太田述正コラム#9670(2018.2.27)
<皆さんとディスカッション(続x3631)>

<太田>(ツイッターより)

 「…中国のインターネット上では、習氏の指導力に期待する声が上がる一方、「任期に上限は必要。終身制になってしまう」「制度化に逆行し、何でもありになる」との反発も目に付いた。党は文化大革命…の教訓から、過度な権力集中を戒めて集団指導体制を原則とし、個人崇拝を否定。82年の憲法改正で国家主席に「連続2期まで」との制限を設けた。ネット上では、こうした歴史的経緯を紹介する文章が相次いで転載されており、間接的に改憲案を批判する意図があるとみられる。…」
https://mainichi.jp/articles/20180227/k00/00m/030/056000c
 「…ミニブログ「微博(ウェイボー)」のユーザーは「ああ、われわれは北朝鮮になるのか」と嘆きの声を投稿。別のユーザーも「隣国の前例にならっている」とのコメントを記した。この後、ウェイボーは「2期限定」の検索用語を利用できなくし、これらの投稿も25日遅くに削除された。…」
http://blogos.com/article/280256/
 日本文明継受を北朝鮮は天皇制の導入から始め、中共は天皇制の導入で完結目指す。

<太田>

 関連記事だ。
 象徴天皇制の実現を急いでるんなら、必ずしもそうしない可能性もあるで。↓

 「・・・習近平(64)の真の狙いは国家主席の任期延長ではない。必ずもう一度、毛沢東と同じ終身の共産党中央主席(党主席)の復活を狙うはず・・・」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27388080W8A220C1000000/

 英米の「良心」の一つ、英エコにミスとのご意見でこの程度。↓

 Ruler for lifeChina’s leader, Xi Jinping, will be allowed to reign forever–The country’s politics have taken another turn for the worse・・・
 <また、共産党の指導的地位が憲法で更に明確に明記される、とさ。
 (プロト日本型政治経済体制(徳川幕府的体制。但し、藩ナシ)を当分の間、維持するって宣言もするようね。↓>
 Another revision to be endorsed by the parliament will strengthen the party’s constitutional right to rule. At present the party’s role is mentioned only in the preamble. The amendment will also make it clear in the constitution’s first article that the party must remain in charge. This will further erode the distinction between party and state.・・・
https://www.economist.com/news/china/21737447-countrys-politics-have-taken-another-turn-worse-chinas-leader-xi-jinping-will-be?cid1=cust/ddnew/email/n/n/20180226n/owned/n/n/ddnew/n/n/n/nap/Daily_Dispatch/email&etear=dailydispatch

<太田>(ツイッターより)

 「北美女歌舞団の既視感」と、筆者は、それを、孔子の指導の下、強国になりつつあった魯の弱体化を図り、それに成功したところの、隣国の斉が送り込んだ美女歌舞団に準える。それよりも、私自身も感じていた、「どんな美女かと思ったが、何のことはない、その辺にいる女性らとさして変わりはない。」という筆者の感想こそ興味深い。
http://www.sankei.com/column/news/180226/clm1802260007-n1.html
 日本のカーリング娘達と比べても見劣りするくらいだ。
 逆効果をもたらしかねない、このような、アジア大会の時の応援団の美女度に比しての格段の低下はなぜか。
 自慢の娘の「供出」を回避する程、当局の権威が低下しているためであって欲しい。

<太田>

 関連記事だ。

 <朝鮮日報、ホントの理由をズバリ書かなくっちゃダメよ。↓>
 「平昌五輪:注目されなかった北の応援団、体制宣伝に観客そっぽ–北朝鮮応援団が帰国–「美男仮面」以外は話題にもならず・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/02/26/2018022602716.html

 更に、「関連」記事だ。

 <そだねー。↓>
 「カーリング女子はモテの教科書!? 見習いたい5ケ条 ・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e3%82%ab%e3%83%bc%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%b0%e5%a5%b3%e5%ad%90%e3%81%af%e3%83%a2%e3%83%86%e3%81%ae%e6%95%99%e7%a7%91%e6%9b%b8-%e8%a6%8b%e7%bf%92%e3%81%84%e3%81%9f%e3%81%845%e3%82%b1%e6%9d%a1/ar-BBJDgSZ?ocid=iehp#page=2
 <受けちゃあダメよ。↓>
 「カー娘争奪戦!大手芸能事務所が司令塔・藤沢五月らに熱視線/カーリング・・・」http://news.livedoor.com/article/detail/14358263/
 <心美人のイチバンは小平。↓>
 「【平昌 夢の跡】小平奈緒、“36秒94の衝撃”と、“美しき抱擁”は世界へ波及した
http://news.livedoor.com/article/detail/14359292/
 「「怒れる猫はオランダで学んだ」― 小平奈緒、“第二の母国”も続々特集・・・」https://the-ans.jp/news/18554/
 「相沢病院の理事長「小平選手には今後もここで」・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2018/skate/20180227-OYT1T50022.html?from=ytop_main8
 <男の方だって負けてないでー。↓>
 「宇野昌磨をパパラッチ!? 無防備すぎる“頬張りショット”に反響「なんて愛しい少年」・・・」
https://the-ans.jp/news/18934/

