太田述正コラム#6548(2013.11.2)
<皆さんとディスカッション(続x2070)>
<太田>(ツイッターより)
 「高級日本料理の価値はどこにあるのか…」
http://j.peopledaily.com.cn/94476/8443768.html
 日本ヨイショ記事だが、高級日本料理の初歩知識と上海の高級日本料理事情が二つながら学べるよ。
 「モンゴルをめぐる点と線――朝鮮総連中央本部・再競売事件の迷宮・・・」
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013102800005.html?ref=comtop_fbox_d2
 でも、北朝鮮を訪問したモンゴルの大統領は、(前例に従い?)金正恩に会ってもらえなかったとさ。
 あわれだねえ。
http://blogs.wsj.com/korearealtime/2013/11/01/why-kim-jong-un-snubbed-mongolias-president/?mod=WSJBlog&mod=WSJ_korearealtimeRealTime
<太田>
 ところで、競売の記事についてだが、今でも、朝鮮総連はこの建物に居座ってる。
 要は、あの手この手でずっと使い続けようってことだろ。
<べじたん>
 <太田コラムの有料読者向け>バックナンバー<の件>ですが、Googleドライブに適当なフォルダを作り、そのフォルダにファイルをアップし、フォルダの共有設定を「リンクを知っている全員」に変更し、フォルダのアドレスを知らせるということができますよ。
http://nanapi.jp/37061/
 こんな感じで、パスワードは不要です。
https://drive.google.com/folderview?id=0B3PpYnCqa51jOUhNZlNBV2g5R0k&usp=sharing
「ウェブ上で一般公開」にしない限り、検索されないことになっているようです。
 「–リンクを知っている全員–
 [リンクを知っている全員] に設定されたアイテムは、電話帳に登録されてない電話番号に似ています。
 ドキュメントやファイル、フォルダの正確な URL を知っているユーザーだけが、閲覧することができます。[誰でも編集できるようにする] オプションを選択すると、URL を知っている全員がドキュメントを編集できるようになります。
 ログインする必要がないので、閲覧者と共同編集者が匿名で表示されることがあります。
 [リンクを知っている全員] は、ドキュメントの内容が機密情報ではなく、多くのユーザーが情報に簡単にアクセスできるようにしたい場合に適した設定です。
 たとえば、大学の教授が講義の概要と書籍リストを学生と共有する場合は、その情報を入力したドキュメントを [リンクを知っている全員] に設定し、学生にリンクを送信することができます。
  –ウェブ上で一般公開–
 アイテムを誰もが利用できるようにする場合は、[一般公開] を選択します。
 一般公開のドキュメントやファイルは検索結果に表示されるので、ドキュメントのウェブアドレスを見つけた誰もがドキュメントにアクセスできます。
 [誰でもコメントできるようにする] や [誰でも編集できるようにする] オプションを選択すると、ドキュメントを見つけたユーザーは誰でも、ドキュメントを閲覧、編集したり、コメントを追加したりすることができます。
 [ウェブ上で一般公開] は、何かを公表する場合に適した設定です。
 たとえば、コンサートのチラシを作成し、一般公開のドキュメントとして保存して、ブログにそのドキュメントへのリンクを投稿します。」
https://support.google.com/drive/answer/2494886?hl=ja
<太田>
 ご示唆ありがとうございました。
 IT支援グループに転送しました。
<太田>(Mixi太田コミュより)
 [195] 2013年11月02日 00:46 ohtan
 読者から提供を受けた『インサイド・ジョブ』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%96_%E4%B8%96%E7%95%8C%E4%B8%8D%E6%B3%81%E3%81%AE%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%96%E3%82%8B%E7%9C%9F%E5%AE%9F
を鑑賞し、その余韻に浸っている。
 アカデミー賞で長編ドキュメンタリー映画賞を受賞しているが、強く推薦したい。
 ボクのオバマ政権評価に再考を促す内容に鳥肌が立った。
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 トヨタがこの秋に、フツーの車並の価格の画期的な燃料電池車を発表する予定であることを大々的に取り上げている。↓
http://www.spiegel.de/international/world/toyota-develops-new-fuel-cell-car-a-930834.html
 豪州がそのジャカルタの大使館で、米国のNSAのシステムの一環として通信傍受をやっているとのシュピーゲル誌等報道を受け、インドネシアが豪州と米国に強く抗議した。↓
http://www.nytimes.com/2013/11/02/world/asia/indonesia-summons-australian-envoy-on-spying-reports.html?ref=world&pagewanted=print
 (私がかねてから指摘してきたことだが、)独立した米国が掲げた(白人の)自由平等は奴隷制の維持の上で初めて成り立ったものであったところ、この書評は、このことを書評対象の本が明確に打ち出したとし、更に、以下のような記述を行っていた。↓
 <ヴァージニア州では、長子相続制を廃止した結果、大土地所有制が崩壊するとともに、奴隷所有がフツーの白人の間にも拡散し、同州は一層奴隷制に依存するようになった。↓>
 ・・・Virginia leaders abolished the aristocratic practice of bequeathing estates to the eldest son and entailing plantations so that they could never be sold out of the family line. The result, Taylor shows, was not only the accelerated decline of the old First Families of Virginia and the breakup of their estates, but also the dispersal of slave ownership much more broadly among ordinary whites. Freedom and economic opportunity in Virginia came to depend more than ever on the continued enslavement of blacks.
