太田述正コラム#13829(2023.11.4)
<皆さんとディスカッション(続x5703)>

<太田>

 安倍問題/防衛費増。↓

 <安倍改憲なーんてもんを忘れてさえくれれば、それでよろしい。↓>
 「岸田内閣、支持率上昇のための秘策は「愛子天皇」 来春までに「女性天皇」決着目指すか・・・」
https://www.bing.com/ck/a?!&&p=ba9eaa9259c96c45JmltdHM9MTY5ODk2OTYwMCZpZ3VpZD0yMjNmZmU1Ni0xN2NkLTYwMjQtMDY0NC1lYzEzMTZiODYxYWUmaW5zaWQ9NTE4OQ&ptn=3&hsh=3&fclid=223ffe56-17cd-6024-0644-ec1316b861ae&psq=%e6%84%9b%e5%ad%90%e3%80%80%e5%86%85%e9%96%a3&u=a1aHR0cHM6Ly93d3cubmV3cy1wb3N0c2V2ZW4uY29tL2FyY2hpdmVzLzIwMjMwOTIzXzE5MDYxNTEuaHRtbD9ERVRBSUw&ntb=1

 ウクライナ問題。↓

 <ふんばれー。↓>
 「・・・ウクライナ側はここ数週間でレオパルト十数両、T-64やT-72両戦車を計20~30数両失った。それに対して、ロシア側はアウジーイウカを攻略しようとして失ったT-62、T-64、T-72、T-80、T-90各戦車は合計で数百両にのぼる可能性がある。・・・
 苦境ウクライナ軍、南部反攻の旅団をアウジーイウカ防衛に投入・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d97a98142f9601dcd569e7beafd4df6c2dce517
 <確かにビョーキ・・モンゴルの軛症候群・・だって「価値観、文化」かもね。↓>
 「「価値観、文化守る戦い」 ロシア大統領、侵攻を正当化・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/54dce1391d0b852a7f03a1e40c0d695205f71ab7

 ガザ戦争。↓

 <助かったゴーン。↓>
 「ヒズボラ指導者、米にガザ攻撃停止を要請 中東「広域戦争」警告・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/money/markets/%E3%83%92%E3%82%BA%E3%83%9C%E3%83%A9%E6%8C%87%E5%B0%8E%E8%80%85-%E7%B1%B3%E3%81%AB%E3%82%AC%E3%82%B6%E6%94%BB%E6%92%83%E5%81%9C%E6%AD%A2%E3%82%92%E8%A6%81%E8%AB%8B-%E4%B8%AD%E6%9D%B1-%E5%BA%83%E5%9F%9F%E6%88%A6%E4%BA%89-%E8%AD%A6%E5%91%8A/ar-AA1jlo0n?ocid=msedgntp&cvid=673e12e6765a4e6c961bbcb231eaa944&ei=41

 それでは、その他の国内記事の紹介です。↓

 羽柴と豊臣の使い分け方がイマイチよく呑み込めんなあ。↓

 「・・・関ヶ原・・・合戦を契機に、「大老」筆頭であり、政権執政であり、諸大名中もっとも政治的地位が高かった徳川家康と、その子秀忠・秀康は、羽柴名字を廃し、本来の徳川名字あるいは松平名字を称するようになったのである。このことが持つ外見的な意味合いは大きいといわねばならない。
 それまで家康は、羽柴家の「御一家」の一員として、政権執政の立場にあったという体裁がとられていたのであったが、以後は「御一家」を名目にするのではなく、合戦勝利者として、政権執政にあたることを意味するものとなったからである。・・・
 <また、>合戦の結果、家康が諸大名に対する領知宛行権を掌握したのは、確かなことと考えられる。そうして慶長7年(1602)からは、家康による領知宛行状もみられるようになっていくことになる。」
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E7%9F%B3%E7%94%B0%E4%B8%89%E6%88%90%E3%81%AE%E9%A0%98%E5%9C%B0%E3%81%AF%E4%BA%95%E4%BC%8A%E7%9B%B4%E6%94%BF%E3%81%B8-%E9%96%A2%E3%83%B6%E5%8E%9F%E5%90%88%E6%88%A6%E3%81%AB%E5%8B%9D%E3%81%A1680%E4%B8%87%E7%9F%B3%E4%BB%A5%E4%B8%8A%E3%81%AE%E6%89%80%E9%A0%98%E9%85%8D%E5%88%86%E6%A8%A9%E3%82%92%E6%89%8B%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%9F%E5%AE%B6%E5%BA%B7%E3%81%8C%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%93%E3%81%A8/ar-AA1jm2sc?ocid=msedgntp&cvid=673e12e6765a4e6c961bbcb231eaa944&ei=34

