太田述正コラム#11635(2020.11.4)
<皆さんとディスカッション(続x4612)>

<太田>(11:40頃)(ツイッターより)

 ワシントンポストの予想棒グラフじゃあ、トランプ、勝利。上院議員選挙でも共和党は民主党といい勝負。
https://washingtonpost.com/elections/
 大阪都住民投票予想より、もうチョイ驚きだな。

<太田>

 関連記事だ。
 このツイートをしたら、この記事が目に入った。↓

 「ニューヨーク州でバイデン氏が勝利 米大統領選・・・」
https://news.livedoor.com/article/detail/19166366/

 私は、かつて日本だった地の廃墟にたたずみつつ、泉下の杉山元とともに、杉山が仕組んだ米国の没落が、(米国にまさにふさわしく、日本の没落とは全く違って)最も醜悪で惨めな形で急速進行するのを、楽しく眺めやることにしよう。

<VWVDzf3Y>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

≫基本的に、少年漫画では主人公側の人間は死なずに人間主義的な目的を達成するし、敵側の人間でさえ極力殺さず、時には仲間にさえなる存在として描かれる。≪(コラム#11633。dNEfhxak)

 殴り合いを通じて仲間やライバルと友情が芽生えるタイプのバトル作品はそうなのでしょうけど、「宇宙戦艦ヤマト」「機動戦士ガンダム」「新世紀エヴァンゲリオン」などの20世紀に大ヒットして社会現象化した戦闘アニメシリーズ作品はどれもそのパターンではなく、主人公と共に戦った味方キャラもバタバタと死んでます。

<dNEfhxak>(同上)

 ここでいう少年漫画とは人間主義的マンガ/アニメのこと。
 また、特定の層を対象にした作品ではない、国民的マンガ/アニメのことだよ。
 その作品で、(人間主義的目的達成の手段として)仲間の死や敵の殺害を当たり前のように描いた作品があるのか、という話。
 例えば、弥生性を伴わない典型的な人間主義的少年漫画を挙げるとすれば、『るろうに剣心』がある。
 この作品の主人公は下記のような信条を掲げている。
 「「不殺」の誓いから自分が相手を斬殺することはもちろん、敵味方関係無しに相手を殺すことを良しとしない考えを持っており、不殺」の誓いを胸に秘めた以降はどのような残虐非道な悪人に対峙しても、どのような困難な状況に陥ろうとも「不殺」の信念を決して曲げることはなかった」
https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E7%B7%8B%E6%9D%91%E5%89%A3%E5%BF%83&oldid=80042649
 ここまでイカれた信条を明示的に掲げた作品は珍しいにせよ、ワンピース、NARUTO、ブリーチ、ドラゴンボール…と言った国民的漫画作品は、あきらかに敵を殺害すること、味方の死体の上を主人公に歩かせることを忌避しているよねって話。

<太田>

 コロナウィルス問題。↓

 <持ち直した。↓>
 「・・・死者1794人(+7人)・・・」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55811680Z10C20A2I00000/

 それでは、その他の記事の紹介です。

 人間主義に伝染力あり。↓

 「ナイジェリア人が日本で財布拾ったら…大統領の心震えた・・・」
https://www.asahi.com/articles/ASN7W3PPVN7LUHBI027.html?ref=livedoor

 この対談そのものは、三文の価値もないが、つらつら思うに、東大医学部だけじゃなく東大全体が、横文字を縦文字に直す大秀才の集う場としての大成功体験からついに抜けられなかった、最初から何かを縦文字で書く能力をついに身につけられなかった、ということじゃないかな。↓ 

 「受験エリートが軒並み“ダメ医師”に…OBが明かす「東大医学部」の残念すぎる実態・・・」
https://news.livedoor.com/article/detail/19161945/
 「ノーベル賞受賞者は未だゼロ なぜ「東大医学部」から“本当の天才”は出てこないのか?・・・」
https://bunshun.jp/articles/-/41203?utm_source=news.livedoor.com&utm_medium=referral&utm_campaign=relatedLink

 ゲン担ぎの域を超えた場合は、単に頭が未開ってこと。
 信玄も謙信も天下を取れなかったわけだ。↓

 「武田信玄と上杉謙信がかけ合った呪術合戦とその代償–世界史、日本史に見る密教と政治や戦争の密な関係・・・」
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/62755?utm_source=editor&utm_medium=mail&utm_campaign=link&utm_content=list
 
