太田述正コラム#12907(2022.8.1)
<皆さんとディスカッション(続x5247)>

<太田>

 安倍問題。↓

 <内閣支持率がが半数を超えていることが全て。
 岸田首相ら自民党内「左」は、そもそも自民党内「右」たる岸カルトが、国内外の人々を騙すためにでっちあげた代物だってことをいまだに気づいていない大部分の日本国民。↓>
 「・・・安倍晋三元首相の国葬に「反対」「どちらかといえば反対」が計53.3%を占め、「賛成」「どちらかといえば賛成」の計45.1%を上回った。岸田内閣の支持率は51.0%で7月11、12両日の前回調査から12.2ポイント急落し、昨年10月の内閣発足以来最低となった。国葬に関する国会審議が「必要」は61.9%に上った。・・・」
https://nordot.app/926383600249176064?c=899922300288598016
 <全てその通りではあるのだが、岸カルト擁護目的で書いてるもんだから、高橋洋一君、統一教会に対して刑事的な介入も解散命令の発出もなされなかった、
http://article9.jp/wordpress/?p=19603
という話も、岸カルト≒統一教会、であることに由来するところの、「≒文カルト」的政策を岸カルト、ひいては自民党が追求し(、その見返りとして統一教会が選挙協力し)てきた、という話も、二つとも完全にスルーしちまってるわ。↓>
 「・・・消費者契約法改正により、霊感商法は取り消せることになったので、かなりの対応は楽になった。消費者裁判手続特例法も改正消費者契約法もともに第二次安倍政権での各党も賛成、全会一致での成果だ。
 実際、被害額も最近ではかなり少なくなってきている。
 むしろ問題は今や霊感商法ではなく、宗教団体が受け入れる多額の寄付金ではないだろうか。・・・
 文科省が法令に基づかない裁量を持っているから、政治家に頼んでしまうのだ。」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e7%b5%b1%e4%b8%80%e6%95%99%e4%bc%9a%e3%81%ae%e3%80%8c%e5%90%8d%e7%a7%b0%e5%a4%89%e6%9b%b4%e3%80%8d%e5%95%8f%e9%a1%8c%e3%81%ab%e6%bd%9c%e3%82%80%e6%96%87%e7%a7%91%e7%9c%81%e3%81%ae%e3%80%8c%e6%ad%aa%e3%82%93%e3%81%a0%e8%a1%8c%e6%94%bf%e3%80%8d/ar-AA109QkO?ocid=UE03DHP
 <岸カルトと運命共同体であるところの、岸カルトによってでっちあげられた派閥の長たる現首相が言えるのはせいぜいこんなことだけだろな。↓>
 「岸田首相、旧統一教会と国会議員の関係「丁寧な説明が大事」・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c9a3981887afa8f944815c778e7bd12f4d7f394
 <第一、自分のところの宏池会にだって統一教会ずぶずぶ議員がいるし・・。ちなみに、以下に登場するのはみな「左」の議員達だ。↓>
 「・・・自民党とのつながりは安倍派に限らない。二之湯智国家公安委員長(茂木派)は2018年に関連団体のイベントで「実行委員長」を務めたと明かし、磯崎仁彦官房副長官(岸田派)も21年に関連団体のイベントに参加していた。  関連団体から選挙で支援を受けた自民党中堅(麻生派)は「真面目に電話かけをやってくれた。選挙の勝利に教会の力は少なからずあった」と振り返る。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/527ee96565833c9632997b3ae19087899826f9fe
 <だっからー、言うだけムダなのよ。↓>
 「宮根誠司 岸田首相〝統一教会〟言及に「そんな悠長なこと言ってていいのか」「決別宣言すべき」・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%AE%AE%E6%A0%B9%E8%AA%A0%E5%8F%B8-%E5%B2%B8%E7%94%B0%E9%A6%96%E7%9B%B8-%E7%B5%B1%E4%B8%80%E6%95%99%E4%BC%9A-%E8%A8%80%E5%8F%8A%E3%81%AB-%E3%81%9D%E3%82%93%E3%81%AA%E6%82%A0%E9%95%B7%E3%81%AA%E3%81%93%E3%81%A8%E8%A8%80%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8B-%E6%B1%BA%E5%88%A5%E5%AE%A3%E8%A8%80%E3%81%99%E3%81%B9%E3%81%8D/ar-AA109t9f?ocid=msedgntp&cvid=c8a96a2bbb8f4c25988fc93f5641e7d4
