太田述正コラム#9098(2017.5.17)
<皆さんとディスカッション(続x3345)>
<太田>(ツイッターより)
 「プーチン大統領<は、>…ピアノが調律不足だったので…<、>私でも、弾くのがとても大変だった。…<とまれ、>…私は演奏したとは言えず、ただ2、3本の指で鍵盤を押しただけ…と述べた。 …」
https://mainichi.jp/articles/20170516/reu/00m/030/004000c
 プーチン、「内」「外」情勢の判断は的確だねえ。
 「…今回の婚約報道について、皇位の安定継承の対応に動きが鈍い政権に危機感を募らせた宮内庁側が仕掛けたとの臆測も取り沙汰される。…」 
http://news.livedoor.com/article/detail/13071345/
 5年間、完全秘匿に成功していたにしては、司法試験の勉強中の現在、漏れたのが確かに早過ぎらあな。
http://arupakahaha.com/11635.html
 (「眞子さまは<三年前の>…ICU卒業<時>に…「結婚の時期に関しましては、遅すぎず早すぎず出来れば良いと思っております」と…明かされていた」…」
http://www.sankei.com/life/news/170517/lif1705170026-n1.html … ) 
 なにはともあれ、おめでとうございます。
<太田>
 関連記事だ。
 <安倍首相と心中するつもりの産経?↓>
 「【眞子さまご婚約】女性宮家論議加速も、皇室の伝統変えかねない懸念・・・」
http://www.sankei.com/politics/news/170517/plt1705170005-n1.html
 <ご本人達も学友達も口が固かったねえ。↓>
 「出会って1年でプロポーズ 小室さん・・・」
http://www.sankei.com/life/news/170517/lif1705170005-n1.html
 <両家の明暗が分かれたな。↓>
 「愛子さま GW明けも6日連続で学校をご欠席・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E6%84%9B%E5%AD%90%E3%81%95%E3%81%BE-gw%E6%98%8E%E3%81%91%E3%82%826%E6%97%A5%E9%80%A3%E7%B6%9A%E3%81%A7%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E3%82%92%E3%81%94%E6%AC%A0%E5%B8%AD%E3%80%8C%E6%95%A3%E6%AD%A9%E3%81%AF%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%9D%E3%81%86%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%8D/ar-BBBbBB5?li=BBfTvMA&ocid=ientp#page=2
<shihouen>
 参考まで。
≫痴漢の疑いがかけられた時等に、24時間弁護士が駆けつけてくれる、サービス(費用をカバーする保険付き)ができないかしら。≪(コラム#9096。太田)↓
 「男を守る弁護士保険・・・」
https://www.japan-insurance.co.jp/lawyer/
<OkgqLQAs>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
 「ロシアに機密情報提供か=対IS掃討戦でトランプ氏-米紙・・・」
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017051600258&g=int
 元々政治家じゃないだけに色々弱みはありそうだけど何握られてんのかな。
⇒そもそも、大した話じゃないよ。
 関連記事だ。↓
 <だって、我々百も承知の、やりたい放題のトランプ・・米国の国のカタチそのまま・・なんだからね。馘首したコミー前FBI長官に、トランプ、トランプ準備チームと露との関係捜査の中止を要請していた。↓>
 President Donald Trump asked FBI chief James Comey to end an inquiry into links between his ex-national security adviser and Russia・・・
http://www.bbc.com/news/world-us-canada-39944520
 <マクマスター安保担当補佐官、トランプの、ラブロフ露外相への機密情報の開示に問題なし、と言明。↓>
 ・・・ National Security Adviser HR McMaster said Mr Trump’s revelations were “wholly appropriate”.