 三法師の最期ねえ。↓

 「まだ20代だった信長の後継者を襲う悲劇的な最期 「織田秀信」天下人に翻弄され関ヶ原の前に降る・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E3%81%BE%E3%81%A020%E4%BB%A3%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F%E4%BF%A1%E9%95%B7%E3%81%AE%E5%BE%8C%E7%B6%99%E8%80%85%E3%82%92%E8%A5%B2%E3%81%86%E6%82%B2%E5%8A%87%E7%9A%84%E3%81%AA%E6%9C%80%E6%9C%9F-%E7%B9%94%E7%94%B0%E7%A7%80%E4%BF%A1-%E5%A4%A9%E4%B8%8B%E4%BA%BA%E3%81%AB%E7%BF%BB%E5%BC%84%E3%81%95%E3%82%8C%E9%96%A2%E3%83%B6%E5%8E%9F%E3%81%AE%E5%89%8D%E3%81%AB%E9%99%8D%E3%82%8B/ar-AA1jmlQP?ocid=msedgntp&cvid=673e12e6765a4e6c961bbcb231eaa944&ei=12

 朝鮮も琉球も確かに明の属国だったことが分かるな。↓

 「細川氏と大内氏の覇権争いが「国際問題」になった「寧波の乱」・・・
 この事件に対し、明側は首謀の大内方関係者を捕縛することができず、結局、宋素卿と細川方の人物を拘留して尋問を行った。そして5ヵ月後の10月に、大内方逃亡者のうちの「中林(ちゅうりん)」と「望古多羅」(マゴタロウか)という二名の日本人捕虜と首級三三が、朝鮮国王の使者によって明に届けられた・・・。科道官による捜査と刑部の審理を経た嘉靖(かせい)4(1525)年4月、皇帝は、細川方の宋素卿と大内方の「中林」「望古多羅」の二名に死罪を命じた。それと同時に、日本に対しては、大内船の正使謙道宗設(けんどうそうせつ)ら暴動当事者の身柄引き渡しを求める勅諭を、琉球を仲介として伝えた。さらに、拘留されていた細川方の関係者には無罪帰国が許され、これも琉球を仲介して日本に送還されることになったのである・・・。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/49c28201800c5b5e946a95eb2ab87e2a7c898f67

 引用前段は、紫式部が人間主義者だった、というだけのこと。↓

 「・・・紫式部が、高貴な女主人に同じ人間としての苦しみを見るだけでなく、賤しい駕輿丁にすら自分を重ねるのは、先にも触れたように、希有な共感能力ゆえだろう。・・・彼女は、人ならぬ水鳥にさえ我が身を重ねていた。
 この「なりきり能力」があらゆる立場・身分の人物をもリアルに描く『源氏物語』を生んだわけだが……。こうした感想が出てくるのは、それだけ自分が対等でない、人間扱いされていないという実感があったからだろう。プライドが高いからこそ、それに見合わぬ低い現状とのギャップが苦しいのである。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/b6802df0995dfd0e32f0b56760170672c5de4367

