太田述正コラム#7373(2014.12.20)
<皆さんとディスカッション(続x2482)>
<太田>(ツイッターより)
 「…純愛映画は日本の国民性の中の「善行」を表し、その静かで表に出さず憂いがこもった感情は日本人の内にある邪悪な心と絶望を癒し、視聴者に明るく純粋で希望に溢れた生命を実感させる。…」
http://j.peopledaily.com.cn/n/2014/1219/c204149-8825239.html
 中共は大人も子供も日本讃嘆。
 「1人1個まで・・韓国で日本の戦隊ヒーローが大人気、零下13度でも長蛇の列!…「日本のものだから、大嫌いだけど、子どもたちには人気なんだね」…」
http://news.livedoor.com/article/detail/9593389/
 韓国じゃあ子供だけが日本讃嘆。
 中共の当局はやり過ぎ気味だけど、韓国の大人は不正直だな。
 どっちもカワイイ!
 「日本の長期安定政権は、中日関係の発展にプラス・・・<だが、>憲法改正については、自民党と公明党が衆議院の議席の3分2以上を獲得したものの、公明党はこの問題では自民党と異なる立場を表明している。・・・
 そのため、安倍首相の任期内に憲法9条を改正することは不可能だろう。その代わりに、憲法改正には新たな条件を創るなど、それに関わる法令を改正するはずだ。…」
http://j.peopledaily.com.cn/n/2014/1219/c94474-8825152.html
 中共当局は、安倍政権の総選挙勝利を祝福し、第9条の一層の解釈柔軟化に強い期待を表明した、と受け止めるべきだろう。
 中共製台本に基づく安倍首相の演技が見物。
 『インタビュー』攻撃ハッキングは北朝鮮の仕業だとFBIが発表した後、公開中止について、オバマ大統領がソニーを非難。ソニー側は、事前に大統領府にも情報を入れていたし、VODをやってくれる会社も皆無だったと反論。
 なお、大統領府は、北朝鮮に対し応分の報復を行うと表明。
 (いよいよ大ごとになってきたな。
 ソニーがVODの件も公開中止表明の際に併せて行わなかったことが悔やまれる。(太田))
http://www.theguardian.com/us-news/2014/dec/19/obama-sony-the-interview-mistake-north-korea
 朝鮮日報も、ソニー批判のトーンを上げた。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/12/20/2014122000617.html
 予想した通り、米韓共同成る。
ソニー、クリスマスの日の公開を中止しただけで、その後の公開方法を模索中、と表明。
http://www.bbc.com/news/world-us-canada-30559169
頑張れー。
 北朝鮮に一泡吹かせるとともに、米韓包囲網を打ち破れ!
 うまくやりゃ、災いを転じて福と為し、大当たりや受賞、更にはソニーの再生を狙えるかもよ。
<太田>
 関連記事だ。
 FBIが北朝鮮の仕業だと断定した理由が書いてある。↓
 <使用されたマルウェアが、以前北朝鮮が使用したものと類似。↓>
 ・・・the FBI said a technical analysis of the malignant software, known as malware, used in the attack had been linked to other malware “that the FBI knows North Korean actors previously developed”. There were similarities in specific lines of code, encryption algorithms, data deletion methods and compromised networks, the FBI said.
 <使用されたインフラについても同様。↓>
 The FBI also said that the infrastructure used in the Sony attack was similar to other malicious cyber activity aimed at the US that had previously been linked directly to North Korea. For example, the FBI discovered that several internet protocol (IP) addresses associated with known North Korean infrastructure communicated with IP addresses that were hardcoded into the data deletion malware used in this attack.