 <米大統領の権限は絶大、ということ。↓>
 This was always going to be the most effective response, as the president has broad powers to declassify whatever he deems necessary. ・・・
 <イスラエルが提供した機密情報を露に提供したもの。↓>
  Mr Trump may have disclosed information provided to the US by a “key ally” that has “access to the inner workings of the Islamic State”. According to multiple news reports that ally was none other than Israel.・・・
 <今後、同様の情報提供を受けられなくなる恐れが・・。(杞憂だろな。(太田))↓>
 ・・・it was potentially a “blow” to the US relationship with that ally.・・・
http://www.bbc.com/news/world-us-canada-39941124
 <米某諜報専門家いわく、トランプのやったことより、スノーデンのやったことの方が桁違いに悪質。↓>
 “I cannot imagine that [Trump’s slip] is anywhere close to the kind of damage from Snowden,・・・It is ugly, but it probably [says more] more about Trump than the actual source.”
http://www.newsweek.com/trump-russia-isis-israel-putin-lavrov-kislyak-oval-office-netanyahu-610500 (太田)
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 首相が、いくら宗主国のとはいえ、一介の部隊司令官と官邸で会うのは止めるべきだよ。
 少なくとも、「会談」じゃなく、「表敬訪問を受けた」、と表現すべきだ。↓
 「安倍晋三首相は16日、ハリス米太平洋軍司令官と首相官邸で会談し、北朝鮮のミサイル発射について「重大な脅威で断じて容認できない。日米で連携して北朝鮮に圧力をかけなければならない」と述べ、ハリス氏も「挑発は容認できない」と応じた。・・・」
https://mainichi.jp/articles/20170517/ddm/005/030/055000c
 水に落ちた犬を打て、的な報道になってきたな。
 負けるな、クミコ!↓
 「「大塚家具」久美子社長がかじる内部留保 母の億ションにタダ住まい?・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/13067066/
 JK援交をワシントンポスト東京特派員のおばちゃんが取り上げてる。↓
 <彼女達がvulnerableだって? 笑わせるなって。↓>
 For vulnerable high school girls in Japan, a culture of ‘dates’ with older men・・・
 <日本の女性教授、日本は父系制社会で云々だと。嘘言って異国のおばちゃんを騙しちゃダメよ。↓>
 Kazue Muta, a professor of sociology and gender studies at Osaka University, said the element of taboo makes girls in school uniforms sexually attractive to men. “Japan is a patriarchal society, and it has this mentality that the young and seemingly innocent are valuable and more alluring,” she said.・・・
 <同意によるセックスは13歳未満は禁止だが、条例で18歳まで引き上げてる都道府県が多い。(そんなことするなって。)↓>
 Although the age of consent in Japan is technically 13, in most places local ordinances increase it to 18.
 <一般にさして問題視されてないから取り締まりも緩い、と。(あったりまえだよ。)↓>
