太田述正コラム#8906(2017.2.10)
<皆さんとディスカッション(続x3249)>
<太田>(ツイッターより)
 第二次世界大戦中に、ポーランド人達は、狩り出してナチスに突き出したりしたことを含め、少なく見積もっても直接的間接的に20万人を超えるユダヤ人達を殺害した、と同国生まれで父親がユダヤ人のカナダ在住の歴史学者が指摘した。
 吐き気を催すぜ。
http://www.haaretz.com/world-news/europe/.premium-1.770707
 BBCが、日本人が(左操輪で巨大で悪燃費の)米車を買わないのは当然だ、それに、今では、米国人達が買う日本車の大部分は米国で製造されている、トランプのアホめ、という映像入記事2篇を載せた。
http://www.bbc.com/news/business-38894819
http://www.bbc.com/news/business-37997746
<七氏>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
 私からすると、引き下げでいいんでない?
 適用されたこともないし、普通に生きていれば縁もないんだが。皆さんはどう?↓
 「少年法適用「18歳未満」に 法制審に諮問–刑罰見直しも議論へ・・・」
http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLASDG09H7L_Z00C17A2MM8000/
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 全く同感。
 ところで、チョイ深ヨミすると、このコラムの筆者、谷川前会長が三浦九段をクロ判定したのも、「切り死に覚悟で相手の懐に飛び込むような戦い方」をし(、その結果、勝負に勝って試合に敗れ)た、と言ってることになりそー。↓
 「・・・谷川名人は、古今東西あらゆる分野の中で不世出の勝負師と思う・・・
 <相>手の玉・・・の捉え方が、切り死に覚悟で相手の懐に飛び込むような戦い方・・・
 谷川以前の棋士は終盤の入り口で相手をどう仕留めるかを読んでいた。ところが、谷川以後は中盤の入り口で収束を読む。敵は「気が付いたら首と胴体が離れていた」という負かされ方をする。「光速の寄せ」と呼ばれるゆえんである。
  あまりにも美しい勝ち方ゆえに、負けた相手が感動する。あらゆる勝負の世界で、そのような勝ち方ができる勝負師が何人いるだろうか・・・」
http://ironna.jp/article/5689

 三浦九段のインタビュー記事の元記録なんだろうが・・。↓
 <第三者じゃないんだから、そこの説明を、ゲスの勘繰りでいいから試みなきゃ※。
 三番勝負だったら、二番勝てばいいんでしょ、と言われた場合の反論を見越して・・。↓>
 「・・・私にとっては全部大事な一局ですけど、なぜか私の対局相手が勝った将棋は疑惑の対象から外して、逆に負けた将棋は対象に入れるとか、言いたくはないんですけど私を嵌めようとしたのか、それともこうしないと矛盾が生じちゃうから、どうしてもそういう結論に持っていこうとしたのか。・・・
 <形成良しと判断してたんであえてコンピューター(スマホ)に頼らなかったんでは、と言われるだけ。説明不足。↓>
 竜王戦(挑戦者決定戦)・・・の三番勝負で私が勝った二局目と三局目は、一致率が高かったという理屈・・・ですが、二局目のとき、私は長考して悪い手を指しているんですよ。私自身が長考してコンピューターより悪い手っていうか、コンピューターがこの手は最善手じゃないっていう手を。・・・
 <※と同じ。↓>
 (昨年10月11日に)連盟から呼び出されたヒアリングでも、私はそのことを強調して伝えたのですが、なぜかあまり相手にされなかったんですよ、そういうことを言っても。・・・
 <※と同じ。↓>
 私を疑っている人はみな、私の性格をよく知ってるはずの人たちばかりなんで。私が無実というか、シロだと分かっている人もいたと思うのに、どうしてこんなことになるんだろう。それが一番、不思議でした。・・・
 <そんなこと言ったら、(三浦九段と「疑惑」局を対局した)渡辺竜王、や(かつて三浦九段と対局したことが何度もある)谷川前会長が「不正をしている」と「分か」ったのは重いってことね、と言われるだけじゃん。↓>
 何で私と同じ世界に身を置く棋士で疑った人がいるのかな、って逆に不思議に思うこともあります。私も対局者だったら、きっと不正をしているかどうかは分かるだろうっていうのがありますんで。・・・
 <さっさと、名誉棄損訴訟を起こさなくっちゃダメじゃん。↓>
 私が不正をしているという噂をまき散らし将棋界を無茶苦茶にした観戦記者の小暮克洋氏だけは、許せないという気持ちはありますね。私の場合、渡辺明竜王との対局直前に「週刊文春」が疑惑を報道するとの情報が飛び回り、連盟が急きょ出場停止処分を下しました。この文春報道が私の人生を狂わせるきっかけになったのは紛れもない事実です。・・・」
http://ironna.jp/article/5686
