太田述正コラム#7050(2014.7.11)
<皆さんとディスカッション(続x2321)>
<太田>(ツイッターより)
中共当局、親日反米を宣言!↓
 「日本人記者は…「他人に迷惑をかけない」という思想を実践している。…日本人と対極的なのが米国人記者だ。…」
http://j.people.com.cn/n/2014/0709/c204149-8753128.html
 中共当局、日本人の人間主義を身に着けよと叫ぶ!↓
 「中国人はなぜ日本の商品を買うのか? 食の安全問題、日本を見本に…消費者の企業に対する信頼とは結局、消費者の企業の従業員に対する信頼であり、つまるところ人と人との間の信頼だ。…」
http://j.people.com.cn/n/2014/0710/c94473-8753535.html
 朝鮮日報よ、中共より2周も遅れている韓国、という現状に早く気付き、韓国民を覚醒させななきゃダメ。
 「米国でなくしたiPhoneが日本から戻ってきた!…「幸い、運ばれた先が中国ではなかった」…「日本人の素養は怖ろしい」「これぞ民度」…」
http://news.livedoor.com/article/detail/9030374/
、「…この<中国>社会は怖すぎる。人間のクズがバスの車内で大っぴらに女性に乱暴し、周りの人間は助けないなんて。日本では考えられないことだ…」
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=90786
、「…アボット首相は「戦争で激しい対立関係にあっても、最高の友人になれる。日本は戦後、ずっと模範的な国際市民だった。日本が国際一等市民であることを鑑み、私は日本が全面的に国際社会に関与すること、そして日本が集団的自衛権を解禁することを歓迎する」とした。…「日本人は確かに礼儀正しく、素養が高い」「客観的に見て、日本が『国際一等市民』であることに対する反論は見つからない」「中国は何等?」「私は本当に理解できない。どうして多くの国が日本の集団的自衛権の解禁を歓迎するのか。なぜだ?なぜだ?」「中国外交の失敗だ」「中国に国際的な友人が少ないのはなぜだろう」「豪州は反中で有名」「逆に反中じゃない国はあるのか?」「ある国では毎日、日本を罵っているが、外では日本の国際的な地位はとても高い。おかしいね」…」
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=90905
、「中国外交部の報道官は「日本の為政者は歴史を正視するという重要な意義において最低限の認識が欠けている」とし、「日本はこの問題について補習する必要がある」と批判した。…「歴史と言えば、中国人は全員、補習が必要。特にここ100年のね」…」
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=90857
、「…朴大統領<の>…父親の朴正煕…は日本の陸軍士官学校を卒業し、日本陸軍少尉となった。後に軍功により中尉に昇進している。朴槿恵は歴史を正視し、中国人に謝れ…」
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=90580
中共人民恐るべしだぞー。
<太田>
 それに比べて、韓国民は余りにも未熟で、旧宗主国に甘え切ってるカンジだねえ。↓
 「・・・<韓国で>3月15日に実施した世論調査では、「韓日両国が互いに助け合い、協力し合う関係に発展していくべきだと思うか」という質問で、88・3%が「そう思う」と答え、「そう思わない」は11・2%だった。「日本が韓国にとって重要な国だと思うか」では、「重要」が76・2%に対し、「重要でない」が23・1%。「韓日の政治外交的な対立と、経済・文化・民間交流は分けて考えるべきだと思うか」との問いには、78%が「そう思う」と答え、「そう思わない」は21・1%だった。「日韓首脳会談が行われるのが適切か」では、「適切」が66・4%、「適切でない」31・8%だった。
 一方、「日本に期待すること」については、80・8%が「歴史問題と領土問題解決のための納得の行く努力」を挙げた。このうち、日本が納得の行く努力をするなら「日本に好意を持つようになる」と答えた人は81・4%に上った。・・・」
http://digital.asahi.com/articles/ASG575G1HG57UHBI025.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASG575G1HG57UHBI025
 「日本大使館行事を拒否 自衛隊創立 ロッテホテル、前日に・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014071102000135.html
 「「旭日旗登場」抗議…韓国「ワンピース」展中止・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/world/20140710-OYT1T50114.html?from=ytop_main2
 「「軍事的脅威感じる国」2位に日本…韓国側世論・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/world/20140710-OYT1T50116.html?from=ytop_main3
<IT>
 防衛庁再生宣言の購入申し込み<をします。>
 吉田茂氏を理解して且つ、批判まで出来た人を、自分の父親以外で初めて知りました。 日本はどうなっちゃうんでしょうね。
<太田>
 お買い上げありがとうございます。
 本日夜、近くのコンビニから発送します。
 なお、この本での私の吉田評についてですが、その後、はるかに辛辣なものに変わっていることにご注意ください。
<TA>
≫ああ、ついでに、「石破茂自民党幹事長は、『日本人のための「集団的自衛権」入門』(新潮新書)のなかで、集団的自衛権をめぐる政府解釈は、6段階を経て変更されてきたと正しく指摘しています。」って話も書いてあったけど、この本のこの箇所だけでいいから、誰か、コピーしてメール添付ででもボクに送ってくれないかなあ。≪(コラム#7042。太田)
