太田述正コラム#4413(2010.12.3)
<皆さんとディスカッション(続x1033)>
<δΞΞδ>(「たった一人の反乱」より)
 <δδΞΞクン(コラム#4411)、>紳助と同列に扱って煽りたいというお前の(無意識の)願望のために、言葉尻だけ捉えて他一切すっ飛ばしていることに自分で気付けよ。
 本人はテレビで見て、ピーン!これだ!って思ったんだろうけどねw。
<ξξδδ>(同上)
≫産経<は>・・・、言葉の正しい意味での売国奴的報道媒体だ。≪(コラム#4411。太田)
 俺も2年ぐらい前までは、産経だけはまともな報道機関と信じてました。
<ξδξδ>(同上)
 俺は産経と読売がまともで朝日が左、毎日が売国だと思ってた。
 結局どいつもこいつも”マスゴミ”でしか無かったんだな・・・。
<太田>
 真実とは、往々にして残酷極まりないもんなんだよねえ。
<ξδδξ>(「たった一人の反乱」より)
 なにを今さらジロー(古いか?)だぁw。
 ≪まともな報道機関と信じてました ≒ 愛は永遠なのよ~♪と吠える女≫
 ↓ポチは見た!(虚構に満ちたマスコミの嘘と裏を知ろう)
http://www.geocities.co.jp/SweetHome/8404/index.html
<太田>
 チミ、それ、コラム#3600にもう出てるぜ。
<δξδξ>(「たった一人の反乱」より)
 漫画家ら「表現の自由侵す」 都の性描写漫画販売規制案
http://www.asahi.com/national/update/1129/TKY201011290527.html
 石原慎太郎みたいなのを選んだ都民の責任は重い・・・。
 それにしても「子どもが強姦されるシーン」っていったいどんな漫画読んだんだ?
<太田>
 「・・・ 竹宮恵子さんは「風と木の詩」で、少年同士の性愛や父子の性関係を描いた。出版社は苦情を恐れたが、少女たちに性の問題を伝えたいと考えたからだ。文化庁長官を務めた心理学者の河合隼雄さんは「思春期の少女の内的世界を表現し切った」と絶賛。いまも広く読まれている。しかし改正案を額面通りに受け取れば、ずばり規制の対象だ。10代の読者に届かない。
 過去には、医学博士である手塚治虫さんが性教育の意味を込めた漫画が「悪書」扱いされたこともある。
 都は「そういう作品は規制しない」という。だが、そのさじ加減が行政の判断ひとつというのは心配だ。・・・」
http://www.asahi.com/paper/editorial.html
 日本のマスゴミの中で、朝日はきらりと光るところがある虞犯少年ってところかな。
 それでは、その他の記事の紹介です。
 ちゃうちゃう。
 単に岡田克也が「政治家」としてのセンスがゼロだからだよ。
 ただ、本件に関する限り、これが逆にメリットになっている。
 バカとハサミは使いよう、って奴だ。↓
 「・・・岡田氏だ。2日の記者会見で<小沢の>「(原資は)新生党の解党時の資金であり個人の金ではない。関係者がその時に整理するか、国庫に返納するのが本来ではないか」と国庫返納まで持ち出した。
 岡田氏の“口撃”は止まらなかった。小沢氏が代表を務める民主党岩手県第4区総支部が、小沢氏と関係の深い政治団体「改革フォーラム21」から3億7千万円の寄付を受け、小沢氏の資金管理団体「陸山会」に寄付していたことについては「(小沢氏は)きちんと説明したほうがよい。脱法的となれば問題だ。国会で議論する必要があるかもしれない」と言い切った。
 党内分裂をあおりかねない危険性を知りながら、強気な「脱小沢路線」を掲げるのは、菅政権がそれほど追い込まれている証左だ。・・・」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101202/plc1012022350020-n1.htm
 島地勝彦サン、専門外には口を出さない方がおよろしいのでは?(コラム#4403参照)↓
 「・・・ウィンストン・チャーチルこそ20世紀最大の政治家だと思うね。彼と比べたら気の毒だが、現代日本の政治家たちの何とスケールの小さいことか。愛すべきあつかましさのカケラもないね。菅直人も鳩山由紀夫も麻生太郎も、国民から失笑されたり心配されたりするレベルの人物だ。 ・・・」
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20101201/253405/?ml
 韓国の心ある皆サン、もっと原因は根本的なところ(コラム#4403)にあるんでないの?↓
 「・・・現在、<韓国>軍の上層部はベトナム戦争が終わってから入隊したため、戦闘経験がない。・・・
 金寛鎮(キム・グァンジン)次期国防相も、「平時での態勢が60年以上も続いたため、軍は行政組織に変わりつつある。進級することだけに関心を注ぐ雰囲気がまん延しているため、改めて軍の精神武装が必要だ」と指摘する。・・・」
http://www.chosunonline.com/news/20101202000058
 「・・・部隊の運営方針の下、現場の指揮官が特に力を入れているのは、「強力な軍隊の育成」ではなく、「事故の予防」だ。・・・」
http://www.chosunonline.com/news/20101202000059
 米国は、日韓を一体視している。↓
 「日米が三日から十日にかけて日本の周辺空海域などで実施する日米共同統合演習に韓国軍がオブザーバー参加する方向で調整していることが二日、分かった。韓国軍が日米の演習に参加するのは初めて。北朝鮮の韓国砲撃を受け、日米韓の連携強化を演出する狙いがあるとみられる。
 韓国軍は米軍の招聘で参加する形で、数人程度を派遣する方向。・・・
  日本も七月の米韓合同軍事演習に海上自衛隊四人が初めてオブザーバー参加している。・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010120202000192.html
 世界も日韓を一体視している。
 だから、異例にも、2002年にワールドカップの日韓共催をさせた。
 日本も韓国も、やったばっかりなんだから、落選するの当たり前だよ。↓
 「小倉サッカー協会会長「W杯やったことがない国が強い」・・・」
http://www.asahi.com/sports/update/1203/TKY201012020541.html
 米国人記者が、WikiLeaksのおかげで、自国の外交官の質が独仏やスイスのそれよりも必ずしも低くないことが分かったと記している。