 イスラム勢力による海賊行為に悩まされるドゥテルテ・フィリピン大統領が米中に支援要請。
 (日本に要請が来ないことに忸怩たる思いを持て。(太田))↓
https://www.ft.com/content/0f23b6aa-eeb3-11e6-930f-061b01e23655
 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
 <まず、人民網から。
 日本語出来ないだろうから、要は、人民にもっと本を読め、と言っている?↓>
 「読書好きにはたまらない!本が読み放題のホテル「泊まれる本屋」–日本・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0208/c94689-9175392.html
 <前回のの続き。↓>
 「冬の日本ドラマ総ざらい 「キャスト」プラス「高い実用性」(二)・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0208/c94473-9175477.html
 <日中交流人士の紹介。↓>
 「日本で「重慶の味」を伝える名シェフ・明信江さん・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0209/c94473-9175824.html
 <これもそう。↓>
 「「成都人」三枝富博氏が成都と訣別 イトーヨーカドー新社長に就任・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0208/c94473-9175328.html
 <こっからはサーチナより。
 最高度に日本ヨイショを行いつつ、人民に奮起を促している。↓>
 「・・・環球時報は・・・「2040年におけるアジアの超大国は中国ではなく、日本だ」とする米メディア、ビジネス・インサイダーの7日付文章を紹介する記事を掲載した。
 記事はまず、中国に対する指摘を紹介。2015年の中国全体のGDPについて、東北部と沿海部の2地域がほぼ半分を占めており、中部や西部はそれぞれ20%程度となっている一方で、西部地域の面積が全体の半分以上を占めているとし「人口が多く、土地が広いことは中国に多くのメリットをもたらすが、それは同時に諸刃の剣だ」と論じたことを伝えた。
 また、中国は他国にない人口動員能力を持ち、大規模な軍隊の配備によって国防力を強化する事ができる反面、「それは安全面でより多くの投資をしなければならないことを意味する。しかも、中国は内陸国であり、外敵からの侵入を受けやすいのだ」としたことを紹介している。
 一方で、日本についてはGDPの3分の1を首都圏エリアが占めているものの、中国とは異なり「富の配分がより均等である」としたほか、中国に比べて遥かに人口の少ない日本は地域格差や経済の溝に対応する必要がなく、「単に東京の1人あたりの収入が顕著に全国平均より高いだけに過ぎない」と解説したことを紹介。
 また、日本が持つ最大の問題点は「食品や原材料の輸入依存」であり、高齢化にかんしては「日本も中国も同じ」との見方を示したこと、日本が海に囲まれた島国であるとともに米国と同盟を結んでいることもメリットに挙げ「今は中国に劣るも、今後徐々に優位性を増し増し、やがてはアジアの超大国になるだろう」と結論づけたことを伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1628942?page=1
 <(中共の一部だというタテマエの)台湾の記事を引用している点がミソ。やや、特殊な話だが・・。↓>
 「・・・参考消息網は・・・日本の商業施設を訪れた台湾のネットユーザーが、「彼氏専用休憩スペース」を発見して驚いたとする台湾メディアの報道を紹介する記事を掲載した。
 記事は、台湾のあるネットユーザーが広島を旅行していた際、あるアパレルショップの中に「彼氏専用の豪華な休憩スペース」があるのをたまたま見つけて目を丸くしたと紹介。そのスペースを詳しく見てみると、単に椅子があるだけの簡単なものではなく、寝転がれるベンチやテレビゲーム機があり、その快適さは「自分の部屋にいるようだ」と説明している。
 そして、このネットユーザーが掲載した写真を見たほかのユーザーからは「男子はここで彼女が買い物にくたびれるまで待っていればいいなんて、非常に快適ではないか」といった羨望の声が漏れたと伝えた。また、あるネットユーザーが「このゲーム機さえあれば、彼女が5時間買い物してても問題にならないのではないか」と冗談交じりにコメントしたことも紹介した。」
http://news.searchina.net/id/1628962?page=1
 <経済が発展しても人間主義度は進歩していない、と人民を叱責。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、4年ぶりに中国に帰国したという中国人による手記を掲載した。
