タイトル | : Re^5: 戦闘機論争 |
投稿日 | : 2007/06/14(Thu) 12:33 |
投稿者 | : 太田 述正 |
> 議論は典拠つきでやるのは当たり前です。
それが分かっただけでも、拙著を読んだり、私のコラムを読んだり、この掲示板上でのやりとりを読んだりした成果です。
ガゼルは武装していないし、再武装する運用構想を英軍がもっているかなど関係ない、という皆さん方の主張が、典拠なしで行われたために、生産的な議論ができなかったでしょ。
ミリバラという(他人に貸し出していた)典拠を私が入手することによってすぐ、問題が瞬時に片付いたですよね。
(もちろん、ミリバラの当該部分の記述が間違いだと主張するのは、典拠つきなら自由でっせ。)
反証可能性のある書き方や議論の仕方をしている人の本やコラムや議論は、それだけでもフォローする価値があるのです。
一方、そうでない本やコラムや議論は、ゴミです。
ゴミをただちに棄てずに、気長に皆さんに対応してさしあげたおかげで、ついに皆さんのうち何人かが生産的な議論を始めたし、それ以外の人々の中にも、典拠つきの議論の意義がお分かりになった方が出てきた。
こんなにうれしいことはありません。