太田述正コラム#8806(2016.12.22)
<皆さんとディスカッション(続x3199)>
<佐久市長 柳田清二>(ツイッターより)
 【<一>昨夜(12月20日)の轟音・情報収集】
 轟音についての状況や意見を寄せて下さい。
 これまでも轟音を防衛省に問い合わせると明らかになるときもありますが「該当機なし」という答えがあります。
●どこの国の飛行機が佐久市上空に飛来しているか回答出来ない政府に大きな疑問を持ちます。
<太田>(同上)
 同報送信されている内の1人なので傍観していましたが、反響が大きいようなので一言。
 日本国民は自ら米国の属国たることを選択し続けて現在に至っており、在日米軍の基地を通じて米国人は自由に出入国できますし、米軍の艦艇、航空機等が自由に来航し、日本の上空を飛行することも当然できるんですよ。
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 「…憲法9条について、戦争放棄をうたった1項を「改正すべきではない」との回答が52%を占めた。
 一方、戦力不保持を定めた2項に関しては「自衛隊の保持とその役割を明記すべきだ」が36%で最も多く、「国防軍の保持とその役割を明記すべきだ」の17%と合わせて改正容認が5割を超えた。
 「改正すべきではない」は21%だった。
 1項を「改正すべきではない」は半数を超えたが、昨年の調査からは5ポイント減少した。「改正すべきだ」は21%(前回比4ポイント増)、「わからない」は26%(同2ポイント増)。…」
http://mainichi.jp/articles/20161222/k00/00m/010/051000c
 世論はまともな方向に変化しつつあるが、日本国民中、憲法第9条改正論者は、まだ実質17%だ、と見た方がいいだろう。
 習ちゃんが引き続き日本「独立」/再軍備政策を遂行することついては心配ないけれど、トランプ次期米大統領閣下、ぜひとも、選挙公約通りの、安全保障面でのキツーイ対日圧力をかけてくれよな。
<qAMqFeik>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
 「領土問題ゼロ回答へ 安倍首相“プーチン恫喝”に大ショック・・・
 ロシアは日本に対して『北方領土に米軍が駐留する可能性はあるのか』と、何度なく聞いています。
 これは、日米関係を見直さないと北方領土は渡さない、というロシア側のメッセージです。・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/12423717/
って天木直人氏が言っているそうなのですが、『米軍は北方領土には駐留しません』って日本側は明言できないの?
<太田>
 明言しようがしまいが、「北方領土」(の全部または一部が)日本の主権下に置かれれば、安保/地位協定上、そこへの(米軍の恒常基地設置を拒否することはできても、)米軍がその領海、領空に自由に出入りする権利までは否定できない(上述)ので、そう明言する意味は殆どない。
 もちろん、ロシア側だってそんなことは承知の上だ。
 日本側の領土要求を、単に撥ねつけているだけじゃ芸がないので、綾を付けた表現を時に用いてるってだけさ。
<TA>
 <いずれも未公開の>コラム#8803とコラム#8805の区切り方は、コラム#8803の「「3月2日・・・」以降
をコラム#8805の頭に持って行った方が良いのではないでしょうか。
 (区切りの悪さにびっくりしました)
<太田>
 コラム#8805の第二段落以降を数行書いたところで、その部分の終わりまで書くとコラム#8803が長くなり過ぎるし、そもそも書くだけの時間がない、と判断したものです。
 (コラム#8805の第一段落は、改めて同コラムを書き始めた時点で思い付き、挿入を決めた、という経緯があります。)
 区切りが悪いとおっしゃるけれど、コラム#8803の最後は「。」を付けても成り立つ文章なので、同コラムを読み終わった段階ではそれほど不自然さを感じなかったのでは?