 記事は、久しぶりに帰国したという中国人が4年間で中国が遂げた変化に驚いたことを伝えている。どの都市の話かは明記されていないが、4年前の中国はバスが主な公共交通機関だったとしながらも、現在は鉄道や地下鉄が整備され、非常に便利になっていたと紹介。また、中国では携帯電話による電子決済サービスが普及していたことも驚きであったとしたほか、もう空港内には公衆電話が設置されていなかったと紹介。それだけ携帯電話を所有する人が増えたことを示すものであろう。
 そして、「もっとも耐えられなかったこと」として、中国国内におけるトイレの汚さを挙げた。トイレ内の床や洗面台が水浸しになっていたり、汚物のにおいがきつかったり、トイレットペーパーが設置されていなかったりと、日本のトイレの清潔さに慣れていたためだろう、あまりの違いに「レストランでも書店でも駅でも空港でも、トイレの汚さには閉口した」と紹介した。
 そのほか記事は、「久しぶりの中国でもっとも慣れることができなかったこと」として、店舗などの「店員の接客態度」を挙げ、中国の店員は客が呼び止めようとしても「聞こえないふりをする」と紹介し、日本ではあり得ない態度に「非常に立腹してしまった」と伝えた。こういう店員は中国では何ら珍しい存在ではないが、日本のサービスや接客に慣れてしまっていたためだろう、あまりの差に怒りすら感じてしまったことを伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1628918?page=1
 <アパ問題など気にせず、日本へ行け、と習ちゃん。↓>
 「・・・澎湃新聞は・・・日本の書店に右翼系の書籍がどれほど置かれているかを伝える記事を掲載した。
 記事は、東京にある複数の書店を実際に訪れて右翼系の書籍の存在を確認したと紹介。池袋にある書店で検索システムを使ったところ、同グループの元谷外志雄社長が書いた右翼系書籍が多数ヒットしたとする一方、店員が「2012年に販売されたもので当時入荷したが、現在はもう入ってこない」と説明したことを伝えた。
 また、新宿にある書店でも検索システムで「南京大虐殺を公然と否定する右翼書籍が2部見つかった」ものの、新書ランキングのトップ3はいずれも自己啓発系の書籍であったとした。さらに、六本木にある規模の比較的小さな書店では「右翼書籍は見つからず、日本の歴史に関する本が最も奥のエリアの目立たない所に置いてあっただけだった」としている。
 記事はさらに、日本の一般市民にインタビューしたところ「アパホテルの客室においてあるような右翼思想の書籍は多い。でも、日本人は基本的にそのような本を読まないし、その存在を気にしない。アパホテルにある本は確かに右翼的思想だが、読んでもためになったと思う人はいないのではないか」との答えが返ってきたとも紹介した。」
http://news.searchina.net/id/1628967?page=1
 <引き続き、日本車買えキャンペーンに精を出す習ちゃん。↓>
 「・・・ 中国国内には日系車をめぐるデマとして「ボディの鋼板が薄いため、安全性に劣る」と言うものが存在するが、・・・今日頭条・・・記事は、日系車の鋼板は薄いため、安全性でドイツ車に劣るといったデマは「かなり前から存在していた」と紹介する一方、この種のデマは「日系車の競合他社が吹聴したものかもしれない」と主張。
 また、中国のインターネット上では、日系車がトラックに突っ込まれ、大破している事故の写真とともに、その安全性に疑問を投げかける記事やネットユーザーの書き込みは数多く見られるとしながらも、「日系車以外の車だってトラックに突っ込まれれば同じ結果になるだろう」と指摘した。
 続けて、日系車の安全性について、「鋼板の厚さが数ミリ増したところで安全性能が劇的に向上するとは到底思えない」と指摘し、むしろ車の車重が重くなってしまい、燃費が悪くなるだけではないかと主張。
 さらに、米国の米国道路安全保険協会(IIHS)が発表している自動車の安全性能において、多くの日本車が最高評価であるトップセーフティピック+を獲得していることを指摘。「日本車が本当にボディの鋼板が薄くて安全性に劣るならば、IIHSの最高評価を得ることはできない」と伝え、そもそもボディの鋼板の厚さで自動車の安全性を論じている時点で間違っているのだと指摘している。」
http://news.searchina.net/id/1628952?page=1
 <これもそう。↓>
 「・・・中国経済網は・・・タイを旅行で訪れた中国人の視点から、タイの自動車市場について紹介する記事を掲載した。
 タイの自動車市場の特徴は、「日本車が多く、エコカーが少ない」ことだという。筆者は旧正月に旅行でタイのバンコクとチャン島を訪れたそうだが、「7割が日本車」といった状況で、中国車は、広告を見かけたものの自動車そのものは「目にしなかった」と残念な様子。中国の最大手である上海汽車がタイで合弁工場を設立したとのニュースもあったが、シェアはまだまだ少ないようだ。
 記事はまた、タクシーは大抵トヨタ車で、なかでもカローラが多かったと紹介。タイでの自動車の価格は中国より高額であるにもかかわらず、大人気のようだ。タイでは、自動車の販売台数そのものは少ないものの、乗用車はピックアップ車に次いで多く、トヨタ、ホンダ、いすゞなどのブランドが人気だとした。
