太田述正コラム#8353(2016.4.23)
<皆さんとディスカッション(続x2972)>
<太田>(ツイッターより)
 「…女性<に関し、>…所得の低い男性ほど大きな胸を好み、一方所得の高い男性ほど、小さな胸を好む…
 お腹が減っている男性は、満腹な男性に比べ、大きな胸を好む傾向にあ<る>…」
http://j.people.com.cn/n3/2016/0422/c94475-9048316.html
 小ぶりの美乳を礼賛した私(コラム#3265)ですが・・。
 東京(中日)新聞がスクープ!↓
 「オバマ米大統領は…広島を訪問する意向を日本側に伝えた。…」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016042390070513.html
 だからこそオバマは行くのだよ。↓
 「オバマ大統領の広島訪問に韓中日の識者が懸念の声…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/04/23/2016042300411.html
<Hli7lgI4>
 報道の自由度ランキングの作成に関わっているのは、外国人特派員協会の記者たちだから、誤解を解くのは難しいかも。
 何せ彼等の日本貶しは確信犯だから。
<太田>
 根本的には、日本文明の優位性と普遍性の認識を欧米人たる彼らや彼らの旧植民地人達に持たせることができるかどうか、だから難しいのは確か。
 日本語のできる連中が、人民網日本語版を毎日読んでくれるのがイチバンなんだけどね。
<MH>
≫なお、三菱グループ「内」で問題が「解決」してこなかった以上、自動車について、廃業する、売却する、という形での「解決」のほか、グループ内他社に吸収する、という形の「解決」だってありうる、とどうして思わないの?≪(コラム#8351。太田)
 あり得ないのだから、思わないですよ。
 企業は系列子会社が今回の様な不祥事が原因ではなくとも、深刻な業績不振に陥っても吸収はしません。
 私は少なくとも上場企業に関しては、そんな例は寡聞にして存じません。
⇒「寡聞」かどうかは知らないが、どうやら、「あり得」るようで・・。
 それとも、ひょっとして、あなた、「準大手」ならぬ「大手」証券ストラテジストであられるのかも。↓
 
 「市場では、「国内外の投資家の視線が厳しくなるなかで、三菱自をさらに支援することは、株主への説明責任の面からも難しい。外部への身売りや、解体したうえで一部を三菱重工が吸収するというシナリオもあるのではないか」(準大手証券ストラテジスト)との観測も浮上している。」
http://news.livedoor.com/article/detail/11444926/
≫(私だけが示唆していて、重大な責任のある第三者に対して、より厳しいところの、)元親会社たる重工、による復帰的吸収しかない、というのが私の見解なのです。≪(同上)
 太田さん、一見厳しいけれど優しいものね。
 防衛省時代に三菱重工とはお付き合いがあるから、太田さんは私の知らない何かを感じてるのかも知れませんが残念ながら、三菱重工(というか一般的大企業)はそんなに優しくないですよ。
⇒ご名算!
