太田述正コラム#8431(2016.6.1)
<皆さんとディスカッション(続x3011)>
<太田>(ツイッターより)
 北朝鮮の国営メディアが、論考で、トランプの、北朝鮮との直接対話、韓国からの米軍撤退等の先見性ある見解を称賛、退屈なクリントンではなく、トランプに投票するよう呼び掛けた。
http://www.theguardian.com/world/2016/may/31/north-korea-praises-trump-and-urges-us-voters-to-reject-dull-hillary
 日本に再軍備を強いる、米・中・北朝鮮による対日包囲網構築完了?!
<太田>
 関連記事だ。
 とにかくためにするトランプ批判が多すぎる。↓
 President Trump would hand the world to China・・・
https://www.washingtonpost.com/opinions/president-trump-would-hand-china-the-world/2016/05/31/e4d1b1f8-2771-11e6-ae4a-3cdd5fe74204_story.html
<vReDRsvk>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
 ギリシャやイタリアが難民に滞在許可を出しているのは、債務問題への報復でしょうか?
<太田>
 いや、海からやってくる難民を追い返すことは、即、遭難死をもたらしかねないからだろ。↓
 Death toll for 2016 on migrant sea route to Italy doubles in just a week・・・
https://www.washingtonpost.com/world/europe/death-toll-for-2016-on-migrant-sea-route-to-italy-doubles-in-just-a-week/2016/05/31/577fbcd0-273c-11e6-8329-6104954928d2_story.html
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 まず、舛添問題から。↓
 <新たな疑惑。↓>
 「・・・金沢市や福岡市、東京都内などで実施した4回の講演で、舛添氏は移動の際、羽田空港や講演先とみられる場所まで公用車を利用していた。都のルールでは、知事の公用車は「都政との関連性が高い」と知事が判断すると「政務」としても使えるという。
 一方、「公務」としての講演も2回あり、講演料はいずれも舛添政治経済研究所に支払われていた。都は「公務で知事が講演料を得ることについて法律で禁止している規定はない」とし、問題ないとの見解を示している。」
http://www.asahi.com/articles/ASJ5062WRJ50UTIL04R.html?iref=comtop_list_nat_n05
 <「患者」の問診もせずに、受け売りのインチキ御託宣をするゲス医師。↓>
 「都知事は「傲慢症候群」? 精神科医が舛添氏の“特権意識”を指摘・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e9%83%bd%e7%9f%a5%e4%ba%8b%e3%81%af%e3%80%8c%e5%82%b2%e6%85%a2%e7%97%87%e5%80%99%e7%be%a4%e3%80%8d%ef%bc%9f-%e7%b2%be%e7%a5%9e%e7%a7%91%e5%8c%bb%e3%81%8c%e8%88%9b%e6%b7%bb%e6%b0%8f%e3%81%ae%e2%80%9c%e7%89%b9%e6%a8%a9%e6%84%8f%e8%ad%98%e2%80%9d%e3%82%92%e6%8c%87%e6%91%98/ar-BBtIqMP?ocid=iehp#page=2
 <「問診」したこちらシロウトが正解。↓>
 「舛添氏は「確信犯的タカリ体質」 新党改革・山内元事務総長が激白・・・」
  山内氏は「舛添氏は『自民党の歴史的使命は終わった』といい、勢いよく自民党を飛び出した。当時、国民的人気は高かったが、(自民党議員は)1人しか付いてこなかった」と振り返る。
 同年7月の参院選に向けて走り出すはずだったが、舛添氏は「忙しい」と言って候補者の選定作業なども任せきりにし、候補者に公認料を渡そうとしなかったという。山内氏は続ける。
 「結局、彼は自分のことしか考えていない。『自分の知名度で200万票ぐらい取って、政党交付金をもらえる政党要件だけ満たせばいい』といった発想だった。党のために汗をかいた候補者のことなど、どうでもよかったのだろう」
