太田述正コラム#10861(2019.10.15)
<皆さんとディスカッション(続x4226)>

<太田>(ツイッターより)

 「…平成は慶應の時代<だっ>たが、令和は早稲田の時代…
 2019年度入試での偏差値で早…大が…70を維持する一方、慶…大の政治学科や経済学部、商学部で…下がった…」
https://msn.com/ja-jp/news/opinion/%E4%BB%A4%E5%92%8C%E3%81%AF%E6%97%A9%E6%85%B6%E9%80%86%E8%BB%A2%ef%bc%81%ef%bc%9f-%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E6%BF%80%E5%A4%89%E3%81%AE%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%80%81%E3%81%9D%E3%81%AE%E3%83%AF%E3%82%B1%E3%81%AF%ef%bc%9f/ar-AAIJjWw?ocid=spartanntp#page=2
 日本の私大の雄として、インプットじゃなくアウトプット、とりわけ、学術的アウトプットで競って欲しいね。

<こうちゃん>

 朝永振一郎は東大卒かと思ってたんですが、学部は京大卒だったのですね。意外でした。
 東大が、アカンのは、勝海舟と関係、でしたっけ。過去の太田さんのブログ探してましたが、時間切れでした。
 確かに、フィールズ賞も京大2つ、東大1つ。
 フィールズ賞の森重文は「東大に行っていたら、フィールズ賞は取れなかっただろう。」
 韓国が、IQ高いのに、ノーベル賞取れんのは、東大のせい、は僕の手に余るので、東大卒の太田さんの論考を。
 韓半島人は、フィールズ賞とも無縁なんですねー。
 数学はScienceではないけどなー。
 ちなみに、フィールズ賞で<日本人以外の>アジア人は、中華系(米国人1人、オーストラリア人1人)、ベトナム人1人が受賞。
 サハラ以南系のサピエンスの受賞はもちろん皆無とおもわれるが、出アフリカと、ネアンデルターレンシスとの混血が決定的だったのか?

<太田>

>東大が、アカンのは、勝海舟と関係、でしたっけ。過去の太田さんのブログ探してましたが、時間切れでした。

 コラム#10238ですね。
 そのコラムでも書いたのですが、基本は、支那文明、及び、朝鮮亜文明、に内在する問題に原因があるのですが、戦前の日本帝国時代において、東大的なものが、この問題の解消の妨げになったのではないか、例えば、朝鮮の場合、京城帝大での教育研究が問題の解消を妨げたのではないか、という仮説をコラム#10853で書いたばかりですが、この仮説を検証するのは容易じゃなさそうです。
 ところで、台北帝大も、歴代総長は東大出身者ばかり
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B0%E5%8C%97%E5%B8%9D%E5%9B%BD%E5%A4%A7%E5%AD%A6
であり、教授陣までは調べていませんが、同じく悪影響を与えた可能性がありますね。
 台湾出身で唯一のノーベル自然科学賞受賞の李遠哲は、戦後、台北帝大の後身の国立台湾大学を卒業後、台湾の別の(北京の精華大学の系譜に属する)大学で修士号を取得し、カリフォルニア大バークレー校で博士号を取得し、その後、米国での研究の成果に化学賞が授与されたもの
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%8E%E9%81%A0%E5%93%B2
で、彼の場合、幸い、東大的教育の悪影響を殆ど受けなくて済んだようですが・・。

