太田述正コラム#8313(2016.4.3)
<皆さんとディスカッション(続x2952)>
<太田>(ツイッターより)
 「…「人民日報」の公式SNS…の「人民日報微信」に掲載された記事に添え…<た>画像は女性教師の写真だったが、この女性は日本でも人気があるアダルト女優・蒼木マナで、この写真は公開された成人動画からカットされた静止画だったことが分かった。…
 「党中央の内部の幹部は多くの映画を見ているのだろう。だから、すぐに記事にあった写真を見つけ出すことができるのだ」──などの…コメントが多数寄せられている。… 」
http://news.livedoor.com/article/detail/11367804/
 習ちゃんから日本の総体を礼賛せよと命じられてるんだろうから、記者達がAVだって鑑賞・研究してて当然よ。
 「高橋亨<は、>…事大主義は朝鮮人が朝鮮半島に暮らすかぎり、永遠に持続する特性…家門・階級・信仰・利益を根幹としてやすやすと強固な党派をつくり出す人々を、朝鮮人のほかに見たことがない…もともと利害に基づいて動く連中…と記した…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/04/01/2016040101798.html
忘れられた日本人 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E6%A9%8B%E4%BA%A8_(%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E5%AD%A6%E8%80%85)
を紹介してくれたが、「<その>韓国学研究の成果はとてつもない」としつつ、「帝国主義の学問はこれだから恐ろしい。相手をさげすみつつも研究するのだ。支配するために。高橋は、これに徹底して奉仕した学者だった」はねーだ。
<komuro>
≫komuroスピーカーに強力なライバル出現! ≪(コラム#8311。太田)
 「…それに、オーディオ機器としてというよりもおしゃれなインテリアとしての見た目と、心地いい音楽、スマホでピピっとワイヤレスでいじって好きな楽曲を選局したり、LEDライトの明るさを変えたりと、いつもと違ってちょっとリッチな気分に浸れて、心の満たされ具合がめちゃくちゃ大きい。」
http://kunkoku.com/lspxs1.html
 私が送ったスピーカーと同じく、空間表現が得意そうですね。
 大きさはワインのボトルと同じくらいで、写真の印象より大きく感じました。
 ルックスが良いので(低音は諦めて)心地良く音楽を聴きたいなら、7万円は高くないと思います。
≫腕相撲を機械とやるのと同じだよ。早く、こんな愚行は止めろってんだ。≪(コラム#8311。太田)
 「人間VSコンピューターに注目 将棋電王戦9日開幕・・・」
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG01HFY_R00C16A4000000/?dg=1
 雑誌・将棋世界2016年4月号の人気コーナー「イメージと読みの将棋観」に、数名の棋士のコメントが載っていましたが、みんな山崎八段が負けると思っているようです。
 2日制の対局なので今までよりは人間側に有利でしょうが、これで完敗なら次回は無いと思います。
<MH>
 –鴻海 ニッポンのサラリーマン–
 (ディスプレー関係の技術者も一斉にシャープから逃げ出すことで、)一番バカを見るのは非人間主義者率いる鴻海だっちゅうのに、鴻海側に(会長に対して人間主義ってどんなものかを教えてやる)まともな参謀が一人もいなかったってことね。鴻海もシャープもどっちもどっちってこと。≪(コラム#8309。太田)
 シャープの「優秀な技術者」の殆どはは2012年の経営危機時に早期退職金を受け取り、サムソン、LGに転職済みです。
 従って、全く社内に居ないわけではないでしょうが、シャープは知的財産権を保持するのみで活かす人材は既にいないのかも知れません。
 因みに同様の事は最近の「東芝メディカル」買収にても起きました。
http://www.sbbit.jp/article/cont1/31925
 バルクセールでキヤノンに敗北した、富士フィルムやコニカミノルタは速攻でヘッドハンターに頼み、優秀な技術者を一本釣りしています。
 太田さんはM&A(企業買収)はすべきでないという意見ですが(典拠省略)、会社を買えなければ、人材を個別撃破するだけですから、結局は同じです。
⇒典拠はないはずです。
 日本のよい会社は買収にはなじまない、というだけのことであって、ダメな会社については、解散、倒産するよりは、(相手いかんによっては)売却・・一部売却を含む・・した方がいい場合はあるでしょうね。(太田)
 バルクセールかバラ買いの違いでしかない。
 しかしそれは全ては経営者が悪いのです。
 今やそんな事を言ってる場合ではないでしょう。
