太田述正コラム#15265(2025.10.22)
<皆さんとディスカッション(続x6413)/映画評論463:涙のメッセンジャー 14歳の約束>
<太田>
安倍問題/防衛費増。↓
<日本が平和ぼけ1のプロト日本文明に戻った戦後において、女性首相出現がかくも遅れたのは、女性が男性への優位性にあぐらをかいて面倒な仕事から逃げまくってきたため。でも、そんな日本よりも米国が異常であることが明らかになったな。↓>
「高市早苗氏(64)が21日、憲政史上初めて女性首相に選ばれたことで、先進7カ国(G7)の中で大統領や首相などの女性首脳を輩出していないのは米国だけとなった。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/d457cfec3c6d00a1940845dcb9140ea0b2f2cc24
<こんだけ、ナンセンスな言説を垂れ流す人物が女性有識者の代表格ってんだからひでーもんだよ。ま、有識者になることからも女性一般が逃げまくってきたせいだが・・。↓>
「・・・上野千鶴子・・・氏はXで「私心のない政治家として尊敬を集める村山富市さん」と訃報に触れつつ、「だが土井たか子さんと並んで、今日の社民党の覆いがたい衰退を招いた戦犯だ」と強い言葉で批判した。
上野氏は、「村山さんを総理にし、土井さんを国会議長にして党籍離脱させた保守政党の狡知。支持者が離れた責任を誰がとるのか」とつづっていた。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/other/%E4%B8%8A%E9%87%8E%E5%8D%83%E9%B6%B4%E5%AD%90%E6%B0%8F-%E6%9D%91%E5%B1%B1%E5%AF%8C%E5%B8%82%E5%85%83%E9%A6%96%E7%9B%B8%E3%82%92-%E6%88%A6%E7%8A%AF-%E6%89%B9%E5%88%A4-%E7%96%91%E5%95%8F%E3%81%AE%E5%A3%B0-%E8%A8%83%E5%A0%B1%E3%81%AB%E5%AF%84%E3%81%9B%E3%81%A6%E8%A8%80%E3%81%86%E8%A8%80%E8%91%89%E3%81%8C-%E5%88%9D%E4%B8%83%E6%97%A5%E3%81%8F%E3%82%89%E3%81%84/ar-AA1ORmua?ocid=msedgntp&cvid=bb1b7fbac25c4fc6f20daa0960508b73&ei=25
ウクライナ問題/ガザ戦争。↓
<バカトラに振り回される世界。↓>
Trump says he did not want ‘wasted meeting’ after plan for Putin talks shelved・・・
https://www.bbc.com/news/articles/c4gjp73gp41o
妄想瘋癲老人米国。↓
<トラでもカワイく思える瞬間が・・。↓>
「「最高の投手の一人であり、同時に最高の打者でもあった」トランプ米大統領が大谷翔平を絶賛 伝説の3発&10奪三振をテレビ観戦・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/162710a07d55471910b4858ce1664a18ff57a158
それでは、その他の国内記事の紹介です。↓
在シンガポールの記者もどういうわけか関与。↓
Sanae Takaichi makes history as Japan’s first female prime minister・・・
https://www.bbc.com/news/articles/c751z23n3n7o
NYタイムスも、もちろんなーんも分かっちゃない。↓
Sanae Takaichi acknowledging the applause after she was elected as Japan’s new prime minister during an extraordinary session of Parliament in Tokyo on Tuesday.・・・
https://www.nytimes.com/2025/10/21/world/asia/sanae-takaichi-japan-prime-minister.html
さすがにワシントンポストなら、この点↓はそんなこと不可能だってことは分かってるハズなので、この記事は皮肉か?↓
Japan Shifts Further Right With Its First Female Prime Minister–Japanese lawmakers elected the country’s first female prime minister, Sanae Takaichi, a hard-line conservative. ・・・
https://www.washingtonpost.com/world/2025/10/20/japan-prime-minister-sanae-takaichi/
モチ、東大じゃーあーりません。↓
「奈良県立医科大学などの研究チームは、全身の筋肉が徐々に動かせなくなる難病・ALSの原因とされる物質の増加を抑える因子を発見したと発表しました。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/f98448db1a221c19a99239857c8829aa9a13ef21
