS・小紅書(RED)・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b962030-s25-c30-d0052.html
<太田>
–バイリンガル–
私はバイリンガルでは全くないが、比較的若年時に英語環境にいたので関心がある。↓
「バイリンガルの人は歳をとっても健康が維持される・・・
バイリンガルの人は、老年期における認知的タスク(作業)の成績がよく、認知症の発生率が低いという。トロントのヨーク大学で教鞭をとる心理学者、エレン・ビアリストクらは、2カ国語を使うと脳の衰えが遅くなると推測している。具体的には、脳の抑制機能が高まるという。行動や思考の際に集中力を発揮するには、特定の神経反応を活性化させながら、ほかを抑制する必要がある。ビアリストクらは、複数の言語を操る人は、話すときにつねに抑制中枢を活性化させていると信じている。つまり、1つの言語で話しているあいだ、ほかの言語を抑制しているというのだ。老化と認知症のどちらが生じても、抑制中枢の働きが落ちる。バイリンガルの人は、抑制中枢をよく使っているので、歳をとっても健康が維持されるという。言い換えると、使っていれば衰えないということだ。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/b088dcc0c5826fb5b03330c9b72c7a353059b971
–映画評論457:きみがぼくを見つけた日–
今回の「『きみがぼくを見つけた日』(・・・The Time Traveler’s Wife)は、オードリー・ニッフェネガー著の小説<に基づき、制作された)2009年<の米>・・・映画」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8D%E3%81%BF%E3%81%8C%E3%81%BC%E3%81%8F%E3%82%92%E8%A6%8B%E3%81%A4%E3%81%91%E3%81%9F%E6%97%A5
で、タイムトラベルが錯綜し、極めて分かりにくい失敗作。
主演女優のレイチェル・マクアダムス(Rachel Anne McAdams。1978年~)は、カナダ人でトロントのヨーク大(演劇)卒でかなりの美人。
https://en.wikipedia.org/wiki/Rachel_McAdams
共演男優のエリック・バナ(Eric Bana。1968年~)は、豪州人で無学歴だが、後に豪州最高裁長官になる裁判官の娘と結婚し、慈善活動にも熱心なエキゾチックなイケメンだ。
https://en.wikipedia.org/wiki/Eric_Bana
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太田述正コラム#15254(2025.10.16)
<清水廣一郎『中世イタリアの都市と商人』を読む(その2)>
→非公開