 「防衛省時代に三菱重工とはお付き合いがある」に加えて、「三菱重工に就職した大学同級生がいる」+「親戚に三菱重工からの分離時に重工から自動車に行かされたエンジニアがいる」、「三菱商事のカイロ支店長と親父がポン友だった」+「三菱商事のカイロ支店勤務の某日本人家庭と家族ぐるみの付き合いがあった」+「ビジネススクールの日本人同期生の一人が三菱商事社員だった」、更に、「私が最後に(10年近く)所有していた車は三菱自動車のシャリア・グランデスだった」、(旧)三菱銀行とは・・これくらいにしときましょ・・という次第で、「何か」どころか、「山のように」「感じてる」次第。(太田)
 この件、商社関係者に話を伺いましたが、その方も吸収は「あり得ない」そうです。
 何故なら「トップ同士が仲が悪いから」だそう。
⇒恐らく、その人の商社、旧財閥系じゃないでしょ。
 少なくとも三菱重工のこと、全然知らなさそうだな。
 重工って一種の役所であって、そんな個人の好き嫌いで動くなーんてことありえませーん。
 そもそも、自動車の前の会長は重工の当時の前会長じゃなかったっけ。(太田)
 確かに三菱自工の出自は三菱重工の「自動車製造部門」が1970年に独立したものです。(典拠省略)
 しかし既に何十年も前の話であり、今は人的交流も無く完全な別会社です。
⇒だから、あるんだって。トップだけの、しかも一方的「交流」だけどね。(太田)
 尚且つ、現在の自工は三菱商事の「自動車部門」です。
 それは太田さんが前述していますが、現トップの益子会長が商事出身者であり、それは重工が吸収する気が全く無い証拠でもあります。
⇒益子さんについては、商事が二番目の出資者でもあることから、重工の配慮ってやつでしょ。(太田)
≫前社長にして現会長兼最高経営責任者は、重工の意向を汲んだところの、三菱グループからの「出向」です。≪(同上)
 もしこの人事が重工の意向なら、重工本体がそれなりの人物を自工に送れば良いじゃないですか。
⇒重工の社長・会長経験者を自動車に送ること以上の自動車重視はないでしょ。(太田)
 しかしこれも太田さんが前述の様に重工は
≫これ、異常なほど「公」意識を持っており、よくも悪くも、プライドが高く、かつ、役人的序列意識がある会社であることが分かると思います。≪(同上)
 そんな会社の社員が「この時点(2004年)で」自工に行くと思います?行かないですよ。
⇒トップ以外が、自動車に行くことは、分離当初は別にして、そもそもなかったのでは?(太田)
 太田さんがこれも前述していますが、
≫つまり、自動車は、重工から「追い出された」技術者達等、或いは、重工に「入れなかった」技術者達等、のコンプレックスというか怨念が渦巻いている会社。≪(同上)
なのでしょう?
 尚更、自工は自工で重工出身人物は受け入れないですよ。
⇒だから、吸収するよりないんですよ。(太田)
 それを一言で言えば上記の方が仰った「トップ同士が仲が悪い」という表現です。
 人的交流すら行わないのだから、まして吸収なんぞは「あり得ない」事が以上で理解できると思います。
⇒たとえ自動車が廃業したとしても、その社員で希望する者は三菱グループで引き受けるでしょう。
 旧財閥ってそんなもんですよ。(太田)
 今回の不祥事事件の背景には太田さんのご説明の重工と自工のお家事情がありますが、それはまた別問題です。
⇒そおお?(太田)
≫こんなファンド、何の役にも立たなかったのでは?(太田)
 そんなことはないです。
 当初は三菱グループは口だけ出して金を出さないで様子見だから、前述のコメントを書いた安東さんが三菱銀行からPEファンドのフェニックスキャピタルを創業して三菱自工再生委員会の委員長に就任したのです。
⇒これ、前回、端折ったんだけど、結局、身内の(安東氏という)人間の出した「知恵」だったもんだから、不祥事の根幹に踏み込めなかったんだろうって想像してます。(太田)
 事業再生委員会の活動状況について 2004年6月29日(火)
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/NEWS/pdf/20040629mjc.pdf
 この後、漸く三菱グループ内部の再生方針が固まりまして、三菱3社が出資してPEファンドは出資金を引き上げたわけです。
 早い話がPEファンドの再生スキームが上手く行きそうなので途中から良いとこ取りしたので、一番シンドイDD(Due diligence)だけをやれされ、当初見込みのEXIT金を稼げなくて安東さんは面白くないのでしょう。このパワポ発表の時系列がそれを証明していると思います。
 三菱自動車再生計画 2005年1月28日
http://www.mitsubishi-motors.com/jp/corporate/ir/corpmanage/pdf/050128.pdf
 P19には
戦略的事業提携の積極的推進
日産への軽乗用車のOEM追加供給年間3万6千台)
プジョー・シトロエン・グループ(PSA)へのSUVの
OEM供給。
 別段、三菱自工は日産<だけ>にOEM提供した訳でもなく、また当初(安東さんのPEファンドが提案)は重工が「偉そうに反対した」日産との積極提携推進を手のひら返しにうたっていますね。