 <首相の時とそうでない時を問わず、自分自身の才覚だけでできる数少ないこういった「重要な」「仕事」に執着し続けた安倍氏。↓>
 「・・・ 安倍氏と同じ派閥に所属していた<ところの、>・・・2016年の参院選で当選した宮島喜文氏・・・。今回の参院選前に2回安倍氏に会いに行ったと秘書を通じてコメントしました。 (宮島元参院議員)「安倍氏に二度会って、前の選挙と同様に世界平和連合(教団の友好団体)の支援を依頼しました。安倍氏からは『6年前のような選挙協力は難しいかもしれない』との返答でした」 最終的に出馬を断念した宮島氏。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec5d53eece037bbb8549cd2d0c9f0877f7381e18
 <とにかく、統一教会の悪知恵は凄まじい。↓>
 「統一教会がカネ集めに使った「日韓トンネル」 騙されて3億7000万円出した人も・・・
  そもそも日韓トンネルは、戦前の日本が立案したものだった。1940年、旧鉄道省は、東京から朝鮮半島を経由して北京まで結ぶ「大陸横断弾丸列車計画」の一部にあたる「朝鮮海峡トンネル」を計画。むろん計画は、日本の敗戦によって頓挫した。  それが1980年代に韓国で再燃した。81年11月10日、統一教会の創設者である文鮮明氏が、自らが主催する第10回「科学の統一に関する国際会議」で、全世界を高速道路で結ぶという「国際ハイウェイ構想」をぶち上げた。その一環として、韓国・釜山-対馬-壱岐-佐賀県唐津市を海底トンネルで結ぶというのが、現在の「日韓トンネル」計画である。・・・
 国際ハイウェイ財団・・・の会長は、統一教会の関連団体である国際勝共連合の会長も務める梶栗正義氏である。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/74bfd540476630209658b1a416fe3d5131616c99
 <山上プロは、結果的にだが、警護ミスを犯させたことで、統一教会に大甘だった警察に対しても報復したことになるね。↓>
 「・・・警視庁は当初、統一教会の松濤本部までガサ入れする方針だったのに、警察庁出身の自民党有力議員から圧力がかかり、強制捜査は渋谷教会などにとどまった。この話はいろんなところから何回も聞きました。・・・
 13件30人余りに上る一連の刑事摘発を受け、統一教会はどう総括したか。「政治家との絆が弱かったから摘発された」「今後は政治家と一生懸命につながっていかなければいけない」だった。表向きは「コンプライアンスの徹底」なんて言っていますが、本音は「もっとうまくやれ」ですよ。・・・
 <文科省の無能・無気力官僚達め。いや失礼、奴らも全官僚横並びで脳死してんだったわ。↓>
 東京地裁の決定によって96年にオウムに解散命令が出されたのを受け、「統一教会にも解散請求をしてください」と何度も申し入れをしました。しかし、文化部宗務課は「組織活動が認められた刑事事件はないから、宗教法人の解散請求まではできない」と。当時、民事訴訟では組織的活動や統一教会の使用者責任が認定されていました。関連する証拠は山ほどある。「いくらでも資料提供しますから、ぜひお願いします」と繰り返し要請しましたが、民事だけではダメだと。ただ、オウムの現状を見れば分かる通り、宗教法人としての統一教会を解散させれば被害がなくなるかと言えば、必ずしもそうではない。宗教団体として活動を続ける余地は残る。霊感商法対策で最も効果を発揮するのは、刑事摘発なんです。統一教会はそれを恐れ、言葉巧みに不特定多数の通行人を呼び止めてビデオセンターに連れて行ったり、高額な商品をいきなり売りつけるようなやり方はできなくなっています。
──それでも、いまだ被害は甚大です。全国弁連のまとめでは、21年だけで相談17件、3.3億円余りの被害が判明。この34年間では相談は約3.4万件、1237億円超の被害が確認されたそうですね。
