太田述正コラム#10188(2018.11.13)
<皆さんとディスカッション(続x3890)>

<太田>(ツイッターより)

 「マハティール…西洋の国々にマレーシアが追いつくためには、日本人の文化や価値観が大切だと考えている。東方政策では日本の教育システム全体に着眼していきたい。…」
https://www.sankei.com/politics/news/181106/plt1811060024-n1.html
 だったら、「平和憲法…改憲」反対なんて言っちゃ(コラム#10100)ダメじゃん。
 まるで分かってないねえ。

 「…便利さの代償としてあらゆる個人データを吸い上げられ、お金を儲けることと引き換えに「自由」を奪われていく…上海で異変、日本人がどんどん逃げ出している…」
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e4%b8%8a%e6%b5%b7%e3%81%a7%e7%95%b0%e5%a4%89%e3%80%81%e6%97%a5%e6%9c%ac%e4%ba%ba%e3%81%8c%e3%81%a9%e3%82%93%e3%81%a9%e3%82%93%e9%80%83%e3%81%92%e5%87%ba%e3%81%97%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8b%ef%bc%81/ar-BBPDapC?ocid=ientp#page=2
 否。
 「海外で活躍する研究者、減少深刻…」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3755801009112018MM8000/
等とと同じことであり、日本側の問題さ。

<tsuzu>

≫LED電球との無償交換制度・・・利用した人あります?≪(コラム#10186。太田)

 <上>記の件ですが、7月9日で終了した以前の制度でLED電球に交換しました。
 まさか続きがあったとは知りませんでした。
 今回はE17も対象となっているのでありがたいです。
 早速利用させて頂きます。

<M59vgpdK>

 「「独身の日」の売上記録をAlibabaが更新、・・・最終的な売り上げは2135億元(約3兆5000億円)となり、2017年を27%上回る史上最高額を記録しました。なお、中国に最も多くの商品を売った国は日本でした。・・・」
https://gigazine.net/news/20181112-alibaba-1111-new-record/

 これって当局の意向を受けた経営者が、日本製品をサイトの目立つ所に置いておいた結果とか?

<太田>

 サーチナでも記事紹介してた。↓
http://news.searchina.net/id/1670964

<太田>

 USさん、まだ尻切れトンボ段階の<下掲>を送らせていただきます。
 その目的の一つは、USさんに更なる負担をおかけして、甚だ申し訳ないのですが、スライド4を完全に差し替えたいので、そのイメージを、できるだけ早く、USさんに伝えたかったからです。
 つまり、スライド4に係るレク原稿案を踏まえて、それを図示化し、新たなスライド4にしていただきたいのです。
 その理由ですが、そもそも、前回と今回を通じ、八幡市レクで取り上げられる諸文明の中で、欧州文明が一番私に土地勘等がないことから、前回のレクで同文明についてどういう話をしたかがなかなか思い出せなず、従って今回のレク原稿案が容易に書けないことに気付いたからです。
 もちろん、努力すれば何とかなるのでしょうが、全く別の話をしたくなった、と申し上げるべきかもしれません。
 そもそも、アングロサクソン文明の方は、二人の人物紹介だけにしたわけですしね。
 というわけで、どうぞ、よしなにお願い申し上げます。

 皆さん、スライドについても、レク原稿案についても、お気づきの点等、自由にコメントをいただければ幸いです。

             記

        明治維新150年を文明論的観点から考える

[スライド1]

<中略>

[スライド4]

 欧州文明による世界への画期的貢献は欧州音楽のみと言っても過言ではありません。
 すなわち、欧州において、メロディ(旋律)とリズム(律動)の2要素は古今東西全ての音楽に共通していますが、16世紀にハーモニー(和声)を要素に加えたこと、そしてまた、楽音に係る、平均律、就中12平均律の理論こそ中国やインド亜大陸にもありましたが、欧州において、実際に12平均律を用いた楽曲を、同じく16世紀に作り始めたこと、は画期的なことなのです。
 欧州文明が、その黎明期・・プロト欧州文明から欧州文明への移行期・・に、かかる音楽を生み出したのは、同文明が、ローマ文明の継承を通じて古典ギリシャ文明の合理論を継承していたこと、及び、ローマ文明から継承したキリスト教が礼拝(奉神礼・典礼)において聖歌・音楽を重要視していたことからプロト欧州文明時代にキリスト教音楽が大いに発展してきていたこと、から、音楽に対して合理論(演繹)科学的な取り組みがなされたからである、と考えられます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%92%8C%E5%A3%B0
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E5%9D%87%E5%BE%8B
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E6%95%99%E9%9F%B3%E6%A5%BD

