太田述正コラム#14895(2025.4.21)
<皆さんとディスカッション(続x6231)/映画評論312:蜘蛛の巣を払う女>

<太田>

 安倍問題/防衛費増。↓

 なし。

ウクライナ問題/ガザ戦争。↓

 なし。

 妄想瘋癲老人米国。↓

 <日経FTサマの仰せの通り。↓>
 「これでは中国の方がまともに見える?トランプが破壊する世界的な米国の同盟ネットワーク・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/8527936a16ebbf9d72e8e9d172b9101130523900
 <今後は、アジア・アフリカ諸国という言葉はなくなり、アメリカ(合衆国)・アフリカ諸国という言葉が・・。↓>
 「・・・《成熟した民主主義国家で、51%で当選した大統領を人々が受け入れるのは、残り49%の利益にも配慮する、と人々が期待しているからだ》
 新大統領が、国民全体の利益のために働いてくれるという信頼があればこそ、選挙結果を受け入れる。国民の一体性があれば、それに確信を持てるが、異なる部族の寄せ集めで、部族利益優先の政治になりがちなアフリカでは、多数決の選挙で指導者を選んでも、少数派は納得できない状況にあります。
 しかし、大統領制が定められている以上、選挙で選ぶしかない。それ以外にどういう選択肢があるというのか。・・・
 「日本や英国のように、議院内閣制にすればいい。・・・」
https://www.sankei.com/article/20250421-GZ7FGVXZHBKSBEX2FIVWFNDZX4/

 それでは、その他の国内記事の紹介です。↓

 昨日、彼女がリタイアしてからだったが、たまたまだけど、全日本柔道選手権を放映中の番組をしばらく見てたな。↓

 「パリ五輪金・角田夏実 「五輪より緊張」も37キロ差を覆す白星!体重無差別で最軽量級が異例の2勝・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/sports/other/%E3%83%91%E3%83%AA%E4%BA%94%E8%BC%AA%E9%87%91-%E8%A7%92%E7%94%B0%E5%A4%8F%E5%AE%9F-%E4%BA%94%E8%BC%AA%E3%82%88%E3%82%8A%E7%B7%8A%E5%BC%B5-%E3%82%8237%E3%82%AD%E3%83%AD%E5%B7%AE%E3%82%92%E8%A6%86%E3%81%99%E7%99%BD%E6%98%9F-%E4%BD%93%E9%87%8D%E7%84%A1%E5%B7%AE%E5%88%A5%E3%81%A7%E6%9C%80%E8%BB%BD%E9%87%8F%E7%B4%9A%E3%81%8C%E7%95%B0%E4%BE%8B%E3%81%AE2%E5%8B%9D/ar-AA1Dg2SJ?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=c72976a767b94f3ead253390991b26c1&ei=43

 史料主義だけじゃあ日本史は分からんぜよ。↓

 「・・・松平定信の時代は短い。 幕閣の中心にいたのは30歳から36歳までの足かけ6年でしかない。「田沼時代」が20年ほど(明和4年1767−天明6年1786)続いたのに反して圧倒的に短い。定信が老中を罷免されたのは、この時代の策謀的な黒幕の一橋治斉(将軍家斉の実父)の思惑によるものとされている。松平定信は、多くの文章を残している。それに比べ、田沼意次は自身で記録をあまり残していなかったようである。田沼研究の一人者藤田覚がその著書で「もうちょっと残しておいてくれたら」と書いてしまうくらい、自分で書いた記録がない。歴史を意識しないで生きた実業方面の人、という気配を感じる。もともとの出自の高い定信は、記録をすごく残しており、歴史からどう判断されるのかを意識して生きていた人といえるのだろう。引退した政治家の手記は、ほぼ、自分の事績を肯定するために書かれるものである。そのため田沼意次の評判は上がらず、松平定信は三大改革の一人として早くから歴史に名を留めることができた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d5e9dce42081b492b73b2680fcf4bfaa5ba4566