 全国弁連や消費者センターに持ち込まれた相談の集計に過ぎません。氷山の一角です。霊感商法の入り口はいまも3つある。FF伝道、戸別訪問、それに街頭アンケート。FFはファミリー・フレンドの略で、仲間内の誘い込み。戸別訪問は形を変え、無料運勢鑑定なんかをきっかけにしている。かつてのように幅広く網をかけて献金を集める手法はとれなくなっているので、既存の信者を深掘りし、資金源にしています。差し出す財産がなくなれば借金に走らせ、さらには自己破産に追い込み、それでも献金させるのが統一教会のやり口なんです。・・・
 第2次安倍政権以降、自民党が統一教会との関わりを隠さなくなったことに強い懸念を抱いていました。自民党の変化には2つの理由がある。安倍さん自身が統一教会との親和性に気づき、統一教会とつながりのある議員を積極的に登用するようになったことです。・・・
 若手議員は統一教会のイベントに参加したり、祝電を送ったり、それらをホームページなどで発信するようになった。ひと昔前は統一教会の求めには応じるものの、議員たちには問題がある教団だという意識があり、「顔は出すけど、名前は出さないで」と言っていたものです。それがガラッと変わったのは、統一教会と関わりを持てば安倍さんの覚えがめでたくなり、政府の一員になるチャンスになったから。政務官や副大臣、場合によっては大臣に取り立てられることもあった。統一教会が刑事摘発されるケースが少なくなり、マスコミ報道が減り、教団の実態を知らない議員が増えたことも背景にあります。・・・
 <ここだけは、文科官僚達を咎めるのは無理筋だけどな。↓>
 私どもは宗務課に「名称変更を認証しないでください」と何度も申し入れましたし、担当者も「そんなことはしませんよ」と応じていた。そうした中での突然の認証でしたから、非常にビックリして「なぜ認証したんですか!」と抗議に行ったんです。すると、担当者は「言えません」と。
 ・・・当時の担当大臣は下村文科相。文化庁に具体的な働きかけがあったのか、あるいは忖度したのか。そこは分かりません。一方で、「幸福の科学大学」の新設は14年に不認可とした。そっちができて、こっちはなぜできないのか。そう言いたくはなりますよね。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%B1%B1%E5%8F%A3%E5%BA%83%E5%BC%81%E8%AD%B7%E5%A3%AB%E3%81%8C%E6%98%8E%E3%81%8B%E3%81%99%E6%97%A7%E7%B5%B1%E4%B8%80%E6%95%99%E4%BC%9A%E3%81%A8%E6%94%BF%E6%B2%BB%E3%81%AE%E9%97%87-%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E5%BA%81%E5%87%BA%E8%BA%AB%E3%81%AE%E6%94%BF%E6%B2%BB%E5%AE%B6%E3%81%AE%E6%A8%AA%E3%82%84%E3%82%8A%E3%81%A7%E6%92%83%E3%81%A1%E6%96%B9%E3%82%84%E3%82%81-%E3%81%AB/ar-AA109QxI?ocid=msedgntp&cvid=831ea2d0b24441af95130d20992160ec
 <なるほど。↓>
 「・・・全国霊感商法対策弁護士連絡会によると、脱会が難しいのは、信者が恐怖で縛り付けられているからだという。教会側から、霊界で苦しんでいる親や子らを救うために「あなたが頑張らないといけない」と献金を求められ、「脱会すれば、あなただけではなく、一族も地獄に落ちる」と信じ込まされる特徴がある。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f4d7b68f446c18ebafc12ef609164cf23feda6a
 <要するに、文鮮明は、画期的な新ビジネスモデルを創り出したってことね。↓>
 「・・・ 統一教会は日本で集めた献金(いわゆる霊感商法の売り上げも含まれるでしょう)をアメリカでのビジネスの原資としつつ、優秀な信者たちに海を渡らせ、合同結婚式でアメリカ人とマッチングさせることで市民権を取得させ、輸入、流通、店舗経営などの仕事に従事できる態勢を構築したのです。 文鮮明が「食の救世主」になるために寝る時間も惜しみ、薄給もしくは無給で献身的に働き続ける日本人の「勤勉の美徳」、教団の上意下達(かたつ)カルチャーを支える儒教精神、そしてカルトのマインドコントロール。 従業者の人件費や労働時間を気にする必要すらない垂直統合型の水産ビジネスが、資本主義市場で勝ちを収めるのはある意味、必然だったのかもしれません。