 欧州文明による世界への画期的貢献である、と誤解されているものに、例えば憲法があります。
 しかし、特定の国家にとって基本的な法規群を列記したものについて、普通の法律よりも改正要件を加重する、という発想は、有権者達、ないし、国民代表たる国会議員達、に対する不信感から彼らの手を縛ろうというものであり、そのような国は不幸な国であると言わなければならないでしょう。
 えっ、アングロサクソン文明には、そのような発想はなかったのか、憲法がなかったのか、と驚かれる方がひょっとしていらっしゃるかもしれませんが、そうなんです。
 英国にもカナダにもオーストラリアにもニュージーランドにも憲法なんてありません。
 アングロサクソン文明国ではりませんが、イスラエルにも憲法はありません。

 <下略>

<US>(昨深夜)

>その目的の一つは、USさんに更なる負担をおかけして、甚だ申し訳ないのですが、スライド4を完全に差し替えたいので、そのイメージを、できるだけ早く、USさんに伝えたかったからです。

 ご配慮ありがとうございます。
 スライド1 – 5 の各NOTEに原稿文章を追加しました。Mac が悪いのですがコピペをするとき、半角数字が化けて貼り付けられてしまう場合があります。最終原稿で再度貼り付け直しますが、その際、読み返して文字化けは修正することとします

>前回のレクで同文明についてどういう話をしたかがなかなか思い出せなず、従って今回のレク原稿案が容易に書けないことに気付いたからです。

 別の話をするということなので、すでに不要かもしれませんが、前回の八幡市セミナーの欧州のところの原稿付きのスライドを添付します。

⇒ありがとうございました。今回の作りかけのレク原稿案は、前回のと違って「です」調で、かつ、コラム番号を引用していないですが、基本的には前回のと同じでしたね。(太田)

>つまり、スライド4に係るレク原稿案を踏まえて、それを図示化し、新たなスライド4にしていただきたいのです。

 スライド4を再作成してみました。
 同時にスライド3、4の色合いや感じを合わせました。
 ご確認ください。

⇒なかなかよろしいのではないでしょうか。(太田)

 <添付文書省略(太田)>

<七氏>(本日午前)

 スライド4の憲法部分ですが、「有権者達、ないし、国民代表たる国会議員達、に対する不信感」なので、人の画の上か下に「有権者・国会議員」と文字を入れた方がいいと思いました。

<US>(本日未明)

 欧米を優先したため、インドは今夜も完成できませんでした。
 また明日の夜続きをやります。

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 かすんでんのは「専守防衛」じゃなく、「日本の米国からの独立性」だろ。↓

 「かすむ専守防衛 官邸主導で攻撃兵器選定・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018111390070411.html

 みずほも乗ってよ。
 そうすりゃ、3か所回って記帳してるのが1か所で済むだ。↓

 「三菱UFJ銀行と三井住友銀行が2019年前半にもATMの相互開放に乗り出す。・・・」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37648610S8A111C1EE9000/?nf=1

 わが身を顧みてモノを言えっての。
 「「営利作家」も自己矛盾みたいな言葉だが、村上による、小説群はもちろんのこと、大学時代の懐旧談も、オウム真理教ルポも、ことごとく「営利」目的のフィクションに決まってんじゃん。↓

 「村上春樹の無自覚な不正学位取得会見が示す病根–早稲田も日本の社会や歴史も嘲る営利作家とはいったい何者か・・・」
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/54648?utm_source=editor&utm_medium=mail&utm_campaign=link&utm_content=list

 そうだってさ。↓

 Unconventional Tokyo music school named among world’s best new buildings・・・
https://edition.cnn.com/style/article/riba-toho-gakuen-school-of-music/index.html

