太田述正コラム#8778(2016.12.8)
<皆さんとディスカッション(続x3185)>
<太田>(ツイッターより)
 軍事情報を得る目的の捕虜の拷問の可否を聞いた調査で、可が否を上回った国は3か国でナイジェリア、イスラエル、米国の順序。
 (調査対象は国連常任理事国5か国やスイスを含む15カ国とパレスティナ。)
http://www.haaretz.com/israel-news/1.757308
 アフリカ、中東、米国は有事だってことだな。
 先進国として希なことだが、20年以上ぶりに米国人の平均寿命が(0.1歳)短くなった。
 昨年喧伝された、中年白人の絶望による死亡率の上昇だけでなく、ヒスパニック系を除く広範な米国人の間で癌を除くあらゆる死因が増大している深刻な状況だとさ。
https://www.washingtonpost.com/national/health-science/us-life-expectancy-declines-for-the-first-time-since-1993/2016/12/07/7dcdc7b4-bc93-11e6-91ee-1adddfe36cbe_story.html?hpid=hp_hp-top-table-main_lifeexpectancy-12am%3Ahomepage%2Fstory&utm_term=.68c564a1a5ef
<zMFwHYoE>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
 産経の記事だけど、韓国の安全保障における面白い挿話。↓
 「米軍に納入するはずの燃料を安価な別物にすり替えて売り飛ばし、差額約60億ウォン(約6億円)を横領していた業者が検挙されたのだ。その数44人。・・・
・・・警察が米軍の協力を得て米軍基地内のタンクを調べたところ、軽油タンクに入っていた液体の95%が灯油だったという。」
http://www.sankei.com/west/news/161130/wst1611300038-n1.html
<890P0YwE>(同上)
 「政治家 行きつけ20選・・・」
http://www.asahi.com/special/seijishikin/outgo/?iref=com_spebox_n01
 麻生太郎や石原伸晃は相変わらずだが稲田朋美もすごいな。
<pFOd9Rww>(同上)
 産経の小森さんの記事ではあるが、人間主義者の悲しい性であり弱点が・・・。
 物事の是非より、とりあえず友好を優先してしまう。↓
 「「韓国に謝れ」産経に圧力をかけていた日本の政治家・・・」
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/48558
⇒「関連」記事だ。
 人間主義の日本は子供に対する性犯罪者にも優しい。↓
 「子への性犯罪、再犯防ぐには 容疑者「この癖ばかりは」・・・」
http://digital.asahi.com/articles/ASJCG3G2VJCGULOB005.html?rm=575 (太田)
<太田>(TSYさんからの小論考メールは省略)
 典拠を付けましょう。
 例えば、出だしの以下のような箇所です。
 「孫正義モデル サウジアラビアという外国の資金を、米国に投資させる。投資対象は電脳革命。・・・
海外資金を米国の電脳革命に投資させるという(=孫正義モデル)」
 (関連ですが、サウジ基金への投資(共同出資)と今回の米国への投資とは違う話なのでは?)
