太田述正コラム#11020(2020.1.2)
<皆さんとディスカッション(続x4305)>

<太田>

 記事の紹介です。

 ゴーン問題。

 <レバノン自身がテロ支援国家だったとはね。↓>
 「レバノン、・・・ゴーン被告逃亡・・・直前に送還要求・・・」
https://www.sankei.com/world/news/200102/wor2001020006-n1.htm 
 <令和版のボニーとクライドね。↓>
 「ゴーン被告、妻主導で出国…「実行チーム」先週末に日本に集結・・・」
https://www.yomiuri.co.jp/world/20200101-OYT1T50069/
 <日本よりユルユルそうなトルコの入管当局。↓>
 「ゴーン被告 格納庫の中でジェット機を乗り換えか・・・」
https://news.livedoor.com/article/detail/17610708/
 <ワシントンポストもやっぱりNYタイムスと同じであることが分かってしまった。
 まるで日本の司法が分かっちゃないね。↓>
 Why Carlos Ghosn’s great escape is a big embarrassment for Japan・・・
https://www.washingtonpost.com/opinions/2020/01/01/real-reason-carlos-ghosns-great-escape-is-big-embarrassment-japan/
 Landing with a splash in Lebanon, Ghosn sends new ripples around the globe–Japan and Lebanon gauge the diplomatic fallout, while the case speaks to both defenders and detractors of Japan’s justice system.・・・
https://www.washingtonpost.com/world/landing-with-a-splash-in-lebanon-ghosn-sends-new-ripples-around-the-globe/2020/01/01/d9c205de-2c9e-11ea-be79-83e793dbcaef_story.html

 昨晩、途中から見たけど、最近じゃ一番面白かったな。
 シナリオがあるんじゃないかと思えるような展開だった。↓

 「GACKT、62問連続正解も…屈辱の「三流芸能人」転落 ・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/entertainment/tv/%ef%bd%87%ef%bd%81%ef%bd%83%ef%bd%8b%ef%bd%94%E3%80%81%ef%bc%96%ef%bc%92%E5%95%8F%E9%80%A3%E7%B6%9A%E6%AD%A3%E8%A7%A3%E3%82%82%E2%80%A6%E5%B1%88%E8%BE%B1%E3%81%AE%E3%80%8C%E4%B8%89%E6%B5%81%E8%8A%B8%E8%83%BD%E4%BA%BA%E3%80%8D%E8%BB%A2%E8%90%BD/ar-BBYw0kv?ocid=spartanntp
 「鬼龍院翔 ツイッタープロフ写真が土下座姿に…格付けチェックで玉砕「三流芸能人」・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/entertainment/celebrity/%E9%AC%BC%E9%BE%8D%E9%99%A2%E7%BF%94-%E3%83%84%E3%82%A4%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E5%86%99%E7%9C%9F%E3%81%8C%E5%9C%9F%E4%B8%8B%E5%BA%A7%E5%A7%BF%E3%81%AB%E2%80%A6%E6%A0%BC%E4%BB%98%E3%81%91%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%A7%E7%8E%89%E7%A0%95%E3%80%8C%E4%B8%89%E6%B5%81%E8%8A%B8%E8%83%BD%E4%BA%BA%E3%80%8D/ar-BBYwXru?ocid=spartanntp

 私自身も、理由は一般とは異なると思うけど、見るの、相当躊躇したもんなあ。↓

 「NHK紅白視聴率37.3% 第2部は過去最低・・・」
https://news.livedoor.com/article/detail/17610689/

 あーら、そうだったの。
 でも、私の場合は、殆ど、年末から年始にかけての真夜中の初詣だったからなあ。↓

 「日本人が知らない「初詣」の秘密 実は“新しい風習”だった・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/postseven_1516759/

 日・文カルト問題。

 <カルトとカルト・シンパしかいなさそうな韓国。↓>
 「韓国五輪委 東京のホテル借り切り選手に食事提供へ=放射能懸念で・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/01/02/2020010280005.html
 <中央日報の関心は一に日本、二に中共。↓>
 「安倍氏の年頭所感では「憲法改正」…習氏「香港の安定を期待」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/261080
 <なんじゃそれ。いずれにせよ、製品化できたわけじゃないのね。↓>
 「韓国、BBクリームの核心原料を初めて国産化…「脱日本」強小企業がやり遂げた・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/261073
 <そんなん、ある意味、どーでもいいことなんだけど・・。↓>
 「半導体材料の国産化で成果 日本の輸出規制で取り組み加速=韓国・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/01/02/2020010280146.html
 <アイゴー。↓>
 「釜山・金海空港10年ぶり旅客減 日本旅行自粛が影響=韓国・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/01/01/2020010180057.html
 「韓国の昨年の輸出10.3%減、過去10年で最大の下げ幅・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/01/02/2020010280004.html
 「・・・2017年12月の訪中時・・・文大統領は冒頭発言で「習主席が民主的なリーダーシップを提示した」と持ち上げた。いくら外交修辞だとしても1人体制を固め「皇帝」と言われる習主席に「民主的」という修飾語を付けたのは常軌を逸した発言だった。翌日の北京大学での演説で中国を「高い峰」に比喩し、「韓国は小さい国」と話したのは「事大発言」としていまも話題に上る。「高い峰が周辺の峰と合わさりながらさらに高くなる」という発言は小中華を自任したことに近い。
 案の定、今回も気軽にうなずきにくい表現があった。会談の最後にしたという「韓中は運命共同体であることを感じられる」という発言がそうだ。・・・
 「香港・ウイグルは中国の内政」という発言<も>・・・「韓国は重大な問題で中国の立場を理解する」という言葉も<そうだ。>・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/261081
 「日本、米国と協力して有人月探査始動…韓国はいつごろ?・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/261069