日・文カルト問題。↓
<コスメ的発言。↓>
「高市早苗氏「韓国は重要な隣国…しっかりと意思疎通を進めていきたい」・・・
また「(韓国社会では)いろいろご懸念があるようだが、韓国のりは大好きで、韓国コスメも使っている。韓国ドラマも見ている」とし<た。>・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/340048
<ハイハイ。↓>
「李大統領「高市首相の就任を祝賀…APECでの建設的な対話を期待」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/340054
<ご愛顧に感謝。↓>
「・・・韓国・世界日報は、日本やベトナムなどの地方都市が韓国人旅行客の間で人気を集めており、静岡県の富士宮の予約件数が前年の38倍に急増したと報じた。・・・韓国ネット「やっぱり日本が人気」・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b962473-s39-c30-d0035.html
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<邦語媒体より。
匠の精神が漢人に根付いた?↓>
「・・・ショパン国際ピアノコンクール2025・・・入賞した6位までの8人中6人が中国系、あるいは中国人だった・・・」
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/8505c6636d3facf78c351c0efd6ee183c8bc4959
<ここからは、レコードチャイナより。
ご愛顧に深謝。↓>
「中国のSNS・小紅書(RED)・・・投稿者の女性は、「あっという間に買いまくる日々が終わった。日本には本当に、たくさん行ってはいけない。罪悪感がこみ上げるまで買ってしまう。全部買った。小紅書でお薦めされていた物は全部買った。お薦めされていない物まで買った。すごくつらい。自分が理性を失ったみたい」とつづった。・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b962471-s25-c30-d0052.html
<総体継受、進捗中。↓>
「・・・中国のSNS・小紅書(RED)に15日、「日本でアルバイトしたらいまだかつてないほどの公平感を感じた。それは(中国)国内で5年間仕事をした中では感じたことがないものだった」との投稿があり、反響を呼んだ。・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b962229-s25-c30-d0052.html
–映画評論463:涙のメッセンジャー 14歳の約束–
「『涙のメッセンジャー 14歳の約束』(・・・Ithaca)は2015年の<米>ドラマ映画<で、>女優メグ・ライアンの初監督作品で、出演はアレックス・ニューステッターとサム・シェパードなど。第二次世界大戦中の米国の小さな田舎町イサカ(Ithaca:原題と同じ)を舞台にした群像劇<であり、>原作はウィリアム・サローヤンの1943年の小説『人間喜劇』。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B6%99%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC_14%E6%AD%B3%E3%81%AE%E7%B4%84%E6%9D%9F
で、米国での評価とAmazonでの評価が極端に反対だ。
(Amazonでは高評価だからこそ私は視聴した。)
理由は単純で、先の大戦に係る反戦映画だからだろう。
メグ・ライアン(Meg Ryan。1961年~)は、主人公の母親役も演じているが、有名なこの米女優をまだ紹介したことがなかったところ、ニューヨーク大(ジャーナリズム)中退、「2024年8月、ボスニア・ヘルツェゴビナ首都サラエヴォ開催の「サラエヴォ映画祭」で特別賞を受賞した。壇上で「多様性は力であり、芸術は孤独を感じさせないもの。芸術は私たちを繋ぎ、隔たりを無くす。それがアートであり、戦争ではない」と話し<、>・・・中国から・・・養子に迎え<、>・・・民主党支持者であり、ベジタリアンである。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3
ことを知って、彼女に敬意を表したくなった。
なお、サローヤン(William Saroyan。1908年~1981年)は、アルメニア人2世で、「一歳半のとき父を喪い、4人の兄姉とオークランドの孤児院に入り、5年後、女工の母に引き取られ<、>学業半ばの12歳のときから、電報配達や新聞売り子などで稼<ぎ、>のち作家を志し、1930年ころから雑誌や新聞に書いた」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A4%E3%83%B3
人物だ。
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太田述正コラム#15266(2025.10.22)
<清水廣一郎『中世イタリアの都市と商人』を読む(その5)>
→非公開