⇒孫さん自身がサウジ基金からの投資だと言明してますね。(後出)
 失礼しました。(太田)
 「Razak首相への賄賂が報道されたマレーシアの投資会社『1MDB』を取り扱っていたのはゴールドマンサックス(3回の債券取引で運用益6000億円。ゴールドマンの取り分は600億円。首相へは230億円)。」
<TSY>
 ご指摘感謝します。お忙しいのに、個別の返信をしていただいて申し訳ない。
 マレーシアの投資会社関連は、下記記事の要約です(書くときには記憶で書いています)。
 Trumpの経済政策が、海外資金の米国導入(ゴールドマンサックスのような機関投資家を活用した)と電脳革命投資とのセットであるというのは、僕の思いつきです(すぐに引用できるような典拠を僕本人は思いだせないのです)。
⇒せめて、他人の引用なのか、御自分の考えなのかが分かるようにするといいですよ。(太田)
 太田さんの筆法は、僕の知る限りの著述家のなかで、一番無私というか、透明度の高い記述が多く、そこが、太田さんの所説を読む楽しみの一つです。
 典拠明示はその透明さを支える基本的知的手法だと理解しています。
 「オリジナリティなど田舎者の妄言」というニヒリストを思わせて、こだわりの多い自分を恥ずかしく思うことがしばしばあります(建設的な反省になります)。
 ソクラテスにも、ベンサムにも、ヒュームにも、実人生で遭遇せず、ノーベル賞級の頭脳に弟子としてしごかれる機会もなく、同級生との激しい知的切磋琢磨も、経験していない、これが僕の持ち分です。
 さえない体験とその観察。そのなかで自分が納得して身につけた癖のようなものがあります。
 何かを調べるときには、対象を自分のすでにもっているもので計測し、結果を自分のことばでまとめるということです。この対象についての他の人の意見を聴く(活字を読む)のは二次的な行為とあえて決めつけています。
 一種の知的蓄積の否定です。
 これがどれくらい極端かというと、僕は今度、統計学を数学的に勉強しようとおもっているのですが{データと結論の相関性を統計学用数学とそのソフトで導いている研究が医学、生物で増えたから)そのときに、大学生用の統計数学の基本書を読む前に、我流で統計数学を考えて、分析方法をつくり、それの要所要所に自分で公式とその証明をたてていく、というやり方をとります。
 幼稚でも一分野の基礎を自分の手で組んでみるという感じでしょうか(典拠はデカルトの方法序説と、パスカルの確率という分野を作ったときの逸話です)。
 こうやってから、本を読むと、頭によく入るし、その分野を作った人の根幹となっている態度、発想法、視点に敏感になれます。
 達成度が低いという批判もありえますが(また立派な専門家になるための辛抱が不足しているという個人的事情もありますが)、こういうやり方でトロトロしてから、言葉らしきものを並べています。
 理論的、事実的に破綻しない限り、僕は自分の思いつきを大事にしますが(よい思いつきは、僕のというより、天からの下されものというギフト感覚がありますから粗末にはできない)、間違ったとき、あるいはよりよい説にであったときは思いつきを破棄、修正することには潔くありたいと思います。
 長くなりました。以上が小論のでだし(総論)に、いつも典拠がつけられない、僕側の事情説明です。
■ マレーシアの投資 2016.12.03.Financial Times ePaper US edition
 Ex-Goldman dealer faces ban over 1MDB links
 Singapore regulator cites unauthorised letter and fines two other banks
<以下、省略(太田)>
http://digital.olivesoftware.com/Olive/ODN/FTUS/Default.aspx (←有料サイト(太田))
⇒私の2番目の例示の典拠を有難うございました。
 FTを有料購読されているとはスゴイですね。(太田)
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 なんじゃい、こりゃ。↓
 「GDP年1・3%増 下方修正、7~9月期改定値・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016120801000731.html
 「5年度の名目GDP、31兆円かさ上げで532兆円–基準改定、研究開発費など加算・・・」
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS08H0R_Y6A201C1MM0000/?dg=1&nf=1
 孫さん、既に決めていたらしい話でもってトランプ・ヨイショに成功、という記事だ。↓
 A Japanese Billionaire Just Showed How Corporations Are Going to Manipulate Trump・・・
