太田述正コラム#15203(2025.9.21)
<皆さんとディスカッション(続x6384)/映画評論449:ルーム>

<太田>

 安倍問題/防衛費増。↓

 <とんでもハップン。ヤツら、自民党の党是・・再軍備やるやる詐欺・・に忠実なだけだよー。↓>
 「【ポスト石破】橋下氏「信用できない」有力総裁候補に砲撃 普段は強烈発言で人気も会見で曖昧逃げたと→「いざとなったら旗降ろした」残念です・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e4666205c16d43ca31c798d7c31c1c7c13c4e77d
 <脳死国にそんなもん持たせなくてよろし。↓>
 「原子力潜水艦を念頭に「次世代動力研究を」防衛省有識者会議が報告書・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/politics/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E6%BD%9C%E6%B0%B4%E8%89%A6%E3%82%92%E5%BF%B5%E9%A0%AD%E3%81%AB-%E6%AC%A1%E4%B8%96%E4%BB%A3%E5%8B%95%E5%8A%9B%E7%A0%94%E7%A9%B6%E3%82%92-%E9%98%B2%E8%A1%9B%E7%9C%81%E6%9C%89%E8%AD%98%E8%80%85%E4%BC%9A%E8%AD%B0%E3%81%8C%E5%A0%B1%E5%91%8A%E6%9B%B8/ar-AA1MRHyA?ocid=msedgntp&cvid=861f88e8acd34b1ee3b5109afebcc949&ei=98
 <個人的にはパレスチナ国家承認なんてナンセンス極まると思ってるけど、日本政府のこの決定は、単に、宗主国サマの指示に従ったもの。↓>
 「日本政府、パレスチナ国家承認を見送りへ 首相は国際会議欠席見通し・・・
 親イスラエル姿勢を取ってきたトランプ政権は、パレスチナの国家承認に反対。日本政府関係者によると、米側から国家承認に反対する意向が伝えられていたという。
 パレスチナの国家承認を表明した国は、これまでに約150カ国にのぼる。
https://digital.asahi.com/articles/AST9J4H4TT9JUTFK01XM.html?comment_id=37913&iref=comtop_Appeal3#expertsComments
 <続投が決まったのかと思ったらまだ決まってないのね。なんちゅうこった。↓>
 「「居座り」で残った後味の悪さ 経済同友会の新浪代表幹事 過去の発言への称賛が失望に・・・」
https://www.sankei.com/article/20250921-6KIE7M7MWRJZ3HGUM7UVCRHGBU/

 ウクライナ問題/ガザ戦争。↓

 なし。

 妄想瘋癲老人米国。↓

 <いや、北米大陸へのイギリスからの移民に行き着くざますよ。↓>
 「・・・今のアメリカ社会の混迷や分断は、その根っこを辿って行くとヴェトナム戦争に行き着くんじゃないか・・・」
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/38731?utm_source=headlines.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=relatedLink

 それでは、その他の国内記事の紹介です。↓

 日米交流人士モノ。
 筆者が黒人だからか、Politically correct過ぎてあんまし面白くないが・・。↓

 Tokyo with a family: Big sights, big flavors, and a celebration of travel・・・
https://www.csmonitor.com/World/Asia-Pacific/2025/0920/tokyo-shibuya-crossing-family-travel

 この疑問(だけ)は正しい。↓

 「・・・史料のみをつなぎ合わせ再構成したものが本当に“事実”と言えるのか・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/77523225791d30384ed036074d8e6cccac7d96ad

 ※の箇所は、定信がいやいややらされたもの、というのが私の見立て。↓

 「・・・寛政の・・・改革<では、>・・・
 江戸市中では幕府と町民共同で「七分積金」という基金を積み立てて、道路や上下水道の修繕費用に充て、また長谷川平蔵の献策といわれる、石川島人足寄場(犯罪者の自立支援)も設置しています。
 さらに学問では朱子学以外を禁じ、蘭学者を公職から追放、洒落本などは風紀を乱すとして取締りの対象としました。<※>
 定信は海防を説く林子平の『海国兵談』を幕政に口を挟むものとして発禁処分としますが、海防の必要性は痛感しており、江戸湾防備に着手する一方、海防政策に乗り出したところで、老中を罷免されました。・・・」
https://rekishikaido.php.co.jp/detail/4861

 そもそも罪刑法定主義だし、処罰だって重くない、ってことにこそ注目すべき。↓

 「・・・文武の基本に立ち返るように厳しく説く松平定信の治世においては、御政道とは関係なくても、洒落本だというだけで、公序良俗に反するとして排除された。・・・前年には洒落本の事実上の禁止令が出されていた。蔦重に御政道を風刺した「前科」があったことも影響しただろう。  結局、京伝は手鎖50日に処せられ、蔦重は財産半減の処分を受ける。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b7795b71ad20e87696f8d41ebf91efe191e3172

 ぶつ切り出たとこ勝負史観がここにも。↓

 「・・・結果として、江戸の打ちこわし、そして家斉に提出された御庭番の報告が、寛政改革を導いたのである。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/9778b796f34d0a761a10df6db8d69f4a7874e592

