太田述正コラム#6864(2014.4.9)
<皆さんとディスカッション(続x2228)>
<太田>(ツイッターより)
 「…絶滅危惧種?自民ハト派…」
http://mainichi.jp/shimen/news/20140408dde012010045000c.html
 安倍政権の「タカ」派政策への世論の反発が高まっているというのに、安倍政権の支持率が高止まりしており、自民党内の「ハト」派も委縮したまま。
 安倍政権の経済政策が「成功」してるってことが与ってんだろがヘンだね。
 <本日、>13:30から14:00頃にかけて、小保方記者会見をTVで見た。
 弁護士からの事前のお願いや、彼女が時折こぼす涙のせいもあるのだろうが、記者達の質問が余りにも腰が引けているのに呆れた。
 「200回以上STAP細胞を作った」、「研究ノートは2冊じゃなく4~5冊」。
 この期に及んで嘘とは。
<太田>
 例によって、産経が詳細記事を電子版に載せてる。↓
http://sankei.jp.msn.com/science/news/140409/scn14040913360000-n1.htm 以下
 有料記事だが、WSJが速報してたね。↓
http://online.wsj.com/news/articles/SB10001424052702304819004579490513498852696?mod=WSJAsia_hpp_LEFTTopStories&mg=reno64-wsj&url=http%3A%2F%2Fonline.wsj.com%2Farticle%2FSB10001424052702304819004579490513498852696.html%3Fmod%3DWSJAsia_hpp_LEFTTopStories
<globalyst>
≫ASROCで前者を仕留めることができます。≪(コラム#6862。太田)
 細かいことですが、アスロックは水上艦搭載の兵装で、潜水艦にアスロックは搭載されません。
 「アスロック(Anti Submarine ROCket、ASROC)は、アメリカ合衆国が開発した艦載用対潜ミサイル(SUM)・・・
運用国と装備艦艇[編集]
海上自衛隊
こんごう型ミサイル護衛艦
むらさめ型汎用護衛艦
たかなみ型汎用護衛艦
あたご型ミサイル護衛艦
ひゅうが型ヘリコプター護衛艦
あきづき型汎用護衛艦(1番艦のみ) 」
http://ja.wikipedia.org/wiki/アスロック
<太田>
 ご指摘の通り。
 ASROCは魚雷でなきゃいけませんでした。
 もっとも、同じ魚雷発射管から、対艦ミサイル(ハープーン)も魚雷も発射されるのですから、潜水艦搭載ASROCができてもよさそうなものですが ・・。
 なお、この点は直しませんでしたが、コラム#6862では、「DHC」→「DHQ」、「ES細胞」→「ESB細胞」、「双務条約」→「送付条約」、と大きなミスプリがあり、ブログを直してあります。
 それでは、その他の記事の紹介です。
 このコラムには、3点大きな誤りがある。
 誰か、そのうち1点でも指摘できる人いるかな?↓
 「集団的自衛権行使はなぜ必要か米中間の戦略的なパワー・バランスの激変による日米同盟の危機・・・」
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/40395
 豪船、4度、失踪機のブラックボックスが発するのと同じ超音波を探知。↓
 Malaysia Airlines Search Crews Regain Contact With Ping Signals・・・they have now detected signals on four separate occasions in the same area.
 <しかし、当初のものに比べて、電池の寿命が尽きかけているからか、音波は弱くなっている。↓>
 The latest signals were weaker than the initial pings, suggesting the jet’s flight recorders were close to running out of batteries・・・
 <雑音を排除するため、余計な艦船や潜没曳体は、その海域から引き揚げている。↓>
 To Avoid Interference, Authorities Aren’t Deploying Other Ships or Underwater Vehicles to Search Zone・・・
http://online.wsj.com/news/articles/SB10001424052702304640104579490580680937684?mg=reno64-wsj&url=http%3A%2F%2Fonline.wsj.com%2Farticle%2FSB10001424052702304640104579490580680937684.html
 間違いないだろね。
 ウクライナ周辺のロシア軍も国境近くに張り付いたままだし、プーチンは、本気でウクライナ東部を盗みにきている、と考えるべきだろう。↓
 「ウクライナ混乱、「ロシア工作員が関与」 米国務長官・・・」
http://www.asahi.com/articles/ASG492QB1G49UHBI009.html?iref=comtop_list_int_n02
 米国じゃ、(1960年から)2012年までの間に、最も所得の高い10%の家計の総所得に対する割合は伸びたが、最も富を持っている1%の家計以外の家計の総富に対する割合は減った。
 米国における貧富の差はかくのごとし。↓
 ・・・ When it comes to income—what Americans earn—the entire top 10 percent of households, who in 2012 earned at least $113,000 per year, have seen their share rise. However, when it comes to wealth—what Americans own—everybody outside of the top 1 percent has been backsliding.
 To put it another way, when measured by income, the workaday rich (who some might call the upper-middle class) have been among the winners. When measured by wealth, they’ve been among the losers.・・・
http://www.slate.com/blogs/moneybox/2014/04/08/wealth_inequality_the_99_percent_are_getting_poorer.html
——————————————————————————-
<太田>
 Epsonの修理工場から昨日昼、電話があり、
 「今回も障害の再現はできなかった・・LAN端末やUSB端末は全て正常に機能した・・が、とりあえず、再度、マザーボードを交換しておいた。
 また、電源ユニットを調べて欲しいとのことだったが、これも、故障は発見できなかったけれど、交換しておいた。
 他方、今回、光学ディスクドライヴが故障していることを発見し、交換しておいた。
 リカバリーの開始直後に先に進まなくなったのはそのためだと思われる。
 また、そのせいで、その前にリカバリーさせた時に、windows7やドライバーが正しくインストールされていなかった可能性がある。
 ただし、前回も今回も、ハードディスクには、一切、手を付けていない。
 従って、パソコンが戻ったら、自分で再びリカバリーをして欲しい。」
とのこと。
 本日、午前中に、このパソコンが戻ってきた。
 で、Epsonのサポート窓口の支援を得ながら、またまた、リカバリーを開始したのだが、その過程で、(このパソコンにはハードディスクが2台付いているところ、)サブの方のハードディスクが認識されないことが分かった。
 配線がはずれていると思われるとのこと。
 自分で筐体を開けて配線を確認してくれと言うので、断固拒否したところ、三度目の修理をすることをEpsonが飲んだ。
 「出荷時の状況に戻すのはユーザーの責任、そこまでやれと言うのなら、別途料金をいただく」、と工場の人は言っていたが、今回は、ハードディスクを取り換えることも考慮しつつ、とにかく、出荷時の状況にして返してくれ、と念を押しておいた。
 マザーボード(2回!)も電源ユニットも光学ドライヴも更新されたので、この際、(メインの)ハードディスクはもとより、CPUまでも更新されることを期待しつつ(?!)、このパソコンが戻ってくるのを、(ヤケになりつつも)心待ちにしている。
 (なお、念のためと思って確かめたところ、現在、使っているDellのパソコンで、有線LANが機能しないことが分かった。ただし、無線LANは問題なく機能している。
 Epsonのパソコンが戻ってきたら、このことも念頭に置いて、LANが使えるようになるかどうか、確かめたい。
 ルーター(親機)の2個の端末から引っ張っている2本のLANケーブルのどちらも劣化しているなんてことがありうるのだろうか。)
——————————————————————————————————————————————-
太田述正コラム#6865(2014.4.9)
<米国の分裂をどう克服するか(その3)>
→非公開