 First, it seems likely that SoftBank was already planning its big investment in the U.S. before Trump’s win. The money, Son explained, was coming from a $100 billion tech fund SoftBank had created with Saudi Arabia back in October. ・・・
 <個々の企業トップと話をつけるトランプのやり口そのものを批判。↓>
 This is part of what’s so deeply worrying about Trump’s publicity strategy of cutting deals with individual businesses to keep jobs in the U.S. It’s bad enough that companies that refuse to cooperate when the White House comes knocking will face the risk of retribution. But it also creates an opportunity for a favor-seeking CEO to engage in some high-level crony capitalism.・・・
http://www.slate.com/blogs/moneybox/2016/12/07/softbank_s_ceo_shows_how_corporations_can_manipulate_trump.html
 真珠湾攻撃記念日を契機とする記事でこんなんもあった。↓
 Resurgent Japan military ‘can stand toe to toe with anybody’・・・
http://edition.cnn.com/2016/12/06/asia/japan-military-pearl-harbor-anniversary/index.html
 日本の和菓子を紹介。↓
 In Japan, Sweets Take On an Artistic Role・・・
http://www.nytimes.com/2016/12/07/fashion/in-japan-sweets-take-on-an-artistic-role.html?hp&action=click&pgtype=Homepage&clickSource=story-heading&module=mini-moth&region=top-stories-below&WT.nav=top-stories-below&_r=0
 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
 <人民網から。読んで字の如し。↓>
 「・・・日本の岡山県の倉敷中央病院が来年度から導入を予定している試験が、史上最高難度の採用試験と話題になっている。日本人の細部へのこだわりがどれ程のものなのか見てみよう。・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2016/1207/c94689-9151790.html
 <ルポ記事も載ってた。↓>
 「日本の「ネットカフェ難民」に聞いた職場での辛さ・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2016/1207/c94473-9151764.html
 <以下はサーチナより。
 まずは、定番の、現在・近未来の日本礼賛。↓>
 「・・・緯度財経は・・・中国国内では「日本経済の衰退論」や「アベノミクスが日本を破壊した」、「日本は間もなく破産する」といった主張が数多く見られるようになったと伝える一方、「日本はそう簡単に倒れる国ではない」と指摘する記事を掲載した。
 記事は、中国国内で日本経済に対する衰退論が持ち上がった背景には、領土をめぐる対立や歴史問題などによる中国人の日本に対する嫌悪感があると主張。中国人は日本経済の衰退を願ってやまないからこそ、日本経済の衰退論が吹聴されるのだと論じた。
 一方、日本経済がバブル崩壊後に停滞を続けているのは事実としながらも、「20年以上も停滞しているのに、それでも日本経済は世界3位の経済大国である」と指摘し、戦後に勤勉さと高い効率によって急激な成長を実現した日本経済はそう簡単には倒れないと主張した。さらに、日本政府の債務はすでに国内総生産の200%をゆうに超える水準にまで積み上がっているものの、債権者は日本の企業や国民であるため、「日本人が日本という国を信頼している限り、債務危機が生じることはない」と指摘した。
 また記事は、日本で高齢化が問題となっていることについて、「日本はすでに外国人労働者の活用を始めている」と伝えつつ、日本で働く外国人のうちもっとも多いのは中国人であると指摘。さらに中国は日本から多くのハイテク製品や製造業にとって重要な基幹部品を輸入していると伝え、日本経済は中国にとっても「無くてはならない存在」であることを指摘し、「日本が嫌いだからといって、日本経済を軽視することはあってはならない」と主張している。」