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 ラグビーWカップ関係。↓

 「W杯8強の日本は「手ごわい」 スコットランドHC、南アの苦戦を予想・・・」
https://news.livedoor.com/article/detail/17229944/
 「日本は「疑いなくティア1」、最強NZが対戦回避を喜ぶ ラグビーW杯・・・」
https://news.livedoor.com/article/detail/17231152/
 「リーチ主将「怖いくらい強くなっている」・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/sports/npb/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%81%E4%B8%BB%E5%B0%86%E3%80%8C%E6%80%96%E3%81%84%E3%81%8F%E3%82%89%E3%81%84%E5%BC%B7%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%8D%E4%B8%80%E5%95%8F%E4%B8%80%E7%AD%94/ar-AAIKaVT?ocid=spartanntp
 「福岡堅樹3戦連続トライ!五輪7人制後に医学の道へ・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/sports/rugby-world-cup/%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E5%A0%85%E6%A8%B9%ef%bc%93%E6%88%A6%E9%80%A3%E7%B6%9A%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A4%ef%bc%81%E4%BA%94%E8%BC%AA%ef%bc%97%E4%BA%BA%E5%88%B6%E5%BE%8C%E3%81%AB%E5%8C%BB%E5%AD%A6%E3%81%AE%E9%81%93%E3%81%B8/ar-AAIJ2E5?ocid=spartanntp#page=2
 「「すばらしいホスト国だ」 海外メディアが伝えた日本代表の快進撃・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/sports/rugby-world-cup/%E3%80%8C%E3%81%99%E3%81%B0%E3%82%89%E3%81%97%E3%81%84%E3%83%9B%E3%82%B9%E3%83%88%E5%9B%BD%E3%81%A0%E3%80%8D-%E6%B5%B7%E5%A4%96%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%81%8C%E4%BC%9D%E3%81%88%E3%81%9F%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8%E3%81%AE%E5%BF%AB%E9%80%B2%E6%92%83/ar-AAIJ8Cd?ocid=spartanntp
 「カナダが釜石に残って泥掃除をした理由 背景に“日本愛”「ここまで友好的な国に…」・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/theanswer_88574/

 日・文カルト問題。

 <アイゴー。↓>
 「世界経済「ともにスタグネーション」の懸念拡大・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/258557
 「韓国シンクタンク、韓国の対中輸出の優位性が失われつつあると警告―米華字メディア・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/recordchina_RC_683266/
 「大韓航空が3カ月の無給休職実施、設立50年で初・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/10/15/2019101580007.html
 「韓国LCC「NOジャパン」の直撃弾…11年ぶりに乗客減る・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/258545
 <気休めじゃん。↓>
 「LGディスプレー、フッ化水素国産に転換完了・・・
 パネルの製造工程に投入されるフッ化水素は半導体の工程に使われる物に比べ純度が低い。ナノメートル(1ナノメートルは10億分の1メートル)単位の微細な工程を処理する半導体とは異なり、ディスプレーパネルは微細工程の水準が高くないため、相対的に純度が低いフッ化水素でエッチング、洗浄工程を行うことができる。このため、半導体業界はまだ液体フッ化水素の大半を日本メーカーに依存している状況だ。・・・
 日本は半導体工程用の気体フッ化水素については一部輸出許可を出したが、液体フッ化水素は輸出規制開始以降、1件も許可を出していない。」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/10/15/2019101580003.html
 <次に進もうね。↓>
 「突然だった法相の辞意表明 大統領府も当惑=韓国・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/10/14/2019101480186.html
 「「文大統領の分身」と呼ばれた法相 結局辞任・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/10/14/2019101480243.html
 「チョ法相辞任で文大統領が謝罪「国民に多くの葛藤を引き起こした」・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/10/14/2019101480185.html
 <被害状況の「速報」感謝。↓>
 「日本全域に豪雨を浴びせ、死者58人、行方不明者72人、負傷者211人など大きな人命被害を出した。
 被害集計はまだ増えている。・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/258551
 <どうでもいいこと。↓>
 「日本台風と時ならぬラーメン論争・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/258544
 <はいよくできました。↓>
 「文大統領 台風19号被害で安倍首相にお見舞いのメッセージ・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/10/14/2019101480237.html
 「台風被害 韓国首相がお見舞い=「早期復旧望む」・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/10/15/2019101580048.html
 <台風と即位とこれとは何の関係もあーりません。↓>
 「「日本の台風犠牲者を追悼…早期回復祈る」文大統領、安倍首相にお見舞いメッセージ–李洛淵首相、天皇即位式出席を機に…両国関係正常化に向け協議再開との見方–11月初め、韓日首脳会談の可能性・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/10/15/2019101580001.html
 「外観は「祝賀使節代表」、内幕は「特使」?…李洛淵首相の隠れた役割は・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/258549
 <希望的観測の最たるもの。↓>
 「東京・李洛淵首相の「ミッションポッシブル」=韓国・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/258542
 <そんなもの、ないで。↓>
 「李首相が天皇即位の礼に参列へ、日本で期待感・・・」
http://www.donga.com/jp/home/article/all/20191015/1874677/1/%E6%9D%8E%E9%A6%96%E7%9B%B8%E3%81%8C%E5%A4%A9%E7%9A%87%E5%8D%B3%E4%BD%8D%E3%81%AE%E7%A4%BC%E3%81%AB%E5%8F%82%E5%88%97%E3%81%B8%E3%80%81%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%A7%E6%9C%9F%E5%BE%85%E6%84%9F
 <これが全て。↓>
 「韓国、李洛淵カード取り出したが…年末の強制徴用資産現金化が「足元の火」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/258554
 「日本メディア「李洛淵来ても出口見えず…そのため文大統領の訪日見送りに」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/258546
 <はいだめでちゅー。↓>
 「旭日旗使用禁止求める決議案伝達に日本応じず=韓国国会議員・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/10/14/2019101480242.html

