太田述正コラム#15039(2025.7.1)
<皆さんとディスカッション(続x6302)/映画評論367:ウルフ・オブ・リベンジ 復讐の狼>
<太田>
安倍問題/防衛費増。↓
なし。
ウクライナ問題/ガザ戦争。↓
<・・・。↓>
「イランの・・・イスラエル軍の13日以降の攻撃による死者が935人に上った・・・。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/613c3348852ac3cb34815729020afadf8aec24f4
<見出しと中に出てくる地図が無関係なんだけど・・。↓>
Israeli strike on Gaza seafront cafe kills at least 20 Palestinians, witnesses and rescuers say・・・
https://www.bbc.com/news/articles/c62884y1pl5o
妄想瘋癲老人米国。↓
<イラン核施設攻撃やこれなんぞは、妄想瘋癲老人トラがたまにまぐれで行うまともな言動やね。↓>
「「ひどいコメ不足なのに、われわれのコメ受け取らず」トランプ氏、自動車に続き日本に圧力・・・」
https://www.sankei.com/article/20250701-RFQKQEBYFFOD5GALDMP6M3XCFA/
それでは、その他の国内記事の紹介です。↓
スゴイーが、むろん東大ではない。↓
「全身の筋肉が徐々に衰える難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」を引き起こす新たなメカニズムを、岡山大学脳神経内科学の山下徹准教授と石浦浩之教授らの共同研究グループが突き止めた。・・・」
https://digital.asahi.com/articles/AST6Z3FX5T6ZPPZB00JM.html?iref=comtop_Tech_science_03
日・文カルト問題。↓
<本件で日本での話を取り上げることを許す。↓>
「「在日米軍は今後数年かけて指揮権限を徐々に拡大」 実現すれば在韓米軍の見直し不可避–米国の新たな国家防衛戦略発表を前に米軍体制の再検討中–中国けん制に向け在日米軍と自衛隊の連携強化・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2025/06/30/2025063080020.html
<同じく。↓>
「日本が博士課程の留学生支援を見直し、・・・韓国メディア・アジア経済・・・韓国ネットも注目「見習おう」「中国人を優遇し過ぎ」・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b955780-s39-c10-d0195.html
聞いたことがあるような・・。↓
「・・・六世紀には腺ペストが地中海世界に初めて広がったが、戦争と暴動の時代でもあった。・・・東ローマ帝国(ビザンツ帝国)・・・ユスティニアヌス帝の大規模な建築事業は同時代の歴史家プロコピオスによって記録されているが、この男は皇帝とその妃テオドラをことごとく貶(けな)す『秘史』も書いている。存命中は公表されなかったが、この悪意に満ちた書をどう読むか、それ次第で歴史叙述が異なるだろう。ともあれ、ユスティニアヌス帝はローマ帝国の再興をはかり、成果をあげた賢帝として名高い。だが、孤独で禁欲的な生活をおくり、恋愛関係も知られておらず、三十代でも結婚していなかった。誠実だが、不眠症に悩み、神学問題には打ち込む人物だったらしい。 ユスティニアヌスは、四十代半ばで皇帝になる数年前にテオドラと知り合い、結婚した。彼はたちまち、しかもぞっこん彼女に惚(ほ)れこんだ――それは確かだという。元女優らしいが、売春婦だったという噂が絶えなかった。新しい婚姻法は「かつて選んだ邪悪で不名誉な生き方を捨て、より良い生活を受け入れ」た女性には合法的な結婚ができるとしたのだから、彼の願いの強さがにじみ出ている。 伯父でもある前帝が逝去して単独の皇帝になると、ユスティニアヌス帝は、蛮族の征服・正統信仰の確立・法典の整備という三つの課題に取り組んだ。テオドラは教会や宮廷の人事には口出しして、昇進や罷免の思惑で夫を説得していたという。忠実な手下をもっており、莫大な財産を恵まれない施設に贈与する狙いがあったのだろう。近眼だったテオドラのために大きな文字で書かれた書物が管理されていたのは、テオドラが帝国の統治や文化に関わりたいと本気で読書していたからだ。黙読が通例ではなかった時代、なおさらテオドラの真剣さが光っている。五三二年、皇帝夫婦の地位を脅かす「ニカの反乱」があった。衆知のように首都コンスタンティノープルでは競馬場での党派争いがあり、そこで皇帝の不正を怒った民衆が、別の貴人を皇帝に引っぱり出そうと暴動をおこした。ユスティニアヌスは側近を集めて会議を開き、「逃亡」をほのめかした時、テオドラが口を挟んだ。「逃亡は得策ではないと私は思います。生を受けた者は死を免れることはできませんが、支配者が逃亡者となることもまた不可能だからです。……死なずに安全を手にしたとして、幸せでしょうか。古(いにしえ)の格言がぴったりだと私は思います。『帝位は輝かしい死装束である』」 この発言のせいで、事態の流れが変わる。テオドラは生涯にわたって、若き日の自分を助けてくれた人々に心から誠意をもって応じた。プロコピオスの悪意ある言及とそれ以外の人々の目に映ったテオドラを知ると、彼女の素晴らしさが浮かび上がる。彼女は人々の語り方も聞き方も重要な能力であることをよく学んでいたのだ。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/76202b951c77a4f88a9488fb7fd255e36e1af7fe