 日・文カルト問題。↓

 <本件で日本を引き合いに出すことを一応認める。↓>
 「敗北を認めてサッカー強豪国に成長…イタリアが失い日本が得たもの・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2025/04/19/2025041980004.html
 <片面的日韓交流人士モノ。↓>
 「MLB:スーパースター大谷翔平がパパに…第1子は女の子・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2025/04/21/2025042180010.html
 <日韓交流人士モノ。↓>
 「国民の力の党内選挙中に「半導体の父」濱田成高博士(100)の危篤を聞いて20日に日本を急きょ訪問した梁香子(ヤン・ヒャンジャ)候補。・・・
 東京大出身の濱田博士はサムスン創業者、故李秉喆(イ・ビョンチョル)会長の半導体技術諮問を担当した人物で、韓国半導体事業を陰で支えた。梁氏との縁は37年前の1988年に遡る。当時、李会長が濱田博士夫婦をソウルオリンピック(五輪)に招待し、通訳が必要だった。この時に通訳を引き受けて5日間案内したのが梁氏だ。芳枝氏は「当時、私は60代だったが、階段を下りるのに手を握ってくれた」と言って笑った。「日本に遊びに来てほしい」という濱田博士の招待を受けて日本を訪れながら国籍が異なる3人は家族になった。
 子どもがいなかった濱田博士夫婦はハングルを勉強して手紙を送った。37年間の手紙は数百通にのぼる。梁氏が結婚して子どもを出産し、その子どもが成長する姿を見るのは夫婦にとってもう一つの幸せになった。・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/332787
 「日本のシンガーソングライター「あいみょん」が初の来韓コンサート、「韓国語の勉強」も公開・・・」
https://www.donga.com/jp/article/all/20250421/5562091/1
 <キモー。↓>
 「韓国新政権、日本との政策協力以外に代案ない・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/332780
 <お世話さま。↓>
 「コメ価格暴騰した日本、35年ぶりに初めて韓国米を輸入販売・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/332775
https://www.donga.com/jp/article/all/20250421/5562079/1
 <報道価値なし。↓>
 「石破首相、「A級戦犯合祀」靖国神社に供物奉納・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/332767
 <・・・。↓>
 「韓経協「インドネシアに経済使節団」…ロッテグループ辛東彬会長が団長・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/332785

 スゲ。↓

 In 2023, India saw over 480,000 road accidents that claimed more than 172,000 lives・・・
https://www.bbc.com/news/articles/c4g49pgx6d0o

 キリスト教では間違いで、カトリシズムが正しい。
 当時、東ローマ帝国(ビザンツ帝国)が健在で正教を信奉してたからね。↓

 「・・・カール大帝の西ローマ帝国では、キリスト教は異文化を結びつける紐帯として機能し、またその国家統治も教会の協力により運営されるものでした。一言でいえば、「キリスト教帝国」とも呼べるものだったのです。そして、古代においてローマとゲルマンの文化が二分していた状況が、カールの手により一つに結びつけられ、新たな文化圏が成立します。これが、「ヨーロッパ文化圏」だったのです。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/c54ea8aac33259c7bf0b1a88634bddac7ade7991

 史実なのかどうか検証できなかったが、仮に史実だったとして、後漢が滅びる寸前によくもまあ西域に軍隊を派遣したものだと思う。↓

 「・・・ときは後漢の献帝(在位189年〜220年)の時代でした。名を索勱(さくばい)という武将が「西域」(西アジア)をめざし、1000人の兵を率いてシルクロードを行軍していました。 中央アジアのタクラマカン砂漠に入り、その東にあるクム川(クムダリ)という川のあたりに差しかかったときでした。突然、川が氾濫して洪水が起こり、すさまじい濁流が一行を襲った・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/89fbf2d71dfdc0bda1aae854c09b81db19d8dd9f

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓


<太田>

一 iPhoneで見つからないアプリの見つけ方

 某アプリのアイコンが見つからず、ネットでこれ
https://www.ipodwave.com/iphone/howto/app_find_out.html
を見つけてようやく起動できたが、いまだに、自分では見つけられない。