 日米でまったく別の顔を見せる七男 米ニューヨーク・タイムズが昨秋発表した特集記事「The Untold Story of Sushi in America」によれば現在、トゥルー・ワールド・フーズ社は全米のすしレストランの7、8割に食材を供給し、年間売り上げは500億円に及ぶそうです。 また、旧統一教会のビジネスは水産業だけでなく自動車、メディアなど多角展開で90年代、2000年代を通じて巨大化し、布教のエンジンとなっていきました。 一方、文鮮明が死去した2012年以降には教団に分派騒動が勃発。妻・韓鶴子(ハン・ハクチャ)が率いる本流の世界平和統一家庭連合(旧統一教会)から分かれたのが、七男・文亨進(ムン・ヒョンジン/アメリカでの通称はショーン・ムーン)が設立した「サンクチュアリ教会」です。 ショーンは銃を聖書に登場する「鉄の杖」であるとして神格化し、合同結婚式にも銃の持参を呼びかけ、銃規制反対を訴えてNRA(全米ライフル協会)などの保守勢力に食い込んでいます。トランプ支持者とも結託し、昨年1月の連邦議会襲撃事件では議事堂前でショーン自ら生配信を行なっていました。 銃弾を連ねた金の王冠を頭にのせたショーンの姿は滑稽な印象さえあり、日本のネットでもイジられているようですが、彼はただの道化(ピエロ)ではありません。例えば、デジタルメディア「VICE(ヴァイス)」のインタビューでは非常に雄弁で、上院議員のような頭脳明晰(めいせき)さを見せています。 支持者へのメッセージはQアノン的な陰謀論(世界を牛耳る影の政府だとか、新型コロナは生物兵器だとか)が満載ですが、思想の背景に対する基礎知識や警戒心がない人なら、ショーンのことを「ダイバーシティを体現するアジア系の優秀な若きリーダー」だと思っても無理はありません。
しかも、ショーンは銃器製造会社を経営する兄と組み、ガンライツ(銃保持の権利)と極右思想をベースにして支持基盤をフランチャイズ化しようとしています。父・文鮮明がすしを利用したのと同様に、そこには明確な計画性、戦略的な視点があります。 さらに注目すべきは、ショーン自身のキャラクターの使い分けです。ちょうどこの6月から7月にかけて、ショーンは来日布教ツアー中でしたが、公開された動画を見る限り、彼が日本の信者に語りかける口調はまるで”説教オヤジ”。 母である韓鶴子と旧統一教会に対する恨み事ばかりの次元が低い演説で、アメリカで見せる切れ者の顔は一向に見せません。ただ、これは間違いなく意図してやっていること。おそらく、それぞれの国・地域で最も布教やマインドコントロールに適したキャラクターを演じ分けているのだと思います。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c4ab80807dd2fe4cf82d01715e4db523c105b18
 <今回の件よりずーっと前から自民党が国賊政党であることは明白だった。
 そんなことも分からずに、いや、恐らくは分かってて、自民党に入って活躍し、自ら国賊の一員となってた舛添君がよー言うよ。↓>
 「舛添要一さん、旧統一教会に支援を求める嫌韓派政治家の矛盾を指摘「政治理念などどうでもよいということなのだろう」と皮肉込める・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E8%88%9B%E6%B7%BB%E8%A6%81%E4%B8%80%E3%81%95%E3%82%93-%E6%97%A7%E7%B5%B1%E4%B8%80%E6%95%99%E4%BC%9A%E3%81%AB%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%82%92%E6%B1%82%E3%82%81%E3%82%8B%E5%AB%8C%E9%9F%93%E6%B4%BE%E6%94%BF%E6%B2%BB%E5%AE%B6%E3%81%AE%E7%9F%9B%E7%9B%BE%E3%82%92%E6%8C%87%E6%91%98-%E6%94%BF%E6%B2%BB%E7%90%86%E5%BF%B5%E3%81%AA%E3%81%A9%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%A7%E3%82%82%E3%82%88%E3%81%84%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%81%A0%E3%82%8D%E3%81%86-%E3%81%A8%E7%9A%AE%E8%82%89%E8%BE%BC%E3%82%81%E3%82%8B/ar-AA108WL5?ocid=msedgntp&cvid=0889764903d54145a5285bf76d7b0dc4

