太田述正コラム#10118(2018.10.9)
<皆さんとディスカッション(続x3855)>

<太田>(ツイッターより)

 「…2017年度体力・運動能力調査の結果…70歳以上の男性と65歳以上の女性が過去最高を記録した。
 一方、男性の30代後半から40代前半と、女性の30代前半から40代後半は低下傾向となった。…
 6~19歳はボール投げなどで低下傾向だった。」
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e9%ab%98%e9%bd%a2%e8%80%85%e4%bd%93%e5%8a%9b%e3%80%81%e5%90%91%e4%b8%8a%e5%82%be%e5%90%91%ef%bc%9d%ef%bc%93%ef%bc%90%ef%bd%9e%ef%bc%94%ef%bc%90%e7%94%b7%e5%a5%b3%e3%81%af%e4%bd%8e%e4%b8%8b%ef%bc%8d%ef%bc%91%ef%bc%97%e5%b9%b4%e5%ba%a6%e4%bd%93%e5%8a%9b%e8%aa%bf%e6%9f%bb%e3%83%bb%e3%82%b9%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%84%e5%ba%81/ar-BBO33pi?ocid=ientp
 最近の若いもんは、と胸張って言えそう。

 「<公称ベースでさえ、>平成30年間で4割も減った…新宗教の・・主要教団の信者数…
 この落ち込みは、伝統宗教を含めた宗教界全体のそれをはるかに上回る。…」
https://diamond.jp/articles/-/181605?utm_source=daily&utm_medium=email&utm_campaign=doleditor
 素晴らしいねえ。
 早く、日本が、宗教が絶滅し宗教的習俗だけが残った国に、世界に先駆けてなって欲しいもんだ。

<gtSj6eU.>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

≫対米戦争に関しては敗けて日本列島ま>で米軍をやってこさせてソ連と対峙させるのが杉山らの狙いだったからだ、と私は、凡才ながら、軍事官庁勤務というユニークな経験を踏まえて、見るに至っているわけです。≪(コラム#10116。太田)

 どうせ負けるなら、日本まで連れてくるってことか。
 そもそも、米国との軍事衝突は、絶対避けられなかったのかねぇ。
 そのあたり当時の米国や日本の上の方はどう思ってたのかね。

<q1ddFqaY>

 属国状態が70年以上続くまでは予見できなかったのかな?

<太田>

 ブロック経済が打破された世界、ロシアの脅威から近々解放されるであろう世界、そして、近々日本文明総体継受を志す勢力が権力を掌握するであろう支那、かつて人間主義を追求した実践的大思想家を生み出しアングロサクソン文明の感化を受けて(従前に比して相対的に)統一され法が支配した状態で近々独立するであろうインド、更には、繁栄するであろう日本、を、人類、就中、非欧米世界、に残してあげたんだから、日本の再軍備/「独立」、なんてのは小さい問題だ、という認識だったんだと思うよ。

<lE1CZUzd>

 下っ端の石原莞爾ですら戦後の米ソの戦争を妄想?とは言え予期出来るんだから況や陸軍上層部をや。

<太田>

>石原莞爾ですら戦後の米ソの戦争を妄想?とは言え予期

典拠は?

<文十郎>(フェイスブックより)

≫対米戦争に関しては敗けて日本列島まで米軍をやってこさせてソ連と対峙させるのが杉山らの狙いだったからだ≪(コラム#10116。太田)

 教えて下さい。
 何故、そうまで(あんな多大な犠牲まで出して)して米軍を日本までやってこさせてソ連と対峙させる必要があったのでしょうか? 戦後、米ソが対立する事は杉山なら分かっていた筈。
 日米が和解する事は絶対ないので対ソ抑止を行うなら、対英戦に絞って勝った後の日本よりも米国にやらせる方が確実だった、ということでしょうか?