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <人民網より。
 広義の日中交流人士モノ。↓>
 「東京が舞台の「僕はチャイナタウンの名探偵3」 春節映画として来年1月25日に公開・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2019/1014/c206603-9622613.html
 <ま、そんなところか。↓>
 「・・・金があれば何でもできるわけではなく、制度、市場、企業、大学がうまく組み合わさって化学反応を起こさなければならない。経済発展が一定の段階に達すると、人材や技術が積み重なって厚みを持つようになり、ノーベル賞を受賞者が出る確率も高くなる。人材の数が多く、うまく化学反応が起きていれば受賞者は多くなり、その逆であれば受賞者は少なくなる。・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2019/1014/c94476-9622531.html
 <ここからは、サーチナより。
 使い回し記事。↓>
 「消費増税が行われても、中国人の訪日意欲が衰えなかった理由とは・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1683400?page=1
 <定番。↓>
 「日本人が作る弁当は見た目からして美味しそう「だが、<冷たくなっているので>あまり食べたいと思わない」・・・中国メディアの快資迅・・・」
http://news.searchina.net/id/1683383?page=1
 <定番になりつつある。↓>
 「大阪が外国人を引き付ける、東京にはない魅力・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1683370?page=1
 <人間主義者に子供を育てる方法。実践篇。↓>
 「・・・今日頭条・・・記事はまず、日本では「悪ガキはドラマにしかいない」と紹介。ドラマの中に出てくるが現実には非常に少なく、中国はそれとは逆で、テレビに出てくる子どもは甘い笑顔を見せて「おじいさんこんにちは」などとお利口に挨拶しているものの、「そんな子どもは存在しない」と断言した。レストランでは他の客に迷惑になるのもかまわず店中を走り回り「雑技団のようだ」とため息をついた。
 筆者は、そんな中国の「熊孩子」の親は、怒鳴りつけるか、いそいそと会計を済ませて店を出ることが多いというが、よくあるのは見て見ぬふりをしていながら突然「キレて」子どもを大声で怒鳴りつけるケースだろう。
 では、なぜ日本には「熊孩子」がいないのだろうか。記事は、日本人は子どもを上手に教えているからだと分析している。筆者は大阪へ子どもと旅行に行った際、静かなカフェに入ってしまったそうだ。子どもが大きな音を立ててドアを閉めてしまった時に、店主は笑顔で子どもを手招きし、静かにドアを閉める方法を教えてくれたという。上手にできると頭をなででほめてくれて、子どもも満面の笑みで帰ってきて、「子どもを怒鳴るか店を出るか」の二択ではなかったことを知ったそうだ。
 日本滞在中に別の店でも、子どもが装飾品を勝手に触って遊んでしまった際に、店主が子どもの目線に合わせて膝をつき、優しく注意してくれたと紹介している。子どもはうなずき、言われたとおりに元通りにし、店の主人に褒められたと、「怒鳴る以外の教え方もある」ことを学んだと伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1683374?page=1
 <人間主義者に子供を育てる方法。理論篇。↓>
 「・・・中国メディアの快資訊・・・記事はまず、日中で子供の教育を比較した場合に、日本では子供が自立できるような教育に重きが置かれていると紹介。それゆえ、日本の小学校では「図工」や「家庭科」と呼ばれる社会生活で必要になってくる、様々な道具の使用方法や食事の作り方などを学ぶ教育が施されていると伝えた。
 では、なぜ中国では子どもの独立を促すような教育が行われないのだろうか。記事は、中国では「和」が重んじられるからだと論じ、この「和」は他人との「和」ではなく、家族や一族での「和」であると強調。
 子の独立を重んじる日本では、親が成人した子に家や車を買い与えることは少なく、経済的にも「完全に分離」されることになる場合が多いとする一方、家族の和を重んじる中国では成人した子に家や車を買い与えるのは珍しいことではないと指摘した。」
http://news.searchina.net/id/1683382?page=1
 <分析も反響も、まーだまだってカンジ。↓>
 「・・・今日頭条は・・・中国人がノーベル賞をなかなか獲れない理由について分析する記事を掲載した。4つの理由があるという。
 その1つは、「歴史的要因」だ。日本の歴史を振り返ると、唐の時代には中国から学び、明治維新後は西洋から学んだが、中国は「中国こそ世界の中心」というプライドに邪魔されて他国から学べなかった歴史があると分析した。
 2つ目は、「基礎的な要因」だ。日本は明治維新の時に今の基礎を作ることに成功したが、中国はそのころ動乱期で、新中国設立後も文化大革命が発生したと指摘。そのため「日本は基礎をしっかり固めている中で、中国は一度壊してから一から立て直す」必要があり、ここで差がついたと指摘している。