 なお、コラム#8805の冒頭部分を本文とは切り離した囲み記事にするかどうか、相当迷いましたが、やはり本文中で扱うべきだ、と結論付けた次第。
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 あんれま、再び、自民党「タカ」派命、に先祖返りした産経。↓
 「譲位めぐり政府と対立する気満々の民進党 大好きな「立憲主義」に反するのではないか?・・・」
http://www.sankei.com/premium/news/161222/prm1612220008-n1.html
 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
 <日中市民の交流を奨励する習ちゃん。その1。↓>
 「活路を求めて中国にやって来る日本のエリート定年退職組・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2016/1221/c94473-9157617.html
 <その2。↓>
 「中国人留学生が慕う「頼れるお姉さん<中共人>」・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2016/1220/c94473-9157005.html
 <その3。↓>
 「杭州のアニメ企業が日本に「漫画家村」設置・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2016/1221/c94473-9157551.html
 <高知県の防災対策を礼賛。↓>
 「・・・新華網は・・・台風や豪雨そして大津波の高いリスクを抱える高知県における、積極的な防災対策について紹介する記事を掲載した。記事はまず「われわれの究極的な目標は、災害における死亡ゼロだ」という尾崎正直・高知県知事の話を紹介したうえで、同県が防災減災予算を従来の200億円足らずから現在約400億円まで増やしていることを伝えた。そして、東日本大震災における大津波による甚大な被害をうけて避難所1445カ所、津波の危険が高く、天然の高台がない地域に専用の避難タワー115カ所の設置に着手、現時点で大半が完成した紹介している。
 一方で、防災減災対策をより強固にすればするほど財政を圧迫する状況を打破すべく、同県では日本国内で率先して防災産業チェーン構想を打ち出したとも説明。防災減災に関する製品を開発し、行政がこれらの製品の性能に対して認証を行い、日本全国さらには世界に広めることで利益をあげる仕組みであり、現在までに圧縮性の高い備蓄用毛布、アレルギー成分のない缶詰、品質保持期限が5年の飲料水など116アイテムが県によって認定されており、2015年には25億8000万円の利益を生み出したと伝えた。
 記事はまた、幼稚園や小中学校付近に津波避難タワーを設置、幼児でも自力で登れる構造や、バリアフリー設備を採用するなど、細かい部分にも抜かりなく取り組んでいることを紹介。学校では防災減災に関連した活動を盛んに実施するとともに、毎月少なくとも1回は津波避難訓練を行うことが規定されていること、今年11月末には国連主催の「『世界津波の日』高校生サミットin黒潮」を同県内で開催したこと、そして同県が6言語からなる外国人向け防災ハンドブックを用意し、宿泊施設で定期的に防災訓練を実施する事を求めていることなどについても触れた。」
http://news.searchina.net/id/1625742?page=1
 <日本官民のレアアース対策を礼賛。↓>
 「・・・東方頭条はこのほど、中国はレアアースをたたき売りすべきではなく、レアアースの活用方法を日本から学ぶべきとする記事を掲載した。
 記事は、中国が環境を犠牲にしてレアアースの採掘を行ってきたとしながらも、レアアースの採掘・生産では十分な利益を得られていないことを指摘。一方の日本は早くからレアアースの「戦略的備蓄」、「回収の強化」、「脱レアアース戦略」の3つを柱に対策を取り、レアアース産業で優位を保ち、レアアースの製品化で大きな利益をあげていると紹介した。
 また、日本国内に大量に存在する「都市鉱山」から「レアアースを回収して再利用」する技術を積極的に開発し、レアアースに依存しない代替材料の研究開発は国家戦略にも位置付けられ、日本はレアアースという資源調達において「非常に恐ろしい成果」を挙げていると紹介し、日本のレアアース対策を評価した。
 では今後中国のとるべき対策はどのようなものだろうか。記事は、「中国はレアアースを輸出することで満足していてはいけない」と指摘し、効率的かつ環境に優しい採掘、都市鉱山からの回収やリサイクルが重要であり、より少ないレアアースでさらに性能の良い工業製品を開発することで、国際競争力を高め、利益とレアアース産業における優位性を確保することを、この先数十年の努力目標とすべきだと論じた。
 ・・・記事は最後に、資源の乏しい日本が「資源調達でどのような対応を行っているかを見てしっかり学ぶ」ことが肝心だと主張した。」
http://news.searchina.net/id/1625716?page=1
 <一見ガス抜きだが、日本にマクロ経済面での奮起を促しているとも読める。↓>