 Some efforts have been made in recent years to curtail the business, but they have amounted to little — partly because so few people consider it a problem. ・・・
 <JK達は、他のアルバイトとどこが違うと。(おっしゃる通り!)↓>
 “Some girls tell me it’s as easy as working at a karaoke or a fast-food store, but that’s not right,” said Yumeno Nito, a 27-year-old who runs Colabo, a support group that helps exploited girls. ・・・
 <一般に悪いのは、男達の方じゃなく、JK達と見られているが間違い。(イイも悪いも自己責任だよ。)↓>
 “They think this can’t be helped because these bad girls exist,” she said.  “Many people see it as a problem with the girls, not with the men.”・・・
 <JK達の家庭・社会環境が問題だと。(また嘘を。)↓>
  Nito says this attitude overlooks the girls’ backgrounds and the fact that many have fallen outside mainstream social structures. ・・・
https://www.washingtonpost.com/world/asia_pacific/for-vulnerable-high-school-girls-in-japan-a-culture-of-dates-with-older-men/2017/05/15/974146c4-035d-11e7-9d14-9724d48f5666_story.html?utm_term=.2d8a9279efe4
 売春・売春宿合法のオランダで、売春婦達経営の売春宿誕生。
 (なんで今までなかったのよ。)↓
 Amsterdam mayor opens brothel run by prostitutes: ‘It’s a whole new model’ ・・・
https://www.theguardian.com/cities/2017/may/16/amsterdam-mayor-brothel-prostitutes-new-model
 シリアの大都会の、内戦前から現在までの衛星写真(昼・夜)が載っている。↓
 Syria from Space–Three cities in darkness and light・・・
http://www.bbc.co.uk/news/resources/idt-sh/syria_from_space_english
 今度の全世界的ハッキングも北朝鮮が疑われている。
 なんたって、カネが儲かりそうなら何でもやる国だから、と。
 (官業による世界の暴力団経営の圧迫だー。)↓
 North Korea: A land of few computers and many hackers・・・
 Just as North Korea proliferates almost everything under the sun for hard currency, it wouldn’t surprise me if they see their hacking skills as another money-making opportunity・・・
http://www.latimes.com/world/la-fg-north-korea-ransomware-20170516-story.html
 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
 <人民網より。
 もう、完全に金正恩坊やに日本「独立」戦略はおまかせ、というカンジね。↓>
 「習近平国家主席が自民党の二階俊博幹事長と会談・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0516/c94474-9216398.html
 <継受戦略には一層力を入れるってか。↓>
 「日本の学生の長期休暇の過ごし方・・・
 勉強一辺倒にならないよう子供たちに社会体験・・・
 学生の個性を伸ばす活動・・・
 一つの事を掘り下げて学ぶ能力を培える自由研究・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0516/c94473-9216406.html