 またパワポに記載していますが、コスト削減で人員削減しても販売台数確保のためにはOEMするしかなく、自工の軽自動車をOEMで受け入れるのは日産しかありません。
 同業他社はトヨタとマツダ(スズキのOEM)以外全社が製造しています。(2005年当時。現在は富士重工も完全撤退)
 日産カルロス・ゴーン社長と三菱益子社長の意向や方針がどうあれ、評判が悪化した三菱は拡販には日産の暖簾が必要、日産も拡販には三菱の軽自動車が必要。お互いに選択肢はそれしかなかったのです。
⇒むしろ、軽自動車部門を切る選択肢を取るべきだったのでは。(太田)
P36には
三菱グループ 3社による全面支援
三菱重工業株式会社殿 500億円
三菱商事株式会社殿 700億円
株式会社東京三菱銀行殿 1,500億円(500億円 DESによるもの、※負債と株式を交換)
 「株式会社」に「殿」なんて表現は初めて見ました。
 しかもこれは投資家向け正式説明会資料ですよね。
 主要株主は上記3社だから「殿」なのでしょうが、一般株主(投資家)を舐めた態度が見え見えです。
⇒日本は資本主義じゃあないんです!
 少なくとも日本の大企業の大部分の首脳陣はそう思ってますよ。(太田)
 日産と三菱自工の合弁企業はNMKV
https://ja.wikipedia.org/wiki/NMKV
 3代目eK・デイズで、日本国外から部品を調達するなどして、先代モデルより30%コスト軽減 [28]。車両デザインでは、一つの案に対し三菱・日産両方のフロントデザインを組み合わせて提案するなどした[29]。また、三菱が元々持っていたエンジン3B20型エンジンをベースに、日産の持つ技術を活用し、圧縮比をレギュラーガソリン仕様としては高圧縮の12に向上[30]。骨格は共通化しつつ、外板やバンパーは造り分けている[30]。共同開発の目的として、三菱側はエンジンや工場や開発施設を提供し、それらの費用を減らし[30]、日産側は三菱が持っていない安全技術などを提供したりした[30]。また調達費なども、日産側にとっては従来のOEMより押さえ、三菱側にとっては単独で開発費が捻出できない問題を解消した。
 日産も開発費の一部負担や技術提供をしているのだから、太田さんが前述した
≫日産から「技術的<に>全く不合理な要求を突きつけられ、逃げ場がなくなって窮鼠猫を噛むような状況に追い込まれたのではないか」ってこと。≪(同上)
 これは無いでしょう。
⇒「無い」かどうかは、今後の調査委員会の結論を待つべきでしょう。
 現時点では、その可能性だって否定できないってだけです。(太田)
 日産は開発費を負担した、技術提供もしたのに三菱が「欠陥品」を納入したのだから、怒って当然です。
⇒「犯人達」以外は、三菱自動車の歴代首脳陣や現在の株主、そして、顧客(元顧客だった私を含む)、等、関係者全員が「怒って当然です」。(太田)
 三菱が「窮鼠猫を噛む様な状況」に追い込まれてはいなく、日産を当該案件に関しては非難するのは間違いです。
 典拠の日経ビジネスの記事にあるように三菱の開発予算が少なく省エネエンジン開発力がダイハツやスズキ、ホンダに劣っているのが事実でしょう。
 三菱・3B2型エンジンですが、2005年製造開始でこれが他社より2~3世代古いのです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E8%8F%B1%E3%83%BB3B2%E5%9E%8B%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B
3
 ホンダ・S型エンジン 2011年製造開始。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BBS%E5%9E%8B%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3
 スズキ・R型エンジン 2010年製造開始
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%82%AD%E3%83%BBR%E5%9E%8B%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3
 ダイハツ・KF型エンジン 2005年製造開始だが、現在は改良続けて3世代目
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%8F%E3%83%84%E3%83%BBKF%E5%9E%8B%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3
 肝心のエンジンがこれではそもそも競争力すらないですね。今回燃費で不祥事を起こしたのも必然かもしれません。
⇒三菱自動車は、「窮鼠猫を噛む様な状況」だったってことですよね?(太田)
<太田>
 その他の関連記事だ。
 「<軽自動車ではない>パジェロなど7車種でも違反測定・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20160422-OYT1T50204.html?from=ytop_main6