 舛添氏の狙い通り、新党改革は参院選比例代表の得票率が2%を超え、16年まで毎年約1億2000万円の政党交付金を受給することになった。
 「10年の参院選後、舛添氏は手のひらを返したかのように候補者に支部の解散を命じた。支部があれば運営費がかかるからだろう。引退したわれわれ元議員も『あなたたちはバッジがないので、もう関係ない』と排除された。党は乗っ取られ、党のカネは舛添氏が(事実上)独り占めした」
 舛添氏は13年7月の参院選に出馬せず、翌14年2月の都知事選で初当選した。知事選出馬に伴い、舛添氏が代表を務めた新党改革比例第4支部は解散したが、直前、当時の資金管理団体「グローバルネットワーク研究会」(現在は解散)に計約526万円が寄付されていた。週刊文春19日発売号は、これを「ネコババ疑惑」と報じた。
 文春は都知事選直前の14年2月にも、「舛添要一 投票直前スキャンダル!」「政党助成金で借金2億5000万円返済」という衝撃的記事を掲載している。舛添氏が勝手に約2億5000万円を借金し、政党助成金などで返済していたという内容だ。
 山内氏は「2億5000万円の件で、舛添氏に対する法的措置(=背任など)を考えている。近く弁護士と協議する予定だ」といい、続けた。
 「舛添氏は、正月の家族旅行(=千葉県の温泉施設)で『会議をした』を説明していたが、新党改革時代、あれほど会議が嫌いな男はみたことがなかった。あの言い訳はあり得ない」・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/11585803/
 <今後どうなるかについて、次々に憶測記事が・・。↓>
 「・・・消去法でいくと・・・ポスト舛添に小池百合子が急上昇?・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e6%ac%a1%e3%81%af%e3%82%b1%e3%83%81%e3%81%a7%e3%81%af%e5%9b%b0%e3%82%8b%e2%80%a6%e3%83%9d%e3%82%b9%e3%83%88%e8%88%9b%e6%b7%bb%e3%81%ab%e5%b0%8f%e6%b1%a0%e7%99%be%e5%90%88%e5%ad%90%e3%81%8c%e6%80%a5%e4%b8%8a%e6%98%87%ef%bc%9f/ar-BBtIxPY?ocid=iehp#page=2
 「・・・リオ五輪の閉会式で五輪旗を受け取る「大役」を花道に、舛添氏には勇退してもらう……こんなシナリオに都民が納得するかはともかく、すでに“落としどころ”も議論されているのだ。」
http://news.livedoor.com/article/detail/11587760/
 <どさくさ紛れにさつきちゃんを悪く言う奴は許さないぞー。↓>
 「・・・舛添さんの顔はそもそもハンサムとかではないし、シワやコケやたるみによって悪くなるというタイプの容貌じゃないし、昔から意地悪というか陰険な顔つきだったからトシとってそれが目立っても、あんまり気にならない。
 私がしみじみ加齢の残酷さを思うのは元奥さんの片山さつきさんのほう。・・・」
http://webronza.asahi.com/culture/articles/2016053000010.html?iref=comtop_fbox_u01
 <文春に比較しての新聞批判が盛んだね。
 (何度も言ってるが、日本の中央・地方政府は総体的にまともなので、国民はマスコミに「監視」役を果たしてもらうことを基本的に期待しとらんのよ。
 で、各政府とマスコミの間にも一定の信頼関係が確立してるってことなのよ。↓>
 「・・・官公庁や地方の役所には新聞やテレビの記者が常駐している。都庁にも「都政担当記者」が配されている。その本来の目的は「権力の監視」であり、記者クラブがその気になって取材すれば、都政の内部情報は溢れんばかりだ。
都政担当のある新聞記者に「知事の行状には本当に気づかなかったのか、それとも知っていてスルーしてきたのか」ときいてみると、「ほかの取材が忙しくて気づかなかった」「(先を越されて)正直、悔しい」との反応。・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e3%81%aa%e3%81%9c%e9%83%bd%e5%ba%81%e8%a8%98%e8%80%85%e3%82%af%e3%83%a9%e3%83%96%e3%81%ae%e8%a8%98%e8%80%85%e3%81%9f%e3%81%a1%e3%81%af%e3%80%8c%e8%88%9b%e6%b7%bb%e9%83%bd%e7%9f%a5%e4%ba%8b%e3%80%8d%e3%81%ae%e6%82%aa%e4%ba%8b%e3%81%ab%e6%b0%97%e3%81%a5%e3%81%8b%e3%81%aa%e3%81%8b%e3%81%a3%e3%81%9f%e3%81%ae%e3%81%8b/ar-BBtFygo?ocid=iehp#page=2