 「・・・中億財経網は・・・「衰退した日本経済」という論調が日本と中国の経済競争における優劣を語るうえでの1つの論拠となっていると説明する一方で、日本経済の衰退論に同調する日本の態度は「うさんくさい」と指摘している。
 記事は、日本経済はバブル崩壊後、第2次世界大戦後における最も長い不景気の真っ只中にいると説明。この状態を改善しようとする安倍晋三首相の3本の矢も大きな効果を挙げられていないと主張したうえで、2020年にGDP600兆円を実現するという安倍首相の目標は現実と大きな乖離があると論じた。
 また記事は、日本の政府総債務残高のGDP比は世界ワースト1位であることや、トランプ氏が米国次期大統領に選出されたことによって環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の「離脱宣言」は日本にとって泣きっ面に蜂であり、経済復興の希望が見えない状態であるとも説明した。
 しかし、こうした経済状態について日本国内のメディアが「広く宣伝している」だけでなく、日本経済の衰退を唱える海外の論調に対しても「日本は反論せず、また恐れを示したり、慌てたりすることがないだけでなく、むしろこの論調に同調さえしている」と説明、こうした日本の態度は「裏がある態度であり、うさんくさい」と主張し、日本は経済が低迷していると印象付けることで、真の経済力を隠し、経済復活に向けて煙幕を張っているとの見方を示した。」
http://news.searchina.net/id/1625711?page=1
 <これも一見ガス抜きだが、日本に国家戦略の策定を促しているとも読める。↓>
 「・・・匯金網は・・・高速鉄道が国家戦略に関わる存在になった今、受注競争における中国優位は変わらないと主張した。
 記事は、インドがムンバイ-アーメダバード間の高速鉄道に新幹線を採用したことは「日本が中国に一矢報いた」ものという見方があると伝える一方、「約50年も前から存在する新幹線が後発組である中国高速鉄道と受注競争を展開しているほうがおかしい」と主張。日本は中国が高速鉄道の輸出を積極的に推進するまで新幹線の輸出を大々的に行ってこなかったと論じた。
 続けて、高速鉄道の輸出は確かに簡単に儲かるものではなく、これまで高速鉄道の莫大な建設コストを負担できる国や地域が少なかったのも事実だとしながらも、中国が自国に世界一の高速鉄道網を構築したことで「世界に高速鉄道ビジネスの模範を示した」と主張。それによって世界の新興国が高速鉄道の建設を検討し始めたと指摘したほか、高速鉄道ビジネスは単に鉄道インフラを建設するだけでなく、資金やサービスの提供、さらには相手国に対する開発援助という戦略的意義も帯びることになったと論じた。
 また記事は、インドが新幹線を採用したのは「新幹線の技術だけが評価されたのではなく、インドの国家戦略も大きく関わっている」と指摘し、もはや高速鉄道の技術やコストは受注競争における最重要な要素ではなくなったと指摘。
 安全保障を含めた国家の戦略に関わる高速鉄道に対し、中国には「一帯一路」によって相手国に大きな利益をもたらせるという優位性があると主張する一方、日本にはこうした戦略がないと主張、高速鉄道市場における今後の受注競争でも中国優位は変わらないとの見方を示した。」
http://news.searchina.net/id/1625731?page=1
 <これもまた、一見ガス抜きだが、日本に、軍事技術・軍事産業の発展を促しているとも読める。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「もし日本が軍事発展の制限を解除したら、軍事力は簡単に中国を超越できるか」とする記事を掲載した。
 記事は、戦前における日本の航空エンジン技術は確かに優れていたものの、敗戦によって大型機械や航空エンジン、精密材料の技術は深刻なまでに寸断されたと紹介。日本は戦後驚異的なスピードで経済を回復させ、科学技術大国となったが、軍事開発の制限によって整った、独立した軍需工業体系を作れていないと説明した。
 そのうえで、「民間工業が発展した日本でもし軍事発展の制限がなくなったら、短期間のうちに中国を超越できるだろうか」と問いかけるとともに、「答えはとても簡単だ。不可能である」とした。
 今の日本の工業は、電子、複合材料などの一部分野で中国を上回る世界トップレベルに達しているほか、民間企業の技術レベルも中国以上であると説明。しかし、熱機関や火器といった部分では著しく後れており、大国の軍隊として不可欠な、戦車砲や飛行機エンジン、遠距離ミサイルなどより複雑な分野に対する独立した研究製造能力を持っていないと論じた。そして、このような現状は短期間のうちに挽回することはできず「中国を超えるなどなおさら不可能である」としている。
 記事はまた、この100年で短期間のうちに飛躍的な軍需工業の発展を遂げた国は、計画経済の下で理工系教育が盛んに行われたソ連と、ソ連から工業、学術で支援を受けてきた中国の2カ国だけであると説明。たとえ軍事発展の制限がなくなっても、現在の国際環境で日本が当時の両国のような状況を作ることは難しいと論じた。」
http://news.searchina.net/id/1625713?page=1
