太田述正コラム#9688(2018.3.8)
<皆さんとディスカッション(続x3640)>

<太田>(ツイッターより)

 「…新聞を読む人の率が2005年には44%だったのが、2015年には33%になっている…
 <今後>10年で30%…減る…予想<が>ある。…
 誤報や不祥事<があるとその新聞の読者は減るが>スクープ<記事を載せても読者は増えない。>…
 <ちなみに、>「モリカケ問題」報道<は>朝日の独壇場であった…」
https://www.dailyshincho.jp/article/2018/02230600/?utm_source=livedoor&utm_medium=http&utm_campaign=link_back&ui_medium=http&ui_source=livedoor&ui_campaign=link_back&all=1
 文春等がモリカケ的なスクープもやってくれる保証がない以上、新聞は不可欠だが、私自身、各紙電子版を利用させてもらっていながら、一銭も払ってないのは申し訳ない気がする。
 何かいい方法がないものだろうか。
 かく言う私の太田コラムも実有料読者なんて数えるほどだが・・。

 「栄監督は「心身衰弱し日常生活困難」至学館大が文書…」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180307-00143749-nksports-spo
 それが、本当だとすりゃそんなヤワな人物じゃあ、また、方便だとすりゃそんな卑怯な人物じゃあ、格闘技であるレスリングの指導者なんて務まらないよ。
 栄氏の不戦敗で、伊調側の勝利が確定。やっとコメントできたでー。

 「…「ガラスの天井」ランキング…で、日本は主要29カ国中28位とワースト2位…。…
 日本の大卒女性就業率は74%…教育投資が経済活動に十分還元されておらず、社会的な損失は大きい。…」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27824790X00C18A3EA1000/
 日本の男性達よ、ゼネストを敢行してでも、社会への寄生を続ける女性達を働かせようぜ。

 「…<中共の>報道官は「中国は自らの道を堅持し、外国のモデルを輸入せず、中国のモデルを輸出もしない。
 中国のやり方をコピーするよう他国に要求することはない」と…明言…」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0307/c94474-9434009.html
 「自らの道」=日本文明の継受。
 「輸出…コピー…要求・・しない」=その権利は日本だけにある。

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 藤井六段と杉本七段の子弟戦千日手指し直しに。↓
https://mainichi.jp/oshosen-kifu/180308.html
 指し直し局に藤井勝利・・そうなりそう・・なら師匠に花を持たせた可能性、藤井敗北なら固くなっていた可能性。↓
https://mainichi.jp/oshosen-kifu/180308-2.html

 日本であんまし報じられてないのはなぜ?↓

 ’Super Monster Wolf’ a success in Japan farming trials・・・
http://www.bbc.com/news/blogs-news-from-elsewhere-43303781

 こんな風に私と共闘するのは正解だが・・。↓
 「森友文書書き換え疑惑報道、倒れるのは安倍政権か朝日か・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/03/08/2018030800773.html
 <こんな風に日本政府と共闘するのはマチガイ。↓>
 「南北首脳会談合意、中国は「歓迎」日本は「警戒」・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/03/07/2018030702802.html

 かつての日本政府だろうが、韓国の歴代大統領達だろうが、韓国民達はだれに統治されようと、絶対許せないってことなんだねえ。↓

 「韓国憲政史の例外ではなかった「被疑者」李明博・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/03/07/2018030701048.html

 またぞろ、アメちゃんによるインチキ国際関係論が・・。↓

 <レバノン、そして、リビアやイエメン、のしっちゃかめっちゃかさ、はどう説明すんだよ!↓>
 Baathism Caused the Chaos in Iraq and Syria–The United States invaded the Levant 15 years ago – but the region’s scorched-earth ideology has kept the fire burning.・・・
 ・・・the fact that the policy in Syria was 180-degrees different from the one in Iraq and yet the result was the same indicates that there has to be a deeper, more fundamental force at work in both countries that journalists and historians must acknowledge.
 That deeper force is the legacy of Baathism. A toxic mix of secular Arab nationalism and Eastern Bloc-style socialism that dominated Syria and Iraq for decades since the 1960s・・・
the Eurasia Group.
http://foreignpolicy.com/2018/03/07/baathism-caused-the-chaos-in-iraq-and-syria/
 毒殺じゃなく、単に、暗殺って言って欲しかったな。
 イギリスでばっかり起こるのは、単に、ロシア人が大好きな地でみんなここにやってくるからだけだろ。↓