 実際、バンコクで時間帯を変えて2度観察してみたところ、走行している自動車の「10台中5台がトヨタ」でホンダが2台、他はベンツやBMW、フォルクスワーゲンが1台ずつという結果になったという。ポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニといった高級スポーツカーに至ってはほとんど見かけなかったとした。
 また記事は、数日のタイ滞在で「電気自動車は1台も見かけなかった」と紹介。タイではエコカーはまだほとんど普及しておらず、ましてや電気自動車は非常に稀な存在なのだと結んだ。」
http://news.searchina.net/id/1628863?page=1
 <お定まりの日本のサッカー礼賛だが、日本の教育、社会保障、貧富の差の小ささ、等、をほめあげている。↓>
 「・・・捜狐は・・・中国は日本サッカーに学ぶための条件を満たしておらず、闇雲に学ぼうとしても「袋小路に入ってしまうだけ」であると伝えている。
 記事は、日本のサッカー育成システムは非常に長い時間をかけて構築されたものであると指摘。例えば、全国高校サッカー選手権大会がすでに第95回目を迎えていることからも分かるとおり、日本には複数の世代にわたってサッカー選手を育ててきたと指摘し、こうした蓄積を学び取ることは不可能であると指摘した。
 また、日本の子どもたちは中国の子どもたちに比べてサッカーを始める年齢が圧倒的に若いと指摘し、それだけ日本にはサッカーが身近にあると紹介。また中国の保護者と異なり、日本の保護者は「何が何でも子どもを大学に入学させなければならないとは考えていない」と指摘し、日本の保護者は子どもの将来について「なりたいものになりなさい」と教えることが一般的と紹介。つまり、「日本の子どもたちは小学生のころからサッカーに親しみ、保護者も子どもたちをサポートしている」と伝え、こうした環境は中国にはないものであると紹介した。
 さらに記事は、日本の保護者が自分の子どもに「なりたいものになりなさい」と言える背景は日本と中国の社会が違うためと指摘。日本は貧富の差が小さいうえに、どのような職業についても一定の給料は保障されているとしたほか、社会保障制度も整備されていることから、日本の保護者は「安心して子どもにサッカーをさせてあげられる」のだと主張 ・・・記事は、アジアの強豪になった日本サッカーの育成システムを中国が真似しようとしたところで、「中国の社会保障制度が整備されず、貧富の差が拡大し続けるままでは、保護者も子どもに安心してサッカーをさせることなどできない」と伝え、中国の子どもたちが幼少のころからサッカーに本気で取り組めるようになるための条件は「格差の是正や社会保障制度の完備」であるとの見方を示している。」
http://news.searchina.net/id/1628926?page=1
 <客観記事的だが、面白い。↓>
 「・・・今日頭条は・・・東南アジアにはタイよりさらに重要な高速鉄道計画が存在すると主張したうえで、その計画は中国が獲得する可能性が高いと主張する記事を掲載した。
 記事は、マレーシアとタイを結ぶ高速鉄道計画が浮上していることを伝える一方で、タイの政府関係者が「マレーシア側は中国高速鉄道を評価しているようだ」と述べたことを紹介し、この発言は日本側にとって「青天の霹靂」であったとした。マレーシアはシンガポールとも高速鉄道計画を進めているが、シンガポール首相は新幹線を評価していることをほのめかしており、マレーシアも新幹線の安全性については評価していたためだ。「だが、マレーシアは新幹線の建設コストが高額であることと、資金面の支援が不十分であるとして、最終的な決定権を有するマレーシアは日本の提案に不満を抱いている」と論じた。
 一方で記事は、中国高速鉄道はコスト面に加え、「技術面」でも新幹線に勝っていると主張し、だからこそマレーシアから高い評価を得ていると主張。中国は海南島に世界初となる延べ653キロメートルの環状線型鉄道を建設したが、高温高湿で台風が多いという東南アジア特有の難題をクリアしており、「中国が持つ経験や実績は日本よりずっと多い」と指摘した。
 また、マレーシアのナヂブ首相は、コストと整合性を考えると、マレーシアとシンガポールを結ぶ高速鉄道と、マレーシアとタイを結ぶ高速鉄道の両方を1つの国に発注する可能性が高いことを示唆しており、記事は「マレーシアの要望を満たせる国は中国しかない」と主張した。
 そのうえマレーシアは、中国から4隻の軍艦購入を決めるなど良好な関係であり、中国の国際的な立場と実力からすれば、高速鉄道受注競争で中国が勝つのは当然だと主張。発注側は日本の受注競争参加を「建設費の値下げに利用しているだけ」であるとし、そのため、中国が受注してもすぐに利益が出ない可能性もあるが、それでも長期的に見れば一帯一路構想の実現のために重要なプロジェクトであるとその意義を強調した。」
http://news.searchina.net/id/1628923?page=1