 3つ目は、「教育政策の要因」だ。科挙制度のあった中国では、昔から試験が一生を決めるという政策があるため、つめこみ式教育が一般的だが、日本では心身の健康を重視するという違いがあると分析した。
 最後に、「英語教育に対する考えの違い」だ。記事によると、中国の英語教育は、テスト対策、コミュニケーション、出国、文学鑑賞といった目的に偏っているという。しかし科学技術研究には英語で学術書を読み専門用語でコミュニケーションをとる能力が必要だ。そのため、日本では高校から科学技術の専門的な英語を教えていると感心している。
 記事は最後に、中国も自らが不足している点を理解して改善すれば、時間をかけてノーベル賞を目指すことは可能だと締めくくっている。記事はノーベル賞受賞に意欲的だが、多くの中国人ネットユーザーはあまり期待していないようで「ノーベル賞に注目しすぎる必要はない。中国のハイテク設備や科学技術の進歩に注目すべき」とのコメントが寄せられた。そもそも、「ノーベル賞ってそんなに儲かるのか」と儲かることを優先すべきだという意見もあった」
http://news.searchina.net/id/1683385?page=1
 <だから?↓>
 「・・・今日頭条・・・記事は・・・吉野氏が民間企業に勤めながらノーベル賞を受賞した人物であることから、日中の「職場環境の違い」に注目し、ノーベル賞受賞者の多さにも影響するであろう「日本の職場における環境」について、中国と異なる4つの特徴があると紹介した。
 まず、1つ目は、「研修の有無」だとし、日本では職についたばかりの頃は企業が社員に様々な研修を受けさせ、「白紙の状態から企業が専門とする分野に特化できるよう訓練を与える」と紹介。一方、中国は「大手企業で長くても1週間、一般的には1ー2日の軍事訓練式の団体行動訓練とオリエンテーリングのみですぐ、経験ある社員と混じって仕事に就くことになる」と指摘。こうした研修の有無は、人材が企業で働くうえでのパフォーマンスに大きく関わるものだと強調した。
 2つ目に、「福利厚生」を挙げ、日本の企業は給与や福利厚生が保証されていて、中国と比べて社員の立場が安定していると紹介。加えて、「有給休暇」の制度が確立され中国よりもまとまった休暇が取りやすく、メリハリのある働き方ができると主張した。」
http://news.searchina.net/id/1683412?page=1
 <これはなかなかよく書けてる。↓>
 「・・・今日頭条は・・・これだけ売れているにもかかわらず、謙虚な姿勢を崩さないトヨタは「恐ろしい」とする記事を掲載した。
 記事は、日本車メーカーは順調なのに慢心せず、失敗があれば潔く謝罪する態度があると感心している。記事によると、自動車とは工業化時代の製品であって、問題が起きること自体は悲しいことでも恐ろしいことでもないが、「企業が責任を負うことをしようとせず、役員が責任を取ろうとしないことの方が恐ろしい」と指摘している。
 この点、かつてブレーキ問題が起きた時のトヨタは問題から逃げなかったと記事は称賛。「中国メーカーはこの姿勢をよく学ぶべきだ」と論じている。それで、「日本人の対処の方法が企業の真面目さを決定付けている」と称賛、これは否定しようのない事実だとしている。
 このほか、日本の自動車メーカーは「世界トップレベルの部品メーカー」と戦略的パートナーとなっていることも、強さの要因だと記事は分析。自動車は多くの部品を組み立てて製造するので、部品メーカーは重要だからだ。
 また、日本の自動車メーカーは技術開発への投資額が非常に高く、トヨタの場合は2016年の研究開発費は80億ユーロ(約9500億円)、今年は1兆円ほどを投入していると紹介。この点、中国の自主ブランドにも真似してもらいたいところだが、それほど大きな投資ができるだけの利益がないため、中国の全自動車メーカーを合わせてもトヨタ1社にもかなわないと次元の違いを強調している。」
http://news.searchina.net/id/1683386?page=1
 <あらそう。↓>
 「スペイン紙が選ぶアジアのベストイレブン 日本から最多4人、中国からも1人選出・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1683391?page=1
 <同じく。↓>
 「中国メディア・東方網・・・記事は・・・世界において蒸着技術の特許を持ち、同時に真空蒸着機を持っているのは日本のキヤノントッキだけであり、どのメーカーであっても有機ELディスプレイを製造したいのであれば、この会社から購入する必要があるのだと伝えている。
 記事は一方で、この状況を打破すべく中国のメーカーが模索を続けており、ついに解決方法を見つけ出したと紹介。この方法では蒸着機を使用する必要がないほか、従来の工程に比べて原材料の消費を抑え、生産コストを下げることができるのだとした。
 そのうえで、中国では来年にも蒸着技術に代わるインクジェットプリント方式による有機ELディスプレイ生産ラインの建設が実現する見込みであり、実現すれば有機ELのさらなる普及が進むとともに、市場の構図にも変化が生まれるだろうと説明している。」
http://news.searchina.net/id/1683404?page=1
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<太田>