 「・・・新聞はスクープ合戦で週刊誌に負け続けている。はっきり言えば、昨今は『週刊文春』の“後追い”ばかりではないか。・・・」
http://mainichi.jp/sunday/articles/20160530/org/00m/070/001000d
 <一見もっともらしいが、丸で筋違いなこと言ってるね。
 舛添という確信的知能犯の詐欺・横領・窃盗に私やさつきちゃんを含む「善良」な人々が騙されてきたってだけよ。↓>
 「・・・「たたけば埃(ほこり)が出る身体」とは犯罪者に投げかけられる言葉ですが、彼は身体全体が「埃」でできているんじゃないかと思えるほどです。本来政治家たるもの、「誇り」でできてなければならないものを……。・・・
  しかし、彼を糾弾して辞職に追い込んだところで、次の汚職政治家が立つだけのことです。何ひとつ前に進んでいません。単に“ふりだし”に戻っただけのこ とですが、一般大衆のほとんどはこれで溜飲を下げ、満足してしまいます。それでは何の解決にもなっていないということを理解しなければなりません。
 そうではなく「なぜ彼が汚職ができたのか」「それを可能とした環境・制度は何なのか」を究明し、それを潰さないかぎり、同じことが繰り返されるだけです。
 しかし……実のところ、それはほとんど不可能です。なぜか……。・・・
 現実には、そうした大罪に与えられる罰はせいぜい「辞職」がいいところ。犯した罪の重さに比べてあまりにも軽すぎます。これでは実入りが大きい割に、バレたところでその罰が大したことないのですから、その罪を犯す誘惑に勝てないのも仕方ありません。・・・」
http://www.nikkeibp.co.jp/atcl/column/16/jinno_masafumi/053000011/?ml
 陸自もえらい災難だな。
 大どんでん返しが待っている、と思ってるの私だけじゃなさそうだな。↓
 「不明の小2見つからず…町が陸自に災害派遣要請・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160531-OYT1T50124.html?from=ytop_main3
 中原時代が、そして、谷川時代が、かつて終わったように、羽生時代もまた終わったってことだろうな。↓
 「弱点ない、スキない…20代の佐藤新名人は総合力・・・」
http://mainichi.jp/articles/20160601/k00/00m/040/073000c
 本日の中共官民の日本礼賛記事群だわ。
 (当局によるものばっかしで、一番最後のだけが官民合作。)↓
 「日本の大分県日田市大山町は29日、雨で街は霧に覆われていた。同町は、山や川が美しく、集落が点在しており、建っている家は中国の古代建築に似た雰囲気を漂わせている。同町は、昔から農業を中心としているが、日本、ひいては世界の「一村一品運動(地域振興運動)」の原点となったところで、「中国一裕福な村」と言われる江蘇省の「華西村」の日本版とも言われる。重慶晨報が伝えた。・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2016/0531/c94473-9065824.html
 「・・・捜狐は・・・「これらのことを知っていれば、日本が何も特別な場所だとも思わなくなる」と題する記事を掲載した。
 記事は、日本にやってきた当初は戸惑いを感じるかもしれないが、滞在期間が長くなるにつれて自然と慣れてくるような、日本社会の習慣について列挙している。例えば「ピーク時の電車には女性専用車がある」、「至るところにカラスがいて、人を怖がらない」、「みんなマスクをする。病気でなくても、すっぴんを隠すためにもする」、「コンビニでは目立つところに大人向け雑誌が陳列されている」などだ。カラスの多さは、日本人ですらしばしば恐怖を感じるのだから、初めて見た人の恐怖感は相当なものだろう。
 ほかには「日本のバラエティ番組の下品さは底なし」、「どんなに仲のいいカップルでも、歩くときには距離感を保つ」、「ティッシュを持ち歩かなくても、街でいっぱい配っている」、「車が人を譲り、人が車を譲るから、まごまごする」、「お金がピンチの時は、スーパーで値下げを待つ」といった点が挙げられた。中国では同性の友だちどうしでもベッタリくっついて歩く。日本人から見ると「あの女子2人はできてるのか」と思ってしまうほどである。