 The long, terrifying history of Russian dissidents being poisoned abroad・・・https://www.washingtonpost.com/news/worldviews/wp/2018/03/06/the-long-terrifying-history-of-russian-dissidents-being-poisoned-abroad/?utm_term=.1597c26a36de

 それ、単に、一党独裁の属性だわよ。↓

 How Xi Jinping Made His Power Grab: With Stealth, Speed and Guile・・・
https://www.nytimes.com/2018/03/07/world/asia/china-xi-jinping-party-term-limit.html?rref=collection%2Fsectioncollection%2Fworld&action=click&contentCollection=world&region=stream&module=stream_unit&version=latest&contentPlacement=1&pgtype=sectionfront

 古代エジプト帝国はご立派だったってさ。↓

 To Save Middle East From Climate Change, Ancient Egypt Mounted Massive Relief Effort, Archaeologists Discover・・・
https://www.haaretz.com/archaeology/.premium.MAGAZINE-how-ancient-egypt-saved-the-rest-of-the-middle-east-3-000-years-ago-1.5866318

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <「固有の領土」論が間違った歴史観であることはおっしゃる通り。↓>
 「外交部、正しい歴史観で若い世代を教育するよう日本側に促す・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0307/c94474-9433878.html
 <安倍改憲粉砕目的の日中「緊張」緩和に大わらわ。↓>
 「両会で注目される中日関係 専門家の目に映る緩和と懸念・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0307/c94474-9434165.html
 <辻褄合わせのごたくは並べているが・・。↓>
 「孔鉉佑外交副部長「中日関係の改善は初心を忘れずに」・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0307/c94474-9434165.html
 「国防部、日本の「中国安全保障レポート」は無責任で成立せず・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0307/c94474-9433954.html
 <ここからは、サーチナより。
 蔦屋に学べキャンペーン始まる。↓>
 「・・・今日頭条は・・・中国で20年以上にわたって書店を経営しているという中国人の見解として、日本や台湾にある蔦屋書店を訪れて大きな啓発を得たと伝える記事を掲載した。
 記事によれば、この中国人は2018年2月の旧正月の連休を利用して日本を訪れ、日本国内にある蔦屋書店を訪れたようだ。17年には台湾にある蔦屋書店も訪れたことがあり、今回の訪日で計11店舗もの蔦屋書店を見学したことになるという。
 蔦屋書店の斬新なコンセプトと店内設計は中国でも有名で、報道や写真で目にしたことは何度もあったというが、実際に訪れてみて「書籍を中心としながら、どのようにして『ライフスタイル』を提案しているのか、大きな啓蒙を受けた」としている。日本ではリアル店舗がネット通販に売り上げを奪われていると言われるが、中国では日本以上にリアル店舗が苦境に直面している。それだけに、この中国人経営者にとっては、連日多くの客で賑わう蔦屋書店の魅力は是非とも学びたい対象であったらしい。
 記事は、蔦屋書店の店内は非常にシンプルでありながら、照明からディスプレイに至るまで統一感があって非常にまとまりが感じられたと伝え、空間設計の重要さを強く感じさせられたと紹介。空間設計がなされていない書店は「もはや生命力を失ったのと同じ」とすら感じたと伝え、蔦屋書店の雰囲気は「高級ブランド品店のような圧迫感はなく、まるで自宅で寛いでいるかのような快適さがあった」と主張。
 この中国人は実際に中国で書店を経営しているだけあって、中国国内にある書店と蔦屋書店の「差」に圧倒されてしまい、「もし中国に蔦屋書店のような書店があれば、きっと中国人消費者もこの空間が大好きになってしまうだろう」と主張、書店も含めてネット通販に侵食されている中国のリアル店舗にとっては参考になる要素がたくさんあったと伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1654893?page=1
 <使いまわし記事。↓>
 「日本の住宅は高品質なのに! 「寿命が30年」とは納得いかない・・・」
http://news.searchina.net/id/1654857?page=1
 <同じ材料を、ややガス抜き的に使用。↓>
 「日本が旧正月を祝わないのは「中国文化の影響から脱するためだ」・・・」