 言うだけ無駄です。
 「元日本人(人間主義者?)によるテリゴー評論」
 シャープはいつか飲み込まれる気がする。
 チーメイの許文龍氏(1928年生まれ)
https://newspicks.com/news/1476113/body/?ref=search
 どうしてホンハイとの協力関係はうまく行かなかったのですか。一部では、奇美電子が工場の拡張で行った多額の借入金の負担が経営を圧迫したり、EUから反トラスト法で罰金を化されたりして、結果的に不協和音が生じたという見方もありますが、2010年に奇美電子の株式すべてをホンハイ側に売却するまでの経緯を教えてください。
許:最初は50対50の出資比率で、奇美の事業の中の液晶パネルについて、ホンハイと一緒にやることになったのですが、いざ始めてみると、どうしても企業の性格的に呼吸が合わないのです。
 うまくいなかった理由は、最初、ホンハイは奇美の技術に惚れ込んできたんですが、こちらの技術の底が見えると、魅力を感じなくなるのですね。30歳の女性を好きだった男
性が、いつしか、10代の女性に出会うと、目移りしてしまったようなものでしょうか(笑)。
 うちとは2年あまりの関係で終わって、一緒にはなれなかった。
 ホンハイのポリシーにわれわれがちょっとついていけなかったところもありました。
 われわれは伝統的な考え方に基づいて従業員は定年まで働いてもらい、一緒にやっていくというものですが、ホンハイは違うのですね。
 これは、なかなか一緒にはやっていけないとわかったので、結局、最後は全部、奇美の持ち分をホンハイに売り払って、今ではほとんど関係がなくなりました。
 ──シャープが買収されたら、ホンハイとうまくいきますか。
 日本と台湾の関係は、これから民進党政権が誕生することもありますし、東日本大震災以来のいいムードが続いていますから、ますます良くなるでしょう。
 そういうこともあり、ビジネス面では、日本と台湾が一緒になって大陸のマーケットを攻略するという考え方は、基本的には一番合理的です。
 そのいい例がうち(合成樹脂など)です。うちは三菱が20%投資しているジョイントベンチャーで、中国で生産していますから。
 シャープにとっても、ホンハイと組むことで、いいことはたくさんあると思います。現在のシャープの弱いところをうまく補えたらいいでしょうね。
 台湾でも、過去いろいろな企業がホンハイと合弁企業をつくっています。ただ、どういうわけか知らないですが、ほとんど最後は彼に屈しています。
 テリー・ゴウさんは、やっぱりすごい人だと思うけれど、私たちとは、企業の文化的にどうしても一緒になれないところがありました。
 私はコツコツ会社を大きくしていきますが、彼は刀で切り開いて行く感じです。私も彼もマーケットで大暴れすることは大好きなんですが、やはりやり方には違いがありました。
 但し、上記の些末な相違はあろうが、鴻海のテリゴーは一族郎党で自家用ジェットで来日していますから、そのディールへの思いは強いのでしょう。
1.鴻海の郭台銘董事長は親子3代、氏の母から子まで家族全員で参加した。
 台湾は4/2の土曜日から4/5(火)の清明節まで4連休に入っており、家族全員で参加するにはよいタイミングとなったようだ。
【鴻夏戀】郭董3代難得同台! 昨・・・全家抵關西機場
http://www.appledaily.com.tw/realtimenews/article/new/20160402/830251//
 上記記事では、郭氏のプライベートジェットで親子3代が揃って渡日したことについて、この3代が揃うこと自体が珍しいという表現がある。
2.会場に中華民国(台湾)国旗が日本国旗とともに掲げられていた。
 政治的に国交のない台湾の国旗は、日本ではテレビに映ることがほとんどない。日本の大手チャンネルの映像を引用して、国際的な場で国旗が掲げられていたことを題したニュースが見られる。
 ・・・史性的一刻!鴻海正式簽約夏普 會場掛中華民國國旗(写真あり)
http://udn.com/news/story/6/1604615
 台日國旗高掛 鴻海正式併購日本百年夏普(壹電視新聞:映像あり)
https://tw.news.yahoo.com/-070037156.html
 結論として、2012年に売却すべきであった。経営能力がないのにリストラして社内のモチベーション下げまくり、結局は売却という最悪の選択肢を選んだのはシャープ経営陣。
⇒全く同感です。(太田)
 テリゴーの「非人間主義」とは全く関係ないというのが、私の見解です。
⇒この文章は、その直前の文章と全くつながりません。
 要は、鴻海への「売却」がどうして「最悪の選択肢」なのか、ということです。
 私は、鴻海の会長が非人間主義者だから、と指摘しており、あなたが引用している許サンも、基本的に同趣旨の会長評をしている、と私は受け止めたけど、あなたは一体いかなる理由で「最悪の選択肢」だと思ってるワケ?