<太田>

一、対英のみ開戦をした場合

 対英のみ開戦をして、仮にインドまで占領できたとしても・・もとより、それで、インドや東南アジアの独立は約束されたようなものではあっても・・、独伊と戦争中であった英国が日本と講和するとは考えられず、自治領の豪州を拠点に抵抗を続けたでしょうし、米国は、その豪州に軍事物資等・・「等」にはフライングタイガー方式での事実上の米軍派遣を含む・・の援助を大量に行うでしょうから、豪州まで占領するのは困難だったことでしょう。
 また、日本は、対比(米)兵力も控置しておかなければなりません。
 ですから、日本は、南方に投入した兵力の大部分を北方に転用できないまま、現地に貼り付けておかざるをえなかったはずです。
 また、当然のことながら、この米国も、そしてソ連も、前者は軍事物資等の援助を(今度はソ連経由で)、また、後者は航空機パイロット等の人的面での援助を、中国国民党政権に対して、一層強化された形で続けたことでしょう。
 こうなると、日本は、南方の資源を確保できたことから、日支戦争を継続することこそできても、この戦争での膠着状況は、変わらないまま続くことになった可能性が大です。
 問題はその後です。
 独ソ戦がソ連優位に傾いた時点以降・・早晩ソ連優位に傾くということも、杉山らは読み切っていたはずです・・、自信を取り戻したソ連による対日挑発の(ノモンハン事件以来の)再開に苦しめられるとともに、フィリピンを拠点とする米国による対日挑発にも直面することになった可能性が高く、日支戦争の超長期化を背景にした、日本の国内世論の膺ソ懲米の声の高まりへの対処に陸軍は苦慮することになったのではないでしょうか。
 そして・・。

二、対米英開戦をした後米軍の日本駐留なき降伏をした場合

 仮に、岸信介らが目論んだように、サイパン陥落時点で日本が連合国に降伏的講和をしていたとすれば、千島列島は日本に残ったかもしれないけれど、台湾は中国国民党政権に引き渡され、朝鮮は一体のまま独立していたと思われるところ、日本軍は存続を許されたとしても、第一次世界大戦後のドイツ的な規模にまで縮小させられ、他方、日米安保的なものが締結されたかどうかは不明で、仮に締結されたとしても、米軍の駐留・・それが一時的にあったとしても・・に関しては、恒常的なものにはならなかった可能性が大です。
 (現実の歴史の1950年の段階で、米国が、極東における対ソ最前線の韓国に米軍を駐留させていなかったことを想起してください。)
 そういう状況下で、ソ連が、独立朝鮮で、ソ連系の勢力を蜂起させて内乱状態を生起させ、治安維持目的でソ連軍を介入させたとして、日本はもとより、(日本に拠点がない)米国も手出しができず、朝鮮がソ連の衛星国化してしまう事態が容易に想定できます。
 後は、孤立無援になった日本がソ連の手に落ちるだけ、でしょう。

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 擦り切れたレコードじゃあるまいし・・。↓

 US-Japan alliance needed to offset China’s influence・・・
http://www.taipeitimes.com/News/editorials/archives/2018/10/09/2003702001

 これにも、私、一応、入ってた形だけど・・。↓

 グーグルプラス、個人向けサービス終了 50万人の情報流出の恐れ・・・
http://blogos.com/article/330266/

 まった、安倍チャンを褒めちゃってー。↓

 「「韓日共同宣言」20周年行事、安倍首相きょう出席・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/10/09/2018100900415.html

 ロシア圏/イスラム圏の野蛮さと米国の野蛮さのどっちがより悪質?↓

 「ブルガリアの女性ジャーナリスト、レイプ・殺害される 報道界震かん・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/afpbb_3192498/

 アフリカ諸国が、欧米等にはビザを免除しているのに、アフリカ諸国同士では殆ど免除していないことを揶揄した記事だ。↓

 Why is it so hard for Africans to visit other African countries?・・・
https://www.bbc.com/news/world-africa-45677447

 BBCがあらゆる過去データを紹介しつつ、次期中間選挙での民主党勝利に太鼓判。↓

 US mid-terms: Can we tell if Democrats will win?・・・
https://www.bbc.com/news/world-us-canada-45013748

