太田述正コラム#9878(2018.6.11)
<皆さんとディスカッション(続x3735)>

<太田>(ツイッターより)

 「師匠…との会見に臨んだ藤井聡太七段…最近のソフトは大変強いことは言うまでもないことですけれども、部分的には人間の方が深く読める局面もあると個人的には考えていたので、それが<前対局で>現れたのかなと思います…」
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E8%97%A4%E4%BA%95%E8%81%A1%E5%A4%AA%E4%B8%83%E6%AE%B5%E3%81%8C%E5%B0%86%E6%A3%8B%E5%8F%B2%E3%81%AB%E6%AE%8B%E3%82%8B%E5%90%8D%E6%89%8B%E3%82%92%E8%AA%9E%E3%82%8B%E3%80%8C%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%88%E3%82%8A%E4%BA%BA%E9%96%93%E3%81%AE%E6%96%B9%E3%81%8C%E6%B7%B1%E3%81%8F%E8%AA%AD%E3%82%81%E3%82%8B%E5%B1%80%E9%9D%A2%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%8D/ar-AAyruyY?li=BBfTjut&ocid=ientp
 本人は分かってたんだ!
 なお、との会見→と会見。

 「国から金もらって映画作って「公権力と距離を保つ」と豪語し称賛の嵐だった是枝裕和監督の残念感…」
http://blogos.com/article/303251/
 誰も指摘しないんだが、「カンヌ国際映画祭…会長職はフランス映画産業と文化・通信省、外務省、議会の代表者で構成されるフランス国際映画祭協会によって選出される。
 映画祭のメインの運営資金は、半分以上が文化・通信省管轄のフランス国立映画センター(CNC)から融資されている。…」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%8C%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E6%98%A0%E7%94%BB%E7%A5%AD
 人間のカスでも「いい」映画は作れるらしいねえ。
 ま、何事によらず、「人格」と「作品」は別物なんだろうけどな。
 とにかく「芸術家」の政治的発言は無視!

<太田>

 関連記事だ。
 そんな監督を、ひたすら褒め続けるだけの主要メディア。↓

 「監督、芝居にほれぼれ 「万引き家族」あす公開・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2018060702000192.html

<友人K>

 今回のプロアマゴルフ戦の問題は男性差別とは関係ないでしょう。
 ツアーのプレーは男子プロの方がいいに決まっているし。
 男子ゴルフがツアーに苦労しなくてもゴルフが盛況だったころの、プロアマ戦での尾崎とその取り巻きプロの余りの態度の悪さが今でも尾を引いて今の不振になっている、という声は前からありました。
 スポンサーにとって、大事なお客様・取引先を招いているプロアマ戦ですからね。
 まあ、元々その程度の連中だと割り切ることもできるかも知れませんが、客足が落ちてきた客商売で方針を変えようとしていたところに起きた事件でした。
 一方の女子プロ。
 もともとマイナーだったから、今世紀に入ってからの会長たちのツアーを増やすことへの意気込みとお客様に対する新たな女子プロへの教育が違いました。
 私は端っこの方でここ7,8年少し見るチャンスがあっただけですが、礼儀正しい女子プロが多いです。

<太田>

 現在の日本ではゴルフが往時よりプレー人口という意味では流行らなくなっているのに、プロで女子のトーナメントはむしろ往時より人気が高まっているのだとすれば、それは、女子プロのプレー<男子プロのプレー、であるにもかかわらず、現在の女子プロのプレー+容姿>現在の男子プロのプレー+容姿、だからなのだろうが、このような「女子>男子」現象が日本以外では起こっていないのであれば、これは、日本特有の男性差別的な現象なのではないか、というのが私の趣旨ですよ。
 (現状が、女子プロ全員の総所得>男子プロ全員の総所得、にまでなっているのかどうかは、女子トーナメントの方が男子トーナメントよりも安上がりで開催できるらしいので、私は詳らかにしませんが・・。)