 ウクライナ問題。↓

 <セバストポリ(クリミア半島)攻撃!↓>
 Russia claims five injured in Ukraine drone attack on Black Sea fleet HQ–Ukraine does not confirm involvement in Sevastopol attack, while Russia cancels Navy Day events・・・
https://www.theguardian.com/world/2022/jul/31/russia-claims-ukraine-drone-attack-black-sea-fleet-headquarters

 それでは、その他の記事の紹介です。↓

 絶対にそうはならないことは、太田オフ会でオンライン参加が殆どないことが証明してるよ。↓

 「「応仁の乱は、経済的な一極集中の崩壊」「私も東京を脱出します」地域エコノミスト・藻谷浩介が描く“日本の未来”・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e3%80%8c%e5%bf%9c%e4%bb%81%e3%81%ae%e4%b9%b1%e3%81%af%e3%80%81%e7%b5%8c%e6%b8%88%e7%9a%84%e3%81%aa%e4%b8%80%e6%a5%b5%e9%9b%86%e4%b8%ad%e3%81%ae%e5%b4%a9%e5%a3%8a%e3%80%8d%e3%80%8c%e7%a7%81%e3%82%82%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e3%82%92%e8%84%b1%e5%87%ba%e3%81%97%e3%81%be%e3%81%99%e3%80%8d%e5%9c%b0%e5%9f%9f%e3%82%a8%e3%82%b3%e3%83%8e%e3%83%9f%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%bb%e8%97%bb%e8%b0%b7%e6%b5%a9%e4%bb%8b%e3%81%8c%e6%8f%8f%e3%81%8f%e2%80%9c%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%ae%e6%9c%aa%e6%9d%a5%e2%80%9d/ar-AA10afxG

 全く逆に説明することもできる。
 シングル女性だって、男親のスネカジリをしている人も多かろうし、そうでない人だって、男性が稼いで収めてる税金や買ってる国債のお陰で生活保護がなされている、と見れば、マクロ的には、戦後日本は、女性による男性搾取度をどんどん深めて現在に至っている、という説明だ。
 いずれにせよ、女性は有権者の半分を占め、彼女達の過半の支持も得て、自民党政権が一貫して維持されてきたわけだ。
 その自民党政権の、女性政策が、実は、統一教会の女性差別教義の翻案だった可能性が高いことが判明したってんだから、もう、エログロナンセンスの世界だぜ。↓ 

 「・・・1985年5月、男女雇用機会均等法が成立した。正式名称は、「雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等女子労働者の福祉の増進に関する法律」。
 女子労働者にとって追い風が吹くことになったわけだが、この前月の4月、国は今までにない新たな制度を作った。まるで男女雇用機会均等法成立の前に、やっておかなければならなかったものであるかのように。
 それが、国民年金における「第3号被保険者」制度の創設だ。この制度こそ、「女性の貧困元年が1985年」と言われる、核心となるものだ。
 「第3号被保険者」は、自分で保険料を納付する必要がない人たちのことでもある。妻たちは自分で保険金を納めなくても、年金がもらえるような仕組みを作ってもらえたのだ。・・・
 結婚した女性は自ら経済力を得て社会保障制度に加入するのではなく、経済的には夫に従属し扶養されることに対して社会が補助金を与えるがごとく優遇したのである。・・・
 <また、>1987年に、新たに「配偶者特別控除」なるものが創設されたのは、・・・妻の収入状況に応じて、103万円以上の収入がある場合でも使える制度を導入して「パート問題」を解決するとともに、サラリーマン世帯の減税を図ろうと意図したのだ。・・・
 80年代、当時の自民党政権は日本社会のあるべき形を目指すべく、明確な方向に舵を切った。
 ・・・あるべき形とは「男性稼ぎ主モデル」という家族形態を指す。それは男性(夫)が稼いで妻子を養い、女性(妻)は夫に扶養されながら家事・育児・介護を行うというものだ。この「男性稼ぎ主モデル」が強化されたのが、まさに80年代だったという。・・・
 しかし、パートや派遣で働かざるを得ないシングル女性はどうなるのか。国が想定していなかった「男性に扶養されない女性」は現にいる。そして今、その数は1985年当時では、予想もできなかったほどの広がりをみせている。
 女性の生涯未婚率(50歳時点で一度も結婚したことのない人の割合)を見ると、1985年は4.3%だったが、2020年には16.4%に急増。母子世帯数は1988年に84万9200世帯だったが、2016年には123万1600世帯へと増加している。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/money/other/%E5%A4%AB%E3%81%AB%E5%BA%87%E8%AD%B7%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B%E5%B0%82%E6%A5%AD%E4%B8%BB%E5%A9%A6%E3%81%AF%E5%84%AA%E9%81%87%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%81%AF%E6%94%BE%E7%BD%AE%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%A7%E5%A5%B3%E6%80%A7%E3%81%AE%E8%B2%A7%E5%9B%B0%E3%81%8C%E3%81%AA%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E6%A0%B9%E6%9C%AC%E5%8E%9F%E5%9B%A0/ar-AA10a534?ocid=msedgntp&cvid=f805fe28de8b4f97a662f5524c8e872e