 (許サンに、本件「だけ」に関しては売却後はうまくいくだろう、と言わしめてるのは、もちろん、政治的・商売的配慮ってやつですよ。)(太田)
 「ニッポンのサラリーマン」
 富山和彦
 この方、太田さんと学歴が一緒ですね。(東大法学部⇒スタンフォードMBA)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%A8%E5%B1%B1%E5%92%8C%E5%BD%A6
 サラリーマン社会はくだらない
https://newspicks.com/news/1478455/body/?ref=index
 サラリーマン社会がいかにくだらないかということを、子どもの頃から父に滔々(とうとう)と聞かせられて育ちました。
 組織の中で、無能な人間が上司にどのようにこびへつらい、取り入り、いかにして偉くなるか。社長人事のニュースを見ながら、具体的に話すんです。
 「国家だってアテにならないのに、会社なんてものが信じられるか」と、父は滅私奉公的な考え方を否定していました──。
 会社はフィクションだ
 数多くの事業再生案件に携わってきて改めて思うのは、日本人は「カイシャ」という実体のないものに寄りかかりすぎだ、ということです。
 我々の手法に関して「伝統企業の切り売りだ」という批判は絶えませんが、「会社」あるいは「事業」を売ることが、そんなに悪いことなのでしょうか?
 それで幸福になる人のほうが多かったら、それでいいのではありませんか?
 会社なんていうものは、そもそもが法律によって人工的につくった「法」人、すなわちフィクションです──。
(※全く同感です。)
⇒こういう富山クンのような発想をするようになるから、日本の法学部教育はダメなんです。
 私が何度も指摘してるように、現代の会社・・株式会社で代表させていいでしょう・・は、アングロサクソン・ウェイ・オブ・ライフ・・実体的なもの・・であっても、それを継受したその他社会においては、(オランダ等一部を除いて、)多かれ少なかれ、フィクション・・人工的なもの・・だってだけのことです。
 日本の会社(組・屋)は、株式会社が「導入」される前から、ずっと存在してきたのであり、そういう実体的なものに株式会社というフィクションの衣を着せたものが、日本の現在の会社なのです。(太田)
 なにがニッポンのサラリーマンだ、そんなものはクソ食らえだ! 偉かったのは現場の方じゃねーか──。
⇒この下りに限りませんが、富山サンのお父上、非論理的なこと言う人だったんですねえ。
 とまれ、いかなる組織においても、内部政治はつきものであり、恐らく、このお父上、政治が苦手で苦労されたんだろうな、と推察し、同情しますが、だからと言って、そんな個人的ルサンチマンを、(組織一般への批判ならまだしも、)日本の会社批判に転化しちゃあいけませんや。(太田)
 「ハゲタカの搾取を防御」
 不振企業のまわりには外資のハゲタカ連中も寄ってきます。この類いにやられないためには、連中の手口をよくわかっているプロが中心にいなければなりません。
 一部から「産業再生機構は官製ハゲタカファンドだ」と悪口を言われましたが、こうしたプロ人材がいたからこそ、ハゲタカに搾取されるようなことは起きませんでした。
 最近のシャープで起きているようなお粗末なディールハンドリングは避けられたのです──。
⇒ここは、同感であり、私の言っているところの、弥生人的縄文人のススメってやつです。(太田)
 「ムラ社会」の善意が招く罪
 カネボウも東芝も、トップに「自分だけ儲けてやろう」などの私利私欲があったわけではなく、むしろ会社という「ムラ社会」の空気をトップも現場もそれぞれに忖度(そんたく)し、会社のためにやったと思うからこそ、誰も止められなかった。
 しかし、それはあくまで半径5メートル以内で通用する善意にすぎません。社会全体、あるいはグローバルな世界から見たらまったく通用しない「ムラ」の論理なわけです。
 日本人は、この狭い世界だけで通用する善意や同調圧力に弱い──
⇒日本の会社にもいい会社もあればダメな会社もあるってだけのことです。
 「空気をトップも現場もそれぞれに忖度(そんたく)し、会社のためにや」ること自体は、日本の会社の長所以外の何物でもありませんよ。
 日本以外の国の会社における最大の問題の一つは、「現場」が「空気」を「忖度」するなんてことがありえない点です。
 (どうしてありえないか、まで、説明する必要はないですよね。)(太田)
以上
 これは連載で11回続きますから期待しています。
 全くその通りだと思います。
⇒批判精神が横溢しているはずのあなたが、一体どうしちゃったんです?(太田)
 私は太田さんと違い、「日本型政治経済体制」は中国が認めようが何だろうが時代遅れとまで行かなくも弊害が多すぎると思っていますので、今後の記事に期待しています。
⇒中共当局、スタンフォードビジネススクール、ハーヴァードビジネススクール、の全てを切り捨てるとは、その蛮勇に、心から敬意を表します。(太田)
<太田>
 関連記事だ。
 <この会長の非人間主義ぶりはお見事。(太田)↓>