<同じ書評子による過去の書評をついで読みしてみた。↓>
「11世紀末から12世紀前半・・・東ヨーロッパのビザンツ帝国では、大豪族コムネノス家のアレクシオス(一世)が王朝を開いたが、皇帝の母、妻、娘・息子たちの愛憎の人間関係はなにやら物々しかった。本書は、なかでも長女アンナ・コムネナを焦点とする物語と解説である。アンナは古代・中世を通じて唯一の女性歴史家と言われており、父帝の伝記『アレクシアス』を残したことで名高い・・・。」
https://allreviews.jp/review/5057?utm_source=yahoo
「・・・古代ギリシアの頃から、「狂気の混じらない天才はかつて存在しなかった」と指摘されている。プラトンもアリストテレスも「創造と狂気」には深い結びつきがあることに気づいていた。プラトンは神々に由来する狂気によって偉大なる詩人が生まれると語り、アリストテレスは創造力をメランコリー(うつ病)と結びつける論者だった。
このような狂気の背後にはもともと神々と人間を仲介するダイモーンがいると信じられていた。・・・」
https://allreviews.jp/review/3081?utm_source=yahoo
宿舎たる英陸軍官舎にも買った日本製中古自動車にもエアコンなんてついてなかったが・・。↓
「ロンドンで気温33℃超 エアコンない地下鉄に灼熱バス・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/2830ffaaa36ccee6959689057f8db8b2826ed730
ヤバヤバ。↓
「数kmの津波が発生!?32億年前の史上最大級の隕石衝突がヤバイ・・・」
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/c9f283f1cfdc09339cacc1b6dbc4b3707806961c
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<ご愛顧に深謝。↓>
「劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章の本予告に中国ネット「鳥肌」「見たいけど見たくない」・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b955838-s25-c30-d0201.html
<・・・。↓>
「中国が日本産水産物の輸入を一部再開=中国ネット民猛反発、一方で冷静な意見も・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b955829-s25-c10-d0052.html
<太田>
–防犯カメラ–
置き配義務化の動きもあり、表記の設置を検討せざるを得ないが、ウチの場合は、樋が玄関周りにないし、ソーラーパネルで太陽光を受けるためには、カメラ本体と同パネルを相当長いケーブルで繋ぐ必要がある、等、一筋縄では行かなそう。↓
「防犯カメラ界の革命だ。使って実感した「Tapo C660 KIT」のすごさ・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/lifestyle/shopping/%E9%98%B2%E7%8A%AF%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9%E7%95%8C%E3%81%AE%E9%9D%A9%E5%91%BD%E3%81%A0-%E4%BD%BF%E3%81%A3%E3%81%A6%E5%AE%9F%E6%84%9F%E3%81%97%E3%81%9F-tapo-c660-kit-%E3%81%AE%E3%81%99%E3%81%94%E3%81%95/ar-AA1HFDwY?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=2eb034a95dce4edf9210b26d2a65c5d7&ei=141
–映画評論367:ウルフ・オブ・リベンジ 復讐の狼–
今回の「『ウルフ・オブ・リベンジ 復讐の狼』(・・・Avengement)は、2019年に製作されたイギリスの<バイオレンス>映画」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%96%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%99%E3%83%B3%E3%82%B8_%E5%BE%A9%E8%AE%90%E3%81%AE%E7%8B%BC ☆
https://en.wikipedia.org/wiki/Avengement ←筋
で、結構いい出来だった。
主演のスコット・アドキンス(Scott Adkins。1976年~)は、「イギリス出身の俳優で武術家」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%89%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B9
で好演。
ちなみに、アドキンスはスタントマンでもあるが、この映画のイギリス人監督・・脚本陣2人のうちの1人でもある(☆)・・のジェシー・ジョンソン(Jesse V. Johnson。1971年~)にもスタントマン歴がある。
https://en.wikipedia.org/wiki/Jesse_V._Johnson
なお、再び、美人、登場せず。
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太田述正コラム#15040(2025.7.1)
<渡辺信一郎『中華の成立–唐代まで』を読む(その59)>
→非公開