 <日本の人間主義と儒教を結びつけてるのはいかがかと思うが、ま、許そ。↓>
 「・・・今日頭条・・・記事は、日本人と中国人の生活習慣の違いをいくつか紹介しつつ、日本人は中国人よりも孔子の影響を受けていることを示す習慣があると伝えている。
 記事はまず、日本人と中国人の食事の習慣の違いを紹介。例えば、中国人は音を立てて食べることを他人に対する失礼なことと見なしていると説明する一方、日本ではラーメンなどの麺類を食べる時に音を立てるのは「美味しいことを表現する方法」だと紹介。
 また、中国では食事を残すことは「お腹いっぱい食べた」、つまり提供された食事が美味しかったことを示す習慣だと説明。一方で、日本では食事を残すと「まずくて食べられない」ことを表しかねないと指摘し、日本で誰かに招待された場合は中国のように食事を残すことは厳禁であるとの見方を示した。
 そのほか記事は、日本人は中国人よりも孔子や孟子の影響を受けていると主張。孔子や孟子は「面倒を引き起こさないこと」や「他人のことに口出ししないこと」は良いことだと教えたと説明し、事なかれ主義の日本人はまさに孔子や孟子の教えどおりに対応すると紹介。例えば日本の店員は顧客からクレームを受けたときに、問題を悪化させないことを理由に、相手に非があってもひたすら謝る習慣があると紹介した。」
http://news.searchina.net/id/1628981?page=1
 習ちゃんの欧米教育「迫害」を、米国の影響が、米国のTV番組等を通じて中共人民に浸透していることに対処するため、と指摘しているコラムだ。
 (日本の影響と比較したものがあると面白いんだけどね。(太田))↓
 ・・・Those born in the late ’80s and ’90s grew up as American entertainment rapidly became accessible — both through censored official channels and uncensored mediums like bootleg videos and the Internet.・・・
 ・・・the Chinese generation born in the ’80s and ’90s came of age amid a clash between traditional collectivist culture and the emergence of individualism. ・・・
 With ideas of individualism, democracy, more liberal thoughts, and this elevation of ambiguity and complex individual attitudes over unification and conformity — this is something I think younger generations are more appreciative of than the older generation.・・・
 It’s against this backdrop that Xi Jinping ascended to China’s presidency in March 2013.・・・
 <引用しなかったが、トランプ政権の誕生で、人民の米国観がどうなるのか、というくだりがあったが、もともと、米国の政治体制は、人民の間でそれほど人気ないんじゃない?(太田)↓>
 ・・・the young educated generation that is subject to the full force of the patriotic education is also the one that looks most fondly on the United States and its political system.・・・
http://foreignpolicy.com/2017/02/09/chinas-youth-admire-america-far-more-than-we-knew-surprising-survey-results-ideological-university-crackdown/
 殆ど水なしで、これまでよりも効果的に洗濯を行う方法が開発された。↓
 How Almost-Waterless Washers Are Using Beads to Help Save the Environment・・・
http://europe.newsweek.com/almost-waterless-washers-use-beads-help-save-environment-554511
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太田述正コラム#8907(2017.2.10)
<米帝国主義の生誕(続)(その9)>
→非公開