<友人K>

 女子プロのトーナメント数はここ7、8年で劇的に増えました。
 華やかなトッププロのツアーだけでなく、2軍選手たちのステップアップツアーもあれよあれよという間に増えていきました。
 その一つ一つがLPGA会長(小林浩美。その前は樋口久子)の営業努力(個々のスポンサーと関係を深めたりつてをたどって訪ねたり)と新人プロ教育による面が大きいと思っています。
 これは、ハングリーな韓国の女子プロに対抗するためには下部ツアーのトーナメントも充実させて裾野を広げなければ、という小林会長の強い方針です。
 つまり、強力な社長が弱小団体を急成長させた構図です。
 20年ほど前までの男子プロツアー全盛の頃は、マイナーな女子プロと回るプロアマ戦は、芸者を侍らせているような感覚の人も多かったですからね。
 ただし、女子プロたちも大変に厳しい世界です。
 厳しい修練と競争を経てプロになっても、ツアーに参加できるのはほんの一握り、ツアーに行く旅費・滞在費は自己負担で上位にならなければ賞金は出ません。
 でも比較すればテニスのプロよりはチャンスが多いかなあ。
 将棋や碁のプロも多くは厳しい世界でしょう。
 男子プロのツアーも、あまりにも逆境になってきてやっとこれではいけないと改革を始めたのでしょう。
 機構のトップが強力なリーダーシップを発揮できるかどうか。
 でもゴルフブームは帰ってきませんね。
 これまでもゴルフ場はずいぶん倒産しましたが、会社人生で狂ったようにゴルフに参加した団塊の世代がゴルフから引退すればゴルフ人口は減る一方でしょう。

<太田>

 衰退の止まらないマーケットで、ある会社が、営業努力と製品改善によって、自社だけは業績を回復、躍進させた、ということであれば、ビジネススクールのケースになってもおかしくない話ですが、それは、真実のほんの一部ではないか、と私は見ているわけです。
 「ハングリーな韓国の女子プロ」は黒船じゃなく、むしろ、人気挽回、急成長の最大の鍵だったんじゃないか、とね。↓

 「石川遼 アン・シネの袋とじに興味津々「ビックリして、マジで!?と思って」・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/14844299/

 これ、将棋界での、女流棋士(本物のプロ棋士ではない!)の「活躍」と基本的におんなじじゃないか、と。↓

 「“ワイドナ女子高生”竹俣紅が早大合格 TV出演で美少女ぶり話題の女子高生棋士・・・」
https://www.daily.co.jp/gossip/2017/03/18/0010010069.shtml

<fY2TyPHc>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

 スカイマーシャル
https://ja.wikipedia.org/wiki/スカイマーシャル
みたいな武装した私服警官を新幹線に搭乗させて、思想的背景が無いと判断したら即射殺でよろしいのでは。

⇒ほう、日本でもやってたとは知らなかったー。
 で、「思想的背景が無いと判断したら」がなぜつくのか理解できないけど、いずれにせよ、そんな判断が瞬時にできるワケないでしょう。
 それに、そもそも、「世界史」に名を残すには、前例のない場所で(銃器を使わない)無差別殺人を行わねばならず、少なくとも当分の間は、新幹線じゃ誰もやらかさないだろうな。
 小学校(池田市)でも、大都会路上(秋葉原)でも、障害者施設(相模原)でも、自宅(座間)でも、そして、新幹線でも、あったんで、縁起でもないが、次はどこで誰がやらかすか、だな。(太田)

<太田>

 私は、最初から、「世界史」に名を遺す目的の犯行だと見てたんだけど、もっと、「大志」を抱いた犯行のような気がしてきた。
 本日朝の「とくダネ!」でも紹介してたけど、犯人の愛読書群は下掲の通りだ。↓

 –新幹線殺傷事件の小島一朗容疑者の愛読書–
罪と罰(ドストエフスキー) <1>
楢山節考(深沢七郎)<3>
教行信証(親鸞)<2>
ガリア戦記(カエサル)
聖書
https://togetter.com/li/1236062

<1>「選ばれた非凡人は、新たな世の中の成長のためなら、社会道徳を踏み外す権利を持つ」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BD%AA%E3%81%A8%E7%BD%B0
<2>「悪人正機」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%82%AA%E4%BA%BA%E6%AD%A3%E6%A9%9F
<3>「深沢七郎は、「姥捨伝説」を、山梨県境川村大黒坂(現在・笛吹市境川町大黒坂)の農家の年寄りから聞き、それを、・・・老母・おりんと息子・辰平という親子の登場人物を創造した。また、おりんの人物造型には、キリストと釈迦の両方を入れているという。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A5%A2%E5%B1%B1%E7%AF%80%E8%80%83