http://news.searchina.net/id/1624752?page=1
 <日本の住宅の内装を礼賛。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本と中国における装飾の差をどう見るか」とする記事を掲載した。日本人と中国人では住宅の内装に対する意識が大きく異なるようである。その違いはどこにあるのだろうか。
 記事はまず、「中国人に比べて日本人は内装についてよく知らない。地元の建材市場がどこにあるか答えられないのだ」と説明。それは「日本の新築物件の大部分はきれいに内装が施されており、中国の新居のようにスケルトン状態ではないからだ」とした。また、比較的年代の古い中古住宅についても、販売前に企業がリフォームを行うため、購入後に内装を大きくいじるというケースは少ないことを伝えている。
 そして、日本人は内装をあたかも工業製品のように扱い、集合住宅などは「工業製品のユニット設置」がメインとなっていると紹介。キッチンやトイレ、浴室、クローゼットなどは標準に基づいて設計された工業製品なのであるとした。一方で、標準化デザインというのは、「どの家庭でも同じように配置する」訳ではなく、住む人の家族構成に基づいた空間づくりや機能の設置が行われているのだとした。
 さらに、日本の内装施工には実に多数の業者が出入りすると紹介。企業間で高度な分業がなされており、それぞれ非常に細かく専門性の高い仕事がなされているとも伝えた。
 記事は、「中国の一部都市の住宅価格は日本と同じだが、中国人は住宅購入に高い値段を出すことは良しとしても、内装に多くのお金を支払うことは受け入れがたい」と説明。しかし一方で、10年が経過すると新たに内装をいじるケースがしばしばであり、結局のところ「中国人が一生に費やす内装費用は、日本人と同じくらいになってしまうのである」としている。」
http://news.searchina.net/id/1624699?page=1
 <日本の養豚技術を礼賛。中共も裨益しとるとさ。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本から取り入れた養豚技術が今、中国で広く用いられている」とする記事を掲載した。
 記事は、従来の形式による養豚は周囲の環境に悪影響を与えるほか、抗生物質などの薬物の濫用が豚の健康や肉の品質に影響を及ぼすと紹介。これらの問題は日増しに顕著になっており、養豚業の健全な発展が阻害されてしまっているとした。そのうえで、発酵床による養豚技術を「新型の健康な養豚方式である」と紹介。微生物の発酵技術を用いることで、養豚で発生するニオイや環境汚染の問題を低減できる「省エネかつ環境に優しい養豚だ」と説明した。
 そして、人や物、水の資源を大幅に節約でき、養豚の効率も高まり、抗生物質の使用も減らせる発酵床養豚技術は、日本が真っ先に研究に取り組んだものであるとし、中国では江蘇省鎮江市が、おがくずの発酵床を用いた養豚技術を初めて日本から取り入れたと解説。その後、発酵床の技術は中国国内で徐々に広まりつつあるとしている。」
http://news.searchina.net/id/1624702?page=1
 <日本車買えキャンペーンが執拗に続いている。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日系車の安全性をめぐるデマの存在を指摘しつつ、「こうしたデマはいつ生まれ、なぜ広まったのか」を考察する記事を掲載した。
 記事は、デマが発生した理由について「何の理由もなく生じたものではなく、何らかの主張が根拠になっているはず」だと主張したうえで、日本車メーカーは世界各国で車を販売するうえで「現地の法律や消費者のニーズに合致させた車を販売している」と主張。中国国内であれば、自動車を販売するためには「C-NCAP(中国車両安全基準)」と呼ばれる安全性能評価に合格する必要があるが、「C-NCAPは欧米の基準に比べて緩いのが現状」と指摘した。
 さらに、自動車の安全性を高めた場合、車両の価格が上昇するのは当然であり、低価格の車は安全装備が省略されていることも多いと指摘し、「欧州で高い安全性能評価を獲得している日系車は中国で売れ行きが芳しくないことも多く、これは価格が高すぎるため」だと論じた。
 <ちょい、ガス抜きも。↓>
 また記事は、日本車と一括りにしても、実際には同一価格帯の車であっても各ブランドや車種で安全性能に大きな差があると主張。だが、米国車はブランドや車種間で安全性能にばらつきが小さいと主張したうえで、「安全性能に相対的に劣っていた一部の日本車の事故などが原因でデマが生まれ、反日感情を背景に拡散した」可能性があるとの見方を示し、車種やモデルによって安全性能にばらつきが生じるということはあってはならず、自動車メーカーは安全性に対して厳格な基準を設けるべきではないかと主張している。」