 <使用された道具も同様。↓>
 The tools used in the Sony attack also had similarities to a cyber attack in March 2013 aimed at South Korean banks and media outlets, which was carried out by North Korea.・・・
http://www.theguardian.com/us-news/2014/dec/19/north-korea-responsible-sony-hack-us-official
 もう一つ。
 ものすごーく出来悪の映画だとさ。↓
 I’ve seen worse movies than Sony’s “The Interview,” starring James Franco and Seth Rogen as two bumblers enlisted by the CIA to assassinate North Korean leader Kim Jong-un. But I don’t think I’ve ever seen a movie this mediocre that had more real-world repercussions. ・・・
http://www.csmonitor.com/The-Culture/Movies/2014/1219/The-Interview-Should-the-movie-have-been-made-in-the-first-place
 ジョージ・クルーニーが、(これはテロだ、)立ち上がれと訴えた。↓
http://time.com/3642412/george-clooney-the-interview/
 NYタイムズがソニーを非難するコラムを掲載した。↓
http://www.nytimes.com/2014/12/20/opinion/sony-caved-to-terror-no-one-else-should.html?hp&action=click&pgtype=Homepage&module=c-column-top-span-region&region=c-column-top-span-region&WT.nav=c-column-top-span-region&_r=0
 
 また、ホワイトハウスでこの映画の映写会を開けと提案するブログを掲載した。↓
 The White House Should Screen ‘The Interview・・・
http://takingnote.blogs.nytimes.com/2014/12/19/the-white-house-should-screen-the-interview/?ref=opinion
<massive79>(ツイッターより)
≫こんな記事にまで安倍首相批判を織り交ぜてるね。米国の主要メディアは完全にビョーキだな≪(コラム#7371。太田)
 英国ですね、フリーランスの映画ライターが寄稿したようで。
 Twitterホォロワー510人しかいない人。
 でもアイコンが仮面ライダーで実は親日家か?って人。
<太田>(同上)
 あちゃ、ガーディアンの記事だったか。
 ガーディアンよ、お前もか。
 いよいよ、太平洋戦争直前の状況に・・。
<komuro>
≫【ピュアオーディオ】音質が向上するUSBケーブル、お値段8800円
 「USBケーブルで音は変わる」(販売元)とアピールするMicroUSBケーブルが登場。発売されたのはWireDream製の「ORPHEUS-015MicroB-MicroB」で、販売元はzionote。
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/20141217_680647.html
↑本当かな? ≪(コラム#7371。PuwuEnZU)
 太田さんにお譲りしたUSB DACとUSBケーブル(端子がオレンジ色)では、低音の伸びが良くなるのを確認しました。
・オヤイデ電気 USBケーブル 1.0m d+USB class A/1.0(私が買ったときは5千円くらい)
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AA%E3%83%A4%E3%82%A4%E3%83%87%E9%9B%BB%E6%B0%97-USB%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB-1-0m-USB-class/dp/B003TNFCQW/ref=sr_1_5?ie=UTF8&qid=1418996619&sr=8-5&keywords=%E3%82%AA%E3%83%A4%E3%82%A4%E3%83%87+usb
 ただしオーディオ仲間の集いのとき、200万円超のUSB入力付きDACで試したところ、「ちょっと変わったかな?」程度の変化でした。
 ということもあり、使用機種、環境、聴いた人の感性などで結果が変わると考えています。
 私見ではUSBケーブルの問題点は、給電線と信号線が隣接しているために、給電線のノイズを信号線が拾ってしまうことです。
 このためオーディオグレードのUSBケーブルでは、ノイズ対策を施した構造、絶縁体の素材選び、銅線の素材や太さの変更などを行っているようです。
≫映像そのものについては、ケーブルがどうだこうだといった議論はないところを見ると、人間は映像よりも音にウルサイのかねえ。≪(同上)
 昔PCのモニタがブラウン管の時代は、ナナオや三菱の5千円くらいの高級ビデオケーブルがありました。たぶんPhotoshopやCADユーザー向けの業務用だと思います。