 彼は、欧米文学と日本文学の、それぞれ最高傑作をパロディ化するとともに、世界最大と日本最大の宗教をコケにしたんじゃないかってね。
 精神障害者・・彼の場合は自閉症?・・は、いわゆる常識的なものを根底から覆すヒントを我々健常者に与えてくれる場合があるが、今回もまさにそう。
 (なーんて、書く私もまた、少なくとも非健常者?)
 どんなヒントかって?
 あーじれったい!
 小説は純文学だろうと単なるおとぎ話、また、およそ宗教なんてものは単なる詐欺、ということを気付かせてくれるヒントだよ。
 ところで、『ガリア戦記』は何のヒントなんだろね。

 関連記事だ。↓

 「・・・両親との関係悪化などから14歳で生活支援施設に入所。定時制高校、職業訓練校を経て埼玉県や愛知県の機械修理会社に勤務したが、人間関係のトラブルで1年ほどで退社した。平成28年秋からは岡崎市の祖母宅で祖母と伯父夫婦と同居を始めたという。
 同居後は自室に引きこもり、パソコンをしたり、読書をしたりして過ごしていた。ただ、両親の家に戻ることや仕事に就くことを提案すると家出し、警察に保護されることを繰り返した。
 祖母によると、幼少期はやんちゃな性格だったが、同居してからは「自分は価値のない人間だ」「この世に未練はない」などと口にすることが多くなったという。自殺するためか、家出の際には必ずロープを持って出ていた。
 プライドの高い一面もあ<った。>・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/14844193/

<Pk7bKSMU>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

 海外の反応記事を眺めてたら、面白いイギリス人を発見した。
 キャリアを英陸軍で始めて、戦争直前まで日本に情報を流し続けたイギリス貴族。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%96%E3%82%B9%EF%BC%9D%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%AB
https://acidhistory.wordpress.com/2013/01/30/rutland-sempill/amp/
 
⇒興味深い話をありがとう。
 中共当局に次いで日本のことが分かってんのが若干のイギリス人識者達。(太田)

<太田>

 <komuroさん、昨日>16:00頃、スピーカーが届きました。
 開けてみて、どうして、オフ会の時にセットする的なことをおっしゃっているのか分かりました。
 単に、ケーブルを付ければいい、というものじゃあなさそうなので・・。
 とりあえず、御礼かたがたご報告まで。

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 オヨヨ。↓

 「首相の総裁3選に追い風、新潟知事選 自公系が勝利・・・」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31591510R10C18A6000000/

 ノンキャリ、地方公務員、自衛官、をバカにしやがってー。↓

 「誤字に事実誤認、主語不明…新聞なら「決裁」できないお粗末すぎる公文書の中身・・・」
http://www.sankei.com/premium/news/180611/prm1806110007-n1.html

 スゴイなんてもんじゃないね。↓

 「14歳張本智和の末恐ろしVに、王国中国が最大級警戒「我が国のメーンのライバル」 ・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/sports/news/%EF%BC%91%EF%BC%94%E6%AD%B3%E5%BC%B5%E6%9C%AC%E6%99%BA%E5%92%8C%E3%81%AE%E6%9C%AB%E6%81%90%E3%82%8D%E3%81%97%EF%BD%96%E3%81%AB%E3%80%81%E7%8E%8B%E5%9B%BD%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%8C%E6%9C%80%E5%A4%A7%E7%B4%9A%E8%AD%A6%E6%88%92%E3%80%8C%E6%88%91%E3%81%8C%E5%9B%BD%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%81%AE%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%AB%E3%80%8D/ar-AAyrYI3
 「予想に反して伊藤がすさまじい6ゲームの末に…」 国際卓球連盟を驚かせる・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/sports/news/%E3%80%8C%E4%BA%88%E6%83%B3%E3%81%AB%E5%8F%8D%E3%81%97%E3%81%A6%E4%BC%8A%E8%97%A4%E3%81%8C%E3%81%99%E3%81%95%E3%81%BE%E3%81%98%E3%81%84%EF%BC%96%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%81%AE%E6%9C%AB%E3%81%AB%E2%80%A6%E3%80%8D-%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E5%8D%93%E7%90%83%E9%80%A3%E7%9B%9F%E3%82%92%E9%A9%9A%E3%81%8B%E3%81%9B%E3%82%8B/ar-AAyrQmL?li=AA5aaw&ocid=ientp