http://news.searchina.net/id/1624741?page=1
 <これは、純粋な日本車買えキャンペーンだな。↓>
 「・・・日頭条は・・・日系車と言えども、結局は中国人が生産している車であると指摘し、「その意味では日系車を購入することは愛国的行為と言えるのではないか」と主張した。
 記事は、多くの中国人が日系車に対して複雑な感情を抱いており、日系車を購入することを咎める論調が存在することを指摘する一方、中国国内で販売されている日系車は日本の自動車メーカーと中国企業による合弁企業が生産している自動車であるとし、工場で働いているのも中国人であると指摘。
 さらに、日本の自動車メーカーと合弁企業を設立している第一汽車や上海汽車、東風汽車などは、いずれも国有企業であるうえ、合弁企業の株式のうち51%は中国企業による出資であると指摘。中国人が日系車の不買を行い、日系車を購入することを非愛国的と主張するのは「道理に合わない」と論じた。」
http://news.searchina.net/id/1624758?page=1
 <日本の自動車運転マナーを礼賛しつつも、若干ガス抜きもしている。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本の自動車交通に関する3つの奇妙な状況について「中国人には理解できない」として紹介する記事を掲載した。記事は、日本という島国には驚きが至るところに存在するが、自動車を運転するうえでも奇妙な現象が3つあるとしている。
 1つ目は、白い自動車がやたら多いこと。記事は、日本人が「白い自動車は夜の運転でより安全であり、なおかつ汚れも見つけやすくて手入れがしやすい」と考えていると紹介。また、白い車は売る時にも値崩れしにくいと説明している。
 2つ目に挙げたのは、車間距離を5メートル以上空ける点だ。これは「前車との追突の危険を避けるため、また信号が変わった時のリスタートに十分な距離を保つため」としている。一方国内では、「車間距離を空け過ぎると割り込みや軽車両の無理な横断が発生するのでかえって危険」であると経験上から紹介した。そして3つ目は、70歳以上の高齢ドライバーを随所で見かけること。高齢化が進む日本では免許証に年齢制限がないため、また身体状況が良好な高齢者が多いため、高齢者ドライバーが多数存在するのであると説明した。」
http://news.searchina.net/id/1624736?page=1
 <やや斜に構えた、日本へ行けキャンペーン。↓>
 「・・・中華網は・・・中国やベトナム、インドネシアなどから日本に来ている技能実習生の失踪が年々増加していると伝え、
 記事は、日本が受け入れている技能実習生の多くは中国人であることを紹介しつつ、失踪する技能実習生についても「その大半が中国人だ」と指摘した。
 また、2011年から15年までの5年間で失踪した中国人技能実習生の数は約1万人に達すると伝えつつ、「中国経済の発展により、中国人の所得も徐々に伸びてきているものの、それでも失踪して不法滞在する中国人にとって日本の給与水準は依然として魅力的なのだ」と主張した。
 さらに、不法滞在の中国人にとって、以前は「不法滞在であることを知っている」中華料理店などでしか働き口がなかったとしながらも、日本が2015年4月に外国人が日本で起業する際の制限を撤廃したことで、不法滞在者の働き口が増えたと主張。多くの中国人が経営管理ビザを取得して日本で会社を設立するようになったことで、こうした会社では「人件費を抑えるために不法滞在者を雇用している」と伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1624727?page=1
 <ガス抜きだな。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本人利用客は日本の鉄道サービスに不満を抱いていると主張する記事を掲載した。
 記事は日本の鉄道について安全、時間に正確、手軽に利用可能、配慮の行き届いたサービスなどの点で「世界の誰もが褒め称える」交通機関であったと説明。一方、こうした評価はすでに「過去のものになりつつある」と説明し、「鉄道に対する日本国民の不満は日ごとに増しており、この不満は過去には想像できないレベルに達している」と指摘した。
 記事は日本の経済誌が掲載した日本の鉄道サービスに関するアンケート調査を紹介。記事は、同アンケートは鉄道に対する不満を調査したものであり、2257件の回答が得られたと説明、結果は「いつも不満を感じている乗客」が26.1%、「時おり不満を感じている乗客」が53.9%に達し、両者を合計すると「80%にも達する」と紹介した。
 さらに、不満の理由は数が多い順に「車内が混み過ぎる」、「しょっちゅう遅れる」、「乗客のマナーが悪い」、「乗車券が高すぎる」、「本数が少なすぎる」、「駅の設備不足」、「鉄道会社が乗客のニーズを満足させることができない」、「車内の設備不足」だったと紹介した。」
http://news.searchina.net/id/1624680?page=1
