太田述正コラム#8520(2016.8.1)
<皆さんとディスカッション(続x3056)>
<ブービータスキチ>(ツイッターより)(2016.7.31 20:00過ぎ)
≫・・・習ちゃんが(も?)小池支持・・・≪(コラム#8518。太田)

 小池、当確!
<太田>(ツイッターより)
 「…出口調査によると、自民党支持層の投票先として最も多かったのは小池百合子氏の52%で、同党の推薦候補だった増田寛也氏の40%を上回った。
 小池氏は、全体の半数近くを占めた「支持政党なし」の無党派層からも50%を獲得し…た。…」
http://news.livedoor.com/article/detail/11831648/
 大したもんだねえ。
 彼女の当選を寿ぎたい。
 この際、円満離婚でも何でもいいから自民党籍を離れてもらい、その上で、何年か後にでも、日本の「独立」志向の真正右派政党を立ち上げてくれたらなあ、なんて妄想を抱いてる僕は、欲張り過ぎかしら。
 とまれ、今回ですら投票率は5割位らしいが困ったもんだ。
 「…自民党内からは「恐ろしい結果だ」という声が上がっている。ある東京都選出の議員は、「総選挙は小池新党で候補者を立ててくるかもしれない」と懸念している。…」
http://news.livedoor.com/article/detail/11832193/
 僕の希望的観測じゃ必ずしもないようね。
 維新は解党して小池新党に合流を!
<太田>
 関連記事だ。
 確定投票。↓
http://www.tokyo-np.co.jp/senkyo/tochiji2016/
 「・・・東京都知事選で与野党の支援を受けない小池百合子元防衛相が勝利したことで、「第三極」のおおさか維新の会の存在に注目が集まりそうだ。馬場伸幸幹事長は早速、来年夏の都議選で小池氏と共闘する考えを表明。・・・」
http://www.sankei.com/politics/news/160801/plt1608010020-n1.html
 「・・・過去2年間、世界ではフランス・パリ、イタリア・ローマ、スペイン・バルセロナなど、主な大都市の首長に女性が当選しており、その追い風に乗った形となった。・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/08/01/2016080100465.html
 これで、松原も、人を見る目ゼロが確定。
 古賀君は、土地勘のない話について思い付き、口から出まかせをしゃべりまくる、戦後日本の「識者」、いや、「芸能人」の典型。
 「17日間あれば」完全に馬脚を現してただろな。↓
 「・・・民進党都連会長の松原仁衆院議員(60)は・・・「(候補者選定を一任されていたはずの)都連の流れとは違う流れで<鳥越さんに>決まった。内定していた候補者を覆した」と振り返ると「古賀さんなら結果は変わっていた可能性もあると思っている。行革のプロで体力もある。知名度は十分ではなかったかもしれないが、17日間あればブレイクしていた。鋭い政策を打ち出し、都民が『ホ~』と思う状況もあり得た」と述べた。・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/11832045/
<TA>
 コラム#8518の中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事に日本人の睡眠時間は短いといった内容があり、もしかしたら日本人はぐっすり眠れている(睡眠の質が高い)から睡眠時間が短くて済むのかな、という仮説が浮かんだので、いろいろと調べてみました。
 で、人間主義と睡眠時間の仮説を立ててから改めて過去コラムを検索すると、先に太田さんが結論を書いてくれていましたね。↓
 「確か、日本人は、人間中、最も睡眠時間が短いんじゃなかったっけ?