http://news.searchina.net/id/1654858?page=1
 <志を抱くことは必要。↓>
 「・・・今日頭条は・・・中国のネット上では近ごろ、「野菜不足に陥っている日本に行って野菜を売れば大儲けできるのではないか」と話題になっていることを紹介する記事を掲載した。
 記事はまず、日本は経済が発展した先進国だが、食料自給率は非常に低く、多くの食料を輸入に頼っていることを紹介している。では、日本の食料自給率が低い原因はどこにあるのだろうか。記事は、日本が島国で平地が少なく、耕地が非常に限られており、多くの土地が作物の耕作に適していないこと、さらに農業は後継者不足が深刻化していることを原因として挙げた。
 続けて、食料自給率が低く、国土が小さいため、日本の農業は天候不良の影響を受けやすいと紹介し、それゆえ今年は天候不良や異常気象によってスーパーに並ぶ野菜価格が高騰していることを強調。
 また、野菜高騰を受けて日本では野菜泥棒が現れ、さらには中国から冷凍野菜を輸入する動きが加速していると伝え、中国のネット上では「中国でチマチマ稼ぐのをやめて日本に野菜を大量に持っていけば絶対に大金を稼げる!」と話題になっていることを紹介した。」
http://news.searchina.net/id/1654871?page=1
 <ここからは、今日頭条文記事以外の引用。
 三村知事、頑張ってるねー。↓>
 「・・・中国メディア・東方網は・・・「リンゴ効果で、この県を訪れる外国人観光客の数が過去最高を記録した」とする記事を掲載した。
 記事は、「日本を訪れる外国人観光客が増え続けるなか、日本の各地方は現地の特産や特色を使って観光客を呼び込もうとしている。なかでも青森県は昨年宿泊外国人観光客数がのべ23万9150人と、2010年の4倍あまりにまで増え、宮城県を抜いて東北地方で最も多くの外国人観光客が宿泊した県になった」と紹介した。
 そして、「中国における青森の知名度は北海道には及ばないが、特産のふじリンゴは多くの人が知っている。青森は近年、リンゴの知名度を利用して外国人観光客を呼び寄せているのだ。日本で生産されるリンゴの半数以上を生産している青森は、台湾を中心にリンゴを輸出している。昨年1-11月に青森県に宿泊した外国人観光客のうち33.1%が台湾、25.7%が中国大陸、7.1%香港となっており、この3地域で6割以上を占めている。ちょうど、リンゴの主な輸出地と重なるのだ」と伝えている。
 記事はまた、中華圏からの観光客が増えているのに伴い、自治体と業界が協力して観光関連施設への自動翻訳機設置、モバイル決済システム導入を進めていると紹介。昨年11月にモバイル決済を導入した観光物産館では、観光客1人あたりの消費額が増加しているとした。」
http://news.searchina.net/id/1654915?page=1
 <定番。↓>
 「海に目を向ければ分かる! 日本は正真正銘の海洋大国・・・中国メディアの百度・・・」
http://news.searchina.net/id/1654827?page=1
 <ここまで来ちゃった日本へ行けキャンペーン。↓>
 「いったいどんなチャーハンだ・・・日本人が作った「死神チャーハン」に中国人も興味津々・・・中国メディア・騰訊網・・・」
http://news.searchina.net/id/1654833?page=1
 <だから、ブレーキも効かさなくっちゃね。↓>
 「美辞麗句に乗せられ・・・中国人観光客、日本で高額な「岩塩」を爆買い?・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1654854?page=1
 <使いまわし記事。↓>
 「奈良のシカに咬まれた外国人観光客、6割が中国人・・・中国メディア・環球網・・・」
http://news.searchina.net/id/1654905?page=1
 <割と出来の良い客観記事。↓>
 「・・・中国メディア・東方網は・・・「どうして日本人はデートの時にもマスクをしていくのか」とする記事を掲載した。記事は「日本旅行に訪れたら、どこでも男女問わずマスクをしている人を見かけるという奇妙な現象を発見した人がいる。さらに驚きなのは、デートの時までマスクをしている人までいることだ。日本にはスモッグなどないのに、一体どうしてなのか」と疑問を提起した。
 そのうえで、「理由は簡単。日本には花粉症の人が多く、粉じんに対するアレルギーを持っている人もいる。自身の健康のためにしているだけなのだ。そしてまた、外が寒いためにマスクをするということもある」と説明している。
 一方で、「本当にそんな簡単な理由だけでマスクをしているかといえば、実はそんなことはない。他にもいくつか理由があるのだ。まず、自分の顔に不満を持っている多くの女性が口元を隠してきれいに見せるため。小顔に見せるマスクもあるのだ。さらに、マスクをして口を隠すことで自らの感情が外に出るのを防ぐという目的もあるようだ」と伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1654895?page=1
 <客観記事だが、珍説入り。↓>
 「日本人はどうして畳の上で寝る? 命にかかわる理由があった!・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1654860?page=1
 <使いまわし記事。(対日歴史認識修正のためには致し方ないが・・。)↓>
 「日本の関東軍が建設した中国辺境の駅、雪景色の美しさにため息・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1654855?page=1