 トランプが、初めて経済政策の(通商産業政策担当の新設)重要ポストに経済学者を起用したことが話題になっている。
 なお、政府ポスト経験者が少ないという傾向も堅持されている。↓
 President-elect Donald J. Trump on Wednesday named a strident China critic, Peter Navarro, to lead a new White House office overseeing American trade and industrial policy, in the latest sign that Mr. Trump is moving to reshape relations between the world’s two largest economies.
 <これに加え、(ユダヤ人)投資家のカール・アイカーン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%B3
を規制問題顧問に起用。(無給)↓>
 Mr. Trump also said the billionaire investor Carl Icahn would serve as a special adviser on regulatory issues, another area of economic policy in which the president-elect wants big changes.
 The appointments reflect Mr. Trump’s ambition to increase economic growth by hammering at what he regards as critical roadblocks.
 <共通項は規制緩和派で対中通商強硬派であること。↓>
 He has promised to expand American manufacturing by reducing federal regulation and by preventing what he has described as unfair competition from Chinese manufacturers. The choices of Mr. Navarro and Mr. Icahn also reflect Mr. Trump’s manifest preference for advisers who are loyal, and who do not have government experience.
 Mr. Navarro, 67, a professor at the University of California, Irvine, who holds a doctorate from Harvard, is the only credentialed economist in Mr. Trump’s inner circle. ・・・
http://www.nytimes.com/2016/12/21/us/politics/peter-navarro-carl-icahn-trump-china-trade.html?hp&action=click&pgtype=Homepage&clickSource=story-heading&module=first-column-region&region=top-news&WT.nav=top-news&_r=0
 米国でロシア嫌いが30年前の高い水準に。
 (対露の振幅の大きさという病理をいまだに克服してないってだけのこと。(太田))↓
 Russia’s popularity among Americans sinks to 30-year low, new poll finds・・・
https://www.washingtonpost.com/news/worldviews/wp/2016/12/21/russias-popularity-hits-30-year-low-in-u-s-new-poll-finds/?utm_term=.c27d772af197
 ルーマニアで初の女性、初のイスラム教徒、が首相へ。↓
 Romania Set for First Female, and First Muslim, Prime Minister・・・
http://www.nytimes.com/2016/12/21/world/europe/sevil-shhaideh-romania-prime-minister.html?ref=world
 当コラムに何度か登場したハラリが、欧米流自由主義(/全球主義)への信認が著しく下がっているが、過去にもそんなことは何度もあったと主張。
 (今度は、人間主義勢力の持続的台頭が同時並行的に進行中、という点で過去のケースとは違うでよ。(太田))↓
 In the future, 2016 may be remembered as the year in which Westerners lost faith in the liberal story.