 また「家具や家電を捨てるのにお金がかかる」、「日本のいわゆる『公園』は、猫の額ほどの場所である」、「電車は人身事故が日常的で、起これば全線でストップする」、そして「何を見ても『可愛い』、何を食べても『美味しい』と言う」なども取り上げられている。」
http://news.searchina.net/id/1610737?page=1
 「・・・捜狐は・・・「いつか日本に行くことになった時には、こんなことに必ず気を付けろ」とする文章を掲載した。文章で掲載されたものは、気を付けるべきことというよりも、中国とは大きく事情が異なるために驚きかねないことという内容が目立つ。
 まず、「気を付けるべきこと」に分類できそうな内容について紹介しよう。最初は「日本の線路上で自殺をすれば、死のうが死ぬまいが処罰される。特にピーク時の損失は数億円に上り、自殺を試みた者あるいはその家族に対し、莫大な罰金が科される」としている。日本の都会における鉄道網の発達に驚く中国の人は多いが、人身事故の多さ、それに伴う混乱の大きさにはさらに驚きを抱くことだろう。
 また、日本の法律では未成年者の喫煙や飲酒が違法であり、未成年者にタバコや酒を販売した店舗も営業停止や罰金などの処分を受けると紹介。中国では未成年者の飲酒を禁じる法律はないため、まさに注意すべきことと言える。
 続いては、中国人にとって慣れない、あるいは驚くかもしれない事柄だ。「日本では幼児が『股開きズボン』を着ない」、「中国料理店に行くと必ずと言っていいほど杏仁豆腐がデザートに出される」、「日本のスーパーには荷物を預ける場所がなく、敵をにらむような視線を浴びせる万引きを監視スタッフもいない」、「日本のテレビドラマは週に1回。だいだい11回で終わる」といったものが挙げられている。中国ではドラマは毎日、しかも1日2話放送されることが多いのだ。
 このほかに、興味深いと思えたのは「日本の地下鉄や電車バスの座席はみんなソファのようであり、冬は暖気が、夏は涼しい風が出る」というもの。たしかに、中国のバスや地下鉄はプラスチック製のチープな座席が多く、長時間乗っていると尻が痛くなりそうになる。このあたりが、日本と中国における「人に優しいサービス」の差なのだろうか。」
http://news.searchina.net/id/1610823?page=1
 「・・・捜狐は・・・「日本でこんなことをしたら、罵倒されるかもしれない」と題して、日本では注意しなければならない、中国人が日常的にやってしまいがちな行為について紹介する記事を掲載した。
 記事は、日本でやったら罵倒されかねない行為として16点示している。取り上げられたのは「職場で朝、挨拶をしない」、「化粧をしないで出勤する」、「ゴミを分類しない」、「歩きタバコをする」、「所構わずカメラで撮影する」、「列に割り込む」、「自動車が歩行者を譲らない」、「公共スペースのコンセントを勝手に使う」、「レストランで食べ終わって一定時間が経過しても帰らない」といったものだ。
 また、公共交通機関におけるマナーについても複数言及されており、「電車の座席に荷物を置く」、「電車やバスの車内で物を食べる」、「電車やバスの中で電話をかける」、「電車やバスの中で大音量で音楽を聴く」などが挙げられた。さらには「お年寄りに席を譲る」という項目も。昨今中国や台湾のメディアにおいて「日本人が実はあまりお年寄りに席を譲らない」という話題に触れ、その背景を考察する文章が少なからず見られるのだ。
 さらには、「夜に自転車を無灯火で走る」という点も取り上げられた。これは他の市民に罵倒されるというよりも、警察官に呼び止められ説教をされるという色彩が強い。」
http://news.searchina.net/id/1610699?page=1
 「・・・網易は・・・「日本がキレイなのは知っていたが、ここまでキレイだとは思わなかった」とする記事を掲載した。
 記事は、日本が「世界で最も美しい国」と称される背景として年間を通して雨の多い海洋性気候という「天の利」に加えて、「潔癖」とさえ言われることがある日本人の習慣という「人の和」が欠かせないと説明。個々人が清潔さを保つことが、公共の環境を清潔にするうえで重要な役割を持っているとした。
 そして、日本人は一般的に歩きながら物を食べる習慣はないものの、全くやらないわけではないと紹介。ただ、街には食べかすや食品の包装が少ないのは「その後の処理をしっかりしているから」と解説した。また、留学時代に中国料理レストランで働いていた経験談として、出勤するとまず調味料の瓶をはじめとするあらゆる設備の大掃除を徹底的に行い、テーブルを拭く布巾も定期的に漂白して真っ白な状態を保っていると伝えた。さらに、毎日の仕事終わりには厨房をきれいに拭き掃除するとした。
