太田述正コラム#10466(2019.4.1)
<皆さんとディスカッション(続x4029)>

<太田>(ツイッターより)

 「藤井七段、詰将棋解答選手権を5連覇 誤記の出遅れ挽回…
 今年は<準優勝の>斎藤王座、広瀬章人竜王(32)らタイトル保持者も参加した。…」
https://www.asahi.com/articles/ASM304WMWM30UCVL003.html?iref=comtop_8_05
 藤井七段、引き続きスゴイわん。
 詰将棋じゃ、飛び抜けた実力があるんだねえ。
 なお、太田コラム愛読者には将棋愛好家が多いんだぞ。

<komuro>

 藤井聡太七段が、第16回詰将棋解答選手権で5連覇を達成しました。
 10問中3問で記述ミスがあり98.5点という結果でしたが、無事?優勝しました。
 まぁこのくらいの愛嬌があったほうが、人間らしくて良いですね。
https://blog.goo.ne.jp/shogi-problem
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190331-00000198-spnannex-ent
 ちなみに2位の斎藤慎太郎王座とは、詰将棋の盟友という間柄のようです。
 将棋世界の記事で、詰将棋解答選手権に参加した小2の藤井少年に声をかけたのが、斎藤3段だと書いてありました。
 また本職の将棋の方では、2019年度の最多勝利45勝(2名)と最高勝率0.849(歴代3位)になりました。
 まだ公式発表ではありませんが。
https://www.shogi.or.jp/game/record/year_ranking.html
 たとえ人間主義世界であっても、勝負の世界では、自己の最高の能力を発揮しても良いのだと思います。

<太田>

 人間主義世界では、藤井七段のような天才が、(AIを含む)機械にはできない新しい世界を切り開くことにその能力を使わず、既に機械に人間が及ばなくなったところの、将棋という旧世界での匠の道に甘んじ、その道を驀進する、ということが、むしろ普通である、しかし、それが、世界を平和に維持し、かつ、自然に過度な負担をかけないことに繋がってはいる、ということを、私は申し上げてきているわけです。

<太田>(ツイッターより)

 「新元号が…令和…に決まった。出典は…「万葉集」…
 初春の令月にして、気淑(よ)く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫らす…」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43167710R00C19A4EA2000/?nf=1
 「新元号 福岡・天神では拍手 「命令の『令』かと」の声も…」
https://mainichi.jp/articles/20190401/k00/00m/040/094000c
 行ったばかりの天神!

<太田>

 関連記事だ。
 ガーディアンは、本件にかなりのご関心。↓

 New era will go into effect on 1 May, a day after the emperor, Akihito makes way for his eldest son, Crown Prince Naruhito・・・
https://www.theguardian.com/world/2019/apr/01/reiwa-japan-prepares-to-enter-new-era-brimming-with-hope

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 と、韓国当局は分析されてらっしゃるが・・。↓

 N.Korea ‘Has Less Than a Year’s Worth of Food, Oil Left’・・・
http://english.chosun.com/site/data/html_dir/2019/04/01/2019040101412.html