 <無理やりの普及、ご苦労さんでっす。↓>
 「日本のドラマのリメイク版が中国で受けない理由は「完全コピー」だから?・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0516/c94473-9216320.html
 <今度はサーチナより。
 日本のソフトパワーを絶賛。↓>
 「・・・捜狐は・・・中国人が日本を好きになるうえでは「これだけの理由があれば十分だ」と論じる記事を掲載した。
 記事が挙げている中国人が日本を好きになる理由としては、「空気がきれい」で「街が清潔」といった環境面での魅力のほか、「礼儀正しくて喧嘩をする人がいない」、「誰もがルールを守り、周囲に配慮して行動する」など、他人への接し方における魅力があるという。
 中国では良い空気を吸うために空気のきれいな国を訪れる「洗肺」の旅が人気となっている。中国人にとってみれば、日本は中国以上に発達しているにもかかわらず、都市部でも大気汚染がないという環境の良さが大きな魅力のようだ。
 また、日本では「1日中歩き回っていても靴が汚れない点も嬉しい」と紹介。・・・
 さらに記事は美味しい日本食や美しい和服、多様なファッションなどの日本文化に惹かれる中国人も多いと指摘。また、中国より充実した福祉サービスが魅力的だと評価する中国人もいることを紹介し、日本のソフトパワーに惹かれる中国人は少なくないとした。」
http://news.searchina.net/id/1635794?page=1
 <日本の環境の清潔さ等を絶賛。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本はどれだけ清潔なのか? きれいに並んだバイクを見ればすぐ分かる」とする記事を掲載した。
 記事はまず、日本のバイク事情について紹介。「わが国はバイク大国で、大小さまざまな企業がいろいろなバイクを製造しているが、決してバイク強国ではない。かたや日本のバイク産業は自動車産業と同様に発展しており、とっくにバイク強国の仲間入りをしている」とした。
 また、日本のバイクはハイエンド・ミドルエンド・ローエンドすべての領域で優位性を持っており、技術や研究開発力も強いとし、国産はもちろんのこと輸入バイクを含む様々な種類のバイクを至る所で見かけることができると説明した。一方、中国のような電動スクーターは極めて少なく、あったとしてもリチウム電池が利用されており、環境汚染のもととなる鉛蓄電池が使われることはないとしている。
 そのうえで、日本の街に存在するバイク駐輪場の様子を紹介。スクーターや小型バイクがきれいに並んで駐輪されている様子に「日本の秩序正しさが、ここにも体現されている・・・」とした。また「東京の人口密度はわが国よりはるかに高く、バイク等の置き場も大きな問題になる。しかし、バイクや自転車の駐輪場では、無秩序に置かれている現象を見かけることはとても少ないのだ」と説明した。
 記事はさらに、駐輪マナーのみならず、バイクの運転マナーもしっかりしており「他人に迷惑を掛けない」というのが運転者の守るべきルールの1つになっていると紹介。その一方で、夜間に出現する暴走族も有名であることを伝えている。
 中国のネットユーザーからは、記事に賛同する感想が多く寄せられた。また「運転した後でもタイヤはきれいなまま。わが国ではありえない」といった主旨の意見もあった。」
http://news.searchina.net/id/1635826?page=1
 <フツーの日本食を絶賛。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「中国人もまだ知らない日本の美食」があるとして、そのいくつかを紹介する記事を掲載した。
 記事は中国人もまだ知らない日本の美食として、「すき焼き」、「カレーライス」、「焼き肉」、そして、「丼ぶりもの」それぞれについて食欲をそそる美味しそうな写真を掲載して紹介している。」
http://news.searchina.net/id/1635779?page=1
 <日本のデパ地下を絶賛。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、日本のデパ地下の魅力について議論する記事を掲載した。
 日本を訪れる中国人旅行客の多くが百貨店で買い物を楽しんでおり、デパ地下を興味本位で訪れる中国人旅行客も増えている。中国にも百貨店は存在するが、日本のデパ地下には中国のデパ地下とは大きな違いがあるという。
 記事は、日本のデパ地下についての中国人から見た魅力を紹介している。ある中国人ネットユーザーは、日本のデパ地下を「美食の天国」と形容し、作りたての寿司、天ぷら、チャーハンなど多種多様なお惣菜が並び、チョコレートなど各種スイーツの専門店が並ぶ光景は「まさに天国」であると称賛した。・・・