 「一応」イイネ!↓
 
 「鈴木大拙・・・大谷大教授は90歳まで続けた。・・・」
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13530741.html?rm=150

 驚いたねえ。
 元偏差値が高かった学生も含め、そんな「勉強法」を意識的に行う必要があるほど勉強ができなかった学生が入学できるなんて、東大のレベルも落ちたもんだわ。↓

 「元偏差値35の東大生が教える「残念な勉強法」 「なぜか身につかない」を改善する3つのコツ ・・・」
 東大生はみんな、この「3つの勉強法」をやっていた・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/lifestyle/life/%E5%85%83%E5%81%8F%E5%B7%AE%E5%80%A435%E3%81%AE%E6%9D%B1%E5%A4%A7%E7%94%9F%E3%81%8C%E6%95%99%E3%81%88%E3%82%8B%EF%BD%A2%E6%AE%8B%E5%BF%B5%E3%81%AA%E5%8B%89%E5%BC%B7%E6%B3%95%EF%BD%A3-%EF%BD%A2%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%81%8B%E8%BA%AB%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%81%84%EF%BD%A3%E3%82%92%E6%94%B9%E5%96%84%E3%81%99%E3%82%8B3%E3%81%A4%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%84/ar-AAytODY?li=BBfTjut&ocid=ientp#page=2

 米国版が上梓されたということなのか、Nixey本(コラム#9611~)の書評がワシントンポストに出ていた。↓
https://www.nytimes.com/2018/06/08/books/review/catherine-nixey-darkening-age.html?hp&action=click&pgtype=Homepage&clickSource=story-heading&module=mini-moth&region=top-stories-below&WT.nav=top-stories-below