 日・文カルト問題。↓

 <脱亜入欧されたことに心から同情を禁じえない。↓>
 「怖くて眠れない…. 最近日帰り旅行に行く人が増えた理由・・・
 トコジラミに対する恐怖はフランスを越えて韓国国内にも広がっている状況だ。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E6%80%96%E3%81%8F%E3%81%A6%E7%9C%A0%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84-%E6%9C%80%E8%BF%91%E6%97%A5%E5%B8%B0%E3%82%8A%E6%97%85%E8%A1%8C%E3%81%AB%E8%A1%8C%E3%81%8F%E4%BA%BA%E3%81%8C%E5%A2%97%E3%81%88%E3%81%9F%E7%90%86%E7%94%B1/ar-AA1jjjl3?ocid=msedgntp&cvid=ddd45a230b3943fba9a3bf3cad78a2cd&ei=44
 <ご愛顧に感謝ってことにしとこ。↓>
 「・・・壮大なテーマを作品に込めてきた宮崎監督が、今回の作品に関しては「孫が誇りに思ってくれるような映画を作りたかった」と言った。社会へのメッセージを込めた作品ではなく、自身の引退を見届ける家族へのプレゼントだというわけだ。今年2月に日本で行われた非公開の試写会で、宮崎監督は「見ている間、何が何だか分からなかったことでしょう。正直言って私もそういう部分がありました」と打ち明けたという。・・・
 これまでの作品のように各シーンに綿密な伏線と仕掛けを張り巡らせながら教訓を伝えるというよりも、自身が本当に伝えたいこと、孫に残したいストーリーを、あまり気負わずに描いたのではないかと思えてくる。・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/11/01/2023110180300.html
 <そう思いたいことはよく分かったよ。↓>
 「・・・日本の20年の詐欺犯罪発生件数は3万468件で、韓国の8.6%にすぎない。10万人当たりで計算すると、日本は24件で、韓国の683件と比べると3.5%にすぎない。19年の犯罪全体に占める詐欺の割合が日本が4.3%であるのに対し、韓国は30.1%とはるかに高い。それで「大韓民国は詐欺共和国なのか」と恥ずかしくなる。しかし、日本の司法機関は個人の告訴・告発を簡単に受理しないほか、訴訟よりも交渉と調整を通じて問題を解決することをはるかに好む日本の文化的特性を考慮すれば、韓日の詐欺犯罪の差は数字よりはるかに小さい可能性がある。・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/11/02/2023110280132.html
 <常連のこんな教授には退場を。↓>
 「「韓服嘲弄」日本議員「差別していない」…徐坰徳教授「極右の典型的手法」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/310969
 <ま、いーでしょ。↓>
 「「倍返し」の日本…イスラエルから韓国人含む46人乗った輸送機が東京到着・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/310986
<カッコつけなさんな。↓>
 「『帝国の慰安婦』事態を読む・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/310957

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <英語媒体より。
 どっちも知らんかったなあ。↓>
 ・・・the 1967 massacre of more than 9,000 people by Communist party cadres in Dao County, who threw the bodies of “class enemies” into a river to decompose; the starvation and cannibalismof thousands of prisoners at Jiabiangou, a labour camp in Gansu, in the late 1950s.・・・
https://www.theguardian.com/books/2023/nov/01/sparks-by-ian-johnson-review-chinas-underground-historians
 <邦語媒体より。
 日中交流人士モノ。↓>
 「中国のテレビ局・上海広播電視台のテレビ番組「中日新視界」が主催した「もしもし上海」日本の大学ツアーが10月26日から11月2日まで、東京、大阪、神戸の3都市で行われた。番組スタッフは青山学院大学と神戸市外国語大学、大阪公立大学を訪問し、大学生と交流した。・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2023/1103/c94475-20093023.html
 <次に、人民網より。
 報道価値なし。↓>
 「福島原発汚染水の3回目の海洋放出開始について在日本中国大使館報道官がコメント・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2023/1103/c94474-20092845.html
 <ここからは、レコードチャイナより。
 総体継受、継続中。↓>
 「中国紙・環球時報は・・・、日本のアニメ文化の海外進出の経験は中国の参考になるとの文章を掲載した。著者は中国伝媒大学文化産業管理学院副研究員の何震(ハー・ジェン)氏・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b922951-s25-c30-d0052.html
 「中国メディアの九派新聞はこのほど、日本人の「週末婚」「別居婚」「卒婚」について取り上げた。・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b922877-s25-c30-d0192.html
 <どうしょうもないこった。↓>
 「・・・華字メディアの日本華僑報網は、「一度の食事のために無条件で服従する日本の少女たち」と題して日本で社会問題になっている「神待ち少女」について紹介する文章を掲載した。・・・」