 「三菱自動車不正の温床に国交省のずさん審査・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/money/news/%e4%b8%89%e8%8f%b1%e8%87%aa%e5%8b%95%e8%bb%8a%e4%b8%8d%e6%ad%a3%e3%81%ae%e6%b8%a9%e5%ba%8a%e3%81%ab%e5%9b%bd%e4%ba%a4%e7%9c%81%e3%81%ae%e3%81%9a%e3%81%95%e3%82%93%e5%af%a9%e6%9f%bb%e3%80%81%e4%bb%96%e7%a4%be%e3%81%ab%e6%b3%a2%e5%8f%8a%e3%82%82%ef%bc%9f/ar-BBs5vLw?ocid=iehp
 <三菱重工が主契約者である、日本のX2の初フライトを日本の主要メディアより外国のメディアの方が注目してるね。↓>
 ・・・Watch: Japan’s Stealth Fighter Makes Its Maiden Flight・・・
 At the center of that revival is Japan’s premier military contractor, Mitsubishi Heavy Industries,・・・
 The X-2 serves as a major component of Japan’s argument that it be taken seriously as a supplier of military equipment. The country is currently pushing the export of attack submarines, radar systems, and rescue planes.
http://foreignpolicy.com/2016/04/22/watch-japans-stealth-fighter-makes-its-maiden-flight/?wp_login_redirect=0
 <機敏に動いた三菱商事。↓>
 「三菱商事、資源ビジネス「減損から撤退」に–インドネシアのニッケル鉱山、権益売却・・・」
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO00003970S6A420C1TI1000/?dg=1
 それでは、その他の記事の紹介です。
 習ちゃんの日本礼賛の声を、(大部分の日本人にとっては苦痛だろうが、)今日も聴けー!↓
 「・・・今日頭条はこのほど、「世界で最もきれいな国は日本だ」と伝えたうえで、「称賛せずにはいられない」と主張、他国と比較しながら日本の清潔さを紹介する記事を掲載した。
 日本で10年を超える居住経験があり、日本以外の国も数多く訪問したことがあるとい筆者は、日本の魅力について、「清潔で便利、住みやすくてサービスが一流であること」と説明した。特に清潔さでは世界一で、日本を離れた今その良さがはっきりと分かり「称賛せずにはいられない」と振り返っている。
 筆者はフィンランドにも住んだ経験があるという。フィンランドも美しい国で、特に森や湖が多く、水と空気がきれいなことで有名な国だ。筆者も特に中小都市はきれいだと認めながらも、フィンランドで多数開催されるフィスティバルの後に残されたゴミの多さに辟易するという。公共の場所がいつも清潔で「死角のない」日本と比較し、「日本だったらこんなことはなかっただろう」と思ってしまったと振り返った。同時に、広島で開催されたアジア競技大会で6万人が集まった後、観覧席にはごみ1つ落ちていなかったという「日本の神話」を思い出したという。
 北方で最も汚染のひどい重工業都市の出身だという筆者にとって、日本の透き通った青空ときれいな空気が「強烈なコントラスト」に感じたのはもっともなことだが、日本を訪れたことのあるフィンランド人たちも「日本の方がきれいだった」と認めるという。
 その理由について、雨が多くほこりを洗い流してくれることもあるが、風呂に良く入る、食べ歩きをしない、濡れた傘をビニールに入れる、使った後の洗面台をきれいにするなど、日本人には清潔を保つための良い習慣があることが大きいと説明。学生時代にアルバイトした中華料理店では、1日の仕事が大掃除で始まり、最後も掃除で終わったと振り返っている。
 筆者は、周囲の環境を清潔に保つことができるのは、日本人1人ひとりの努力のたまもので、他をうらやみ大声でスローガンを叫んでも実現しないと指摘。小さなことを積み重ねていくことで、日本のように中国を巨大な花園にしようと呼びかけている。」
http://news.infoseek.co.jp/article/searchina_1608098/
 「・・・寧夏在線・・・記事は日本人の誠実さは中国人にとって「恐ろしい」と感じるほどだと伝え、いくつかの事例を紹介。その1つは大阪近郊のある駅の近くで新鮮な野菜が「無人販売」されている事例だ。日本では地方などを中心に無人販売は特に珍しいものではない。商品が並べられた机にはそれぞれの野菜の値段が書かれた紙が貼られており、客は机に置かれた小さな箱に代金を投ずる仕組みだ。