二 ソーダ水

 12本入りの表記が届いたが、触れ込みワケありで通りラベルなしなので、ただのペットボトル入りの水にしか見えない。

三 ダニ対策

 最寄りのスギ薬局のクーポン使用条件がますますせちがらくなってきたこともあり、いつもの防ダニスプレーを買うのを止め、Amazonで
マモルーム ダニ用 2ヵ月 ダニよけ 置き型
https://www.amazon.co.jp/dp/B09RSSKB8W?ref=ppx_yo2ov_dt_b_fed_asin_title&th=1
を買った。
 毎日のベッド衣料スチーマーがけ、プラス、週一の防ダニスプレーがけ、で、ずっと、ダニから解放された生活を送ってきたが、先週から、ダニによると思われるアレルギー症状に悩まされ、また、久しぶりにダニに累次刺されたことから、新たな製品の購入に踏み切ったものだ。
 効くようなら、取り換えボトル(4か月分)の定期おトク便契約をするつもりだが・・。

四 CROSMDSP10G

 何となく気になる表記製品。↓

 「・・・SATA接続の2.5/3.5インチHDD/SSD×1基と、M.2 NVMe SSD×2枚をむき出しのまま搭載できる外部接続ユニット。・・・」

https://www.msn.com/ja-jp/lifestyle/shopping/m-2-nvme-ssd%E3%82%922%E6%9E%9A%E8%A3%85%E7%9D%80%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B-%E8%A3%B8%E6%97%8F%E3%81%AE%E3%81%8A%E7%AB%8B%E3%81%A1%E5%8F%B0-%E6%96%B0%E8%A3%BD%E5%93%81-%E3%83%92%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AF%E4%BB%98%E3%81%8D%E3%81%AB%E3%82%82%E5%AF%BE%E5%BF%9C/ar-AA1DhLSV?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=4cae72979ab34eba9f92833c750d2b3d&ei=57

        –映画評論312:蜘蛛の巣を払う女–

 今回の「『蜘蛛の巣を払う女』(・・・The Girl in the Spider’s Web)は、2018年公開の<米>・スウェーデン合作のミステリー映画。監督は『ドント・ブリーズ』で注目を集めたフェデ・アルバレス<で、>脚本はジェイ・バス、フェデ・アルバレス、スティーヴン・ナイト<で、>主演はクレア・フォイ<で、>共演はスヴェリル・グドナソン、ラキース・スタンフィールド、シルヴィア・フークス、スティーヴン・マーチャントら<で、>原作はデヴィッド・ラーゲルクランツの『The Girl in the Spider’s Web』。スティーグ・ラーソンが書いた小説の三部作を含めた実写化作品としては『ミレニアム』シリーズのスウェーデン三部作、ハリウッド版に次ぐ三度目の実写化の作品となる。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%9C%98%E8%9B%9B%E3%81%AE%E5%B7%A3%E3%82%92%E6%89%95%E3%81%86%E5%A5%B3
というわけで、蜘蛛の巣を払う女モノとして、ハリウッド版の『ドラゴン・タトゥーの女』(2011年)を含む何本かを鑑賞済みの私としては、昔馴染みに出会った気分だ。
 クレア・フォイ(Claire Elizabeth Foy。1984年~)は、イギリス人女優で、Liverpool John Moores University(演劇)、と、the Oxford School of Dramaの1年コース、で学んでいる
https://en.wikipedia.org/wiki/Claire_Foy
ところの、「2015年、BBC2のドラマ『ウルフ・ホール』で女王アン・ブーリンを演じ、英国アカデミー賞(テレビ部門)女優賞ノミネートとな<り、>2016年から、Netflixのシリーズ『ザ・クラウン』でエリザベス2世の若年期を演じ、ゴールデングローブ賞女優賞(ドラマシリーズ部門)、全米映画俳優組合賞女優賞(ドラマシリーズ部門)を受賞(2016、2017年と2年連続)、英国アカデミー賞(テレビ部門)女優賞、エミー賞主演女優賞(ドラマシリーズ部門)にノミネートされ<、>2018年にエミー賞を受賞し<、>2021年に『ザ・クラウン』シーズン4に回想シーンにて再登場し、プライムタイム・エミー賞ゲスト女優賞(ドラマシリーズ部門)にノミネートされた。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%82%A4
という赫赫たる受賞歴を誇っている。

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太田述正コラム#14896(2025.4.21)
<檀上寛『陸海の工作–明朝の興亡』を読む(その23)>

→非公開