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <人民網より。
 いいかげん、止めたら?↓>
 「南京大虐殺史実展がベラルーシで開幕・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0608/c94475-9469095.html
 <ここからは、サーチナより。
 どうも、アルカーイダ系もIsisも、日本がお好きなようで・・。↓>
 「・・・今日頭条は、「日本のアイドル握手会会場が空港の保安検査同様に厳しい」ことが日本のネット上で議論になっているとする記事を掲載していた。
 記事は、「日本はアイドル経済が発展しており、様々なアイドルが活躍している。アイドルたちはプロモーションのためにファンとの握手会をしばしば開くが、近年ではアイドルを襲撃する事件が多数発生しており、安全確保の措置をとり始めている。入場者はまずセキュリティチェックを受け、荷物も特定の場所に置いておかなければならないのだ」としている。
 そのうえで、「これはもはやアイドルの握手会会場の光景ではない」、「テロ起こっても仕方ないからやるんだろうな」、「保安検査にかける人件費がすごいな」など、握手会会場の写真を見た日本のネットユーザーの感想を紹介した。これに対して、中国のネットユーザーは「杭州の地下鉄ではごくごく当たり前のこと」「中国の地下鉄に乗ってみなよ」などとコメントしている。」
http://news.searchina.net/id/1660999?page=1
 <まー頑張ってちゃぶだい。↓>
 「日本はもう始めている! 「将来の競争に向けてリニア技術を掌握せよ」・・・中国メディアの北青網・・・」
http://news.searchina.net/id/1661000?page=1
 <よー見とるの。↓>
 「・・・今日頭条・・・「通勤ラッシュを避ければ、日本の地下鉄は混雑してない。また、各車両に優先席が設けられているが、北京みたいに往々にして形骸化しておらず、みだりに優先席を占拠する人はとても少ない。特に若い人は、他の席がいっぱいで優先席に空きがあっても、そこに座ろうとしないのだ」とした。
 このほか、電車で見たおもしろい現象として「集団で乗車してきたときに、空き座席の数が人数分に満たない場合は、誰も座らずにみんなで立っている」とも紹介している。」
http://news.searchina.net/id/1661001?page=1
 <定番。↓>
 「日本と中国で「使用済みのトイレットペーパー」の捨て方が違う理由・・・中国メディアの快資訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1661003?page=1
 <これもだ。↓>
 「絵の具のような色の中国の川と違いすぎる! 日本には鯉が泳ぐ側溝があった・・・中国メディアの快資訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1661030?page=1
 <これもまたそうだ。↓>
 「世界最高峰の牛肉は日本にあった! 西洋諸国を差し置いてアジアにあるとは驚き・・・中国メディアの快資訊網・・・」
http://news.searchina.net/id/1661047?page=1
 <何のアニメの影響かしら。↓>
 「中国メディアの快資訊はこのほど、日本人を対象に「好きな歴史上の人物」を聞いたアンケートで、トップ20に古代中国の偉人も複数選ばれたことを紹介している。
 記事は、同アンケートで選ばれた古代中国の偉人について、もっとも人気があったのは曹操だったと紹介。曹操は後漢末期の武将であり、三国志演義や日本の小説である三国志にも登場することから日本でも高い知名度を誇る人物だが、記事は「日本人の目には率直で素直な人物と映っているようだ」と指摘する一方、中国では「正義感を持つ一方で、狡猾な一面もあるなど、裏表のある人物」と見なされがちであることを紹介。
 そして、日本人は武士道を重んじ、強者を尊重する国民性であるとし、その観点から見れば「日本人が曹操を好むのも無理はない」と指摘しつつ、曹操が「裏表のある人物」である点は「日本人の性格と同じだ」と主張し、だからこそ日本人は曹操が好きなのだろうと論じた。
 さらに2番目に人気があったのは諸葛亮孔明であったとし、「孔明は中国でもまるで神話に登場する人物のように神格化されているが、これは日本でも同様だ」と紹介。また、日本人は悲劇のヒーローを好む傾向があるが、卓越した才能を持ちつつも大業を成し遂げることなく病に倒れたという悲劇性が日本人の心を捉えているのではないかと考察した。」
http://news.searchina.net/id/1661004?page=1
 <そりゃそうだろ。↓>
 「中国メディア・東方網・・・記事は最後に、「中国代表は日本の勢いある台頭に対し、すでに明らかなプレッシャーを感じているだろう。もし、警戒を強めなければ、2年後の東京が中国卓球界にとっての『ワーテルロー』になりかねない。何と言っても、日本はホームで中国の王座を転覆させることを虎視眈々とねらっているのだから」と結んでいる。」
http://news.searchina.net/id/1661008?page=1
 <おお、後一息だな。太田コラムを読めば解決。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本の女性は本当に地位が低いのか 考えているような状況とは違う」とする記事を掲載した。
 記事は、「日本の女性は地位が低いという意見があるが、私はそのように思わない。今日は、その理由を紹介しよう」としたうえで、日本において女性の地位が決して低いわけではないとする理由を3つの点から説明している。
 まずは、代々受け継がれてきた文化的な本質という点から解説。「日本は母系社会の大和民族であり、開国の神とされるアマテラスは理想の女性の典型と言われている。それが脈々と受け継がれて、今も本質的には母系社会の民族なのである。その証拠に、日本人は男女を問わず感受性が高いのだ」とした。
 2つめは、社会における役割分担についてだ。「日本の職場では男性偏重の傾向があり、これを女性の地位の低さを示す証拠だとする人がいる。しかしこれは『男は外、女は中』という社会的な分業に対する認識の高さによるものなのである。多くの女性は、育児や家事を神聖かつ荘厳な『職業』と考えており、家庭を切り盛りすることに誇りを感じているのだ」と論じている。
 3つめは、家庭における地位という視点。「日本の家庭は女性主導であり、財布は基本的に女性が握っている。男性も女性の家事の大変さに対してリスペクトしている。そして、日本では男子が家を養うというのが不変の真理となっているのだ。夫婦が離婚する場合は、男性が相手に対し多額の経済保障を与えることになっている」と解説した。
 記事は、「日本は単一民族の島国であり、外からのものに対して皆で力を合わせるというのが日本人のポリシーだ。それゆえ、日本社会は男女の分業ができていただけのことであり、実質的には日本社会には男女の地位的な高低は存在しなかった。この点について、中国人も深く考えてみるべきだ」としている。」
http://news.searchina.net/id/1661039?page=1
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太田述正コラム#9879(2018.6.11)
<『西郷南州遺訓 附 手抄言志録遺文』を読む(その12)>

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