 それ、日本が世界で最も安心して寝ることができるところの、人間主義社会だからじゃねーの?」(コラム#8171。太田)
 「・・・09年の・・・データ・・・では日本人の平均睡眠時間は7時間50分で、韓国に次いで世界第2位の短さ。よく寝ているフランスに比べると1時間も短い。・・・」(コラム#7539。毎日新聞)
≫現在の狩猟採集社会での調査で、彼らが早寝でもなく睡眠時間が長いこともないことが分かったとさ。≪(コラム#7973。太田)
 これはこの研究の紹介記事でしょうか?↓
 「現代人は夜も必ず灯りが点灯しているような都会生活の中で忙しい毎日を送っているので睡眠時間が短くなりがちだと考えられているが、それでは、原始人に近い生活を送っている人々はどれだけ眠っているのだろうかと調べた研究チームがある。自然の中で狩猟採集を中心として暮らすアフリカとボリビアの3つの未開部族の94人に調査のための器具を装着してもらい、延べ1,165日のデータを集めた結果では、彼らの睡眠時間は5.7時間から7.3時間であり平均すると約6.5時間だったという(The Economist October 17th 2015)。」
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2329.html
 下掲のようなことを聞くと、その社会(文明)に最も適した睡眠時間というものがあるように思われます。↓
 「子ども(0~36ヶ月)の合計睡眠(夜の睡眠時間+昼寝の時間)の国際比較を見ると、日本は11.62時間で、最長のニュージーランドの13.31時間と比べると1時間半以上短く、調査17カ国中最も短時間睡眠となっています。」
http://www.suku-noppo.jp/data/sleep03
 「睡眠時間が長くなっても短くなっても死亡しやすくなる・・・。」
http://publichealth.med.hokudai.ac.jp/jacc/reports/tamaa1/index.html
 「・・・ストレスの軽減にも睡眠は必要である(というよりも、睡眠不足というのは一般にひどいストレスを引き起こすものである。睡眠を意図的に不足させることは拷問に使われることもあるくらいで、つまり睡眠不足というのは拷問に使われるほどに心身にとって苛酷な状態なのである)。・・・
 後天的に睡眠時間を縮めてコンディションを維持することについて、多くの睡眠専門医は不可能だと述べている。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9D%A1%E7%9C%A0
 で、その社会(文明)に最も適した睡眠時間というのはストレスの多寡によって決まるのではないか、と。↓
 「日中にはさまざまホルモンが使われています。
 するとその分解産物が睡眠物質(疲労物質)となり、それが睡眠中枢に作用して、しぜんと眠くなってくる仕組みがあります。ストレスがあると眠くなるのは、副腎皮質ホルモン(ACTH)が分解されるため、睡眠物質となり眠くなる仕組みが働いているからです。」
http://www.ii-suimin.com/mechanism/naze-neru.html
 「昔から「嫌なことがあったら寝て忘れろ」とよく言われる。なんとなくそういうものかと思ってきた人も多いと思うが、実際に寝ることが感情的な記憶をやわらげるのに効果的であることが研究で明らかになった。・・・
 ・・・感情を処理する脳の扁桃体の部分の活動が睡眠によって大きく低下し、また「夢を見る期間」といわれるレム睡眠の間はストレスに関係する脳内の化学物質のレベルが大きく下がることが分かったそうだ。
 このように睡眠は身体を回復させるだけでなく、心をも回復させるある種の「セラピー効果」があることが今回の研究によって明らかになった。
 嫌なこと、つらいことがあった日にはあまり考えすぎずにとりあえず眠ってしまうというのが、心の健康のためには最も有効のようだ。」
http://rocketnews24.com/2011/11/25/156251/
 大きなストレスを感じていると(必要な)睡眠時間は長くなる、という研究データがあるか探しましたが、いい典拠が見つかりませんね。↓