 あとここ数年の間にUSB DACの音質が著しく向上したので、PCオーディオが注目されて、USBケーブルに脚光が当たったのだと思います。
<太田>
 オーディオ環境の改善については、komuroさんの絶大なご協力、及び、私の財政状況の不確実性とあいまった100万円の壁(?)、により一段落といったところですが、ひょっとして環境改善の可能性があるもう一つの分野がコーヒーです。
 役所時代は、(どの役所でも同じだったのではないかと思いますが、)午後3時前後に、庶務の女性がみんなにコーヒーを出してくれて飲んでいたのが、役所を飛び出してからは、パタリと飲まなくなり、引っ越してきてからも、たまにインスタントコーヒーを飲んでいた程度だったのですが、昨年、ご近所の読者からドリップバッグのコーヒーを大量に提供を受けたことを契機に、毎日、午後3時頃、眠気覚ましも兼ねて、ドリップバッグを用いてコーヒーを飲むようになって現在に至っています。
 半年くらい前からは、カロリーカットを考えて、ブラックで飲むようにしています。
 で、コーヒーメーカーを買って、エスプレッソだのカプチーノだのも飲めるようにしたらどうか、と思案し始めたところです。
 大体からして、エスプレッソやカプチーノ、ラテ等の意味もよく分かっていないど素人の私ですが、コーヒー通の方、読んで押えてべきサイト等をご教示いただければ幸いです。
 話はまた変わりますが、昨日、再び、(セットトップボックスをリセットしないと)タブレットでTVが視聴できなくなり、J:COMに相談したところ、「実は、その障害はままあることなのであって、セットトップボックスを変えたところで、その障害がなくなる保証はない、どうしても我慢できない、ということであれば、セットトップボックスを取り換えるが」、ということだったので、このまま様子を見ることにしました。
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 検証実験よりか、この謎解きこそ、理研は全力でやるべきだった。納税者の我々にカネ返せー。↓
 「ES細胞の混入濃厚 「小保方ノート」に残る謎 ・・・」
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO81152550Q4A221C1M10800/?dg=1
 「・・・小保方氏は、理研発生・再生科学総合研究センター(当時)で研究ユニットリーダーとして小規模の研究室を主宰し、その間にSTAP研究に費やした運営費交付金の総額は約3500万円だった。・・・
 理研の規定では、研究不正があった場合、研究費の全部か一部の返還を請求することになっている。理研広報室によると、退職者に対しても請求は可能という。」
http://mainichi.jp/select/news/20141220k0000m040085000c.html
 「STAP問題:検証実験費用は1500万円・・・」
http://mainichi.jp/select/news/20141219k0000e040218000c.html
http://www.yomiuri.co.jp/science/20141219-OYT1T50134.html?from=ytop_ylist (参考)
 「普通の企業なら懲戒解雇の可能性強い 小保方氏の退職届受理は「非常識」なのか・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/9596248/
 先輩の、渡邊(黒田)あゆみ、高田万由子、菊川怜の3人は、やっぱ傑出してるね。↓
 「美しく知的な最高学府の美女たち・・・」
http://www.asahi.com/and_M/gallery/141219_toudaibijo/?iref=comtop_fbox_u03
 パソコンで代替できないことってあんのかしら?↓
 「音楽はネットワークで楽しむ!・・・」
http://www.asahi.com/shopping/special/SDI201412182912.html?iref=comtop_fbox_u06
 ちょい、意外な印象も。↓
 「「クリスマス騒ぎを避けるための国」トップ10、日本が第1位・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/9597831/
 米国、依然、腰が引けてるなあ。↓
 「米、台湾に軍艦売却へ 大統領が署名、中国「断固反対」・・・
 売却するのは、米軍の中古のオリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲート艦。・・・」
http://digital.asahi.com/articles/ASGDM5VTQGDMUHBI02H.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASGDM5VTQGDMUHBI02H
 マライア・キャリーが、かつて(共同で)作ったクリスマスソング’All I Want For Christmas Is You’が名曲として紹介されていた。↓
http://www.slate.com/articles/arts/music_box/2014/12/mariah_carey_s_all_i_want_for_christmas_is_you_a_musicological_explanation.html
https://www.youtube.com/watch?v=yXQViqx6GMY
 残りの記事は明日回しにします。
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一人題名のない音楽会です。
 マーラーの交響曲小特集の後半です。