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 「奴隷」たる宗主国のシッポにしがみつく、日本バエ。↓

 「北朝鮮との対話条件を緩和 政府、雑談名目なら応じる・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018022601002085.html

 軍事オタク記事。↓

 「新鋭ステルス戦闘機F-35の“真の力” 水平線の向こう側を叩く「NIFC-CA」の威力・・・」
http://www.sankei.com/west/news/180227/wst1802270008-n1.html

  世界的に和牛ブームだっちゅうんだけど、サシの入ってる和牛がどんどん嫌いになって米・豪牛好きが募りつつある私は非国民なのかしら。↓

 International demand for meat described as at the “pinnacle of the beef world” is booming, keeping prices at near record levels even as consumers in its home market of Japan turn to cheaper imports.Wagyu, or Japanese beef, comes from a breed native to Japan.・・・
https://www.ft.com/content/a468e292-1664-11e8-9e9c-25c814761640

 ビリヤードまで男女別って、男性差別じゃないか、と思うのはビリヤードを知らぬ者のアサハカサなのかしらん。↓

 Ng On-yee: Snooker’s new world number one・・・
http://www.bbc.com/news/world-asia-china-43197484

 日本文明から支那文明に乗り換え、後者に過剰適応した結果だわね。↓

 「パシュート韓国代表 仲間割れで世界に見せつけた恨の精神・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/14356108/

 高知能者になればなるほど、「人種」「性別」間知能格差が増幅されるから、こういう「差別」が生じるのは不可避だろな。↓

 「人工知能が「偏見」を学んでしまった 画像認識で「白人男性」より「黒人女性」の識別率が低かった理由・・・」
http://www.sankei.com/wired/news/180224/wir1802240001-n1.html