 また、日本のデパ地下では「どれもおいしそうで目移りしてしまい、買った後にもっとおいしそうなものを見つけてしまうこともある」と、自身の経験からその魅力を伝えるユーザーもいた。・・・
 他にも、日本のデパ地下を経験したことのあるユーザーからは、「新宿でデパ地下に行ったけれど、誘惑がすごかった。全種類制覇したかった」などと、忘れられない体験になった様子が伝えられた。・・・
 「日本人は幸せだな」としみじみコメントする中国人ユーザーもいた」
http://news.searchina.net/id/1635788?page=1
 <日本の軌道交通を絶賛。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「乗るとバカンス気分を味わえる、日本の小さな交通のファンになった」とする記事を掲載した。
 記事は「日本で何度か船や車に乗ると、あなたはあっという間にそれらのファンになってしまうかもしれない。交通と観光の機能を兼ね備えた都市の小交通は、長距離旅行のように長い時間楽しむものではないが、人びとに深い印象を残すのだ」としたうえで、日本国内で運航される観光的要素を兼ねた列車などの乗り物について紹介した。
 鉄道ではまず、京都丹後鉄道で運航している「丹後くろまつ号」、「丹後あかまつ号」、「丹後あおまつ号」を紹介。日本の著名デザイナー・水戸岡鋭治氏が設計した列車であり、全車指定席で予約が必要なくろまつ号では現地の食材を使った料理を楽しむことができ、あかまつ号やあおまつ号は、より手軽に質の高い観光電車の旅を味わうことができると伝えた。
 続いては、箱根登山鉄道で6月17日から運行される「あじさい電車」だ。日本で唯一の登山電車である箱根登山鉄道は夏を迎える時期に満開のあじさいを楽しむことができるとし、この期間は通常の電車に加えて夜間には指定席制の「夜のあじさい号」が運行されると紹介している。
 そして最後に、長崎の路面電車で今年4月から運行されている「みなと」を紹介。2000万円を投じて作られた水戸岡氏デザインの車両が、通常の車両と同じ120円の運賃だけで利用できることから「最も身近で手軽に利用できる水戸岡作品の列車」と称されていることを伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1635835?page=1
 <日本の新幹線を絶賛。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本で新幹線を利用して旅をしたという中国女性の見解として、「中国に帰りたくなくなるくらい、楽しかった」と伝える記事を掲載した。
 記事は日本各地には様々な美しい風景が存在しているとしたが、新幹線の存在は旅行客に「短い時間で日本をくまなく観賞できる」という便益をもたらしていると指摘。これが中国人女性旅行客に「中国に帰りたくなくなるくらい、楽しい」という体験を与える要因となったと論じた。
 中国には新幹線のライバルとも言える中国高速鉄道が存在するが、それでも新幹線の旅が素晴らしい思い出となったのは「新幹線の快適さ」や「美味しい駅弁」の存在があったようだ。」
http://news.searchina.net/id/1635855?page=1
 <日本のディズニーランドを絶賛。中共のには行かなくてもいい、と習ちゃん。↓>
 「・・・今日頭条は・・・上海ディズニーランドは開園当初、入場者たちの民度や非文明的な行為が大きな問題となったと伝える一方、こうした行為はすでにずいぶん改善されたと指摘。今なお東京ディズニーランドと大きな差があるのは「キャスト(スタッフ)の態度である」と指摘する記事を掲載した。
 記事は、東京ディズニーランドのキャストたちは常に「満面の笑顔」であり、「活気にあふれている」ことを指摘、また清掃担当のキャストでさえ笑顔であいさつし、また入場者たちの楽しい思い出作りに最大限の努力を払うと説明。
 また東京ディズニーランドの正社員は約2000人であり、1万人以上のキャストはすべて倍率の高い選考を経て選ばれたアルバイトであり、同時にディズニーランドを「熱愛する」人であると指摘、それゆえに彼らの幸福感や情熱が心からの笑顔となってあらわれていると論じた。
 一方、上海ディズニーランドのスタッフたちについて「それなりに一生懸命、我慢強く入場者たちに対応している」とする一方、能動的に動くスタッフは少なく、表情にも笑顔がないと指摘。上海ディズニーランドはハード面では東京ディズニーランドと遜色ないとしながらも、キャストの態度やサービスは圧倒的な差があると論じた。」
http://news.searchina.net/id/1635848?page=1
 <日本での居住のススメ。↓>
 「・・・日頭条・・・記事は、「日本在住の中国人から聞いた、日本で暮らすと決めた理由」について紹介する記事を掲載した。