 <昨>日、ASUSパソコンと富士通旧パソコンのMPC-BEをアップデートしました。
 Dellパソコンでも同じことをしようと思ったところ、そもそも、インストールしていなかったことに気付き、インストールし、設定も行いました。
 その際、「[ビデオレンダラー]ドロップダウンリストで、[madVR]を選択してください。」のところで、「madVRはインストールされていません」、というエラー表示が出てしまいました。
 使用に支障はなさそうなので、このままで構わないのですが、これ、どうしてなんでしょうね。

<K.K>

 [madVR]はWindows標準で用意されているビデオレンダラーではなくて、後からインストールする必要のある軽くて高性能と言われているビデオレンダラーです。
 ですから、インストールしていない場合には、選択肢としては表示されないか、エラーになると思います。富士通旧パソコンにもインストールされていないと思います。
 インストールしたい場合は、下記の操作を行ってください。
 (本当に高画質になるかどうかはわかりません。多分に自己満足的設定ですので、無理をしてインストールする必要はないと思います。)

1.下記のリンクにアクセスして、画面左上の[latest release v0.92.17:· madVR.zip]からファイルをダウンロードしてください。
・madVR
http://madvr.com/
2.添付ファイルの内容に従って、インストールと設定を行ってください。

[添付ファイル]<図は不表示(太田)>

191015-0 MPC-BEの共通設定
このWordファイルの内容は、全てのパソコンのMPC-BEに対して行う共通の設定です。
<1>高画質共通設定
1.MPC-BEが起動している場合は、終了させてください。
2.ダウンロードした[madVR.zip]をダブルクリックして解凍してください。
3.手順2の解凍で生成された[madVR]フォルダーを切り取って、[C:\Program Files](←[C:\Program Files(x86)]と間違わないように注意してください)フォルダー内に貼り付けてください。貼り付けの際に、管理者権限を求められます。[続行(C)]をクリックしてください。
4.手順2で貼り付けた[madVR]フォルダーにアクセスしてください。
5. 
一[install.bat]上で右クリックして、
二展開したメニューの[管理者として実行(A)]をクリックしてください。
6.下掲画像のコマンドプロンプトウィンドウが表示されれば、インストール成功です。このウィンドウにも表示されていますが、[madVR]フォルダーは削除しないでください。
7.MPC-BEを起動させてください。
8.
一[表示(V)]をクリックして、
二展開したメニューの[オプション(O)]をクリックしてください。
9. 
一[映像]タブをクリックしてください。
二[ビデオレンダラー]ドロップダウンリストで、[madVR]を選択してください。
三[OK]ボタンをクリックしてください。

<太田>

 やっておきました。
 そもそも、どうして、Dellパソコンにだけ、madVRがインストールされていなかったんですかね?

<K.K>

 [madVR]は、MPC-BEの設定の一環としてインストール・設定を行っています。
 DELLパソコンにはMPC-BEをインストールしようとはしなかったので、[madVR]もインストールされていなかった、ということではないかと思います。
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太田述正コラム#10862(2019.10.15)
<サンソム『西欧世界と日本』を読む(その46)>

→非公開