 そんな法律の穴は塞がなくっちゃ。↓

 「死刑囚「執行逃れ」か…逮捕後は一転して否認・・・」
https://www.yomiuri.co.jp/national/20181112-OYT1T50040.html?from=ytop_main2

 初音ミクと結婚式をあげ、「同居」してる男性がいるとはね。↓

 Japanese man ‘married’ to a hologram・・・
http://www.taipeitimes.com/News/world/archives/2018/11/13/2003704144

 国際法優位説と憲法優位説の間の説なんて、誰が唱えようと、まずありえんさ。
 いずれにせよ、米国にとって国際法に規範性なんてないし、日本にとって自国の憲法に規範性なんてないから、こんなん、論じてもあんまし意味ないけどね。↓

 「韓国大法院判決と日本の憲法学の「憲法優位説」・・・」
https://blogos.com/article/338057/

 当然だろ。↓

 「徴用工判決影響? BTSに続きTWICEも日本のテレビ出演に暗雲–NHK「徴用工判決、世論無視できない」・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/11/12/2018111204078.html

 原爆云々とはまた違った意味で、こーゆーのも構わんと思うがねえ。↓

 「BTSをユダヤ団体非難「公式に謝罪すべきだ」・・・」
https://www.yomiuri.co.jp/world/20181112-OYT1T50081.html?from=ytop_main2

 朝鮮日報、日本のジャーナリズムの中でも(朝日と?)日経は別格扱いなのね。↓

 「「韓国の経済政策迷走」、日経が報道・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/11/13/2018111301228.html

 北朝鮮がせっせと弾道弾の増産に励んでいるとさ。
 (米朝交渉が進んでないんだし、当たり前だろ。)↓

 Newly revealed North Korean missile bases cast doubt on value of Trump’s summit with Kim Jong Un・・・
https://www.washingtonpost.com/world/2018/11/12/newly-revealed-north-korean-missile-bases-cast-doubt-value-trumps-summit-with-kim-jong-un/?utm_term=.60399a652245

 とにかく、チャンドラ・ボースの大彫像が建てられるようにならない限り、インドよりは中共の方が遥かにマシ。↓

 「インドの闇を象徴する世界一の彫像―日本メディアに問われるもの・・・
 パテルは独立以前からムスリムと衝突を繰り返したヒンドゥー至上主義団体「民族義勇団(RSS)」と結びつきがあり、独立にともなうインド・パキスタン戦争(1947)の外交的解決を目指したガンディーを批判した。 ・・・
パテル像が建てられたグジャラート州は、パテルだけでなくモディ首相の地元でもある。
 つまり、パテル像の建立は、インドにおける政教分離の後退をも象徴するのである。
 さらに、モディ政権はパテル像の建立と並行して、ムンバイでは17世紀にイスラーム系のムガール帝国と戦ったヒンドゥーの英雄チャトラパティ・シバジの建立を進めており、こちらはパテル像を上回る212メートルで、2021年の落成を目指している。・・・」
https://blogos.com/article/338122/

 但し、こういうインドには賛成。↓

 Iran could be the key to cementing India and Japan ties–Washington granted a sanctions waiver on the Chabahar port in Iran. That could provide an axis as India, Japan and the US try to counter China’s Eurasian reach・・・
http://www.atimes.com/article/iran-could-be-the-key-to-cementing-india-and-japan-ties/

 欧米帝国主義のイヌらめ。↓

 「アムネスティ–スーチー氏に授与した人権賞撤回・・・」
https://mainichi.jp/articles/20181113/k00/00e/030/190000c

 第一次世界大戦の時の、フランスの自国の植民地兵(黒人)の扱いはひどかったし、独仏が互いに相手の民族のことをくさしまくったとさ。↓

 Never Forget That World War I Was Also Racist–It wasn’t just nationalism that fueled the 20th century’s first great tragedy.・・・
https://foreignpolicy.com/2018/11/12/never-forget-that-world-war-i-was-also-racist/

 例によって、完全ピンボケ。↓

 「安倍訪中を歓迎し日本批判を抑える中国の思惑・・・」
https://diamond.jp/articles/-/185201?utm_source=daily&utm_medium=email&utm_campaign=doleditor