 誰かがお金を入れずに商品を持ち去らないか心配になりそうだが、看視する人は誰もいないと紹介している。無人販売は確かに日本人が持つ誠実さをよく表していると言える。商品はおろか、客が代金を投じた箱さえ盗まれる可能性があるにもかかわらず、無人で販売を行う。周囲に目がある場合も、代金を投入したふりをして商品を持ち去ることもできるだろう。従ってこの無人販売には、客が販売者に示す誠実さとともに、客に対する販売者の「信頼」も表れている事例だ。」
http://news.searchina.net/id/1607765?page=1
 「・・・南方網このほど、日本と中国の「小さな点に見られる大きな違い」について説明している。・・・
 記事は、品揃えが豊富なスーパーとして有名な米国系スーパーにおいて、一部の店舗において、店内でネコが飼われていると紹介。スーパーの店内でネコが飼われているというのは、日本であれば衛生面からありえない話だが、中国の一部店舗は「ネズミを捕るために飼っている」のだという。
 もちろん、これはあくまでも一部店舗の話であり、すべてのスーパーで同様の対応をしているわけではなく、稀な事例とも言える。しかしこれが中国らしさであり、良く言えば非常におおらかであり、日本とは様々な点で「発想が違っている」のだ。
 また記事は中国で引越しをしたときの経験を紹介。引越し荷物と共に新居を訪れてみると家の中は一面水浸しだった。大家に連絡したところ、「問題ない。乾けば住める」という回答だったという。この回答も実に中国らしい。1カ月後にようやく水浸しの原因は粗悪な水道管に生じた穴だったことが発覚。責任は大家にあるので先払いした1年分の家賃を返してほしいと要求したところ、大家は「あなたはすでに家を使っているので返金はできない」と断固として要求に応じない構えを見せたという。」
http://news.infoseek.co.jp/article/searchina_1608093/
 「・・・今日頭条はこのほど、中国人にとって評価が高い日本のものは「文化」であると説明している。
 記事は、中国にはない優れた日本の文化として、「人びとが列に並ぶこと」、「みなが交通ルールを守ること」、「清潔であること」、「人びとが礼儀正しいこと」などを挙げている。」 
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e3%81%93%e3%82%8c%e3%81%93%e3%81%9d%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%ae%e9%ad%85%e5%8a%9b%e3%83%bb%e3%83%bb%e3%83%bb%e6%97%a5%e6%9c%ac%e6%97%85%e8%a1%8c%e3%81%8b%e3%82%89%e5%b8%b0%e5%9b%bd%e3%81%97%e3%81%9f%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e4%ba%ba%e3%81%8c%e5%8f%a3%e3%82%92%e6%8f%83%e3%81%88%e3%81%a6%e7%b5%b6%e8%b3%9b%e3%81%99%e3%82%8b%e3%82%82%e3%81%ae%e3%81%a8%e3%81%af/ar-BBs2Z9X?ocid=iehp#page=2
 そして、熊本地震にひっかけた日本礼賛記事もどーぞ。↓
 「・・・網易はこのほど、熊本地震によって真っ二つになったマンションの写真を紹介し、「まさに一刀両断」という表現が相応しいかのように真っ二つになっていると伝えつつ、それでもしっかりと屹立している様子に「日本の建築物は耐震性が極めて高い」と驚きを示した。
 記事は、日本は地震多発地帯であるとしながらも、地震によって家屋が中国のように大規模に倒壊することはないと指摘。さらに、日本の建築基準法などの法令を紹介したうえで、日本の一般的な家屋の建設現場を写真で紹介。基礎作りから柱、梁にいたるまでぬかりなく、堅牢性の高い材料が用いられていることを指摘したうえで、法律の完備、堅牢な材料、そして建設に直接携わる作業員の手抜きのない作業によって日本の家屋は高い耐震性を確保していると伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1607920?page=1
 訪英したオバマ小特集だ。↓
、<オバマ、執務室からチャーチルの像を撤去させたことに他意はなかったと弁明。↓>
 ・・・At a press conference during a visit to the U.K. on Friday, Obama confirmed that he had in fact removed the bust from the office to make way for one of Martin Luther King. “There’s only so many busts you can have before it starts looking a little cluttered in there,” he said.・・・
 <このコラムニストは、チャーチルは愛すべき人物だと付け加えたことを好意的に受け止めている。