中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <定番。↓>
 「中国人の想像を超えている! 日本のコンビニはただでさえ便利なのにさらに進化していた・・・」
http://news.searchina.net/id/1654192?page=1
 <これもそう。↓>
 「なぜ中国人学生は留学先として「日本」を選びたがるのか・・・」
http://news.searchina.net/id/1654196
 <これもまたそう。↓>
 「日本の「奥の手」から学ぶべき! 駐車場問題を日本はどうやって解決した?・・・」
http://news.searchina.net/id/1654210?page=1
 <時折、繰り返される定番。日本車買えキャンペーンの一環。↓>
 「なぜだ! たとえ中古であっても中国車より日系車を買いたがる広東人・・・」
http://news.searchina.net/id/1654158?page=1
 <日本に学べシリーズで久しぶりに新しい話題。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本の単位面積当たりの農薬使用量は多いのに、どうして日本の野菜には農薬が残留していないのかと題する記事を掲載した。
 日本の単位面積当たりの農薬使用量が多いのは、各国で生産されている作物が違っていることも要因であり、同じ作物で比較すれば日本の農薬使用量は決して多いわけではない。記事は日本の単位面積当たりの農薬使用量が多いのには理由があり、それを知るとむしろ中国も日本から学べる点があると指摘した。単純に農薬の使用量を全耕作面積で割ったこの比較では、日本における使用量は米国などに比べて多いことになる。記事はこれを、日本が「農地集約型」だからだとした。土地が少ない日本では、ビニールハウスで栽培するなど少ない土地をうまく利用し、収穫量を上げる工夫が必要になるが、そのぶん農地集約型には農薬が必要になるというわけだ。
 しかし、日本では農薬を乱用しないための取り組みが見られるという。例えば、日本では店頭に並ぶ野菜にはひとつひとつがきれい包装され、品名、産地、出荷日、生産者名などが明記されている。そのため、市場に出回る前の検査で農薬が基準値を超えているなど、なにか問題があればすぐに生産元を調べることができる。
 また、農薬の使用に際しては、農薬管理法で細かく定められている。そのうえ、農薬使用者に対して、農薬を適正に使用するよう助言・指導を行う「農薬管理指導士」もいる。これは、研修と試験を経て初めて認定されるもので、中国のように、農家が個人の判断で自由に農薬を使うことはできない仕組みになっていると記事は感心している。それで、日本の農産物が世界で強い競争力を持っているのも理解できると記事は称賛し、「我々も謙虚に学ばなければならない」とした。」
http://news.searchina.net/id/1654219?page=1
 <褒め過ぎでは?↓>
 「日本人にしか思いつかない・・・人工知能の奇抜な使い方・・・」
http://news.searchina.net/id/1654167?page=1
 <So what?↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、日本ではゴミの中から現金が見つかる事例が数多く存在することを驚きとともに伝え、日本人の「モノ」に対する価値観について分析している。
 記事はまず、日本各地で持ち主不明の多額の現金がゴミ集積所や廃棄物処理場で発見されていることを紹介。また、遺品整理を業者に委託した際にも多額の現金が発見されていて、一般的には依頼主のところに返されるが、近年では一切の処理を業者に委託する依頼主も多く、行き場を失った現金が警察に届けられていることを紹介した。
 その理由として記事は、現在の日本では金利が非常に低く、さらに高齢化によって銀行に行きづらい高齢者が現金を自宅に保管していることが原因であると分析。続けて、日本では傘などの「忘れ物」が非常に多く、電車内に置き忘れられた傘は一部路線だけでも月2000本にもなることを紹介、日本人は意外と忘れっぽいのではないかと論じた。
 結論として記事は、昔の日本人であれば「モノ」を非常に大切に扱っていたが、「モノ」が溢れるようになった現代の日本人はモノに対する価値観が薄れてきていると主張。それがゴミとして現金が捨てられる背景にあるのではないかと考察した。」
http://news.searchina.net/id/1654144?page=1
 <ここからは、今日頭条記事以外の引用。
 目新しい内容はないが、よくまとまっている。↓>
 「・・・中国メディアの快資訊は・・・中国のネット上などでは「日本人の民度の高さやサービスの質の高さを理由に日本が好きになった」という書き込みを見かけることが多いと伝え、実際に訪日旅行をきっかけに日本ファンになった人が身近にいるという中国人は少なくないはずだと伝えつつ、なぜ中国人は旅行で訪れただけで日本が好きになってしまうのかと疑問を投げかけている。
 記事は、日本を訪れる中国人が増え、訪日中国人客が自らの感想として「日本人は民度が高い」と述べることで中国では「日本人は民度が高い」というイメージができ、そして「日本製品を爆買い」したことで日本製品は質が高くて使いやすいというイメージが出来上がったと紹介した。
 そして、日本と中国には歴史問題という大きな障害があるにもかかわらず、訪日した中国人が日本のファンになってしまう理由について、中国ネット上における書き込みから分析。たとえば「欧米諸国は街中に落書きがたくさんあったり、ゴミがたくさん落ちていたり、訪問前のイメージとの落差が大きいが、日本は『がっかり』させられることが非常に少ない」という声があったという。
 さらに、多くの中国人の対日観は「旧日本軍がいかに残酷であったか」を伝える「教科書」や「抗日ドラマ」で植えつけられたものであるのに対し、「訪日することで旧来のイメージが覆されることで、その反動で日本が好きになるのではないか」という声もあった。」
http://news.searchina.net/id/1654229?page=1
 <実は、かつてのそういう姿を取り戻して欲しい、換言すれば、再武装して欲しい、という、習ちゃんの願望の表明。↓>
 「中国メディアの捜狐はこのほど、「なぜ日本人の軍事的素質はこれだけ高いのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。
 中国と日本の間に存在する歴史的な背景から、中国人にとって日本は「絶えず侵略と戦争を繰り広げる国」として映っているようだ。小さな島国に過ぎないのにアジア諸国だけでなく、最後は米国にまで戦いを挑んだことを挙げ、これは日本人の軍事的素質が高いがゆえであると論じた。
 さらに、戦時中の日本で行われていた教育について触れ、「軍国主義にあった日本の多くの学校は軍の管理下に置かれ、主要な学習が軍事訓練であったため、10歳ですでに戦地へ送りこめるように訓練がされていた」とした。また、民衆にも軍によるプロパガンダも国全体を軍事的なものとしていったと分析した。
 中国では今でも「抗日ドラマ」は人気が高く、軍服を着た日本人の姿をテレビで頻繁に目にする。それゆえに中国人のなかには現代の日本人も「軍国主義、および、軍事的素質が高いのではないか」というイメージを持つ人も少なくないようだ。日本では軍国主義時代の日本軍を題材にしたドラマや映画を目にする頻度は少なく、自分たちが「軍事的素質が高い」と感じることはまずないであろう。
 記事は、「もし日本が米国によって制圧されていなければ、日本の軍国主義はどこまで突き進んでいたのだろうか」と警戒心を示している」
http://news.searchina.net/id/1654227?page=1

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<太田>

 2014年度に、読者たる市長のお声がけで、京都府の八幡市で市民講座の講師を務めましたが、2018年度にも、同様の講師を務めさせていただく運びになりそうです。
 というわけで、USさん、七氏さん、及び、Globalistさん、に、話が煮詰まった場合、講座用パワーポイント資料作成をお願いすることになりました。
 関西まで、久しぶりに、しかも、何回か、赴くことになりそうなので、講座のついでに、福岡、神戸/大阪、中京、あたりで、一回ないし二回、オフ会を開催する機会も作れるのではないでしょうか。
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太田述正コラム#9671(2018.2.27)
<眞壁仁『徳川後期の学問と政治』を読む(その12)>

→非公開