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <人民網より。
 人民網よ、お前もか。↓>
 「「東京の台所」築地市場が6日で営業終了 豊洲に移転・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/1008/c94475-9506516.html
 <ここからは、サーチナより。
 フェイクニュース登場。↓>
 「素晴らしいと絶賛される日本の弁当、食べてみたら吐きそうになった・・・なぜ?・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1668678?page=1
 <フェイクっぽいマジメ記事。↓>
 「中国の青年がネットで輸入した日本の納豆にチャレンジ! その結果は・・・?・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1668695?page=1
 <マジメなマジメ記事。↓>
 「中国メディア・東方網は・・・日本の専門家が挙げた長寿の秘訣ベスト6を紹介する記事を掲載した。健康長寿というと運動と食事が真っ先に思い浮かぶが、記事は第1位の要素がこれらではないことに意外さを示している。
 記事は「約20年に渡り、日本は平均寿命世界謂を保ち続けてきた。近ごろ、日本のアンチエイジングの専門家が長寿に関する6大秘密を発表したが、われわれがよく知っている運動は4番目であり、第1位に挙げられたのはなかなか思いつかないことだった。これらの6つの秘訣は、寿命を伸ばすのに有益であるばかりでなく生活の質の向上、身体の健康にも役立つ」とした。
 そのうえで、6位は「魚を多く食べること」と紹介。魚類に含まれる大量のアミノ酸や不飽和脂肪酸が血中脂肪を下げ、動脈硬化の予防につながるとした。5位は「ポジティブな精神」だ。ネガティブな精神が長く続くと、体の内分泌バランスが崩れ、免疫力が低下すると指摘した。
 4位は「適度な運動」。運動は腸の蠕動を促し、消化器系の疾患リスクを減らすほか、免疫力の向上につながると説明。3位は「食事の量を腹八分目に抑えること」、2位は「ゆっくり食事をすること」を挙げ、それぞれ胃腸への負担を和らげることが健康長寿につながると説明している。
 そして、1位は「目標を持つこと」であるとした。「自分の趣味や目標を持つことが、高齢者が生きる活力を保つ重要な秘訣なのだ。明確な目標は生活に潤いを与えるほか、未来や生きることに対する希望に満ちることが健康長寿にいい影響を与える」とした。」
http://news.searchina.net/id/1668716?page=1
 <材料は定番のものばかり。↓>
 「外国人に最も有名だけれど、最も喜ばれない日本の食べものってなに?・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1668717?page=1
 <まさに定番。↓> 
 「これが日本と中国の巨大な差だ! 農村を比較してみれば一目瞭然・・・中国メディアの一点資訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1668720?page=1
 <韓越部分を除き、これもだ。↓>
 「同じ餃子でも、日中韓越ではこんなにも「違っている」らしい・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1668756?page=1
 <よくぞ言った。↓>
 「サッカーU16日中戦 中国は試合で惨敗した挙句、人としても負けた・・・中国メディア・東方網・・・<は、>「この試合からは、中国選手が技術、フィジカル、戦術いずれにおいても日本選手より大きく劣っていることが明らかになった。中国のコーチは、両者の差を認めるとともに、ユース育成に大きな差があると語った」と評した。
 さらに、この試合では「議論を呼ぶシーン」もあったと指摘。それは、試合中に中国選手がピッチに倒れた際に、味方選手ではなく日本の選手が真っ先に中国選手に両手を差し伸べるという光景で、近くにいた中国の選手は素知らぬ振りをしていたという。
 記事は、「このシーンを見て、多くのサッカーファンは両者の差が技術やフィジカルだけではないことを理解したはずだ。サッカー中国代表は、まだまだ長い道のりを歩まなければならないのだ」と結んでいる。」
http://news.searchina.net/id/1668719?page=1
 <日本へ行けキャンペーンの一環なんだろうが・・。↓>
 「中国メディア・東方網は、日本に行っての「混浴体験」は、実際想像とは全く異なる状況であるとする記事を掲載した。
 記事は、日本の男女混浴について「ミスリードによる誤解が生じたと言わざるを得ない」とし、現在の日本には混浴ができる場所は非常に少ないと紹介。一方で、全くないわけではないとし「どんな場所で混浴ができ、どんな習慣があるのだろうか」とした。・・・」
http://news.searchina.net/id/1668730?page=1
 <同じく。↓>
 「中国語ができる日本人が中国人観光客に扮して、日本のサービスに差別がないか調べてみた!・・・<なかった。>・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1668745?page=1
 <ガス抜きチックな笑話?↓>
 「災害頻発の日本、移民した中国人は後悔していると思いきや・・・言葉を聞いて「寒気がした」・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1668762?page=1
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太田述正コラム#10119(2018.10.9)
<木村光彦『日本統治下の朝鮮』を読む(その4)>

→非公開

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