 (だけど、そりゃ、チャーチルは尊敬してない、と言ったに等しいんだけどねえ。(太田))↓>
 And, with remarks that will surely warm the hearts of British diplomats in Washington, he added: “I love Winston Churchill. I love the guy.”
http://time.com/4305062/obama-churchill-bust-oval-office/?xid=homepage
 <オバマの英国はEUにとどまるべきだとの論考に対し、ロンドン市長のジョンソンは、米国は、主権制限につながるEU的なものなどに絶対入らないだろうによー言うよ、と批判。↓>
 ・・・Mr. Johnson’s essay firmly rejected Mr. Obama’s position. “It is incoherent,” the mayor wrote. “It is inconsistent, and yes, it is downright hypocritical. The Americans would never contemplate anything like the E.U. for themselves or for their neighbors, in their own hemisphere. Why should they think it right for us?”・・・
 <英国独立党党首は、オバマは、英国の植民地だったケニア人を父とするので、英国が嫌いなのだ、と語る。↓>
  Nigel Farage, the leader of the populist U.K. Independence Party, told the BBC: “I think Obama, because of his grandfather and Kenya and colonization — I think Obama bears a bit of a grudge against this country.” That remark also drew heavy criticism on social media.・・・
http://www.nytimes.com/2016/04/23/world/europe/boris-johnson-the-sun-brexit.html?ref=world
 米国は、その全球的指導者としての役割を降りてはならない、と訴えるアメちゃん達のコラムだ。↓
 The U.S. can’t afford to end its global leadership role–
 <降りろと叫ぶ米国民達や、現在の民主共和両党の一部の候補者を非難。↓>
 The economic, political and security strategy that the United States has pursued for more than seven decades, under Democratic and Republican administrations alike, is today widely questioned by large segments of the American public and is under attack by leading political candidates in both parties・・・
https://www.washingtonpost.com/opinions/the-us-cant-afford-to-end-its-global-leadership-role/2016/04/22/da297be0-062a-11e6-b283-e79d81c63c1b_story.html
⇒だけど、降りろと叫ぶアメちゃんの多くが、土人どもを文明化させる空しい試みはやめよ、という発想であることが分かる、書評を本日の有料読者向けコラムで取り上げる。(太田)
 (その米国に絶望し(?)、)米国人の自殺率は30年来の最高値に。↓
 U.S. Suicide Rate Surges to a 30-Year High・・・
 a federal data analysis has found, with increases in every age group except older adults. The rise was particularly steep for women. It was also substantial among middle-aged Americans, sending a signal of deep anguish from a group whose suicide rates had been stable or falling since the 1950s.・・・
http://www.nytimes.com/2016/04/22/health/us-suicide-rate-surges-to-a-30-year-high.html?hpw&rref=health&action=click&pgtype=Homepage&module=well-region&region=bottom-well&WT.nav=bottom-well&_r=0