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <毎日のように韓国を朝貢国扱い。↓>
 「中国メディア・東方網は・・・中国の故宮よりも20年早く建造された韓国の「皇宮」が、世界的な認知度の面でどうして故宮よりもはるかに低いのかとする記事を掲載した。
 記事は、「北京の故宮は1421年に竣工した、わが国で現存する最大かつ完全な形で残る宮殿で、国内外から毎年大勢の観光客がやってくる。実は、ソウルにも『故宮』があり、その規模は北京の故宮に引けを取らないうえ、20年あまり早く建造されているのだが、世界的な知名度でははるかに北京の故宮に及ばないのだ」と紹介した。
 そのうえで、「1395年に建造された朝鮮王朝期の宮殿で、その構造、回廊、風格いずれをとっても中国の皇宮を模して作ったものと言える。20世紀初め、朝鮮半島が日本に占領されて植民地となると、日本は景福宮も占拠して大規模な破壊と再建を実施。そこで南側の楼閣が全て取り壊されてしまった。やがて韓国が独立すると大量の物資を費やして日本植民時代の宮殿の撤去と元の姿の復元作業が2010年まで続けられた」としている。
 そして、「この経緯から見て分かるように、景福宮は長い歴史による蓄積を経たのではなく、改造が施されてきた。この点において、すでに景福宮は故宮に負けてしまっているのだ。改造、再建された景福宮は、ビジュアル的な観賞価値はあるものの、文化的な中身が少なくなってしまっているのだ。その点、故宮は建築の内外に豊かな歴史的、文化的な中身を包含しているのである」とし、その「差」について解説した。」
http://news.searchina.net/id/1670955
 <そんなに露骨に言われたってねえ。↓>
 「・・・中国メディアの一点資訊は・・・中国を捨てて、日本はこっそり東南アジアに投資しているとする記事を掲載した。