 スキャンした画像を送信させていただきました。(太田さんがなぜこの記述に興味を持たれたのかよくわかりませんが・・)
⇒解釈の変更を必ずしも十分に把握していませんでしたので・・。。
 どうせ役人に作らせた資料を切り貼っただけでしょうが、だからこそ、それなりに信頼がおけるというものです。(太田)
 なお、購入したばかりの本ですので、私はまだ未読です。ちなみにパラ読みして気になった点を一つ。79~82頁にかけて、集団的自衛権の日本における定義と国際的な定義を比較しているのですが、「密接な関係にある」という限定の有無(コラム#5601、5915、5993、5997)に、石破氏はまったく着目していません。
 なお、八幡市の二回目の講義に必要であれば、早急にこの本を郵送させていただきます。話の典拠(ネタ)的に読んでおいたほうがよいと思われますが・・。
⇒ご厚意はありがたいが、お気持ちだけで結構です。
 スキャン画像、ありがとうございました。(太田)
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 「・・・不正が起きたときに責められるべきは、不正をはたらいたもの、および場合によっては、それを見逃した他の論文著者であるという第一原則が、はっきりしないようになっていることです。会社が何か不祥事を起こした場合は、会社のトップが責められますが、それと同じ論理で、マスコミ、一般市民が理研の責任を追求しているように見えます。・・・
⇒日本では、米国を始めとする諸先進国とは違って研究不正が刑事罰の対象とされていない。そのことの是非はともかくとして、刑事罰の形で国家権力の介入をさせないのならば、理研等の研究管理機関が管理責任を十二分に果たさなければならないところ、理研の場合それが不十分であったようにうかがえる以上、その責任は追求されてしかるべきだろう。(太田)
 小保方さんの採用過程が通常の手続きを経ていない点が指摘されていますが、アメリカでは公開セミナーなしで、教授たちの推薦に基づいて、大学院を出たての若手にフェローなどのポジションで小さい研究室を持たせて自由に研究をする機会を与えるような制度があります。・・・」
http://blogos.com/article/90177/
⇒少なくとも米国の場合、しかるべき大学の大学院を卒業した者は、能力面、学業・研究倫理面で基本的に信頼ができるが、日本の場合は、小保方嬢に博士号を授与した早大クラスですら、(今回明らかになりつつあるように、)信頼ができない。
 となれば、「採用過程」で「通常の手続きを経ていない点が」追及されるのは当然だろう。
 研究不正が刑事罰の対象とされている米国でもいかに研究不正が横行しているかが分かるコラムだ。↓(太田)
 Crack Down on Scientific Fraudsters・・・
http://www.nytimes.com/2014/07/11/opinion/crack-down-on-scientific-fraudsters.html?ref=opinion&_r=0
 ユダヤ人過激派によって焼殺されたパレスティナ人少年の葬儀にイスラエルのユダヤ人350名が参列したって。
 (感動的ではあるが、強者の余裕ってことでもあるわな。(太田))↓
 On July 8, a delegation of 350 Jewish Israelis made a rare trip to the east side of Jerusalem to pay their respects to the mourning family of Muhammed Abu Khudeir, a Palestinian murdered last week by Israelis. ・・・
http://www.csmonitor.com/World/Middle-East/Olive-Press/2014/0710/Israeli-condolence-visit-to-family-of-murdered-Palestinian-teen-meets-wall-of-distrust
 諜報されてたってんで怒り狂ってるドイツが、外交官たる在独米CIAの長を追放した。
 だけど、ここまでやるとなると、二度の世界大戦の敗北で叩きのめされても、ドイツは、まだ、心底懲りてないんじゃないか、と勘繰りたくもなるな。
 (ま、もちろん、米英だって、依然、ドイツを信用なんてしてないからお互いさまっちゅう部分はあるけどね。)↓
 Germany orders CIA station chief to leave over spying allegations・・・
http://www.washingtonpost.com/world/europe/germany-expels-us-intelligence-station-chief-over-spying-allegations/2014/07/10/dc60b1f0-083c-11e4-8a6a-19355c7e870a_story.html
 ブラジルにとってのサッカーは、インドにとってのクリケットに相当する、というコラムだ。
 (どっちもイギリス人がヒマつぶしにでっちあげた遊びじゃん。そんなものに国を挙げて熱狂的に入れ込むってバカというか憐れというか・・。(太田))↓
 Brazil isn’t alone in having a national identity so tied to a single sport. India, for one, could claim to be more obsessed with cricket than Brazil is with soccer.・・・
http://online.wsj.com/articles/why-soccer-in-brazil-is-better-than-cricket-in-india-1405007149
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太田述正コラム#7051(2014.7.11)
<キリスト教と資本主義の両立可能性(その5)>
→非公開