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <人民網より。
 そうだそうだ。最低、自分で判断しなくっちゃな。↓>
 「商務部「日本側は自由貿易の承諾を守り、中国企業に公平で公正な対処を」・・・」http://j.people.com.cn/n3/2019/0330/c94474-9562261.html
 <ここからは、サーチナより。
 日本そばを食えキャンペーン。↓>
 「日本人の健康長寿の秘密が、まさか中国伝来の食べ物にあったとは・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1677298?page=1
 <記事の中身は定番。↓>
 「中国人が訪日して驚くように、日本人も訪中すると驚くことがあるらしい・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1677299?page=1
 <これもまあそう。↓>
 「中国人留学生は一体どんな時に「日本に染まってしまった」と感じるの?・・・」
http://news.searchina.net/id/1677304?page=1
 <前にも似たような記事はあったが、エンジンの話は新しいかも。↓>
 「中国の自動車市場に大きな影響を与えた「いすゞのトラック」・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1677308?page=1
 <何度か似たような記事はあったが、個名が出て来るのは初めてかも。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本に無数にある小さな町工場を紹介する記事を掲載し、日本の技術が世界をリードできているのはこれら小さな町工場のおかげだと称賛している。・・・」
http://news.searchina.net/id/1677317?page=1
 <視点は新しいか。↓>
 「日本の家は生活動線が良く考えられている! だから狭くても快適なのだ・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1677327?page=1
 <何だか笑っちゃうほのぼの記事。↓>
 「中国メディア・東方網…記事<は、>・・・「鳥取砂丘は日本で有名な観光スポットであり、日本国内最大の砂漠である。最大とはいえ、砂漠と呼ぶには規模があまりにも小さいので、砂丘と呼んでいるのである」と紹介した。
 また、砂漠というと非常に乾燥していて水分など全くない状況をイメージするが、鳥取砂丘は全く異なり海岸線上に位置しており、日本海の風によって非常に長い年月をかけて出来上がった「大自然の傑作なのだ」と説明している。
 そして、鳥取砂丘では鳥や風の力によって植物の種が運ばれ、草が生えてくると紹介。「こうなると、日本唯一の砂漠が緑豊かな地帯に変わってしまう。そこで、現地人は大量の人員を動員して草を抜き、砂漠の状態を保っているのである」とした。
 記事は、中国では砂漠を緑に変えることに大きな労力を費やしているのに対して、日本人が砂漠を守るために草を抜くという「真逆」のことに取り組むのは些か奇妙に思えるとする一方、「何と言っても鳥取砂丘は日本にとって国宝級の砂漠。日本にいながらにして砂漠の風情を眺めるのは簡単なことではなく、そうするのも理解できる」とした。そして、全ての砂漠が消滅すべきものではなく、生態系のバランスを保つという点を考えることが重要なのだと評している。」
http://news.searchina.net/id/1677300?page=1
 <島津斉彬コンセンサスもモード転換も登場しないが、ま、いいでしょ。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、日本にとって2018年は明治維新から150年目の節目の年だったことを指摘しつつ、日本はなぜ約200年間も鎖国をしていたのに、明治維新を成功させ、一気に列強に成長することができたのかと問いかける記事を掲載した。
 記事は、中国もかつて長きにわたって鎖国を行っていたとし、それは1842年に英国に南京条約という不平等条約を押し付けられることで終焉を迎えたと指摘。同じように鎖国を行っていた日本も1853年のペリー来航をきっかけに鎖国は終わりを迎え、その後の明治維新へとつながっていったと強調した。
 続けて、驚くべきはペリー来航からわずか15年後の1868年には様々な改革を成功させ、大政奉還ののちに明治時代を迎えたと指摘。世界的に見て「特に目を引くことのなかった日本」という国が、極めて短期間で非欧米国として唯一の列強へと成長したと強調し、この経緯が「世界的にも有名な明治維新」であると論じた。
 記事は、日本が明治維新を成功させ、その後の大きな飛躍を実現できた要因として、当時の日本は単一民族国家であったうえ、日本人は団結力も強かったことを挙げたほか、天皇を中心とした体制をとることで国内の崩壊や分裂を防ぐことができたと強調。また、当時の日本の識字率は非常に高く、学習に対して強い意欲を持っていたうえに、中国のように外来文化に対する排他的感情もなかったと伝え、こうした要因があったからこそ日本は急激な飛躍を実現できたのだと論じた。」
http://news.searchina.net/id/1677302?page=1
 <ケッケッケッ。↓>
 「中国メディア・東方網は・・・「日本は寿司大国、韓国はキムチ大国、では中国は何大国か」・・・グルメ大国・・・とする記事を掲載した。・・・」
http://news.searchina.net/id/1677321?page=1
 <見出しはともかく、中身は日本に住め、キャンペーン。↓>
 「日本で暮らす中国人が増加、トラブルが生じているのも事実らしい・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1677326?page=1
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<K.K>

≫一度目に試みた時には、これまで同様、Acronisは起動してくれませんでした。…その後、リカバリーを開始したものの、今度は40分くらいもかかってようやくリカバリーが完了しました。≪(コラム#10464。太田)

 健全であるとは言い難いと思います。原因としては電源ユニットの劣化が考えられなくもないですが、購入してからまだ2年経過していませんから、様子見ということでお願いします。
 (X299パソコンに取付けられている電源ユニットは、650Wですが、この電源ユニットは、Epsonパソコンを今使用しているパソコンケースに移植する目的のために購入した電源ユニットです。最初から今のX299パソコンのパーツ構成でパソコンを組んでいたのであれば、もう一つ容量の大きい750Wか850Wの製品を推奨していたと思います。(←X299パソコンと同じ様な構成のパソコンをBTOで購入しようとした場合、電源ユニットは750Wだと思います。)
 この電源ユニットは、10年保証ですが、上記の理由から、もし電源ユニットに問題があるようであれば、修理よりも、容量の大きい製品の新規購入を考慮した方が良いと思います。)

≫しかし、別件ながら、今度は、X299で使っていた方のロジクールの無線キーボ-ドが機能していないのを発見。(無線マウスの方は機能していました。)…≪(同上)

 Logicoolのソフトウェアをインストールしなくとも、Windwos標準のドライバーでキーボードの基本操作は可能なはずです。こちらも、キーボードの側の問題ではなく、X299パソコン側の問題という可能性もあります。
 可能であれば、当該のキーボードをASUSパソコンやDELLパソコンで使用してみてください。X299パソコンでしか障害が発生しないのであれば、X299パソコン側の問題の可能性が高いということになります。

<太田>

 本日、10:00過ぎにヤマハのサポートに電話。
 電話を切ったのは・・といっても、電話代をかけさせないよう、少し経った時点で先方が電話を掛け直してくれたが・・11:50前、という超長場のやりとりになりました。
 ヤマハのサウンド・システムについて、どうしても、私が買ったNECのルーターに無線接続ができず・・認証できないというエラー表示が出てしまう・・、やむなく、昨日、NECのルーターと無線接続したばかりの、(MusicCastソフトがインストールされている)タブレットの無線接続をJ:COM提供のモデム(ルーター)に切り替えた上で、ようやく、ヤマハのサウンド・システムについて、J:COM提供のモデム(ルーター)との接続ができ、更に、サウンド・システムの三つのコンポーネントの、その三つが一体化したシステム(サラウンド・システム)への統合もできた次第です。
 それにしても、NECのルーター、より高性能の製品が出ていたら、この際、買い替えるべきかしら、それとも、捨てて、J:COM提供のモデム(ルーター)だけ残すべきかしら。
 ああ、疲れたー。
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太田述正コラム#10467(2019.4.1)
<2019.3.30東京オフ会次第(その3)>

→非公開