https://www.recordchina.co.jp/b923001-s25-c30-d0193.html

 一人題名のない音楽会です。
 Villain(悪役)のクラシック曲の第3弾です。

Alexander Litvinovsky(注) Pélleas et Mélisande (Suite for String Orchestra) 38.24分 指揮:Pavel Lyubomudrov 弦楽団:Metamorphose String Orchestra
00:00 I. Ils étaient comme des enfants (They were like children)
04:04 II. Des pas dans le château (Steps in the castle)
06:52 III. Galliard. Navire dans la tempête (Galliard. Ship in a storm)
09:31 IV. La grotte. Lac souterrain (Grotto. Underground lake)
13:31 V. Procession du crepuscule (Twilight procession)
16:13 VI. Ballade. Les trois sœurs aveugles (Ballad. Three blind sisters)
19:23 VII. La chasse commence (The hunting begins)
22:29 VIII. Menuet. Sous la fenêtre de la tour (Minuet. Under the tower window)
25:51 IX. Mélisande au rouet (Mélisande at the spinning wheel)
28:54 X. Les ombres dans le jardin (Shadows in the garden)
31:59 XI. Duel. Épée de jalousie (Duel. Sword of jealousy)
34:43 XII. Mort de Mélisande (Death of Mélisandre)
https://www.youtube.com/watch?v=SF3ED9dJOjM

(注)Aljaksandr Fjodarawitsch Litwinouski(1962年~)。’a Belarusian composer of contemporary classical music. His works are influenced by the music of Igor Stravinsky, but also by the Baroque, Classical and Romantic periods and therefore range equally from tradition to avant-garde.’

https://de.wikipedia.org/wiki/Aljaksandr_Litwinouski

<太田>

一 早生れ

 ずっと前にも同じ話を取りあげたことがあったと思うが、早生れ(2月)の私自身はずっとトクをしてきたという意識だがなあ。↓

 「「早生まれ」<は>・・・不利<。>・・・統計学的には「学力」「将来の年収」に明らかな差が・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E6%97%A9%E7%94%9F%E3%81%BE%E3%82%8C-%E3%81%A8-%E9%81%85%E7%94%9F%E3%81%BE%E3%82%8C-%E6%9C%89%E5%88%A9-%E4%B8%8D%E5%88%A9%E3%81%82%E3%82%8B-%E7%B5%B1%E8%A8%88%E5%AD%A6%E7%9A%84%E3%81%AB%E3%81%AF-%E5%AD%A6%E5%8A%9B-%E5%B0%86%E6%9D%A5%E3%81%AE%E5%B9%B4%E5%8F%8E-%E3%81%AB%E6%98%8E%E3%82%89%E3%81%8B%E3%81%AA%E5%B7%AE%E3%81%8C/ar-AA1jm1qw?ocid=msedgntp&cvid=ddd45a230b3943fba9a3bf3cad78a2cd&ei=48

二 音楽

 YouTubeでずっと音楽を流していて、週一回はピアノを弾いてる私。
 文句ないねえ。↓

 「・・・本書では・・・、音楽を使って楽しく、効率的に頭をよくする方法を紹介している・・・。とはいえ「ピアノを演奏しましょう」というような難しい内容ではなく、勧められている内容はいたってシンプル。音楽を聴く、歌う、踊る、ドラムや太鼓を好きなように叩くなど、身近なことをするだけだというのです。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E9%A0%AD%E3%81%8C%E3%82%88%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%82%8B-%E8%84%B3%E3%81%8C%E8%A6%9A%E9%86%92%E3%81%99%E3%82%8B-%E9%9F%B3%E6%A5%BD-%E3%81%AE%E3%81%99%E3%81%94%E3%81%84%E8%81%9E%E3%81%8D%E6%96%B9/ar-AA1jeXar?ocid=msedgntp&cvid=05f9b19b8fbe4292baa7801334e778eb&ei=15

三 JBL

 サウンドバー選びの過程で、突然、JBL「通」になっちまったボク。↓

 「JBLの名機ハーツフィールドをステレオ配置 こだわりの音色に包まれるミュージックパブ&カフェが岡山に・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/jbl%E3%81%AE%E5%90%8D%E6%A9%9F%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%84%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%82%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AC%E3%82%AA%E9%85%8D%E7%BD%AE-%E3%81%93%E3%81%A0%E3%82%8F%E3%82%8A%E3%81%AE%E9%9F%B3%E8%89%B2%E3%81%AB%E5%8C%85%E3%81%BE%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%91%E3%83%96-%E3%82%AB%E3%83%95%E3%82%A7%E3%81%8C%E5%B2%A1%E5%B1%B1%E3%81%AB/ar-AA1jk2cB?ocid=msedgntp&cvid=673e12e6765a4e6c961bbcb231eaa944&ei=28

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太田述正コラム#13830(2023.11.4)
<渡邊義浩『漢帝国–400年の興亡』を読む(その31)>

→非公開