 そう教わってたような気がするけど・・。↓
 「人間の手足は“魚のエラ”から進化した・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e4%ba%ba%e9%96%93%e3%81%ae%e6%89%8b%e8%b6%b3%e3%81%af%e2%80%9c%e9%ad%9a%e3%81%ae%e3%82%a8%e3%83%a9%e2%80%9d%e3%81%8b%e3%82%89%e9%80%b2%e5%8c%96%e3%81%97%e3%81%9f-138%e5%b9%b4%e5%89%8d%e3%81%ae%e3%83%88%e3%83%b3%e3%83%87%e3%83%a2%e8%aa%ac%e3%81%af%e6%ad%a3%e3%81%97%e3%81%8b%e3%81%a3%e3%81%9f%e3%81%93%e3%81%a8%e3%81%8c%e5%88%a4%e6%98%8e%ef%bc%88%e6%9c%80%e6%96%b0%e7%a0%94%e7%a9%b6%ef%bc%89/ar-BBs3jiQ?ocid=iehp#page=2
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 一人題名のない音楽会です。
 石川ひとみの二回目です。
 久保田早紀と石川ひとみを両手の花とする私の若き時代がとにかく愛おしいですねえ。
 当時は、私の母も父もまだ健在でした。
セシルの部屋(1981年) 作詞:武衛尚子 作曲:芳野藤丸 ※
https://www.youtube.com/watch?v=1Uv6yKVuf2c
秋が燃える(1980年) 作詞:岡田富美子 作曲:佐瀬寿一 ※
https://www.youtube.com/watch?v=zv__HVs2tk8
ミス・ファイン(1980年) 作詞:康珍化 作曲:伊藤薫 ※
https://www.youtube.com/watch?v=2Jt3DtzImsg
Kiss me please(1981年) 作詞:竜真知子 作曲・編曲:穂口雄右 ※
https://www.youtube.com/watch?v=5fR6cVNs6Io
哀愁に走って(1979年) 作詞:うさみかつみ 作曲:三木たかし ※
https://www.youtube.com/watch?v=UI4sVxh_dfI
アモーレ(1984年)  作詞:竜真知子 作曲:佐藤隆 JK路線から熟女路線への転換! ※
https://www.youtube.com/watch?v=jFJo5vrTfQw
愛のたずねびと(1981年) 作詞:竜真知子 作曲:後藤次利 ※
https://www.youtube.com/watch?v=8FLm8NT6uII
いつわり(1982年) 作詞:石川さゆり 作曲:山田直毅 ※ (「何も言わないで」
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%81%8B_(%E7%9F%B3%E5%B7%9D%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%81%BF%E3%81%AE%E6%9B%B2)
も石川の作詞だが、曲が一歩及ばず採択しなかった。)
https://www.youtube.com/watch?v=I3hGNQ5K5l0
一枚の写真(1980年) 作詞・作曲:鹿島豪也 ※ (似たタイトルの「三枚の写真」
 http://mediaxross.com/2009/10/3photos01.html
があり、そちらの方が有名なようだが、採択しなかった。)
https://www.youtube.com/watch?v=fugZkzmAOWs
私はかもめ(1980年) 作詞:? 作曲:? ※
https://www.youtube.com/watch?v=A_5hbnKXdlo
ひとりじめ(1982年) 作詞・作曲:天野 滋 ※
https://www.youtube.com/watch?v=SqxXmgk9_Bw
人形が見てる(1981年) 作詞:山上路夫 作曲:佐瀬寿一 ※
https://www.youtube.com/watch?v=zZrMnT8huVk
問わず語り(1981年) 作詞:武衛尚子 作曲:服部清 ※
https://www.youtube.com/watch?v=TbzHUOu20sk
雨に誘われて(1978年) 作詞:三浦徳子 作曲:大村雅朗 ※
https://www.youtube.com/watch?v=Mhhs7xs6vZA
(続く)(その後も、石川の歌唱のアップが続いていることもあり、予定を変更して、更に2回石川ひとみを取り上げることにしました。)
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太田述正コラム#8354(2016.4.23)
<全て失敗に終わった米国のポスト冷戦期外国体制変革努力(その1)>
→非公開