 まず記事は、これまで中国に工場を建設してきた老舗ブランドの日本企業の多くが、中国から撤退し東南アジアへ工場を移していると指摘。中国への投資額は、2012年から17年の間に、134億ドル(約1兆5000億円)から96億ドル(約1兆1000億円)に減少しており、日系企業の従業員数もこの間に16%減少したという。一方、東南アジアの日系企業の従業員は32%増加している。その理由について記事は、東南アジアの都市は6-7%の経済成長を見せており、廉価な労働力や人口を求める日本企業にとって魅力的な投資先となっていると分析した。
 しかし記事は、この傾向にはリスクが伴うとも指摘。東南アジアの労働者は、教育水準がまだ高くないため、求められる作業の程度も高くなく、物流などのインフラにも問題があって、日本企業には潜在的なコストという負担がかかるとしている。それで、「すべての地域が次の世界の工場になれるわけではない」と主張、中国が世界の工場となり得たのは、それを支えるだけの実力があったからだと論じた。
 続けて、日中関係が改善されてきている今、経済交流は安定しており、中国も産業構造の変革期を迎えていてネットや人工知能などのハイテク産業が発展の重点となってきているとし、「このチャンスを逃せば、日本企業は中国での市場開拓がより難しくなる」と、日本はもっと中国に投資すべきであると呼びかけた。
 また、中国の国内総生産(GDP)はASEAN全体と比べてもはるかに規模が大きく、もし日本企業がただ目先だけの利益のためにローエンド産業ばかり注目しているなら、小さな利益のために大きな損失をするかもしれないとくぎを刺した。」
http://news.searchina.net/id/1671002
 <定番。↓>
 「日本と中国の「道路」を比較、「わが国の道路関係者は赤面するはずだ」・・・中国メディアの快資訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1670972
 <定番だが、若干新しい部分も。↓>
 「日本が外国人観光客にとって魅力的な理由、それは各地に「特色」があるからだ!・・・中国メディア・東方網・・・
 食べ物では福岡の博多ラーメン、広島のカキ、岡山の桃、兵庫の神戸牛、大阪のたこ焼き、京都の八つ橋、千葉の梨、長野の蕎麦、青森のリンゴ、北海道のタラバガニ、工芸では愛知の瀬戸焼、岡山の備前焼、福井の越前漆器を有名な特産品として挙げた。また、各地では地元の習俗に合わせたイベントや祭りが開催され、これも魅力の1つになっていることを伝えた。
 記事はこのほか、日本人は各地域の特色に対する「パッケージング」や宣伝に長けているとも指摘。その例が、日本に数多く存在する「三大」シリーズであり、三大風景、三大祭り、三大名園、三大名泉など枚挙にいとまがないことを紹介した。さらに期間や地域による「限定商品」づくりも盛んであり、人気を集める要因の1つになっているとした。」
http://news.searchina.net/id/1671025
 <これもだ。↓>
 「中国人留学生が語る、日本での留学生活の「苦」と「楽」・・・中国メディア・海外網・・・」
http://news.searchina.net/id/1671032
 <「外国人」って中共人民だけだろが、とにかく定番。↓>
 「小学生たちの集団登校が、外国人観光客にとって「見どころ」になっている・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1670978
 <定番だが材料は新しい。↓>
 「中国メディア・東方網は・・・日本旅行で必ず行くべき100年以上続く老舗商店を5軒紹介する記事を掲載した。記事は、いずれの店についても、買い物せずに店を見るだけでも行く価値があると評している。
 1軒目は東京・銀座に店を構える文房具の老舗、伊東屋だ。100年以上続く文具専門店であり、いくつものフロアに分かれた店内には筆記具をはじめとする各種文具が所狭しと陳列されており、文具ファンにとってはまさに天国のような場所であると紹介した。
 2軒目は、東京・台東区にある釜浅商店である。「釜浅商店は、調理器具を専門に売る店で、創業は今から110年前の1908年だ。店に並んでいるのは、日本の各調理器具ブランドの商品で、日本の匠とコラボレーションして開発した自己ブランド製品もある」と伝えている。
 3軒目は、大阪の老舗お香専門店・梅栄堂だ。300年あまりの歴史を持つ超老舗であり、当代の店主はすでに16代目であることを紹介した。4軒目は、東京・神田の古書店街にある老舗の古書店・矢口書店。日本では古本文化が盛んであり、古本を扱う専門店が数多く存在するとし、矢口書店は約100年の歴史を持つ、代表的な古書店の1つであるとした。
 そして、最後の5軒目は、東京・日本橋にある和紙専門店の榛原だ。「古代の中国から日本に製紙技術が渡ったのち、日本人が現地の原料と独自の製法による和紙を生み出した。榛原は創業から200年あまりが経過しており、人びとに最も本式の和紙を提供し続けてきたのだ」と伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1671040
 <客観記事である。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「スマホで記録すればいいのに、どうして日本人は手書きの手帳を使いたがるのか」と題する記事を掲載した。
 日本人は手帳に何を書き込んでいるのだろうか。記事の中国人筆者は、立場により内容は違うが、仕事のスケジュールなど時間の管理、子どもの成長記録、家計簿、夢を達成するための計画などを書き込んでいるようだと紹介。「頭の中を理性的に整理することで、成功の可能性を上げようとしている」と分析している。