 記事は1978年の改革開放以後に、海外に移民する中国人が増えていることを紹介し、海外在住の華僑・華人の数は約6000万人に達すると紹介。華僑とは中国籍を放棄していない海外在住の中国人であり、華人とは相手国の国籍を取得した中国系住民を指す言葉だ。
 続けて、中国人にとって「移民先」には日本も含まれているとし、日本留学の経験を持つ中国人が日本に留まって暮らすことを選んだ理由を紹介。
 この中国人は中国籍を放棄しておらず、正確に言えば日本に移民したわけではないのだが、それでも中国に戻らず、日本で暮らし続ける理由として「日本は地方でも都市部でも同程度の生活水準が保証されており、むしろ地方の方が環境が良く暮らしやすい」と指摘。また、日本には秩序と調和が取れた社会があるとし、「より良い生活ができる」という点こそ、中国に戻らずに日本で暮らしている理由だと論じた。
 また、日本の住環境について、多くの日本人が賃貸物件に住んでいることからも分かるとおり、「日本では中国のように、家を買うための『息ができなくなるほど巨額のローン』を抱える必要がなく、様々なプレッシャーから開放される」のも良い点だと論じた。」
http://news.searchina.net/id/1635764?page=1
 <日本の工作機械、ひいては製造業を絶賛。↓>
 「工作機械製造メーカーであるDNG森精機は、2004年から「切削加工ドリームコンテスト」を開催している。・・・
網易は・・・このコンテストを紹介するとともに、同コンテストの作品写真23枚を掲載し、中国は「日本のモノづくり精神に対してまだまだ後れている」と説明する記事を掲載した。
 工作機械は「日本が得意とする工業分野」とされている。多くの中国メディアも、日本企業が作り出す製品は「細部までこだわって作られており、きめ細かい」という特長があることを指摘している・・・。・・・
 まるでアートのような「切削加工ドリームコンテスト」の作品に対し、・・・今日頭条は「まさに匠の精神を体現した作品である」と高く称賛したうえで、中国の製造業も過去に比べればずいぶん強大になったものの、「日本にはまだまだ敵わないことを見せつけられた思いだ」と伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1635818?page=1
 <日本のハイテク産業を絶賛。↓>
 「・・・北京時間・・・記事はまず、中国はここ数十年で急激な発展を遂げ、工業分野における技術力も急激に高まったと指摘し、中国経済の規模も日本を超えるまでになったと指摘。だが、日本はアジアの先進国であり、ハイテク産業の分野で大きな発言権を持つのは日本企業であると紹介し、「中国の産業は労働集約型の底付加価値の分野では高い競争力を持つが、ハイテク産業では日本企業に敵わないのが現状」であると指摘した。
 さらに、中国企業がハイテク製品を製造する際には「巨額を投じて日本企業から特許や使用権を購入している」と指摘、従って「仮に日本のすべてを排斥しようものなら、日本の特許も使用することができず、中国企業は製品を作れなくなる」との見方を示した。また日本の製品や技術は直接的、あるいは間接的に中国人の生活の隅々にまで浸透しているとし、「もはや日本製品の排斥など現実的に実行できないのだ」と論じた。・・・
 中国のネット上では「中国には多くの日系企業が進出し、中国人を雇用しているため、日本製品の排斥は中国人の失業を招く」という声や、グローバル化した現代の経済において、いかなる国の製品も排斥などできるものではないという声<が>多<い。>」
http://news.searchina.net/id/1635821?page=1
 <日本車を絶賛。日本車買えキャンペーン。↓>
 「・・・今日頭条は・・・中国国産車と日系車の差は「エンジンだけにあるのではない」と論じる記事を掲載した。
 記事は「出来の良いエンジン」とは、あるエンジンに比べて、相対的に少ない燃料で同等の性能を発揮し、また同等の燃費で相対的に優れた性能を発揮するエンジンだと説明、この定義で見た場合、日系車のエンジンは中国国産エンジンよりはるかに優れていると説明した。
 続けて、日系車と中国車の差はエンジンだけではないとし、「日本メーカーのトランスミッションは非常に優秀である」と称賛、中国車の多くには日本企業のトランスミッションが採用されていると紹介したうえで、世界全体で見ても日本企業はトランスミッション市場で大きなシェアを獲得していると説明した。一方で中国メーカーはほとんどトランスミッションを生産できておらず、中国国産トランスミッションの製造・開発の道のりは遠いと論じた。
 さらに「サスペンション」においては中国メーカーの実力は「ほぼゼロ」に近いと指摘したほか、日系車のボディー構造についても、その頑丈さと安全性能の高さは「中国車を完全に超えている」とし、鋼板の材質レベルも中国車より優れていると説明した。