 一方、日本は清潔であるものの「ゴキブリは特に多く、しかも飛ぶうえにサイズが大きい」と説明している。
 記事は最後に「もし個人が清潔を保ち、むやみにごみを捨てたりしなければ、中国も徐々にきれいな花園になるはず」とし、「他人を羨むよりも、自分から行動を起こし、小さなことから始めるべきである」と論じた。・・・
 記事は・・・「日本は清潔」という印象を持たれるのには・・・「個人の意識」にあると論じており、中国においても個人が身の回りを清潔に保つ意識を育む必要性があることを指摘している。」
http://news.searchina.net/id/1611065?page=1
 「・・・文匯報は・・・交通違反に対する処罰のあり方に関する特集記事の中で、日本における処罰の姿勢について紹介する文章を掲載した。おおむね「厳しい」という評価なのだが、一部には「思いやりがある」との印象を持っているようだ。
 記事は、日本の交通法規が整っており、重大な交通違反や交通事故の責任者に対しては、警察が厳しく管理して処罰すると紹介。信号無視であっても普通車で9000円の反則金と反則点が科されるとし、それが飲酒後の運転であれば非常に大きなペナルティが課されることを説明した。
 また、中国では違反点数が毎年リセットされるのとは異なり、日本では3年間累計されること、違反が6点を超えれば免許停止、15点以上になれば取り消し処分となることにも言及。一方で、軽微な違反の場合はその後1年以内に無事故無違反であれば、その点数はカウントされなくなるといった規定もあると伝えている。
 さらに、運転中の携帯電話操作に関する罰則が強化されていること、飲酒運転に対しては特に厳しく、飲ませた側の責任も問う「連座制」が実施されていることを紹介。後部座席のシートベルトの義務化、自転車の交通違反取り締まり強化についても触れている。 ・・・
 <また、>記事は「喫煙は頭を使う行為ではなく、運転に対する注意力への影響が小さいから」という理由で、運転手も運転中に喫煙が可能であると説明。そのうえで「これは、日本の交通管理がいかに人本位であるかを示す1つの象徴である」と解説しているのだ。」
http://news.searchina.net/id/1610768?page=1
 「・・・今日頭条はこのほど、日本の「飯炊き仙人」と呼ばれる男性がどのようにして美味しいご飯を炊いているのか、いくつもの写真を交えて解説する記事を掲載した。
 記事は、5月25日に北京で行われたイベントの様子を紹介し、日本で50年以上も白米を炊き続けてきた村嶋孟(つとむ)さんを紹介。村嶋さんは日本で「飯炊き仙人」と呼ばれ、日本にある村嶋さんの食堂は朝から行列ができるほどの人気だった。村嶋さんがこのほど北京で多くの報道陣の前で米を炊く工程を公開したのだ。
 記事は、村嶋さんが語る美味しいご飯の6大要素として「人、コメ、水、こだわりの研ぎ方、煮る、蒸す」であると紹介。今後村嶋さんは3年間中国に滞在し、自分の持つ技術を広め、弟子を育てる計画を持っているそうだ。」
http://news.searchina.net/id/1611064?page=1
 「・・・捜狐はこのほど、多くの中国人消費者が日系車を選ぶ理由は何と言っても「燃費の良さ」にあると指摘したうえで、なぜ日系車は燃費が良いのかを考察する記事を掲載している。
 記事はまず、日系車の燃費の良さの秘訣の1つは「車重が軽いこと」にあると主張。中国の消費者は車重が軽いことに対し、「手抜き」ではないかと考えがちだとしながらも、現在は多くの自動車メーカーが自動車の軽量化に取り組んでいることを指摘し、それもすべては「燃費向上のため」であると指摘した。もちろん、軽量化を行うにあたっては安全性が損なわれてはならないが、日系車は安全性の高さも折り紙付きであり、安全性が保証されたうえでの軽量化であると指摘した。
 さらに、2つ目の秘訣として、「エンジン性能の高さ」を挙げ、マツダのスカイアクティブエンジンなど、日本の自動車メーカーのエンジン技術は「自然吸気エンジンのなかでトップクラス」であると指摘。特にエンジン性能は燃費と直接的な関係のある存在だと指摘し、日系車の燃費性能は中国の日系車オーナーたちから高い評価を得ていると論じた。」
http://news.searchina.net/id/1611062?page=1
 「・・・今日頭条は、中国ブランド車の多くが、三菱製エンジンがないとやっていけないと紹介する記事を掲載した。
 記事によると、今では中国企業でも自主ブランドのエンジンを開発できるものの、売り上げの良い中国ブランド車のほとんどが三菱製エンジンを採用していると指摘。その理由として、核心技術を有していないことや、開発コストがかかるため購入した方が安いこと、技術は古くても信頼性があることなどを挙げた。