 戦後日本の女性が知らずして理想としているヒトかもね。↓

 「・・・夫と子を亡くしながらも、富子はたくましい。義視の子で義政の養子となった義植を将軍職に擁立。その義植からも反発を受けると、今度は堀越公方・足利政知の子、義澄を将軍につけて、自身の権力を手放さなかった。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E6%95%99%E7%A7%91%E6%9B%B8%E3%81%AF-%E5%BF%9C%E4%BB%81%E3%81%AE%E4%B9%B1%E3%81%AE%E5%8E%9F%E5%9B%A0-%E3%81%A8%E6%9B%B8%E3%81%8F%E3%81%8C-%E6%97%A5%E9%87%8E%E5%AF%8C%E5%AD%90%E3%82%92-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%B8%89%E5%A4%A7%E6%82%AA%E5%A5%B3-%E3%81%A8%E5%91%BC%E3%81%B6%E3%81%AE%E3%81%AF%E7%94%B7%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AE%E5%AB%89%E5%A6%AC%E3%81%AB%E3%81%99%E3%81%8E%E3%81%AA%E3%81%84/ar-AA10a79d?ocid=msedgntp&cvid=7ff0f6df3a19468eb12aa71ad4197659

 タイトルは知っていても、話の中身を全く思い出せない昔話がいくつかあるな。
 どうしてだろ?↓

 「日本好き外国人が衝撃を受けた「日本の昔話」3つ 昔話は日本の考え方や文化を知る方法だけど・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%A5%BD%E3%81%8D%E5%A4%96%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E3%81%8C%E8%A1%9D%E6%92%83%E3%82%92%E5%8F%97%E3%81%91%E3%81%9F-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%98%94%E8%A9%B1-3%E3%81%A4-%E6%98%94%E8%A9%B1%E3%81%AF%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E8%80%83%E3%81%88%E6%96%B9%E3%82%84%E6%96%87%E5%8C%96%E3%82%92%E7%9F%A5%E3%82%8B%E6%96%B9%E6%B3%95%E3%81%A0%E3%81%91%E3%81%A9/ar-AA108xR2?ocid=msedgntp&cvid=6aec26f45e3e43fdab9fdb7e9401f769

 「御前会議」での昭和天皇の杉山への御下問内容・・戦争全体ではなくあくまでも南方作戦に関するものだった(コラム#省略)・・を捻じ曲げてまでして昭和天皇ヨイショをやっちまってる筆者のような人物ばかりだったから、戦後日本は脳死したんだよな。↓