 「睡眠時間が長くなる最大の原因はストレスです。」
http://ロングスリーパー.com/%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%9F%BA%E7%A4%8E%E7%9F%A5%E8%AD%98/%E9%80%9A%E5%B8%B8%E3%81%AE%E4%BA%BA.html
 「睡眠には、日中蓄積された疲労を取り除いてからだを癒すはたらきがあり、同時にストレスも軽減されています。うまくストレスを発散できていないとその軽減に時間がかかり、より長い睡眠時間が必要になってしまいます。そのため、ストレスをなかなか解消できず抱え込んでしまいがちの人は、肉体的な疲労は感じなくとも長い睡眠時間になってしまうのです。」
http://gu-suri.com/neru/1135/
≫どの国でも女性の方が男性よりも睡眠時間が長く、かつ、寝起きが悪いんだと。(それにしても、(ここで引用はしなかったけど、)男女を問わず、日本人の睡眠時間は短いねえ。前に言ったように、日本人は記憶整理の効率がいいので長い睡眠を要さないからじゃないかな。・・・)≪(コラム#7695。太田)
 日本は例外的に男性の方が女性よりも睡眠時間が長いようです。男性の方がストレスが大きい女性優位社会であることの証拠でしょうか。↓
 「日本人は、男女とも睡眠時間が少ないですが、特に女性が寝ていないのが目立ちます。ほとんどの国では、男性より女性のほうがよく寝ているのに、日本では女性のほうが睡眠時間が短いのです。」
http://woman.president.jp/articles/-/741
 話は全く変わりますがご参考までに。↓
 「うまい棒」が35年にわたって支持され続ける理由
http://www.lifehacker.jp/2015/01/150115book_to_read.html
 「うまい棒」はソウルフード<なんです。>
<XpJ28FmQ>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
 天皇陛下は安倍総理嫌いの護憲派?〈生前退位の大疑問〉
 宮内庁関係者「天皇陛下は安倍さんの事が好きではない…ご懸念を周囲に示されていた」
http://news.ameba.jp/20160730-260/
 安倍さんが嫌いじゃなく自民党そのものが不快なのよ。
 宮内庁もそんな自民党にすり寄ったりしてきたんだから陛下の心情なんか判るわけない。
<太田>
 皇太子時代に先の大戦について書いた文章、また、(以前にコラムで言及したことがあると思うけど、)私も出席した、同じく皇太子時代の、帰国政府留学生達との懇談会で、中川八洋
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%B7%9D%E5%85%AB%E6%B4%8B
に注目し、彼だけ、再び東宮御所でお茶に招き、浩宮等とも懇談させたこと、だけ取っても、今上天皇が「護憲派」のワケないさ。
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 全て、中共関係。
 「日本文明」継受は着々と進んでいるようね。↓
 「スーパー銭湯をチェーン展開する「極楽湯」が中国で快進撃を続けている。海外初進出先の上海2店舗で入館者が年間計100万人を超え、9月にも湖北省武漢に3店目を出店する。
 同社の新川隆丈社長は、中国本土で10年以内にフランチャイズも含め100店舗にする強気の方針を明らかにしている。成長鈍化が続き、外国資本が相次ぎ撤退する中国ながら、スーパー銭湯が好調なのはなぜか。
 湯船にゆっくりつかる生活習慣のなかった中国。だが、上海市浦東新区に位置する極楽湯海外1号店の碧雲温泉館で館長を務める馬場保幸氏によれば、爆買い目的で訪日した観光客が日本の温泉文化に触れ、口コミやネットで評判を広げたことが大きいという。スーパー銭湯を中国にも作った極楽湯が、にわかに注目されるようになった。・・・」
http://www.sankei.com/world/news/160801/wor1608010001-n1.html
 以下、中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群。↓