 日・文カルト問題。↓

 <韓国の勝利。↓>
 「・・・韓国の新型コロナ・・・死者2人増・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/11/04/2020110480074.html
 <頑張ってくれや。↓>
 「韓国電子素材業界に「脱日本」ブーム…半導体、ディスプレーで続々成果–LGイノテック、高効率フェライト開発…テレビを60%薄型に–斗山ソルス、システム半導体用ハイエンド「超極薄銅箔」受注–ハンファソリューション、高純度XDI生産…折り畳みスマホ市場攻略・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/11/04/2020110480081.html
 <中央日報の日本から学ぼう記事。↓>
 「「30年不況」の日本の産業界、事業再編で持ちこたえた・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/271898
 <会わなくていいで。↓>
 「朴智元国家情報院長、初の海外訪問は日本…菅首相と会談か・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/11/04/2020110480002.html
 <韓国で水揚げされた水産物も同じ基準で検査せいよ。↓>
 「韓国全羅南道、水産物の放射能検査強化…日本の原発汚染水に備え・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/271909
 <うるせー。↓>
 「韓国水産協同組合中央会長「日本の原発汚染水海洋放流、政府の積極的対応が必要」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/271913

 と、私自身、1988年にパキスタンを訪れた時から思ってんだけど、まだパキスタンは瓦解してないんだよなあ。↓

 ・・・More concept than country, Pakistan strained under the centrifugal forces of history, identity and faith. Could it hold? Pakistanis themselves seemed unsure .・・・
https://www.ft.com/content/bd8887d3-4a5c-4d40-9ee2-f82ac4dd6e27

 「偉人」ベートーベン。↓

 ・・・ Beethoven was a kind of philosopher-in-music: “Central to his existence … was the longing to help mankind raise itself up out of the muck of ignorance and pain.”・・・
https://www.washingtonpost.com/opinions/2020/11/02/why-beethoven-doesnt-deserve-be-canceled/

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <レコードチャイナより。
 在日米軍を批判してくれるんなら、道連れで日本を批判しても目をつぶるで。↓>
 「・・・新民晩報・・・記事はまず、東京都府中市や国分寺市の住民の血液中から、基準値を超える有機フッ素化合物が検出されたとの報道があったことを紹介。・・・
 「府中市や国分寺市の問題は米軍が引き起こしたという見方もある」とし、「2018年に英国の記者が米軍の内部資料から『横田基地で2010~17年に3000リットル余りの消火剤が土壌中に漏れ出した。消火剤には発がん性有機フッ素化合物のPFOSやPFOAが含まれていたことが明らかになった』と告発した」と伝えた。
記事は、「太平洋への汚染処理水放出にしろ、米軍による世界各地での汚染にしろ、結局のところはみな人類に危害をもたらすことになる」とし、「日本政府や米国政府は、国際社会に対して、どうしてそのようなことをするのか、いつまで人類に危害を与えるつもりなのか、今後はどうするのか、を説明しなければならない」と主張。」
https://www.recordchina.co.jp/b849937-s0-c10-d0135.html
 <次に、人民網より。
 それなのに、習ちゃん、気味悪いでー。↓>
 「日韓が「カーボンニュートラル」目標を相次いで発表 外交部「歓迎する」・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2020/1103/c94474-9776083.html
 <ここからは、サーチナより。
 説明になっとらんぞー。↓>
 「韓国がノーベル賞を受賞できない理由「日本は受賞できるのに!」・・・中国メディアの騰訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1694053?page=1
 <定番。↓>
 「これが日本の教育か! ノーベル賞を獲れる理由がわかった気がした・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1694063?page=1
 <同じく。↓>
 「中国人が「中国高速鉄道はまだまだ新幹線に及ばない」と感じたワケ・・・中国の動画ポータルサイト・西瓜視頻・・・」
http://news.searchina.net/id/1694066?page=1
 <定番になりつつある。↓>
 「すでに世界一なのに! 日本に「さらなる静粛性を持った潜水艦」が!・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1694065?page=1
 <概ね定番。↓>
 「日本人の長寿の秘訣はこれ! 我が国も学ぶ必要がある・・・1つ目は食生活・・・2つ目は緑茶の習慣。・・・3つ目はポジティブで寛容な心の状態。・・・中国メディアの百度・・・」
http://news.searchina.net/id/1694077?page=1
 <意味、分かるようで分からない。↓>
 「中国のポータルサイト・百度・・・記事は「日本では朝食専門店は少ないものの、朝食を供給する場所はある」と総括するとともに、・・・85%が家で朝食をとり、そのうち60%が自分で朝食を作・・・<ってい>る<こと>について「幸福感に満ちている」と評価。さらに、日本人は朝食の栄養バランスについてもかなり気を使っていると紹介した。」
http://news.searchina.net/id/1694072?page=1
 <引揚者に代わって愛用と敬意に感謝。↓>
 「旧満州に現存する「日本人が建てた家」、中国人が称賛してやまない理由・・・中国の動画サイト・西瓜視頻・・・」
http://news.searchina.net/id/1694080?page=1
 <習ちゃーん、ロシア人の言うことなんか引用してお茶を濁すのは卑怯だぜ。↓>
 「なぜだ! なぜ日本は中国を「少しも恐れないのか」・・・中国メディアの百家号・・・」
http://news.searchina.net/id/1694084?page=1
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太田述正コラム#11636(2020.11.4)
<坂井孝一『承久の乱』を読む(その25)>

→非公開