 筆者は、この「日本の文化」を試してみようと思い立ち、かわいいノートとペン、シールなどを机に広げ、作ってみたい料理などを書き込んでみたそうだ。しかし、料理のレシピにはスマホで便利なアプリやウェブサイトがあることに気が付き、その日のうちに手帳への熱はすっかり冷めてしまったと振り返っている。
 しかし、日本人はこの逆と言えるだろう。筆者の周りにも日本人がいるそうで、スマホアプリで記録を付けられると教えてあげても、利用してみてやはり手帳に戻ってしまうと首を傾げた。日本の文房具は非常に種類が多く質が高いことからも、日本人の手書きの文化の根強さをうかがい知ることができる。
 手帳にこだわる日本人は、スマホを駆使する中国人とどう違うのだろうか。記事は「国民性が違う」と分析。日本人は中国人のように、新しいものにすぐ飛びつくことがなく、それを他人に強く勧めることもしないと違いを強調し、「日本にはいまだにファックスが残っている」ほど、伝統的なものを残す傾向があると伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1671003
 <一応これもだ。↓>
 「・・・中国メディアの一点資訊はこのほど、「クルーズ船で他国に入国し、失踪する中国人はなぜ日本を目指すのか」と疑問を投げかける記事を掲載し、その理由について分析している。
 記事はまず、日本ではクルーズ船で日本へ入国した外国人が失踪するケースが相次いでいて、中国人が失踪するケースも多いことを紹介。そして、日本が2015年1月に導入したクルーズ船を利用して日本を訪れる外国人の入国審査手続きを簡易化する制度「船舶観光上陸許可制度」が失踪の「温床」となっていることを指摘し、クルーズ船を利用して日本に入国する外国人の数が増えるにつれて、そのまま失踪する外国人も増えているとした。
 では、なぜ非常に多くの中国人が日本を訪れた後に失踪するのだろうか。記事は、同様の現象が韓国でも発生していたことを指摘。韓国では直接済州(チェジュ)島に発着する飛行機やフェリーを使うことなど、一定の条件を満たした中国人はノービザで入国することができる。だが、中韓関係が悪化したことで中国人の多くが韓国ではなく日本を訪れるようになり、不法就労目的でクルーズ船に乗る中国人も日本に行き先を変更したのではないかと考察した。中国人旅行客が多く訪れる国には、中国人を相手にしたガイドや接客といった仕事があるものであり、中国人が多く訪れる日本でもそうした仕事の不法就労が増えている可能性は否めない。
 これに対して、中国の旅行会社は失踪防止の対策を行っていて、旅行客に不審な点はないか面談したり、旅行客に対して教育を行ったりしていると紹介しているが、完全に防ぐことは難しいことを伝える一方、中国人の失踪を防ぐには「中国が更なる経済発展を遂げていくこと」が大切だと指摘。経済発展によって、外国で不法就労する中国人は減少していくはずだと論じた。」
http://news.searchina.net/id/1671006
 <同様。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本では不動産や車の価格はさほど高くないのに、日本人の若者達はなぜ大きなストレスを感じているのかと疑問を投げかける記事を掲載し、日本の若者達が抱えているストレスについて考察している。
 記事は、日本の学生は親や家族に金銭的な負担を掛けないように学費を自分で稼ぐ必要があり、学校に通いながらアルバイトをすることは多くの若者たちにとってのストレスとなっていること、さらに、おそらく奨学金のことを指していると思われるが、卒業後に残された「借金」を返済しないといけないため、卒業したばかりの若者達が抱えるストレスは大きいと紹介している。
 続いて記事は、「仕事上の競争が激しい」ことも若者のストレスにつながっているとも指摘している。日本のように国土の狭い国では、都市部に良い人材が集中してしまい、結果「競争率が高くなっている」と紹介し、プレッシャーの原因となっていると指摘した。さらに、「他人とのコミュニケーション」や「少子高齢化問題」なども、日本の若者達のストレスの原因となっていると分析している。」
http://news.searchina.net/id/1671038
 <同様。違いのよってきたるゆえんを説明せにゃ。↓>
 「日本は徴用工問題で「韓国への要求は拒絶、中国には和解金で合意したのに」・・・中国メディアの網易・・・」
http://news.searchina.net/id/1671010
 <ガス抜きやねん。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本人と中国人に対するアインシュタインの評価は「真逆」であったことを強調しつつも、そこにはれっきとした理由があると主張。アインシュタインは2度にわたって中国を訪れたが、そのどちらも極めて短い滞在時間であったうえに当時の中国は中華民国として内戦状態にあり、人びとは疲弊していた時代だったと指摘した。
 一方、日本はアインシュタインを盛大にもてなし、アインシュタインは講演で多額の金を稼いだからこそ、日本を称賛したのだろうと主張。その日本は第2次世界大戦でアジアを侵略し、世界の公敵となったと主張し、アインシュタインの評価など「そもそも当てにならない」との見方を示した。」
http://news.searchina.net/id/1671005
 <こいつもや。そもそも、扇動したのは中共人民だったりして。↓>
 「渋谷のハロウィン騒動、あれはまさに「日本人の本性」だ・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1671052
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太田述正コラム#10189(2018.11.13)
<木村光彦『日本統治下の朝鮮』を読む(その14)>

→非公開