 It may therefore be remembered as the counterpoint to 1989. ・・・
 ・・・since the global financial crisis of 2008, people all over the world have become increasingly disillusioned with the liberal story.・・・
 More and more Americans and Europeans are convinced that liberalisation and globalisation are a huge fraud that serves the interests of a tiny elite at the expense of the masses. ・・・
 In the long run, however, 2016 may turn out to be similar to 1968, 1933 and 1914.
 On all these previous occasions, Westerners lost faith in the liberal story only to eventually embrace it again.
 The people who voted for Hitler and Mussolini eventually built the West German and Italian democracies, and the youngsters who rioted in 1968 eventually went on to become Wall Street traders and Silicon Valley entrepreneurs.
 We probably haven’t yet reached the last chapter of the liberal story.
http://www.bbc.com/news/world-38302729
 無性生殖よりも、コストがかかるところの、有性生殖の方が、子孫が病気に罹る度合いが小さいからこそ、有性生殖が優位となって現在に至っている、とさ。
 Study claims sex exists to avoid disease・・・
http://www.taipeitimes.com/News/world/archives/2016/12/22/2003661727
 これがホントなら、ニュートン時代、アインシュタイン時代、の次の時代が到来しつつあることになるが・・。↓
 「「重力もダークマターも実在しない。幻想である」物理学者が宇宙の定義を完全に覆す理論を提唱! 科学革命が起き始めた! ・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e3%80%8c%e9%87%8d%e5%8a%9b%e3%82%82%e3%83%80%e3%83%bc%e3%82%af%e3%83%9e%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%82%82%e5%ae%9f%e5%9c%a8%e3%81%97%e3%81%aa%e3%81%84%e3%80%82%e5%b9%bb%e6%83%b3%e3%81%a7%e3%81%82%e3%82%8b%e3%80%8d%e7%89%a9%e7%90%86%e5%ad%a6%e8%80%85%e3%81%8c%e5%ae%87%e5%ae%99%e3%81%ae%e5%ae%9a%e7%be%a9%e3%82%92%e5%ae%8c%e5%85%a8%e3%81%ab%e8%a6%86%e3%81%99%e7%90%86%e8%ab%96%e3%82%92%e6%8f%90%e5%94%b1%ef%bc%81-%e7%a7%91%e5%ad%a6%e9%9d%a9%e5%91%bd%e3%81%8c%e8%b5%b7%e3%81%8d%e5%a7%8b%e3%82%81%e3%81%9f%ef%bc%81/ar-BBxqkS7?ocid=iehp#page=2
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<太田>
 <昨夕、>以下を発注しました。
・CT1050MX300SSD1:ヨドバシカメラ、入荷後出荷。
・W3N1600PS-L8G:アマゾン、届くのは22日。
・WD20PURX SATA3.0 5400rpm 64MB:アマゾン、届くのは23日
 従って、外付けHDDケース用HDD関係作業が先行することになりそうです。