 甘い甘い。
 同じ条件で比べなくっちゃ。
 独仏やスイスの外交官の公信がリークされたら読んでみな。
 米国人は、本来的に国際情勢音痴だってことが身に染みるはずだぜ。↓
 ・・・When I travel to a foreign capital, I will ask the U.S. Embassy there for a background briefing, but I know not to expect much from it. I’ve found it far more useful to set up meetings with the Europeans — Germans, French, or Swiss, especially. Those are the diplomats who will give you the real dirt: juicy details about corruption and political infighting and what nefarious schemes the Russians or Chinese (or Americans) are up to in the country. The difference is so striking that I long ago concluded that the Americans — the product of a Foreign Service selection process that encourages dutiful ladder-climbers rather than creative thinkers and then sends them out to be walled up in overprotected embassy compounds far from town — were just not as sharp as their wilier continental counterparts.・・・
 Americans like to believe in American exceptionalism, that the United States is a force for good around the world, not just another country pursuing its interests via geopolitical horse-trading.・・・
 Europeans are more comfortable with political reality, which is why their diplomats can speak more freely. Their U.S. counterparts, though, know this is distasteful to the people they represent, so they are more circumspect when they talk. ・・・
http://www.foreignpolicy.com/articles/2010/12/01/the_state_department_i_never_knew?print=yes&hidecomments=yes&page=full
 では、日本の外交官は?
 属国の戦後日本に本来の意味の外交はなく、従って本来の意味の外交官もまた存在しない。
 世界は、日本の「外交」官を米国務省の走り使いとしか見ていない。
 WikiLeaksで盛んにとりあげられている、IAEAの天野之弥事務局長(1947年~。前在ウィーン国際機関日本政府代表部大使)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E9%87%8E%E4%B9%8B%E5%BC%A5
。彼の真意が那辺にあろうと、このような見方が裏付けられたなあ、と世界は思ってることだろうて。↓
 The chief of the UN nuclear agency, Yukiya Amano, called on Thursday for Iran to cooperate more to remove doubts about its nuclear intentions・・・.・・・
 But Iran may now see such criticism as part of a broader anti-Iranian slant, given a leaked American diplomatic cable from October 2009 that portrays Amano to be in lockstep with key aspects of US policy.・・・
 The cable reportedly stated: “Amano reminded [the] ambassador on several occasions that he would need to make concessions to the G-77 [the developing countries group], which correctly required him to be fair-minded and independent, but that he was solidly in the US court on every key strategic decision, from high-level personnel appointments to the handling of Iran’s alleged nuclear weapons program.”・・・
http://www.csmonitor.com/World/Middle-East/2010/1202/WikiLeaks-cable-portrays-IAEA-chief-as-in-US-court-on-Iran-nuclear-program
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太田述正コラム#4414(2010.12.3)
<セオドア・ローズベルトの押しかけ使節(その4)>
→非公開