 また、より良い自動車を製造するには優れた部品メーカーの存在が欠かせないとし、日本にはデンソー、アイシン精機など世界的に有名な部品メーカーが存在しており、しかも全世界の自動車部品供給メーカーのトップ100の3分の1近くは日本メーカーが占めていると説明。一方で中国には優れた部品メーカーが存在しないばかりか、中国車は一流部品メーカーの製品すら搭載できていないでいると紹介した。」
http://news.searchina.net/id/1635877?page=1
 <日本がスマホでふるわないことに同情。↓>
 「・・・安卓網は・・・「日本企業は実力があるのに、なぜ優れたスマホを製造できないのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。
 まず記事は、スマホが登場するより前において、中国ではシャープ製やNEC製の携帯電話が大人気となったことがある紹介し、「当時、日本の携帯電話は憧れであり、贅沢品の代表的存在だった」と指摘。日本の携帯電話はテレビが見れたり、インターネットができたりと、今のスマホと同等の機能を持っていたと伝え、「当時の携帯電話産業において、日本は技術面で世界を大きくリードする存在だった」と論じた。
 しかし、現在の中国はもとより世界市場で日本の携帯電話やスマホはほとんど存在感を示すことができていないと指摘し、「それは市場のニーズに寄り添った製品づくりができなかったため」ではないかと主張。特にスマートフォンが登場して以降は製品のライフサイクルが非常に短くなっていて、「1つの製品は数年もしないうちに時代遅れになり、淘汰される時代」であり、日本企業のように市場の変化に対する感応度が低いと「機先を制しても、市場を失うことになる」のだと論じた。」
http://news.searchina.net/id/1635814?page=1
 <日本人の民度の高さを絶賛。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本人の民度が高いのは法律のおかげなのか」と疑問を投げかける記事を掲載し、日本人の民度が高い理由を考察している。
 記事は、日本の軽犯罪法では「列への割り込み」や「公園に痰を吐く」などの行為を違法と定めていると紹介。多くの中国人は、日本人の民度の高さを軽犯罪法の功績と考えていると伝える一方、多くの日本人はこうした行為が法律によって違法と定められていることを「知らない」と主張。
 続けて、日本社会の治安の良さ、物を紛失しても戻ってくる正直な社会は日本人の民度の高さを示す事例であると指摘。日本人が日常生活において「列への割り込み」や「公園に痰を吐く」などの行為をしないのは、犯罪か否かに関わらず、こうした行為が「非文明的」であると認識しているためであり、日本人の民度は法律によって高められたのではなく、むしろ学校や家庭における道徳面の教育という要素が関係していると指摘した。」
http://news.searchina.net/id/1635819?page=1
 <日本のホームレスを絶賛。ついでに韓国叩き。↓>
 「・・・今日頭条は・・・韓国と日本にそれぞれいるホームレスの決定的な違いについて紹介する記事を掲載した。
 記事はまず、韓国のホームレスについて紹介。韓国では「露宿者」と呼ばれるホームレスたちは、ソウルなどの大都市にある公園や駅、広場などを生活の場としており、一般的に物乞いや市民からの救済を生活源にしていると紹介。
 「一日中喋ったり歩き回ったりし、道行く人からお金を恵んでもらって食品や酒を購入し、何人かで一緒に飲み食いする。酔ったらその場で寝転び、酔いが醒めて一文無しになればボーっとし、お金が手に入ればまた飲み食いする。中には家庭や子どもがいて、家庭生活を捨てて露宿者になるケースもある」と説明した。
 そのうえで、日本のホームレスについて説明。社会福祉制度の整った日本では、収入のないホームレスが生活保護を受けることも可能であるものの、ホームレスたちはいかに貧しい生活をしていても行政から支援を受けたがらないとした。また、韓国のホームレスのように道行く人に物乞いをすることもなく、主に日雇い労働や空き缶拾いなどによって生計を立てていると伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1635860?page=1
 <部分的に以前の記事の使いまわしだが面白い。↓>
 「戦時中の米国人は「日本人と中国人をこうやって見分けていたらしい」・・・」
http://news.searchina.net/id/1635820?page=1
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太田述正コラム#9099(2017.5.17)
<二つのドイツ(その4)>
→非公開