 <これは、行間を読まねばならず、習ちゃんが、簡単に核武装できるんだから、とまで元記事で書かせ、更に、サーチナに核武装を勧めるコメントを付けさせ、日本人に核武装しろ、と迫っているのよね。↓>
 「・・・一点資訊はこのほど、日本は核兵器を生産するうえで求められる技術と原料は保有していると主張し、仮に日本が核兵器を保有すれば国際社会から孤立し、経済制裁を受けることになると主張した。
 まず記事は、「もし核兵器が正義の手中にあるなら人類の利益となるかもしれないが、悪の手中に収まるなら人類は恐ろしい災いを経験することになるだろう」と説明している。日本は世界において「悪」であり、日本に核兵器を保有させてはならないというのが記事の見方だ。
 続けて、現在の日本はまだ核兵器を保有していないとしても、日本は原子力や核に関する世界一流の技術を持つとしたほか、日本には核兵器を生産するうえで必要な原材料も存在するとし、「日本にとっては、ただ機が熟しさえすれば核兵器を製造することなど手の平を返すほど簡単なことだ」と説明。
 また記事は、「もし将来、米国の力が弱まって日本を監督できなくなり、日本が平和憲法の束縛を突破して核兵器を持つようになったら、どうなるだろうか」と問いを提起。この問いに対する見解として、「たとえ米国大統領が日本の核武装に同意しても、米議会や米軍は同意しないほか、安全保障理事会の常任理事国も欧州各国も同意しないはず」と説明、また日本は核拡散防止条約(NPT)から脱退することになり、国際社会から孤立しそして経済制裁を受けることになるはずと主張した。
 <このサーチナ・コメントに注目。↓>
 北朝鮮による核攻撃の可能性など日本が標的になる危機がなければ、日本が核武装をする理由はなくなるだろう。しかも日本の世論は絶対に核武装を許さない。だが仮に、共通の道徳感覚がなく、話し合いが通じない危険人物を前にした場合においては、脅威から家族の命を守る措置を講じるのは絶対に正しいことだろう。日本は核武装の是非を含めて、武力による脅威からどのようにして日本の安全と平和を守るかを真剣に考えなくてはならないだろう。」
http://news.searchina.net/id/1624701?page=1
 どんどん人事を進めてるトランプ。↓
 「中国大使にアイオワ州知事 習主席と「旧友」・・・」
http://mainichi.jp/articles/20161208/k00/00e/030/187000c
 <国土安全保障長官にも退役軍人(海兵隊大将)。↓>
 Trump presidency: Border hawk ex-general to run US security・・・
http://www.bbc.com/news/world-us-canada-38243281
 <地球温暖化否定論者を環境庁長官に!↓>
 Trump Picks Scott Pruitt, Climate Change Denialist, to Lead E.P.A.・・・
http://www.nytimes.com/2016/12/07/us/politics/scott-pruitt-epa-trump.html?hp&action=click&pgtype=Homepage&clickSource=story-heading&module=first-column-region&region=top-news&WT.nav=top-news
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<太田>
 余計な負担をかけて恐縮ですが、ハードディスクを届いたケースに入れたのですが、電源、USBコードをちゃんとつけてEpsonに繋いでも全くエクスプローラー上に表示されません。
 メーカーに質問するにしても、何かやってみることはないでしょうか。
<K.K>
 実機を所有していませんので推測の部分等があることはご理解ください。
*1.*まず、電源スイッチがONになっていることを確認してください。
*2.*次に、[エクスプローラ]で見えないのと[ディスクの管理]で表示されないの
とでは、意味が異なります(*1)ので下記の手順で[ディスクの管理]で表示されて
いるか確認してください。
*1:先日、日立のHDDを物理フォーマットしようとして、途中で止まってしまい
ましたが、あの時MBRだけはフォーマットされてしまったのであれば、日立のHDD
にはパーティションが無いことになり、[エクスプローラ]では表示されないです。
*1)*[スタート]ボタン上で右クリック⇒展開したメニューの上から7番目の[ディ
スク管理(K)]をクリックしてください。
*2)*この時、下掲の画像のウィンドウが表示された場合は(表示されなかった場
合は*3*)に進んでください)、日立のHDDは認識はされているけれどパーティショ
ンが無いためにエクスプローラでは表示されなかったということになります。
[MBR(マスターブートレコード)(M)]ラジオボタンにチェックを入れて(*2)、[OK]