 <これが当局の基本認識。↓>
 「・・・外匯通はこのほど、「日本は今なお世界の強国だ」と指摘したうえで、むしろ中国のほうが先進国になるためのチャンスを掴めるかどうか微妙なところであることを伝えている。
 記事は、世界各国は日本経済に対し、「もはや救いようがなく、死に体だと考えている」と主張し、日本経済は約30年にもわたって低迷を続けていると主張。だが、日本が高度に発達した国であることや、日本国民の豊かさについては誰も否定できない事実であると論じた。
 続けて、日本は中東諸国のようにエネルギー資源によって豊かさを手にした国ではなく、「第2次産業や第3次産業によって莫大な国内総生産(GDP)を生み出している」と主張。世界第3位のGDPを誇り、日本国外にも莫大な資産を有していると論じた。
 さらに、日本が本当に豊かな国かどうかは、日本人の平均寿命を見ればわかるとし、世界有数の長寿国であるには真の豊かさが必要であると主張。経済成長率の低迷から日本経済を見下すのは間違っていると指摘したうえで、「日本は今なお世界の強国であり、中国は日本を見くびってはならない」と論じた。」
http://news.searchina.net/id/1615443?page=1
 <これ、問いかけは当局のやらせで、答えの方の多くも当局のやらせだろな。↓>
 「・・・今日頭条に、あるネットユーザーが「日本が天国だと思うな」と題する文章を投稿した。
 文章は、日本が注目に値する国であることは認めつつも、ネット上に日本が完璧な民族であるかのような言論があふれていることに「理解できない」と疑問を呈し、日本人の本質には表と裏があると指摘する。
 例として、街中に美観を損ねる電線があふれていることを挙げ、「建物内には秩序を持たせるが外観は気にせず、都市空間への意識が低い」と指摘する。また、「日本人の穏やかな性格は世界的に有名だが、自らの発展と野心を阻害するものに対しては信じられないほど残酷になる」と指摘。イルカの解体の様子を撮影した写真を掲載して、「最も残忍で原始的な方法で海洋希少生物を殺害している」としている。
 文章は最後に、「もちろん、目的は日本文化を批判することではない。日本人には、勤勉さや伝統の尊重、新しいものを学び研究する精神といった長所が確かに存在する。しかし、日本が天国だと思わないでほしい。過度に外国を崇拝することは、自分たちの民族への皮肉と否定にしかならない」と訴えている。
 これに対して、ネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。
 「捕鯨と漁業がどれだけ違うのかわからない。中国の方がもっと残酷だろう」「(日本は)食うに困らず、病院もお金がかからない。授業料は無料。口にするものは清潔。ドブ油やメラミン、遺伝子組み換えなんてない…」「日本人と民度を比較してはいけない。天と地ほどの差がある。韓国人だって日本人とは50年の差がある」「『日本人が穏やか』?3500万人の同胞を惨殺し、東アジアや東南アジアの国々を蹂躙した日本人が穏やかだと?」「日本から帰ってきた友達が言ってた。表通りはきれいなのに、裏通りはすごく汚いって。これが民族性だろう。日本人は外見の礼儀正しさで、内面の残忍さを隠しているんだ」「日本企業で1年ちょっと働いて、毎日、日本人と会ってたけど、確かに裏表はある。少なくとも私が出会った日本人はね」「君は中国人には裏表がないと思ってんの?」「電線を地面に埋めないのは地震多発国だからだよ。もうちょっと勉強しような」「日本は天国ではないが、天国に一番近い。中国は地獄ではないが、地獄に一番近い」「完ぺきな民族なんてどこにもいない。他人の長所を認識して、自らの短所に向き合うことが重要なんだよ。相手の短所と自分の長所にばかり注目していれば気分は良いだろうが、それ以上は何もない」」
http://news.infoseek.co.jp/article/recordchina_RC_146268/
 <定番の、日本における「匠の精神」紹介記事2篇だ。↓>
 「・・・捜狐は・・・日本人について「極地を追求する」民族であると説明、寿司やうどんをはじめとする日本料理は「一目見ただけで食欲をそそる」ほどに「極められている」と指摘し、日本人は何事においても精根尽き果てるまで極めなければ満足しない民族だと伝えている。