 マーラーの交響曲全般についての基本的感想ですが、NHKの大河ドラマのオープニング曲を1時間以上も延々と聴かされる感じ、といったところでしょうか。
マーラー 交響曲第7番(注) 指揮:Bernard Haitink オケ:Berlin Philharmoniker
https://www.youtube.com/watch?v=x_hFsar0SkA&list=PLrWFQejUcsD8AMZ9V47dgD027pZ3nBd2M (ファイルは合計7つに分かれているが、最後まで自動演奏される。)
(注)夜の歌。1905年に完成。「全体としては調性音楽のうちに踏みとどまってはいるが、部分的に調性はあいまいとなり、多調や無調の明確な誕生を予感させる。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2%E7%AC%AC7%E7%95%AA_(%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BC)
マーラー 交響曲第8番(注) 指揮:Leonard Bernstein オケ:Vienna Philharmonic Orchestra 私は今回の4曲のなかでは大地の歌に次いで2番目に好き。
https://www.youtube.com/watch?v=NSYEOLwVfU8
 指揮:小澤征爾 オケ:Berlin Philharmoniker でも、前半だけですがどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=8vpZmOpZkF0
(注)千人の交響曲。1906年完成。「曲の性格がきわめて肯定的で信仰や生に対する壮大な賛歌であり、つづく『大地の歌』や交響曲第9番などに象徴される、厭世観や死との関連あるいは分裂症的などと評されるマーラー作品への一般的な印象や理解とかけ離れている」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2%E7%AC%AC8%E7%95%AA_(%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BC)
マーラー 大地の歌(注) 指揮:Leonard Bernstein オケ:Israel Philharmonic Orchestra 歌唱:Christa Ludwig(コントラルト)(コラム#6464)、テノール(Rene Kollo) 
https://www.youtube.com/watch?v=Ypf4kGQ1IGQ&list=PL850A705F60FEB9ED (ファイルは合計8つに分かれているが、最後まで自動演奏される。)
(注)Das Lied von der Erde。副題:「テノールとアルト(またはバリトン)とオーケストラのための交響曲」。1908年作曲。「交響曲」と「管弦楽伴奏による連作歌曲」とを融合させたような作品・・・歌詞は、李白(悲歌行など)ら<※>による唐詩に基づき、ドイツの詩人・翻訳家のハンス・ベートゲ(1876年1月9日~1946年2月1日)が自由に翻訳・編集した詩集『中国の笛』から7編の詩を選び、これをマーラー自身が適宜改変したものによっている。・・・1907・・・年の夏、マーラーは長女・・・の死に遭い、自身も心臓疾患の診断を受けていた。同年暮れには、10年間務めてきたウィーン宮廷歌劇場の音楽監督を辞任し、渡米するという転機を迎えている。マーラーにとって、死が身近なものとなり、音楽活動だけでなく、実生活面でも<欧州>との訣別という心情があったと考えられる。・・・この曲から聴き取れる東洋的な無常観、厭世観、別離の気分は、つづく交響曲第9番とともに、マーラーの生涯や人間像を、決定的に印象づけるものとなっている。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%9C%B0%E3%81%AE%E6%AD%8C
※具体的には、李白(701~62年)(右記以外の全ての歌曲)、錢起(710~82年)(「孤秋(Der Einsame im Herbst)」。二番目の歌曲)、孟浩然(689~740年)・王維(699/701~759/761年)(「別離」。六番目=最後、の歌曲)
http://en.wikipedia.org/wiki/Das_Lied_von_der_Erde
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%8E%E7%99%BD
http://en.wikipedia.org/wiki/Qian_Qi
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%9F%E6%B5%A9%E7%84%B6
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%8B%E7%B6%AD
マーラー 交響曲第9番(注) 指揮:Claudio Abbado オケ:Lucerne Festival Orchestra
https://www.youtube.com/watch?v=9ALaAuK_FOo
(注)1910年完成。「全曲が「別れ」や「死」のテーマによって貫かれている」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2%E7%AC%AC9%E7%95%AA_(%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BC)
(完)
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太田述正コラム#7374(2014.12.20)
<85歳のウィルソン(その2)>
→非公開