 「昭和天皇は太平洋戦争に反対だった…それでも国家意思として開戦を決めた「御前会議」で話し合われたこと・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e6%98%ad%e5%92%8c%e5%a4%a9%e7%9a%87%e3%81%af%e5%a4%aa%e5%b9%b3%e6%b4%8b%e6%88%a6%e4%ba%89%e3%81%ab%e5%8f%8d%e5%af%be%e3%81%a0%e3%81%a3%e3%81%9f%e2%80%a6%e3%81%9d%e3%82%8c%e3%81%a7%e3%82%82%e5%9b%bd%e5%ae%b6%e6%84%8f%e6%80%9d%e3%81%a8%e3%81%97%e3%81%a6%e9%96%8b%e6%88%a6%e3%82%92%e6%b1%ba%e3%82%81%e3%81%9f%ef%bd%a2%e5%be%a1%e5%89%8d%e4%bc%9a%e8%ad%b0%ef%bd%a3%e3%81%a7%e8%a9%b1%e3%81%97%e5%90%88%e3%82%8f%e3%82%8c%e3%81%9f%e3%81%93%e3%81%a8/ar-AA10ad8o

 モンゴルの軛症候群患者の症状を的確に描写。↓

 「桂太郎内閣で内閣書記官長や文相を務めた山口県出身の官僚・政治家柴田家門(1863~1919年)の長男宅に、日露戦争の宣戦布告(1904年2月10日)の詔勅草案が残されていた・・・
 戦争開始を宣言する内容はほぼ同じだが「領土に対する露国の欲望は延ひて」「陸海軍備に対し異常なる拡張を加へ」「其責任挙て露国に在り」など明治天皇が署名した最終稿とは異なる表現が多かった。」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E6%97%A5%E9%9C%B2%E6%88%A6%E4%BA%89%E5%AE%A3%E6%88%A6%E5%B8%83%E5%91%8A%E3%81%AE%E8%A9%94%E5%8B%85%E8%8D%89%E6%A1%88%E7%99%BA%E8%A6%8B-%E9%9C%B2%E5%9B%BD%E3%81%AE%E6%AC%B2%E6%9C%9B%E3%81%AF%E5%BB%B6%E3%81%B2%E3%81%A6-%E3%81%A8%E9%9D%9E%E9%9B%A3/ar-AA1099bj?ocid=msedgntp&cvid=4d4038e89e114820ab3f20fe5bde73cf

 「独り有司」を、「政府部内の秀吉流日蓮主義/島津斉彬コンセンサス信奉者たる事実上の最高権力者達」、と言い換えれば、まさに、その体制が、終戦まで維持されたってわけだ。↓

 「・・・辞めた参議5人のうち西郷を除く4人は、日本で初めての自由民権派政党である「愛国公党」を結成。「民撰議院設立建白書」を政府に提出している。建白書では、こんな訴えがなされた。
 「政権の帰する所を察するに、上帝室に在らず、下人民に在らず、しかも独り有司に帰す」
 今は政治権力が天皇にも人民にもなく、官僚による独裁が行われている……と現政権の深刻な問題点を指摘。閣議で決定した西郷の朝鮮派遣をひっくり返した大久保や岩倉具視の横暴さを非難した。
 「税を納める者は政治に参画する権利を有する」
 そう主張して、民撰議院を設立して「天下の公議」を政治に反映させるべきだとした。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E5%A4%A7%E4%B9%85%E4%BF%9D%E5%88%A9%E9%80%9A%E3%81%8C-%E5%AD%A4%E7%8B%AC%E3%81%AE%E6%A8%A9%E5%8A%9B%E8%80%85-%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E7%B4%8D%E5%BE%97%E3%81%AE%E8%83%8C%E6%99%AF-%E5%AF%BE%E7%AB%8B%E3%81%97%E3%81%9F%E8%A5%BF%E9%83%B7%E9%9A%86%E7%9B%9B%E3%81%AE%E4%B8%8B%E9%87%8E%E5%BE%8C-%E8%87%AA%E3%82%89%E3%81%AB%E6%A8%A9%E5%8A%9B%E3%82%92%E9%9B%86%E4%B8%AD/ar-AA1091oI?ocid=msedgntp&cvid=2152704ff64448fdb57e263a59c92816