 「・・・各事業の撤退・売却を迫るような「議決権の行使、その他の影響力の行使は行わない」とする記述は消えている。
 鴻海が選ばれたのは、革新機構と違ってシャープ解体を否定し、不振の太陽光電池事業を例外として「一体的な運営を維持する」と約束したからだが、覆された格好だ。
 シャープの技術を日本国内に保持する、との合意も後退。対象を「技術」から「ハイテク技術」に修正した。どの技術を日本の外に持ち出すかは鴻海次第だ。・・・
 シャープ内には「鴻海は決めたことを翌日になって全部ひっくり返してくる」(幹部)との不信感が植え付けられた・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/money/%e3%82%b7%e3%83%a3%e3%83%bc%e3%83%97%e3%80%81%e9%b4%bb%e6%b5%b7%e3%81%ab%e7%bf%bb%e5%bc%84%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%9f%ef%bc%91%e3%82%ab%e6%9c%88/ar-BBrfQLF?ocid=iehp#page=2
 <この会長は、トップダウンで「気配り」するだけで、部下による「気配り」は全く求めていないようだ。(太田)↓>
 「・・・鴻海精密工業の郭会長・・・<は、>裕福な家庭の出身ではなかったが、1974年に創業した小さなプラスチック会社を一代で世界的な企業に育てた。カリスマ経営者として強いリーダーシップを発揮してきたが「気配りの人」という面もある。・・・」
http://digital.asahi.com/articles/ASJ3H01TCJ3GPLFA00X.html?rm=532
 <この会長は、「できない」人間は「気配り」せずにすぐクビにするらしい。(太田)↓>
 「シャープの経営陣「みな優秀だが…」 鴻海会長ら会見・・・」
http://digital.asahi.com/articles/ASJ420FR6J41PLFA024.html?rm=1801
 「・・・郭会長<は>雇用の維持に努める姿勢を示しつつ、「鴻海では毎年、個人の業績を理由に社員の3~5%にやめてもらっている」とも述べた。・・・
 <このスピンオフ企業も切られちゃう可能性が・・。(太田)↓>
 2005年に逝った父・卯吉さんは陸軍軍人だった1941年、中国で手投げ弾が爆発して両目を失明。故郷の大阪に戻った際、視覚障害者の支援団体創設者の故・岩橋武夫氏を通じて早川氏に出会った。障害者が自助自立できる環境づくりが福祉につながる。そんな理念を抱いていたという早川氏が、卯吉さんをシャープの前身の早川電機工業に入社させた。
 卯吉さんは他の傷痍軍人とともに分工場のプレス工として働き、分工場が50年に別会社として独立すると、代表に就いた。生前、「早川さんには返せないほどの恩を受けた」と繰り返し語っていたという。
 「父が職を得たおかげで兄弟4人が成長でき、私は大学まで出ることができた」。真志さんが通った保育所「育徳園」の創設者も早川氏で、家の家電はほぼすべてシャープ製だ。
 卯吉さんの会社は「シャープ特選工業」に名を変えたが、今も従業員約100人の半分以上が障害者だ。真志さんは「これから大きく変化せざるを得ないだろうが、創業者の精神は引き継いでほしい」と話す。」
http://www.asahi.com/articles/ASJ426KWCJ42PTIL00N.html?iref=comtop_list_biz_n04
 <なるほど、という「分析」だ。(太田)↓>
 「・・・2000年、・・・外資の攻勢はすでに始まっていた。90年代、週末の福岡発ソウル便は、日本の半導体技術者の姿が多くみられたという。会社にだまって、技術指導のアルバイトで韓国企業に向かう。年収3千万円、都会のマンションに車つきという破格の条件で引き抜かれた技術者もいた。液晶でも似た話がささやかれた。ものづくりを支える基幹技術が流出していた。
 同時期に円高が進み、日本勢は賃金の安いアジアに工場を移した。その過程で工場を買収して技術を取り込み、組み立てを請け負う現地メーカーが生まれた。
 「工場を持たないメーカー」も台頭した。代表格が米アップルだ。iPhoneは鴻海精密工業などに生産委託し、自身はデザインや設計、販売に特化する。ITの進化もそれを容易にした。部品さえあれば商品を簡単につくれる時代になった。
 半導体や液晶パネルという基幹部品から、PCやテレビなどの最終製品まで、一貫生産する日本勢の強みは色あせた。経営者は得意分野に力を入れる「選択と集中」を唱えてきたが、旧時代の成功事業は捨てきれなかった。・・・」
http://digital.asahi.com/articles/ASJ420F8GJ41PLFA01Z.html?rm=671 前掲
 <いずれにせよ、東アジアの時代であるね。(太田)↓>
 「・・・日本企業に対するM&Aは、件数ではすでにアジア企業が台頭しているが、金額の合計は大きくない。