ボタンをクリックしてください。
*2:日立のHDDは1TBですのでGDPである必要はありません。
 次に、2016/12/03付のメール「DELL XPS8300のソフトウェア的整備I」の「I-
5」の手順を参考にして、任意のドライブレター・任意のボリューム名でパー
ティションを作成してください。その後、エクスプローラで作成したパーティ
ションが表示されるか確認してください。
*3)*[ディスクの管理]ウィンドウで日立のHDDが表示されているか確認してくだ
さい。日立のHDDとEpsonの内蔵HDDは共に1TBですが、Epsonの内蔵HDDには
[Data0-Epson(D:)]というパーティションが存在していますから、容量とパー
ティションの有無で日立のHDDを判別してください。
 日立のHDDが[ディスクの管理]ウィンドウで表示されていた場合は、その旨連
絡してください。日立のHDDが[ディスクの管理]でも表示されていなかった場合
は、手順*3.*に進んでください。
*3.*日立のHDDを増設したUSB3.0ポート(コントローラはRenesas)に接続している
場合は、元からあるUSB2.0/USB3.0ポート(コントローラはIntel)に接続して
[ディスクの管理]で日立のHDDが表示されるか確認してください。
 接続するUSBポートを変更して、認識されるようになったのであれば増設した
USB3.0ボードのドライバの問題だと思います。(仮に、ドライバの問題であろう
と判別できた場合でも、CDからのドライバのインストールは今の段階では行わな
いでください。)
 接続するUSBポートを変更しても、[ディスクの管理]で日立のHDDが表示されな
かった場合は、手順*4.*に進んでください。
*4.*日立のHDDをDELLパソコンの背面のUSB2.0ポートに接続して、[ディスクの管
理]で表示されるか確認してください。
<太田>
 4、までやったけれど、ダメでした。
 ケースに納まり、ネジ止めも全てできているので、接触不良とも考えにくいです。
<K.K>
 先日、日立のHDDを物理フォーマットしようとした時できなかったわけですよね。これがあるので、外付けHDDケースの側に問題があるとは結論付けられないと思います。
 DELLパソコンのサイドパネルをもう一度開けて、光学ドライブのSATAケーブルと電源ケーブルを接続して、もう一度物理フォーマットを試みてみますか?DELLパソコンにもう一度日立のHDDを接続するのは、内蔵HDDとしては正常か確認する意味もあります。
———————————
太田さん、↓この方と同じで、USB3.0のドライバが原因の様な気がします。それで、今の時点ではEpsonパソコンはあまりいじりたくは無いので、明後日ぐらいにDELLパソコンのUSB3.0のドライバを最新のものにして検証するということでどうでしょうか?
「日立の1TBのHDDを内蔵してUSB3.0接続でベンチマークを取ってみました。・・・
■トラブル&注意点
当時はマザーボードがインテルのP67でインテルサイトからドライバを落としてインストールしてやっと認識しました。
USB 3.0: Renesas Electronics* USB 3.0 Driver
その後、どうもPCとつなげたままPCの電源を落とし、再度電源入れた時に認識しないことに。インテルでもAMDマザーボードでも。接続端子はUSB3.0。それからUSB3.0のドライバが上がったら自動で認識するようになりました。」
http://noiseder.com/gw3-5aa-sup3mb/
<太田>
 了解。
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 中継器を1階に設置し、インターネット接続ができました。
 しかし、2階での設定、1階での作業、どちらも相当手間取りました。
 で、結果的に、1階のNECパソコンを2階の富士通旧で置き換えました。
 NECでインターネット接続ができず、原因究明したところ、[ネットワークプロトコル不足]というこれまでも、繋がらずにしばしば出るエラー表示に加え、[windowsソケットレジストリエントリ不足]という初めてお目にかかるエラー表示に目を丸くし、富士通旧でやってみたら、やっぱりインターネット接続ができなかったので、2階の親機をチェックしたところ、端末が緩んでいました。
 で、一件落着したのですが、親機に問題がない場合でも、NECで[ネットワークプロトコル不足]で繋がらない悲哀を何度も経験してきたのと、今回のように、無関係なエラー表示を出すのでは困る、と、この際、富士通旧に置き換えた次第。
 コンピューターシステムって、やっかいですねえ。
注:NECでは、 [ネットワークプロトコル不足]は修復できていました。
しかし、その分、余計な手間がかかっていたわけです。
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太田述正コラム#8779(2016.12.8)
<米リベラル知識人の内省三(その1)>
→非公開