 英労働党新党首有力候補現る。↓

 Exclusive: shadow Brexit secretary early frontrunner to succeed Jeremy Corbyn・・・
https://www.theguardian.com/politics/2020/jan/01/poll-of-labour-members-suggests-keir-starmer-is-first-choice
 <で、このキア・スターマーって、こういう人。↓>
 ・・・He studied law at the University of Leeds and graduated with a first class Bachelor of Laws (LLB) degree in 1985. He then undertook postgraduate studies at St Edmund Hall, Oxford, and graduated from the University of Oxford with a Bachelor of Civil Law (BCL) degree in 1986. Starmer became a barrister in 1987. ・・・
https://en.wikipedia.org/wiki/Keir_Starmer

 そのイギリスにもこういう神がかった時代があった。↓

 ・・・Cromwell’s fundamental goal was liberty of conscience, but his challenge was to keep his army standing, deliver strong and stable government (“healing and settling”) and shape the people into a nation worthy of Christ’s imminent return. In that great gross line, he described the English as “under circumcision, but raw”. Above all, he strained to hear God’s voice once the guns had fallen silent.
The answer, he decided, was global. He would take God’s fight back to the Caribbean, seize the island of Hispaniola, avenge the loss of Providence and return with enough bullion to pay the army. ・・・
 The subsequent conquest of Jamaica was a face-saving afterthought and, it would turn out, the inversion of liberty. ・・・
https://www.theguardian.com/books/2020/jan/01/providence-lost-paul-lay-review-oliver-cromwell

 いよいよ、医者がいらない、というか、医者だとかえって医療を阻害する時代が目前に・・。↓

 AI ‘outperforms’ doctors diagnosing breast cancer・・・
https://www.bbc.com/news/health-50857759

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <邦語媒体より。
 戦前も今も変わらず、かあ。↓>
 「御宅、森女、社畜…現代の中国語、実は「日本発」の言葉だらけだった 日本と中国は似てきている・・・」
https://news.livedoor.com/article/detail/17609694/
 <ここからは、サーチナより。
 定番。↓>
 「中国人が「肌で感じた」日本、最も深い感動を覚えたのは・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1685639?page=1
 <同じく。↓>
 「200年以上も鎖国していた日本、短期間で列強になったのは素直に「驚き」・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1685641?page=1
 <これもそう。↓>
 「人が密集すれば「ごみ」も増えて当然のはずだ! なのに日本はなぜ・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1685642?page=1
 <これもまたそう。↓>
 「驚きの連続だった日本の給食、おかげで「子どもが成長した」・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1685643?page=1
 <これもまたまたそう。↓>
 「日本の教育現場を見た中国人「日本人がこれほど非情とは思わなかった!」 ・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1685649?page=1
 <そうなりそうだなあ。↓>
 「・・・中国メディアの澎湖新聞・・・記事は、現状の教育環境を考慮すると、日本がこの先ノーベル賞受賞者を輩出し続けるのは難しいと指摘。科学予算が減り、論文の被引用数も減少しているためで、日本の科学技術レベルは全体的に落ちると警鐘を鳴らす声も多いことを指摘した。
 このほか、海外留学希望者が減少していて海外交流も減っていることや、OECDの学習到達度調査で日本は読解力などで大幅にダウンしており、日本の基礎教育能力が中国より低くなっていると問題点を指摘した。中国の教育は、科学研究の予算や競争とゆとりある研究環境のバランス、人材育成、基礎教育の詰め込み式など、日本と共通して面している問題点が多く、大いに参考になるとしている。
 最後に記事は、中国は論文の数、引用の増加が目立っており、「20年後には中国は日本の後を継いでノーベル賞受賞者を次々輩出する国になるのではないか」と将来を楽観視。しかし、日本は現在多くの問題を抱えるようになっており、中国はそこから多くの教訓を得られると結んだ。」
http://news.searchina.net/id/1685640?page=1
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<太田>

 今朝、下掲がタイムセールになっているのを知り、「定価」1290円のところ、999円で、そこからマイナス残存ポイント706で、都合293円で購入しました。↓

 Auki USB ハブ 3.0 ウルトラスリム 4ポートハブ
https://www.amazon.co.jp/USB-3-0-%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%A0-4%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%8F%E3%83%96-USB3-0%E9%AB%98%E9%80%9F%E3%83%8F%E3%83%96/dp/B07TCJ71H5%E3%80%80

 明日午前中に届きます。
 こんなタダ同然のお値段なら、万一、相性の問題等で、STBの二代目の外付けHDD接続に使うことができなかったとしても、ピアノ部屋の富士通旧パソコン・・時々、USBポートが足りなくなり、無線マウスのレシーバーをはずしたりしている・・等に使うこともできるし、と考えた次第です。

 もう一つ、ワシントンポストの記事がコピー禁止になった・・少なくとも、Edge、Firefox、Chromeではコピーできなかった・・ようなので、仕方なく、ChromeのFireshotで画像化ダウンロードし、そのファイルをword日記ファイルにドラッグアンドドロップする応急措置をとった。
 でもこうすると、字が小さく、拡大するとぼけてしまって事実上使い物にならない。
 画像ファイルそのものは、表示させて拡大して読むことはできるが、こんなファイル、取っておく気にならず、捨ててしまいました。
 FireshotでPDF化したり、クリップボードにコピーしたりした方がいいんですかね。
 あらゆる情報ソースを無償で利用しようとする私も厚かましいと我ながら思いますが、テキもさるもの、あらゆる手段を弄して、ラクチンな利用を妨げようと図ってきますねえ。
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太田述正コラム#11021(2020.1.2)
<丸山眞男『福沢諭吉の哲学 他六篇』を読む(その13)>

→非公開