≫「DELLパソコン」が起動している状態から、「Epsonパソコン」の電源を入れた場合は、「DELLディスプレイ」に何か映ると思うのですが、「DELLパソコン起動状態からEpsonパソコンの電源を入れる」という手順でも「DELLディスプレイ」に何も映らないということでしょうか?≪(コラム#8804。K.K)
 DELLパソコンを起動したら、DELLディスプレイは正常に映りました。
≫「Epsonパソコン」が既に起動している状態から「DELLパソコン」の電源をいれても、「Epsonディスプレイ」には既に「Epsonパソコン」の出力が表示されていますから、「Epsonディスプレイ」の入力を入れ替えない限り「Epsonディスプレイ」には「DELLパソコン」の出力は表示されない可能性があります。また、ログインしない限りデュアルディスプレイにはなりませんので、「LGディスプレイ」には何も表示されません。≪(同上)
 まさに、これが、私の遭遇した状況だったように思われます。
≫ 「Epsonパソコン起動状態からDELLパソコンの電源を入れた」場合、12月17日付メール「DELL-XPS8300デュアルディスプレイ化」の「<3>-B」の操作を行っても「Epsonディスプレイ」に「DELLパソコン」の出力が表示されないということでしょうか?また、「DELLパソコン」でログインを完了しても「LGディスプレイ」に何も表示されないでしょうか?≪(同上)
 「<3>-B」の操作を行ったら、ちゃんと表示されました。
<K.K>
><昨夕、>以下を発注しました。
・CT1050MX300SSD1:ヨドバシカメラ、入荷後出荷。
 何かヨドバシ側からキャンセルされる場合もあるそうです。
 「30日経過時点で取り寄せる見込みがないものや30日間経つ前でも商品が確保できないことが分かった場合はキャンセルとなります。」
http://torisedo.com/31331.html
<太田>
 W3N1600PS-L8G と WD20PURX SATA3.0 5400rpm 64MB とが、本日12:00過ぎに一緒に到着しました。
<K.K>
 <デュアルディスプレイ環境に関してですが、>現時点では、下記のように「Epsonディスプレイ」に「DELLパソコン」のBIOSとログイン画面が表示されると思います。
A:「DELLパソコン」のメインディスプレイが「Epsonディスプレイ」である場合
Epsonパソコン—(デジタルケーブル)—DELLディスプレイ(EpsonパソコンのBIOSとログイン画面表示)
Epsonパソコン—(アナログケーブル)—Epsonディスプレイ
DELLパソコン—-(デジタルケーブル)—Epsonディスプレイ(DELLパソコンのBIOSとログイン画面表示)
DELLパソコン—-(アナログケーブル)—LGディスプレイ
「DELLパソコン」で、12月17日付け「DELL-XPS8300デュアルディスプレイ化」の「<2>-5」の操作で、「LGディスプレイ」を「DELLパソコン」のメインディスプレイに設定すると、「DELLパソコン」のログイン画面が「LGディスプレイ」に表示されるようになります。(BIOSは、やはり「Epsonディスプレイ」に表示されます。)
B:「DELLパソコン」のメインディスプレイが「LGディスプレイ」である場合
Epsonパソコン—(デジタルケーブル)—DELLディスプレイ(EpsonパソコンのBIOSとログイン画面表示)
Epsonパソコン—(アナログケーブル)—Epsonディスプレイ
DELLパソコン—-(デジタルケーブル)—Epsonディスプレイ(DELLパソコンのBIOS表示)
DELLパソコン—-(アナログケーブル)—LGディスプレイ(DELLパソコンのログイン画面表示)
 主として「Epsonパソコン」をデュアルディスプレイで使用し、「DELLパソコン」はシングルディスプレイで使用する場合は、「DELLパソコン」のメインディスプレイは「LGディスプレイ」に設定した方が使いやすいと思います。(「DELLパソコン」のディスプレイの設定を「セカンドスクリーンのみ」に設定するという方法もあります(*1)。)
 主として「DELLパソコン」をデュアルディスプレイで使用し、「Epsonパソコン」はシングルディスプレイで使用する場合は、「Epsonパソコン」をシングルディスプレイに設定しておく(*1)方が使いやすいと思います。
*1:12月17日付け「DELL-XPS8300デュアルディスプレイ化」の「<4>-A」を参照してください。
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太田述正コラム#8807(2016.12.22)
<渡正元『巴里籠城日誌』を読む(その17)>
→非公開