 昨年は、北米の企業が88件に対しアジア企業は77件で、総額になると北米の4015億円に対しアジアは2368億円と半分程度だった。財務省の集計では、海外企業がM&Aなどでの日本国内への投資額を示す対内直接投資残高は2014(平成26)年末で約23兆円。このうち、アジア企業からの投資は約15%にとどまっている。
 しかし、今年はすでに鴻海のシャープ買収や中国・美的集団による東芝の白物家電事業買収があり、レコフによるとアジア企業による日本企業へのM&Aの総額は3月末までで5309億円と急拡大している。・・・」
http://www.sankei.com/economy/news/160402/ecn1604020025-n1.html
<唯我独尊>
≫アタマのオカシイ人のサイトをアタマのオカシイ人が攻撃したってことね。↓
「小保方晴子氏が公開したHP、サイバー攻撃受け一時ダウン・・・」≪(コラム#8311。太田)
 未来社会で説明できる(実証可能)であろう科学の分野は、スピリチュアル(超自然的)な分野よりもはるかに実利的であり有益であることは間違いないと確信しています。
 小保方晴子氏が手がけた研究を、断片的な情報(関係者双方の都合の良い内容)だけで、一方的かつ安直に評価することは慎むべきではないでしょうか。
 しばらくの間は経過を見守っていても損はなく、意外な結末(な~んだやっぱりね・なんとま~そうだったのか)はまだまだ先のこととしましょう。
⇒小保方嬢の方法で、STAP細胞が作れるかどうかはまだ決着が付いていない、とおっしゃってるわけですか?
 それ、理研による検証実験の結論、そして、笹井芳樹氏の死、に対する冒涜ですよ。(太田)
 話が若干逸れますが、次のようなシンポジウムでとりあげている大学教授が存在していることに唖然としました。
 東北学院大で震災5年緊急シンポ「霊性を読み解く─タクシーの幽霊現象の反響と課題」
http://www.christiantoday.co.jp/articles/19762/20160310/tohoku-gakuin-symposium-spirituality.htm
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 ホント、悪賢いやっちゃ。↓
 「少女誘拐、失踪の手引参考か…手紙と形式酷似・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160402-OYT1T50160.html?from=ytop_main4
 本日は、中共人民の日本礼賛の声1件をどーぞ。↓
 「・・・日本で長年親しまれているアイス「ガリガリ君」を販売する赤城乳業は、今月1日から1本60円の「ガリガリ君」を70円に値上げした。同社がこのほど発表した広告には、「25年間踏んばりましたが、『ガリガリ君』を10円値上げいたします」というフレーズと共に、社長を筆頭に約100人の社員が深々と頭を下げている写真が掲載されている。
 たった10円の値上げでここまで謝罪する日本企業の姿は、中国のネットユーザーの心を打ったようで、「なぜか分からないけど感動して泣けてくる」「政治的な立場を抜きにすれば、日本人や日本企業のこういう姿勢は好きだな」「だから日本は強い」「国内の企業にも見習ってほしいよ」「値上げしてお客さんに謝罪するのは日本企業だけ。これぞ良心」「中国もこれができるようになったら先進国だけどな」など、称賛の声が多数寄せられている。」
http://news.livedoor.com/article/detail/11369867/
 クリントンとサンダースの争いも相当「汚く」なってきたようだね。↓
https://www.washingtonpost.com/news/fact-checker/wp/2016/04/02/fact-checking-the-clinton-sanders-spat-over-big-oil-contributions/?hpid=hp_hp-top-table-main_fc-bigoil-722am%3Ahomepage%2Fstory
 AP通信が、ナチスとの協力報道(コラム#8307)を否定。↓
http://www.nytimes.com/2016/03/31/business/media/associated-press-nazis.html?mabReward=A7&moduleDetail=recommendations-1&action=click&contentCollection=Art%20%26%20Design&region=Footer&module=WhatsNext&version=WhatsNext&contentID=WhatsNext&src=recg&pgtype=article
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太田述正コラム#8314(2016.4.3)
<ナチスの原点(II部)(その3)>
→非公開