 これに対して中国のネットユーザーからさまざまコメントが寄せられた。
 「中国製品は品質が悪すぎる。質より量という考えだから」「中国車の品質は、日米欧韓などと比べるとまだまだ距離があることは、車が分る人ならみんな知っている」「三菱エンジンがなかったら中国の自動車メーカーの半分が倒産する」「朝から晩まで抗日していても心臓は三菱」「愛国者たちは自分の車に三菱製エンジンが搭載されていたらすぐに取り外さないとだな」「三菱エンジンがなくても中国車がダメになることはない。奇瑞や吉利から買えばいいだけ。品質だって三菱に劣らない」「中国自主開発のエンジンといってもトヨタや三菱のパクリなんだけどね」「よそのエンジンを使っているからといって永遠に使い続けるとは限らない。中国ブランドも努力し続ければ、いつかは中国製エンジンを採用するだろう。中国がんばれ!」」
http://news.infoseek.co.jp/article/recordchina_RC_140164/
 マルクス主義の復権が中共で唱えられるのは何の不思議もない。
 マルクス主義は、本来、論理的には、日本文明継受主義だからだ。
 また、そういう意味において、マルクス主義は欧米思想ではないのだよ。↓
 China’s economics students are being “brainwashed by Western theories” and need to read more Karl Marx, Chinese professors said in a letter to the Chinese Ministry of Education, amid a widening crackdown on foreign ideas.・・・
 The petition did not address whether Marx, a German-born political theorist, revolutionary and philosopher who spent much of his life in England, should be considered “Western.”・・・
http://www.taipeitimes.com/News/world/archives/2016/06/01/2003647641
 人類史における紛争の大部分は、農民等定着的な人々と遊牧民等非定着的な人々の間のものだった、という説があるんだね。↓
 ・・・The philosophical novelist and essayist Michel Tournier, who died in January, believed that nearly all human conflicts could be traced to the tensions between rootless and rooted peoples. He offers many examples in an essay called “Nomad and Sedentary” in his book “The Mirror of Ideas”: the fratricide in Genesis involving the sedentary farmer Cain’s murder of his nomadic brother Abel, a shepherd; the invention of barbed wire in America in the 1800s, which marked the sedentarization of pioneers and bloodshed over the rightful ownership of land; the conflicts between the nomadic Tuareg and the settled Saharan peoples; and the Nazis’ demonization of the Jews, imagined as rootless and thus unrighteous transients.・・・
http://www.nytimes.com/2016/05/30/opinion/clinging-to-our-roots.html?ref=opinion&_r=0
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太田述正コラム#8432(2016.6.1)
<一財務官僚の先の大戦観(その42)>
→非公開