 一応納得。↓

 「・・・従来、源頼家の嫡男は一幡と考えられていた。しかし坂井孝一氏は、頼朝が頼家の正室に選んだのは源氏一門の賀茂(足助)重長の娘「辻殿」であり、彼女が産んだ善哉(のちの公暁)こそが頼家の嫡男であったと主張している。
 賀茂重長は源為朝(頼朝の叔父)の娘を妻としており(『尊卑分脈』)、その間に生まれた辻殿は比企氏出身の若狭局より血統・家格の点で明らかに上だった(NHK新書、2022年)。
 この坂井説が正しければ、比企能員は頼朝の遺命に反する形で、自分の外孫を次期鎌倉殿に就けようと画策したことになり、御家人たちの比企氏への反発は、歴史学界が従来想定していた以上に大きかっただろう。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E5%91%8A%E3%81%92%E5%8F%A3-%E6%A0%B9%E5%9B%9E%E3%81%97-%E5%A4%9A%E6%95%B0%E6%B4%BE%E5%B7%A5%E4%BD%9C-%E5%8C%97%E6%9D%A1%E6%B0%8F%E3%81%AE%E9%9D%A2%E3%80%85%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E8%AC%80%E7%95%A5%E3%81%AE%E6%95%B0%E3%80%85-%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E5%AE%B6%E3%81%8C%E8%A6%8B%E3%82%8B-%E9%8E%8C%E5%80%89%E6%AE%BF%E3%81%AE13%E4%BA%BA-%E7%AC%AC28-29%E8%A9%B1/ar-AA10a4rX?ocid=msedgntp&cvid=104f1629a761427ab446450d541381d3

 日・文カルト問題。↓

 <報道価値、認める。↓>
 「日本のユーチューバー議員が獲得した28万票・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/07/29/2022072980121.html
 <同じく。↓>
 「「世界最長寿国」日本にコロナショック…平均寿命、10年ぶりに縮む・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/293794
 <これもそう。↓>
 「日米、次世代2ナノ半導体共同開発へ・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/293787
 <これも一応そう。↓>
 「韓国外交部「強制徴用解決策に努力中」…最高裁に意見書提出・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/293786
 <安倍氏の死は世界を動かす。↓>
 「安倍元首相銃撃に驚いた? 北朝鮮当局が金正恩総書記を「密着警護」–写真・映像に警護員多数写り込み 執権直後の2012年以来・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/08/01/2022080180006.html

 そりゃそうだが、だから何さ。
 ドイツとオーストリアは別の国だろ。↓

 「・・・やはり、清王朝の台湾征服の17世紀後半以降、多くの中国人が大陸から台湾にやって来て、台湾を中国化したとする一般の通説が正しいと言えるでしょう。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%81%9D%E3%82%8C%E3%81%A7%E3%82%82-%E5%8F%B0%E6%B9%BE%E4%BA%BA%E3%81%AF%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%84-%E3%81%A8%E4%B8%BB%E5%BC%B5%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%AF%E7%84%A1%E7%90%86%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8B-%E4%BF%9D%E5%AE%88%E6%B4%BE%E3%81%8C%E3%81%9D%E3%81%86%E8%A8%80%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%84%E6%B0%97%E6%8C%81%E3%81%A1%E3%81%AF%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8B%E3%81%8C/ar-AA109Kv2?ocid=msedgntp&cvid=7ff0f6df3a19468eb12aa71ad4197659

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <定番。↓>
 「中国でサッカー東アジア選手権の論評―基本に忠実な日本、タフな韓国、“ないないづくし”の中国・・・中国のポータル/ニュースサイトの網易・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b898633-s25-c50-d0198.html
 <別の意味で定番。↓>
 「日本と中国でまったく違う!? 8つの生活習慣・・・中国のテレビ番組「淘最霓虹」の微信公式アカウント・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b898472-s25-c30-d0202.html
 <内政干渉はダメよ。↓>
 「サッカー韓国代表ベント監督に解任論、E-1選手権で日本に0-3完敗・・・中国ポータルサイトの網易・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b898661-s39-c50-d0192.html
 <健闘を祈る。↓>
 「ファーウェイ・ジャパンが新製品を発表、「個別製品の評価だけでは不足」時代に突入・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b898644-s25-c20-d0198.html

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太田述正コラム#12908(2022.8.1)
<伊藤之雄『山県有朋–愚直な権力者の生涯』を読む(その50)>

→非公開