 記事は日本人について「極端とも言えるほど、極地を追求する」民族であると主張し、こうした国民性は食の分野のみならず、技術開発をはじめとする「経済」においても日本に大きなアドバンテージをもたらしたと主張。
 例えば、自動車のエンジンを例に、エンジンの燃焼効率においても「内燃機関が持つ能力をほんのわずかな余力さえ残さず限界まで絞り出す」ために、燃焼効率が優れ、さらには環境性能も高いエンジンを開発したと指摘。日本の自動車産業が世界をリードする技術力を持つに至ったのも「日本人が極地を追求する民族だからだ」と論じた。
 記事は、日本人の民族性を「精根尽き果てるまで極めなければ満足しない」と形容しており、日本人が何事においても極地を追求するのは、そうすることが命以上に大切であり、日本人は「何事も極めたいという衝動に突き動かされている」という見方を示している。」
http://news.searchina.net/id/1615408?page=1
 「・・・中国科技網は・・・「日本の『富二代』はどのように『豚肉の中の和牛』を育て上げたのか」と題する記事を掲載した。記事では、養豚業で成功した父親を目標に、自らも努力と研鑽を積んで新たな品種のブランド化に成功した男性について紹介されている。そこには、中国が今目指している「匠の精神」のみならず、「富二代」と呼ばれる「2代目」の問題を考えるヒントが隠されていたようだ。・・・」
http://news.searchina.net/id/1615438?page=1
 <日本人女性礼賛。↓>
 「・・・今日頭条・・・記事は、「近年、日本の女性は活力がみなぎっている。特定の趣味を持った女性たちがいるが、その趣味の多種多様さにはたまげてしまう」としたうえで、さまざまな趣味の分野に興じる「女子」や「ガール」について紹介している。
 記事が紹介したのは「鉄子」、「農ガール」、「肉女」、「温泉ガール」、「旅ガール」、「仏女」、「森ガール」、「虫ガール」、「家ガール」の9種類。さらに、それぞれの類似系として「土木女子」、「スイーツ女子」、「御朱印ガール」、「カープ女子」、「山ガール」などについても触れた。」
http://news.searchina.net/id/1615413?page=1
 <日本における人間主義礼賛。↓>
 「・・・生命時報は・・・日本に病院に存在する「こどものホスピス」について取り上げた記事を掲載した。
 記事は、病を患った子どもたちについて「治療以外にできることがなく、単調な生活が子どものメンタルヘルスに悪影響を及ぼすのみならず、病状にもネガティブな影響を与えかねない」と説明。そこで、大阪にある小児病院では子どもたちが楽しく過ごせる療養環境を提供するための「遊園地」を作ったと伝えた。
 そしてこの「遊園地」が、脳性まひやがんなど重度の疾患を持つ子どもたちのために、大阪市の花博記念公園鶴見緑地内に建設された2000平方メートルの「こどもホスピス」であることを紹介。ホスピス内には世界各国から取り寄せられた草花が生い茂る他、プレイルームやテント、運動場、音楽室、キッチンといった設備が整っており、患者の子どもたちが美しい環境のなかでのびのびと過ごすことができるようになっていると伝えた。
 また、ホスピスでは教育や保育従事者などのスタッフが協力して、子どもたちの状況を24時間体制で管理しているとし、子どもたちは療養と同時に「健康な子ども同様に知識を学び、遊び、趣味を広げることができる」と説明している。
 <アングロサクソン文明も、ついでにだけど、ちょっとだけ顕彰されとるね。↓>
 記事で紹介された「TSURUMI こどもホスピス」は、2016年4月に開業したばかりの施設。英国の「ヘレン&ダグラスハウス」をモデルに、難病を抱える子どもたちの成長を見守ることを目的に作られた、全国初の医療機関併設でない、子どもを対象としたホスピスだ。」
http://news.searchina.net/id/1615094?page=1