 <英軍は独立戦争の時も奴隷の解放を行ったが、米国が独立して憲法ができると、黒人の間で憲法に規定された自由平等を求める機運が高まり、奴隷所有層は戦々恐々とした。↓>
 The revolution taught white Virginians something else. Their slaves could not be trusted, precisely because they took seriously Jefferson’s appeal to human equality and universal freedom. This is Taylor’s second theme. The slaves, resenting their bondage more than ever, became the internal enemy of their masters’ nightmares. Jolted by the escape of thousands of their slaves to the hated British, many whites began to wonder if they weren’t sitting atop a powder keg that could explode at any moment into slave rebellion. Prominent planters dreamed up schemes of gradual emancipation to be followed by the colonization of blacks somewhere beyond the borders of the United States. They sincerely wanted all men to be free, but they just as sincerely wanted all Americans to be white.
 <1812年の米英戦争の時も、英軍は、積極的に奴隷解放を行った(ところ、このことが米側の北部と南部の亀裂を生み、これが南北戦争につながった。)↓>
 The contradictions of early Virginia society became glaringly obvious during the War of 1812. Once again the British invaded the Tidewater areas of Virginia. Once again they enticed slaves with offers of freedom.・・・
http://www.washingtonpost.com/opinions/the-internal-enemy-slavery-and-war-in-virginia-1772-1832-by-alan-taylor/2013/11/01/b8bcc0ce-27b2-11e3-ad0d-b7c8d2a594b9_story.html
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 一人題名のない音楽会です。
 寺井尚子特集の第二回目で、広義のポップス篇です。
テリーのテーマ スマイル(チャップリン作曲)(最初の曲はコラム#5751)
http://www.youtube.com/watch?v=SeBQtYhFPLI
 スマイルの原曲(映画『モダンタイムス』より)
http://www.youtube.com/watch?v=iu-rLA4POkI
Amapola(ホセ・ラカジェ作曲)(注)
http://www.youtube.com/watch?v=TvcMonmKn44
 原曲(三大テノール歌唱。) ~2:20
http://www.youtube.com/watch?v=69B0dpeItn0
(注)「スペインのカディスで生まれ、<米>国に移住したホセ・ラカジェが、1922年 (1924年説も) にこの曲をスペイン語の歌詞 (詩:ルイス・ロルダン) で発表した。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%A9
シング・シング・シング(ルイ・プリマ作曲)(注)
http://www.youtube.com/watch?v=2YSuZyX9YbE
 原曲(ベニーグッドマン楽団演奏)
http://www.youtube.com/watch?v=r2S1I_ien6A
(注)「1936年に”King of the Swingers”と語られる歌手・トランペット奏者のルイ・プリマによって作曲された。スウィング・ジャズの代表曲の一つとして知られる。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0
Donna lee(マイルス・デイヴィス作曲)
http://www.youtube.com/watch?v=ggrXR2KjKpA
 原曲(チャーリー・パーカー等演奏)
http://www.youtube.com/watch?v=ErWbBWlWD3s
(注)「チャーリー・パーカー(アルト・サックス)。彼の絶頂期とされる1947年に発表した、ビ・バップ・スタイルを代表する1曲」
http://jazzcafe.jvckenwood.com/column/album/albumdata/detail/id/16793/
Rio Funk(リートナー作曲) リートナー自身も演奏に加わっている。
http://www.youtube.com/watch?v=WeZEE0oKhHw
 原曲(リートナー等演奏)
http://www.youtube.com/watch?v=QZc4zMVzyec
(注)「1979年のアルバム「イン・リオ」に入っていた・・・曲」
http://d.hatena.ne.jp/takibidaisuki/20110307/1299508309
(続く)
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太田述正コラム#6549(2013.11.2)
<映画評論40:インサイド・ジョブ(その1)>
→非公開