 だから、家治が死んで家斉が将軍になった時点で、こんな田沼が直ちに完全失権しなかった方がおかしいのよね。↓

 「・・・将軍が交代すると、将軍の側近団は入れ替わるのが通例である。綱吉の側用人として権勢をふるった柳沢吉保が新将軍・家宣の就任を機に辞職したのは典型的な事例だが、家治の代に入っても意次は御側御用取次を続けた。家治が家重の指示に従ったからであった。・・・
 明和6年(1769)8月には、側用人から老中格に昇進する。幕政を取り仕切る老中並みの権限が与えられたが、注目すべきは側用人ではなくなったにも拘わらず、その職務を続けるよう命じられたことである。同9年(1772)1月には老中に昇格するが、側用人の職務も継続している。・・・
 江戸城のなかで、将軍が日常生活を送るとともに政務を執る空間は中奥だが、中奥に入れたのは側用人や御側御用取次、小姓衆、小納戸衆、将軍の脈を執る奥医師ぐらいであった。
 そのため、老中が政務について将軍に上申する時は、中奥に出入りできる側用人たちを通して案件を取り次がせた。中奥で説明を受けた将軍は何らかの指示を側用人たちに与え、彼らを老中が詰める御用部屋に赴かせ、その意を伝言させた。
 老中は政治向きについての決裁を仰ぐ際、直接将軍には拝謁できないシステムとなっていたのである。・・・」
https://rekishikaido.php.co.jp/detail/12397

 そうかねえ。
 少なくとも、息子の家綱といい勝負だな。
https://news.kodansha.co.jp/books/7451 ↓

 「・・・家光の絵は完全に独創的で、ある意味オリジナリティにあふれていましたが、裏を返せばそれは「真似ることができない、知的能力に問題がある」ことの証明でもありました。実際、あの絵を見た私は、「家光って馬鹿なんじゃないか」と思わざるを得ませんでした。それほどに彼の絵は衝撃的に下手だったのです。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/37c34dd32ec2657a21986a4bc69e443997b4ab97

 日・文カルト問題。↓

 <日韓交流人士モノ。呆れた。↓>
 「「飛行機代込みでも格安」 日本人女性に日帰り韓国美容旅行が人気–ソウル・江南の皮膚科 リフティングが日本の半額–帰国時は仁川空港で化粧品購入・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2025/09/13/2025091380015.html
 <同じく日韓交流人士モノだが、報道価値なし。↓>
 「日本自民党の鶴保庸介参院議員が17日、ホワイトハッカーを体系的に養成してきた韓国情報技術研究院(KITRI)BOBセンターを訪問した。・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/338897
 <韓国系フェチ記事だが、伊丹潤、フー?↓>
 「朝鮮白磁に感嘆した伊丹潤、節制の建築を紡ぐ・・・」
https://www.donga.com/jp/article/all/20250920/5859523/1

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <中央日報より。
 731の方は非難されて当然だが、それにしても、やり過ぎだぞ、習ちゃん。↓>
 「中国、反日超えて「嫌日」高まる…映画館で「国恥を忘れるな」と叫んだ観客・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/62292b5e9cc75839c215901be7461945bdf4c120
 <ここからは、レコードチャイナより。
 日中交流人士モノ。改めて、エライ!↓>
 「静岡県の城ケ崎海岸で海に転落した女性を救助した中国人観光客の男性が、当時の詳しい状況を語った。中国メディアの北京青年報が・・・報じた。・・・」

https://www.recordchina.co.jp/b960860-s25-c30-d0052.html

<太田>

 –HP新パソコン準備–

 表記が今週木曜に届いたら、HP旧パソコンの時の手順に従ってソフトの入れ込み等を行おうと、コラム#12129を見たら、ASUSパソコンの時の手順に従ってやったと書いてあったので、今度は、コラム#9990を見たら、「不必要」な煩瑣なことが一杯書いてあるので、しょげ返り、やっぱ、引っ越しソフトを使おうと有料ソフトを探したけれど、しっくりこないので、ひょっとして無料ソフトがないか改めて探したところ、これを発見。↓

無料ソフトで完全にpcのデータを引越しする方法 2025/04/10更新
https://jp.easeus.com/pc-transfer-software/pc-application-free-transfer-soft.html

 で、携帯パソコンではないけれど、MSIパソコンを買った時は、付属ソフトでもってHP旧パソコンから引っ越しをしていた(コラム#14649)ので、今回もそうすることにしたが、この付属ソフトの場合、新しく買ったパソコンで引っ越し操作を全てやったと思うが、今回の無料ソフトでは、引っ越し元の方でも操作が必要である点は異なる。

 
             –映画評論449:ルーム–

 今回の「『ルーム』(Room)は、2015年<の加・愛蘭・英・米>ドラマ映画<で、>フリッツル事件
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%84%E3%83%AB%E4%BA%8B%E4%BB%B6 (←知らない人がいない、余りにも悍ましい実話だ。)
を基に書かれたエマ・ドナヒューの小説『部屋』を原作としてい<て、>監督はレニー・エイブラハムソン、主演はブリー・ラーソンが務め<、>・・・第40回トロント国際映画祭で観客賞を受賞」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%A0_(%E6%98%A0%E7%94%BB)
したものであり、佳作。
 主演のラーソンは、既紹介(コラム#15125)。
 エイブラハムソン(Lenny Abrahamson。1966年~)は、アイルランドのトリニティ・カレッジ(物理学)と米国のスタンフォード大(哲学)を出ているアイルランド人の映画監督だが、旧宗主国英国のオックスブリッジをあえて避けているとしか見えないところは、いかにもアイルランド人らしい。

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太田述正コラム#15204(2025.9.21)
<古松崇志『草原の制覇–大モンゴルまで』を読む(その27)>

→非公開