 <日本人の車選好を通じて日本文明について語る記事。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「愛国」に関連して「日本人はどうして日本車を愛するのか」とする記事を掲載した。記事は「多くの中国人は『日本人が日本車を買うのは愛国心からだ』と認識している」と紹介。確かに日本人は強い民族的自尊心と団結心を持っているとしつつも、日本人が愛国心ばかりで国産車を愛用しているわけではないとの見解を示した。
 そのうえでまず、日本人と日本市場で絶大な人気を誇るハイブリッド車との関係について解説。道路事情や歩行者に道を譲る文化によりストップアンドゴーを繰り返す必要がある日本人にとって、ハイブリッド車が走行性能的にも経済的にも適しており、なおかつ日本政府がエコカーの普及を奨励していることから、日本のメーカーがハイブリッド車を積極的に導入し、消費者が好んで購入するという構図が成り立っている点を挙げた。
 また、排気量660cc以下で寸法にも制限があるという日本独自の規格である軽自動車が、燃費の良さ、税金の安さなどから日本国内で非常に高い人気を誇っている点、エンジンのシステムやデザイン、内装などにおいて、日本メーカーが外国メーカーよりも日本人の心をつかんでいる点などについても言及している。
 記事は「理性的な自動車文化、適切な政策による支援、強い製品力、非常に高いコストパフォーマンス、良好なブランドイメージが、日本における国産車シェアが94%という高い数字をもたらしているのである」と論じた。」
http://news.searchina.net/id/1615418?page=1
 <日本人の平均寿命の長さに日本文明の優位性が端的に表れているとする、慧眼の記事だ。↓>
 「・・・北京青年報は・・・中国人の平均身長が日本人を上回ったことは中国人を喜ばせたとしながらも、中国人は日本人より身長が高いことで満足していてはならないと論じる記事を掲載した。
 記事は、中国人の身長が日本人よりわずかに高いことは「体格面で優位」であることを示すに過ぎないと指摘。身長はもちろん遺伝的要因もかかわるが、栄養状態などの後天的な要因もかかわるものだとし、体格差よりも重要な存在は「知能指数」と「心の知能指数」であると主張した。
 続けて、身長が低くても頭脳明晰な人はいくらでも存在することを指摘し、実際に日本はアジア最多のノーベル賞受賞者を輩出している国であることがその証左だと指摘。わずかな体格差に喜ぶのではなく、中国は「知能」の強化に取り組むべきだとし、世界では大脳の潜在力を強化するための研究がすでに行われていると紹介した。
 また、中国でも2015年10月に「中国脳計画」という脳科学研究に関する計画を打ち出し、まもなく政府が計画を公布するはずだとし、脳科学研究によって知能の強化が実現し、「心の知能指数」も同時に向上すれば、人の能力は最大限発揮できるようになるかもしれないと論じた。」
http://news.searchina.net/id/1615420?page=1
 <ちょいとズレてしまっている残念な記事だ。↓>
 「・・・<どこの?(太田)>記事は、「日本は全国民がルールを守る国」であると紹介する一方、なかにはルールを破ってしまう人も当然存在すると紹介。その一例として、テロが多発し、危険な状況にあった中東を訪れ、テロリストに拘束された後に殺害された日本人に対し、日本国内では「自己責任」であると突き放す言論も見られたと伝えた。
 さらに、過去には認知症の高齢者が電車の線路内に入り、列車にはねられて死亡した事故が起きたことを紹介する一方、電車を運営する会社が遺族を相手に損害賠償を請求する訴訟を起こしたと紹介。これも電車の線路内に入ってはならないというルールから逸脱した行動をめぐって、訴訟問題に発展した事例であると論じた。
 記事は、日本が「ルールを守り、他人に迷惑をかけない」という暗黙の了解のもとで社会が成り立っていることを指摘しつつ、この暗黙の了解から逸脱した場合に対する日本社会の対応はいささか冷酷であると論じた。」
http://news.searchina.net/id/1615415?page=1
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太田述正コラム#8521(2016.8.1)
<一財務官僚の先の大戦観(その56)>
→非公開